2022/02/13 - 2022/02/16
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mom Kさん
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ずいぶん前のこと。 フェリー船内で 一人旅の女性と 出会った。
”何処から来て 何処へ行くのか”が
目が合った時の旅人挨拶。
彼女は、「黒島なんです。ずっと黒島だけに行ってるんです。宿もずっと同じなんです。」
にこにこして、それだけを繰り返す。ターミナルに着いてしまった。
これが最近私の心の底から浮上してきて、困った。
何があるんだ、黒島。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 船 徒歩
PR
-
石垣港発フェリー、黒島行き時刻まで2時間はある。
ターミナル内のコインロッカーにカートを入れ、
確かめたい場所に向かって歩き出す。
?の自動販売機に遭遇。
うるまの玄米ドリンクから、充電プラグに最高額のTシャツまで、品目の一貫性なし。
お客様の求めに応じていたら、こうなった?立ち止まって考え込む。売れ切れ棚に何があったんだろう。気になる。 -
昔から島民に愛されていたらしいのに、私は前回の石垣島訪問では見落としていたみたい。
ブランド名商品が、ギューッと並び積まれている奥に、ドリンクコーナーあり。
Sカップ注文。
新開発商品のグミは、お土産に。 -
記憶をたぐりよせながら、雨の中歩く。
このあたりで発見したんだけどなあと見渡すが、
…見当たらない。
そばの建物から出てきたローカル女性に尋ねる。
「JAの建物は、これ。」と目の前のそっけないビルを示し、「市場でしょ?この向こうの裏。」そちらの方に進みながら、教えてくれた。
彼女のお仕事、なんだろう。 -
帰る時の購入品下見は、必須。
フーチバーは、絶対忘れないこと。 -
今食べたい。
-
あのパッションフルーツは、この色が完熟なんだ。
読谷のパッションフルーツは、色が変わり始めたころかなあ。 -
今か今かとアナウンスを待っていると、案外ぎりぎり時刻の放送。
⑤乗り場は、黒島行き専用。 -
3組ほどの乗客で速やか乗船。
-
チケットを手渡すとき、「揺れますか?」とつい不安が口に出る。
もぎりのお兄さん、「(0,5秒の間)それほどでも・・・。」で終わり。
私の思う”それほど”か、お兄さんの”それほど”か、船の”それほど”か、と埒もないことを思いながら、見晴らしの良い操縦席後ろすぐの座席を選ぶ私。 -
乗客数より多い荷物の量。
私のは、座席に。 -
若い乗務員さん、操縦席から私のそばに来て、
「ここ一番揺れますから、後ろがいいですよ。」とささやいてくれる。
さっきお尋ねしたとき、そばにいて心にとめてくれたんだ。
で、一番後ろを選んだら、この表示。
トランクを手元に運んで来ようと前の座席に目を向けたら、お兄さん、
私の着席を見守ってくれていて、
「持っていかなくていいですよ。」と身振りで伝えてくれた。 -
小雨模様。曇天でも海の青さよ。
彼方に見えるは、竹富島か西表島か。 -
25分で着いてしまった。おばあちゃんらしき人と少し離れて荷物のお母さんらしき人の家族連れ。お帽子は、おばあちゃんと全く同じデザインに被り方。私がにっこりしたら、おばあちゃんもにっこりしてくれ、足元だけの写真をパチリ。ありがとう。
-
私より早く、荷物が下船していた。
がっしり系ポリネシアン青年(のちにご自分から関西出身ですと)が、
送迎車から降りたって、まっすぐ私のほうに近づいてくる。 -
乗車2分もあっただろうか。
歩くと5分?
「南来」到着。
私の部屋からだけ、このカウンターテラスに出られます。 -
5日前、離島ターミナルのパンフレットに掲載唯一のお宿がここ。
予約の電話を入れたら、OK。
「乗る前(石垣港)にお電話ください。」で、電話は切れた。
潔いほど何もない部屋。あ、ハンガーはありました。 -
朝夕の食事の時間、シャワーの使い方、冷蔵庫の飲み物(コロナビールが目に留まった!)利用の仕方をざっと説明し、二階の部屋に案内してくれたら、
彼は、消えた。
私は、荷物を置くなり、駆け下り、冷蔵庫の手前に
たった1本残っていたコロナをひっつかみ、サロン兼食堂へ。 -
ああ、たまらない、この瞬間。
つけっぱなしのテレビ。誰もいない家。
青年が、強調した「あの棚の飲み物は、自由に飲んでください。」が脳内残響。 -
ここも三線が聴けるかもしれない。
待てよ。このビール、残りの1本なのになぜ前にあったのだろう。
オリオンビール缶たっぷり。強炭酸水たっぷり。ノンアルコールたっぷり。
???明らかにこのコロナ瓶1本は、おかしい。
もう一度玄関冷蔵庫に駆け寄り、中をつぶさに見ては、考える。 -
テーブルに置かれていた新聞を読む。
私は、永代供養は不要ですから、散骨だけ希望です。
その夜、お母さん、お父さん、ポリネシアン青年三人と食事をしたとき、
在庫ゼロのはずのコロナが、彼の前に!お父さんは、泡盛。
後から席に着いたお母さんは、ノンアルコールをプッシュしている。 -
この旅、最長睡眠時間で朝を迎える。
コロナ1本の訳、たどり着いたぞ。青年にあやまらなくっちゃ。
ようやく明るくなって、下に降り、プーアル茶を
選んで一人、まったり。
やはり誰もいない。昨夜夕食後、皆さん消えたまま。 -
一旦、部屋に戻っていたら、お伝えより20分ほど早く
「ご飯、できましたよう。」と、彼の呼ぶ声が聞こえてきた。
Teaカップとともに食堂へ戻る。
朝食は、私一人。
9時、港での一仕事終えた青年の朝食。コロナの件、謝る。
「気にしないで下さい。」と何度も言われて、一層赤面。 -
お母さんが、「家、見に行きますう。?」と突然のお誘い。
「はい!」即答。
「いつでもいいですよう。」と応えてくれる。
お母さんとは昨夜会っただけで、全然会話してない。 -
テラスで待っておこうと、階下に降りていくと、
「行きますう。」とお母さん。
全く必要過不足ない会話のみ。
港よりさらに近い一角で、車に乗るなり降りる感じの距離。 -
お母さんのおばあちゃんが住んでいたおうち。
三人で修理、改築しているそう。 -
沖縄のおうちの使い方を知るチャンス。
気になったところ質問攻め。 -
ガラスは、青年が集めてきて、彼が作成。
戸であったところもガラス戸に。 -
沖縄のおうちは、南を向いて建てられるとお母さん。
それで軒先ゆんたくですね。玄関がない暮らしの本領発揮。 -
南側(表側)の軒裏と東側のとは異なるのは、修繕のためか。
本来は、これが全部のような気がするんです。 -
床の間の奥行は、手のひら一つ半幅。
左側が、従来仏壇の位置だが、今はない。 -
おうちの角にポスト。港から最初の十字路に当たるか。
-
前の石垣が壊され、ブロックにされたことにお母さん嘆くこと嘆くこと。
裏の石垣は、そのまま。
お母さんの嘆かれるお気持ち、私わかるんですよ。と伝えたいけれど、言えない。 -
お母さんたちは、お仕事の続きに入りそうなので、お礼を言って、私は港へ。
船が入らないときは、無人。建物を見まわすのみ。 -
港から初めて歩いて、我がお宿へ。
さっきのおうちに近づくと明かり取りから、灯りが見える。
表に回って見ると、誰もいなかった。 -
サンゴ礁隆起の島、黒島。
人間様200 牛殿3000だそうです。
道が真っ白でもなく、粘土質でもなく、目にも足裏にもいい感じ。
歩いてこそですよ。 -
階段が付いているので、井戸跡?長く使われていない様子。
まさか牛の飲み水場?
まだ1頭も見ていませんが。 -
2階左、先に紹介のテラス。その続きが私のアジト。
-
昨日、ひと飲みしたとき、はたと考え、急いで
硬く王冠を戻し、宿泊者共有冷蔵庫へストックしたコロナ君。
昨日、乗船直前、行動食にと購入したコーヒーラスクとともに飲み干す。
昼下がり、読書&シェスタタイムに突入。アジトにこもること3時間。 -
一日で一番好きな時間は逃さない。
黄昏時、おうちの周りを眺めて楽しむ。 -
大きな樹の下には、喫煙場所表示。
-
そこから港へ続く道を眺める。
今日は、まずまずの晴天。
私は、空っぽになった。 -
二日目の朝。
一足早く自分で入れた珈琲を添えて、本日やや定刻朝食。
三人もお隣で朝ごはん。
(お父さん)「昨日何したの?」
午前はお母さんたちと一緒だったのは、ご存じのはず。
「午後ですか。」
「そう」
「部屋で本を読んで過ごしました。」
お父さん、「・・・・・」
私、まずかったかしら。 -
今日は、快晴に近いお天気。お母さんは、最近「こんな日は、珍しい」と言う。
とくにお顔と手は日焼け対策入念に。帽子がないので、大判スカーフをとどぅんのように頭と顔にすっぽり巻き付けて、出陣!
「行ってきまーす。」と元気よく玄関を出るなり、初めて黒島多数派住民に遭遇。
牛だあと喜んだら、彼(彼女?)がこちらを見る。足が止まる。
後ろから、お母さん、「何もしないよう。」の声がかかる。 -
左に出ようとしたら、後ろの方にお仲間が続いていました。
今日は、そちらじゃない。
彼らは、朝食に夢中。私に目も向けない。
次に遭遇は、バイク疾走お父さん。
すれ違いざま、何か言ってたし、私を見て
笑ったのは確か。
赤いスカーフに赤い靴に突進してきそうなのは、お父さんだった。 -
水筒、持った。財布、持った。それだけ。
海を見に行こう。青年お勧め桟橋へ。 -
なるべく遠回りしていこう。道中発見旅だ。
-
桟橋方向をお天道様で見当をつけて進んでいると、大きな長い1本道に出た。
あんなところにお墓が。しかも亀甲墓ではない。 -
道を挟んで、あちらにも一基。
お墓に、のびのびという形容はふさわしくないけど、そういう感じがする。 -
ようやく牛舎発見。農家の人が、餌を投入真っ最中。朝ごはんなら遅いし、
お昼ご飯なら早すぎるし、君たち一日何回のお食事なの? -
彼らグループから離れて、2頭だけ道路際の囲いの中。
私に寄って来る。ごめん、食べ物ないし、遊んであげられないの。
赤ちゃんとも思えないし、身重でもなさそうだし、
もちろん病気でもなさそうだけど、・・・まさかあ、濃厚接触牛隔離? -
気になる孤独牛。
-
島のまん真ん中に位置するようなところに中学校。
道路に向いて、軽トラ運転席目線の高さに、今月の学校行事予定表掲示板。
「全島民に告ぐ」というような堂々感の高札。 -
またもやポストです。牛も投函するのか。我が町よりポスト密度高い気がする。
なぜかポストを見ると嬉しい私。 -
鳥居がなぜ???
しっくりこないのですが、おかしいのかなあ。間違っているのかなあ、私。 -
ザビエル城出現。
だから、歩きがたまらないんだなあ。 -
この階段もスペイン荒野気分を盛り上げる。
-
最上部到達。
なんだか先ほどの中学校屋外社会科教材のようです。
いいなあ。
海外への野望育むなあ。 -
東西南北確認
-
このデザイン、どなたが考えたのだろう。
観光地皆無のようなこの島に観光客用では決してない!・・・と思いたい。 -
たしか下に看板も目にしなかったなあ。素敵だ。
夜中にここに寝っ転がって、満天の空を見るというのはどうだろう。
一人じゃまずいよねえ。一人が値打ちなんだけど・・・。 -
郵便局大発見。
地図も何にもなくても求めなくても、好きなところが現れる不思議。 -
ジャカランダだったかしら。
勇んで入局。
ミニレター願ったら、ないのです。
向こうの席の局長さんもとても申し訳ながってくれる。
絵葉書見当たらないのでミニレターを選んだだけです。
何か買ってみたくて。
では代わりに「普通ハガキを」と言えば、窓口の女性、
「これ、私たちが作ったのですが、黒島のお守りなんです。どうぞ。」
「えっ!」
「ミニレター置いてなくて申し訳なくて・・・。」
私が申し訳なくなりました。 -
扉を開けて前を見たら、
なんだか映画のワンシーンみたい。 -
植栽の手入れもしたばかり。しめ縄もきりり。
-
”歌詞を書くときに語彙力をつける”
中2 又吉クン
そのアイデア、おばちゃんもらったぁ。 -
右
-
左
-
来た道
-
さらに進もう
-
ずずーっっと向こうに、牛の糞のかたまりか。
いや色が薄い。
垣根の真ん中、ひんぷんの位置に未確認物体。 -
進んでみたら、突き当りは畜産農家で、にぎやか壁面前に
どっかと座り込んでいたのは、仔馬のようです。 -
右に曲がって、すぐ左手に出ると、この遊園地オブジェ。
-
このおうちも手入れしっかり清々しい。
-
大通りを向いて、「お座り下さい」椅子。
誰かのリザーブ席のような気もします。
久高島、島のまん真ん中の集落ハズレ、月明かりの下に並んでこのような椅子に腰かけていたおじいちゃん二人。今なお強烈で、深い思い出だ。 -
座らせてもらって、前を見るとこの景色。
独り用の椅子だから、島ただ一つの店出入りを眺めて楽しんでいるのだろうか、
まさか留守番兼ガードマンさん用?
置き方が、少し斜めなんだよねえ。 -
今何時かわからない。出てきたのは、9時前だったかなあ。
-
前方、しゃがんでいる島民2名発見。
♀ー毎月草抜き。2か月の時もあるけど、(硬くて)大変になる。
那覇の国際通り、知ってる?ここ、黒島国際通りだから。
あ、今お店開いたよー
語りも草抜きも止まらないお母さん。
お父さんらしい人は、一言もお話しなさらず、ひたすら作業。 -
車で来て、お店を開けた女性は、「私、パート。このお店の人は、石垣。」
開店するなり、私と同時に入ってきたお父さん、冷え冷えのスポーツドリンクばかり買っていく。
私もつられて2本。他に買いたいものが見つからない。
お二人のところに取って返し、ドリンクを渡したら、お父さんらしき人、
「僕もガイドすればよかった、」と、初めて口を聞いてくれた。 -
お二人から離れて、ずんずん進んでいたら、分かれ道。
さあ困った。振り返って、先ほどの二人がコメ粒ほどの大きさに見える。
声の限りに「桟橋、どっちですかあああああ。」と叫んだら、やっぱりお母さんが、「そっちぃーーイーー」と、左を指さしてくれた。
よかったぁ。私の見当は、右を指していた。
「看板あるよーーーーー」とお母さんは、続いての叫び声。 -
着いた!感慨ひとしお。素手で来たんだから。
-
海へ海へ。進め進め。
-
おおおおおおおお・・・。一瞬、無。
突如海に開かれた視界。 -
軽石撤去作業島民。
南来のお母さんは、昨日も雨が止んだので作業があったと言っていた。 -
与那国の海岸も、これより少ないけれど、帯状に打ち上げられていたなあ。
-
一人収穫中
-
「お父さんは、どのようにして食べられますか。」
「あーさ汁か天ぷらだね。」
「今、干潮ですか。」
「あと1時間で干潮。」
手を休めず、お答えしてくれました。 -
あそこまで。
-
ここのアオサは、商品にならないのかもしれない。
色が焼けている? -
てっぺんに着いた。沖には、満潮時には隠れている岩も
ぽっかり頭を出している。 -
私、地球人。
よく歩いてくれる足に感謝。 -
輪郭の薄い雲だなあ。
-
先っちょから島の方を振り返る。
-
突端から戻ってくると、今日集められたらしい軽石袋が並んでいる。
袋は濡れていた。
福島の汚染土山積みを思う。 -
結局左回りで帰ることになるわけだ。
もう牛舎は、一軒も見えない。
道路両脇、パパイヤの木、鈴なり。 -
一か所に30個以上ぎっしり実をつけている。
今まで見た新記録だ。 -
いやいや上には上がいる。
1本の木に、三か所枝分かれしているうえ、それぞれに2,3か所鈴なり。
もはや怪物パパイヤくん。 -
あ。お母さんのおばあちゃんの家!と思ったら、お隣さんだった。
-
着いて、時計を見ると、ぴたり12時!
誰の仕業?すごいぞ、私。
シャワーを浴びて、ドリンクごくごくして、与那国比川共同売店購入ギョサンを枕にシエスタ。
だあれもいないんだもの。だあれも。 -
郵便局でいただいたお守りを見ていなかったので、あらためてじっくり。
「マース」ってわかりますかと尋ねられて、元気よく「分かります」と
応えられてよかった。 -
黄昏タイム。
ポリネシアン(私がつけた心だけのニックネーム、本名は知らない)彼、一押し海岸へ。
今朝、牛が出てきた方向。 -
なるほどねえ。桟橋や港の海とは異なる砂浜。
-
海岸ちょうど真ん中に先客、男性一人が遠目に見える。
彼の視界に入らないように、反対岩場に進む。
両者、黒島の海、独り占め。 -
ここを越えて、
-
もうここが端っこだな。
-
サンゴ礁でできた黒島。
-
1センチほどのヤドカリたちが、お互いの方へトコトコ。
一方は、白くてとんがった貝殻。もう一方は茶系まん丸貝殻クン。
二人の距離はあと15センチは、切った。もうすぐ会えるよ。
いいなあ、黄昏デート。
息をつめて見守ったつもりが、私の気配感じた?
同時に止まって、片方はひっくり返って死んだまね?
私、一層息をつめ、気配も極力消して待つ。瞬きの音も控えていたら、
ほぼ同時に二人動き出し、直角の方向に急ぎ足で歩き出した。
私の座っていない方向だ。 -
引き上げ時。
戻り路、梯子をかけたpapayaの木、発見。 -
今夜の夕食は、お父さんの磯釣りお魚のフライ。
鯵のようなお味。おいしい。南の熱帯魚系のお魚は、どうしても慣れない
グルクン以外。評判のマグロも遠慮がち。
だから、このフライは、最高。
右上,お鉢は、やちむんに違いない。
もうすぐ登場は、大好き、島豆腐お味噌汁。
お父さんに、またもや「今日、何してた?」と夕食が始まるなり、尋ねられる。
今日は自信あり。「前のテラスでお昼寝していました。」
お父さんから「正しい過ごし方」とほめてもらえた。嬉しかった。 -
4日目の朝、あっという間に帰る日がやってきた。
朝焼けを見よう。
7時にお庭のテラスに来ても、この暗さ。
南の島も今は冬。アチコーコー珈琲を両手に、し・あ・わ・せ。 -
港へ朝散歩。
身体の中にまだ昨夜のお父さんの三線の響きが残っている。 -
荷車並んで、スタンバイ。まるで人間のようだ。
石垣からの第一便は、あと30分で着くはず。
私は、午後便。 -
待合室掲示板で昨日歩いたところの、名称がわかる。
-
あのお墓と“砦”のあった道が、日本の道100選なんだ。ふうん、そうなんだあ。
選ばれようと選ばれまいと、素敵さは関係ない。
知らなくったっていいんですよ。 -
お部屋でゆっくりパッキング。このきなこ棒何処から持ち続けていたんだろう。
与那国ただ一つの共同売店だった気もする。食べちゃおう。
クラッカーは、御贔屓前原商店だった
気がする。
ここの畳の縁は、ビニール系ミンサー模様。 -
送ってもらわなくても港はすぐそこ。歩きだしたら、近くのレンタルバイク店で彼に見つかり、次は、バイク疾走お父さんに見つかって、トランクを取り上げられる。
私を取り上げてよーーー
待合室で目が合った牛クン。連れて帰ってあげる。 -
島民の手作り商品。
黒島アーサは、搬入前か売り切れか。 -
郵便局でいただいたけれど、もう一つ連れて帰りたい。
-
お迎えしてくれた彼は、「さよなら」を言いに駆けつけてくれた。
お父さんと今朝現れたお孫さん。
お見送りのある船客、私だけ。
「また飲みましょう。今度は一緒に三線弾きましょう。」と言って、
手を差し出された。私は、マレー式の最上のお礼で返す。 -
立ち尽くしたままの二人
♪~ヘッドライト・テールライト・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
彼女は、今もこの島に通い続けているにちがいない。
お互い名のらなかった。
でもここで会えたら、私は彼女がわかると思う。
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この旅行記へのコメント (6)
-
- mom Kさん 2022/05/11 08:44:18
- 枝なりは初めて
- ありがとうございます。どこかで見たような形と思っていました。そうでしたか。東南アジアや奄美に見かけたのは、もう少し大きいものでしたから。
夏前に熟するのなら、見届けられないなあ。沖縄のパッションフルーツは食べたことがありません。フレッシュジュースで喜んでいます。atouさんは、お好きなんですね。
-
- yae☆八重さん 2022/02/25 09:36:48
- こんにちは
- 自由な一人旅
満喫されている様子が伝わってきました♪
テラスでお昼寝が正しい過ごし方なのですね(^^)
私も黒島で正しい過ごし方をしたくなりました!
お見送りも嬉しいですね。
心にぐっとくるものがありました。
あぁぁ~たまらなく行きたくなってきました~
yae☆八重
- mom Kさん からの返信 2022/02/25 16:29:18
- Re: こんにちは
- yae☆八重さん、ここに書けなかったこと、書かなかったことが三倍ぐらいあると想像してくださいますか。(最後の夜の島の青年とお父さんとの三人ゆんたく筆頭)
独りよがりを、これでもセーブするのが大変で、何度も見直しをした旅日記。その気持ちを受け止めてくださってうれしい。冒頭に書いたように、女の子と言っていいほどの旅人につかの間出会ったのが、ことの発端。
ぜひぜひ行かれてください。黒島は、近辺観光有名島々よりダントツリピーターが多いというのも納得。今だから、一層価値大ですよ。
八重さんは、もしかしたら八重山ご縁の方かなあと思ったりしています。コメント元気をいただきました。感謝。
-
- mom Kさん 2022/02/20 09:16:07
- 不思議ですね
- 束の間、目が止まったことや一瞬出会った人を、繰り返し、旅から戻った日常では、思い出すのです。atouさんも同じですか。
これを教えてくださって、また、私の独り言日記に心寄せてくださって、うれしいです。夏、”琉球の風”に戻ることを連絡したばかりです。貴方様にも今日も良い日を!
- Maasholmさん からの返信 2022/05/11 08:21:09
- Re: 不思議ですね
- mom Kazuko さん
はじめまして、こんにちは。
この度は、私の旅行記「豊島てしま」にメッセージをくださり有難うございました。
高松港から直島に行く船の中で後ろに座った若いカップル。
地中美術館のチケット売り場でお見かけし、翌日豊島に行く船も一緒になり、豊島美術館でも同じ時間の鑑賞、帰りの船も同じになったという偶然がありました。
声をかけたいとも思いましたがタイミングもなく、何処のどなたかもわかりませんが、妙に記憶に残っています。
海外でも何度もそんな偶然を経験しました。
そんな一瞬の儚い出会いというのも旅の魅力ですね。
Maasholm
-
- atouさん 2022/02/20 09:01:00
- パッションフルーツ
- 紫色。黄色の2種類があります。。読谷で見たのは紫色と思います。。
完熟食べごろになると表皮にしわが出てきます。。
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