2022/02/16 - 2022/02/16
605位(同エリア712件中)
mumuさん
石橋山の敗戦から、安房国に逃れた頼朝。
それから、1ヶ月余で鎌倉に入る事になります。
その安房では、頼朝縁の地や伝承の場所が沢山あるようです。
今回は、『吾妻鏡』に記載されている、「頼朝上陸の地(猟島)」「洲崎神社」「平松城趾」を訪ねる事にしました。
洲崎神社近くに、「矢尻の井戸」があるらしいので、そちらにも立ち寄る事ができそうです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
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頼朝上陸の地として、かなり立派な造りです。
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こちらの碑は、かなり損傷していました。
源頼朝上陸地 名所・史跡
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立派な石碑が、S55年にできています。
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昭和10年に千葉県が頼朝上陸地、8月29日として指定したようです。
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とても美しい海岸です。
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三浦半島は、すぐそこに見えます。
三浦義澄らは、26日夜に出たので、翌朝にはこの地に着いていたでしょう。
安西景益は、義澄にとっては、娘婿。
三浦軍は、近くの勝山城に、直ぐ行ったのではないかと想像してしまいます。 -
左手対岸の富士山は、雲がかかっています。
真鶴半島は、さらにまだ左手で、かなり遠いです。
漁船では、かなり大変だったのでは。 -
洲崎神社に行きました。
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海岸に「一の鳥居」があるとの事で、行ってみました。
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夕日が綺麗だそうです。
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さらに海側にある「御神石」が有名です。
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竜宮から2つ奉納され、一つは三浦半島に飛んでいって安房口神社に祀られているそうです。
2石で東京湾の入り口を守っているそうです。 -
洲崎神社の説明
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鳥居から洲崎神社随身門とその先の140段の階段(厄祓坂)
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左手に「頼朝公御手植えの子宝蘇鉄」がありました。
頼朝は、後に政子の安産祈願をします。
こちらは、安西景益が参拝。
同時に、三浦義村(大河では山本耕史さん)が別の神社に派遣され、吾妻鏡に初登場だったそうです。
あちらこちらに、安産祈願派遣をしたようですね。 -
長い階段を登って、途中で一休み。海を眺めます。
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さらに頂上から。これで、厄が祓えたでしょう。
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拝殿で参拝。
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この図によると、左手に頼朝縁の地があるようです。
階段を降りるより、良さそうです。 -
ありました。
頼朝公の笠掛けの松 -
松はもう何代目でしょうか。
ここから「あれ見様、笠掛けて」と頼朝公が言われて、集落の名になったと書かれています。 -
富士見鳥居の石碑
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富士山が見えます
頼朝公もここに立たれたのか。
9月5日、この山道から神社に入られたという事でしょうか。 -
山道を降りると養老寺に着きました。
保育園を通り抜けて、洲崎神社に戻ります。 -
ここからは、本当に、富士山が大きくみえますね。
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房総フラワーラインを少し走ると「矢尻の井戸」がありました。
後ろにも屋根のある井戸らしい造作があったのですが、当時の井戸とはとても思えず。水があるこの辺りが、その場所なのかしら。。 -
この辺りの私有地を観光のために寄付された方の石碑がありました。
どうやら、義経記などでは、頼朝上陸場所として「洲崎」説があるようです。
命からがらこの地に辿り着いて、喉が渇いた皆のために、頼朝が矢尻を突くと水が湧き出たという事のようでした。 -
その先に「源頼朝公上陸地」の館山市長による石碑が雑草の中にありました。
よく見ると、この石碑には、8月28日となっていました。
最初こちらに流れ着いて、それから三浦軍と合流するため、猟島に再上陸という事でしょうか。
洲崎の漁師が、道案内したとも言われているようです。 -
安西氏のもう一つの城、平松城趾に行ってみました。
ここから、700m行った所のようでした。 -
途中で、民家の中に入っていく感じで。
断念しました。 -
この辺りにあったのかな?
川からのアクセスができたようなので、別の道があったのかもしれません。
この他にも伝承地は多く、また訪ねてみたいです。
伝承地の地図を眺めていると、頼朝公は、上陸後しばらくは三浦軍と海路移動していたのでは?と思ってしまいます。
クルーズ旅の方が楽ですものね。
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