「湯めぐり手形（1,300円）」で山形屋→クアガーデン→水明館の温泉巡り旅

2022/02/11 - 2022/02/12

日本三明泉のひとつ下呂温泉に、観光よりも温泉を目的に行って来ました。
食事や宿泊にはあまりお金をかけず、「湯めぐり手形」を利用して、水明館/山形屋のお風呂を堪能しました。
主な行程は、以下の様です。
2月11日
名古屋→下呂駅→温泉街散策→山形屋さん温泉→ラムネ屋さん宿泊
2月12日
下呂温泉合掌村→クアガーデン露天風呂→水明館さん展望風呂→下呂駅→名古屋

エリア 下呂温泉(岐阜)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

2月11日
時間はあるので、名古屋駅→下呂駅はワイドビュー飛騨（4700円/1時間45分）でなく、名鉄名古屋→新鵜沼駅→鵜沼駅→下呂駅（1960円/2時間30分）で、11時30分位に下呂駅に着きました。
途中では、飛騨川沿いの景観を楽しみました。

下呂駅に列車が着くと、賑わいます。
改札を出ると、某有名旅館が送迎バスを案内していました。

下呂駅 駅

下呂駅を出て右側に進むと、観光案内所がありました。
10カ所以上の下呂温泉の旅館/ホテルの3カ所を日帰り入浴できる「湯めぐり手形」（1,300円）やマップを入手しました。

将棋の駒のかたちをした手形の裏側に、シールが3枚貼ってあります。
下呂温泉内の20カ所近くから3カ所に日帰り入浴できます。
水明館や山形屋さんの日帰り入浴は、1,100円なのでお得です。
旅館によって日帰り入浴の時間は限られている（水明館さんは12:00-14:00）ので、パンフなどで確認することをお勧めします。

下呂温泉街へ行く途中で高さ5m程度の温泉タンク（湯元）が目に入り、気分が高まりました。
ここで温泉をくみ上げて、各旅館に供給している様です。

「せせらぎの小径」の橋上に、「キッド」をモチーフにした少し寂しげなチャップリンがいました。
2001年頃に「映画通り」構想があり、ハリウッドの造形アーチストに製作を依頼したそうです。
その話は頓挫してしまい、チャップリンだけが残った様です。

チャップリン像 名所・史跡

お土産店や足湯や「さるぼぼ神社」がある、「しらさぎ横丁」がありました。

しらさぎ横丁 お土産屋・直売所・特産品

「さるぼぼ神社」の毘沙門天です。

大黒天と寿老人です。
横丁内には、無料の足湯もあります。

下呂温泉内には何カ所も無料の足湯がありますが、せせらぎの小径沿いの「下呂ロイヤルホテル 雅亭」の足湯で、10分程度のんびりしました。

下呂温泉 下呂ロイヤルホテル雅亭 宿・ホテル

「下呂温泉」は、「ゲロゲロ」つながりの観光名所？がいくつかあります。
下呂温泉街にある「かえるの滝」は、高低差1m弱のちょろちょろの湧水でした・・・。

林羅山（江戸時代初期の儒学者）が、草津/有馬温泉と下呂温泉を日本三名泉に選んだそうです。
「林羅山 像」は、せせらぎの小径沿いの橋上にありました。
奥に見える白鷺の湯は400円で、無料の足湯も併設していました。

白鷺の湯 温泉

「加恵瑠神社」の「加恵瑠大明神」には、多くの参拝客が訪れていました。
観光施設らしいですが、少しでもご利益があって欲しいです。

「下呂発 温泉博物館」の入場400円ですが、「クアガーデン露天風呂」700円や「白鷺の湯」400円とのコラボチケット（1,000円）を販売していました。

下呂発温泉博物館 美術館・博物館

下呂温泉街を進むと、「猟奇館」（700円）のカンバンが目に入ります。

温泉街を歩き、河鹿通りを下呂駅方面に戻る途中で、クアガーデン露天風呂の食事処「食彩房 翔」で「鶏ちゃん定食」（1,080円）をいただきました。
たっぷりの生鶏が鉄板にのり10分程度加熱して、アツアツをいただきました。

食彩房 翔 グルメ・レストラン

昼食後に、山形屋さんのお風呂をいただきました。

飛騨川沿いに佇む丹心の老舗宿　下呂温泉山形屋 宿・ホテル

「湯めぐり手形」で内湯と露天風呂（1,100円）を利用できます。
14時頃だったので、入浴客はまばらでした。

右手前の冷凍庫に、アイスキャンディーが入っていました。

1時間以上つかってフロント脇のロビーでのんびりしました。
ひな祭り前だったので、5段のひな人形が飾ってありました。

飛騨川の河川敷に「下呂温泉 噴泉池」があり、現在は足湯として24時間開放されています。
混浴露天風呂として利用されていたそうですが、入浴時の水着着用ルールが守られず、2021年12月から足湯専用になったそうです。

5部屋程度の民宿兼食堂のラムネ屋さんに宿泊（素泊まり）しました。
小さな温泉風呂がひかれていて、チェックイン時に希望した時間に夜と朝などに30分程度つかることができました。

食堂・民宿　ラムネ屋 宿・ホテル

4畳半の部屋には布団が敷かれ、こたつが置いてありました。

2月12日
下呂駅前から出ている路線バスに乗り、10分弱で下呂温泉合掌村に着きました。
（入場料800円/人）
歩いても行けるようですが、かなりの急坂です。
白川郷などから移築した10棟の合掌家屋集落です。

下呂温泉合掌村 名所・史跡

「合掌の里」と「歳時記の森」の2つのエリアがあり、「合掌の里」は「旧大戸家住宅」や「民俗資料館」で合掌集落の生活文化を体験できます。

「しらさぎ座」では、下呂温泉のベテラン芸子さん？の踊りを15分程度楽しみました。

室内には、1000体を超える土雛の7段飾りが飾られていました。

当時の暮らしを再現した展示があったり、

様々な国のかえるの人形が並んでいたりしました。

円空（江戸時代の僧侶）ゆかりの「円空館」では、100体を超える円空が彫ったと言われる木像が並んでいます。

「歳時記の森」エリアにある、狛ガエルやカエルのガラガラが目に入る「かえる神社」です。

175ｍの森の滑り台 （100円/回）は、雪でお休みでした。

加恵瑠神社 寺・神社・教会

下呂温泉合掌村は下呂市街を外れた山中にあり、実際に人が住んでいる高山の合掌村とは趣が違います。

帰りは、一般道をから「せせらぎの小径」を歩きで戻りました。
下りだったので10分かからないくらいでした。
所々に雪が残っていました。

せせらぎの小径 名所・史跡

8:00から入浴可能な「クアガーデン」です。
階段を下りて、入場します。（温泉博物館との共通入場券もあります）
飛騨川に面した5種類くらいの露天風呂だけですが、箱湯などもあり結構楽しめます。

クアガーデン 露天風呂 温泉

お風呂から上がると、無料休憩処で水明館さんの日帰り入浴開始（12時）までの間のんびりしました。

水明館さんで、日帰り入浴（12時から14時）を楽しみました。
1階の野天風呂と9階の展望風呂が利用でき、ホテルプールの受付でどちらかを選びます。
9階の展望風呂（のエレベータ付近）からは、下呂の街が見渡せます。

下呂温泉 水明館 宿・ホテル

お風呂から上がった後は、1階の庭園で鯉をみたり、・・・

チェックインにはまだ早い広々としたロビーでは、のんびりとした時間が流れていました。
天皇陛下をはじめとした多くの著名人が訪れたり、芸能人のディナーショーが開催されたりしているホテルなので、ロビーには写真が飾られていました。

急ぐ旅でもなく、帰りも下呂→JR→鵜沼…名鉄新鵜沼→名古屋と2時間15分程度で戻ってきました。