新島旅行記(ブログ) 一覧に戻る
羽伏浦海岸は7kmも続く海岸ですが、南国の島のようなヤシの木の木陰もなくたいへん暑かったです。しかも徒歩移動なので、やっと着いた新島空港で休憩します。空港への入り口には、新島特産コーガ(抗火)石で作ったサーファーのモニュメントが。1日3便ある調布行の、昼の便が出発したところで、空港内はほぼ無人でした。売店では、コーガ石から作った新島ガラスで作った土産物が売られています。新中央航空の機材は写真のドイツ製ドルニエ228(定員19名)。運賃もさることながら、荷物は預け入れ・持ち込み併せて5kgを超えると1キロ単位で超過料金を取られるところが、船より割高です。<br />新島空港は休憩だけに立ち寄り、再び、島を歩いてみます。新島に二つある集落のうち、中心となる本村(ほんそん)です。新島特産のコーガ(抗火)石は、字の通り、防火性能に優れ、軽く運搬がしやすい、加工がしやすいことから、かって新島では建材に使われたとのことです。現在は一般的な建材のほうが安価なため、使われなくなりましたが、島の古い集落ではコーガ石を塀や、壁に使った建物が見られます。島のもう一つの特産品は、くさやです。新島はくさや製造発祥の地で、現在残る6社の製造業者のうち5社が「くさやの里」で生産しています。材料は魚と塩とくさや液。魚は近海で獲れるアオムロアジが一般的とか。江戸時代、島では年貢を塩で納めていたため、塩は貴重なものでした。塩を節約するため、塩水を繰り返し使ったところ、塩水に魚から出る成分も混ざり、次第に腐り、強いにおいを放つようになったとのことです。

新島 島歩き 東海汽船ジェット船で帰路(2)羽伏浦海岸~本村~前浜海岸

20いいね!

2021/09/22 - 2021/09/23

45位(同エリア89件中)

0

27

PROGRES

PROGRESさん

この旅行記のスケジュール

2021/09/23

この旅行記スケジュールを元に

羽伏浦海岸は7kmも続く海岸ですが、南国の島のようなヤシの木の木陰もなくたいへん暑かったです。しかも徒歩移動なので、やっと着いた新島空港で休憩します。空港への入り口には、新島特産コーガ(抗火)石で作ったサーファーのモニュメントが。1日3便ある調布行の、昼の便が出発したところで、空港内はほぼ無人でした。売店では、コーガ石から作った新島ガラスで作った土産物が売られています。新中央航空の機材は写真のドイツ製ドルニエ228(定員19名)。運賃もさることながら、荷物は預け入れ・持ち込み併せて5kgを超えると1キロ単位で超過料金を取られるところが、船より割高です。
新島空港は休憩だけに立ち寄り、再び、島を歩いてみます。新島に二つある集落のうち、中心となる本村(ほんそん)です。新島特産のコーガ(抗火)石は、字の通り、防火性能に優れ、軽く運搬がしやすい、加工がしやすいことから、かって新島では建材に使われたとのことです。現在は一般的な建材のほうが安価なため、使われなくなりましたが、島の古い集落ではコーガ石を塀や、壁に使った建物が見られます。島のもう一つの特産品は、くさやです。新島はくさや製造発祥の地で、現在残る6社の製造業者のうち5社が「くさやの里」で生産しています。材料は魚と塩とくさや液。魚は近海で獲れるアオムロアジが一般的とか。江戸時代、島では年貢を塩で納めていたため、塩は貴重なものでした。塩を節約するため、塩水を繰り返し使ったところ、塩水に魚から出る成分も混ざり、次第に腐り、強いにおいを放つようになったとのことです。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
同行者
一人旅
交通手段
徒歩
  • <羽伏浦海岸>白い砂浜が、新島の東海岸を南北7kmに続く様は「新東京百景」に指定されています。

    <羽伏浦海岸>白い砂浜が、新島の東海岸を南北7kmに続く様は「新東京百景」に指定されています。

    羽伏浦海岸 自然・景勝地

  • ミルキーブルーが生み出す、美しくも迫力のある波は、世界的なサーフスポットとして認められています。新中央空港が調布~新島を1日3便結んでいます。

    ミルキーブルーが生み出す、美しくも迫力のある波は、世界的なサーフスポットとして認められています。新中央空港が調布~新島を1日3便結んでいます。

  • ちょうど、調布から飛んでくる飛行機が着陸するシーンが撮れました。

    ちょうど、調布から飛んでくる飛行機が着陸するシーンが撮れました。

  • 鳥も水面を飛んでいました。

    鳥も水面を飛んでいました。

  • <新島空港>羽伏浦海岸は7kmも続く海岸ですが、南国の島のようなヤシの木の木陰もなくたいへん暑かったです。しかも徒歩移動なので、やっと着いた新島空港で休憩します。

    <新島空港>羽伏浦海岸は7kmも続く海岸ですが、南国の島のようなヤシの木の木陰もなくたいへん暑かったです。しかも徒歩移動なので、やっと着いた新島空港で休憩します。

    新島空港 空港

  • 1日3便ある調布行の、昼の便が出発したところで、空港内はほぼ無人でした。新中央航空の機材は写真のドイツ製ドルニエ228(定員19名)。運賃もさることながら、荷物は預け入れ・持ち込み併せて5kgを超えると1キロ単位で超過料金を取られるところが、船より割高です。

    1日3便ある調布行の、昼の便が出発したところで、空港内はほぼ無人でした。新中央航空の機材は写真のドイツ製ドルニエ228(定員19名)。運賃もさることながら、荷物は預け入れ・持ち込み併せて5kgを超えると1キロ単位で超過料金を取られるところが、船より割高です。

  • 売店では、コーガ石から作った新島ガラスで作った土産物が売られています。

    売店では、コーガ石から作った新島ガラスで作った土産物が売られています。

  • 空港への入り口には、新島特産コーガ(抗火)石で作ったサーファーのモニュメントが。

    空港への入り口には、新島特産コーガ(抗火)石で作ったサーファーのモニュメントが。

  • 島のもう一つの特産品は、くさやです。新島はくさや製造発祥の地で、現在残る6社の製造業者のうち5社が写真の「くさやの里」で生産しています。材料は魚と塩とくさや液。魚は近海で獲れるアオムロアジが一般的とか。江戸時代、島では年貢を塩で納めていたため、塩は貴重なものでした。塩を節約するため、塩水を繰り返し使ったところ、塩水に魚から出る成分も混ざり、次第に腐り、強いにおいを放つようになったとのことです。

    島のもう一つの特産品は、くさやです。新島はくさや製造発祥の地で、現在残る6社の製造業者のうち5社が写真の「くさやの里」で生産しています。材料は魚と塩とくさや液。魚は近海で獲れるアオムロアジが一般的とか。江戸時代、島では年貢を塩で納めていたため、塩は貴重なものでした。塩を節約するため、塩水を繰り返し使ったところ、塩水に魚から出る成分も混ざり、次第に腐り、強いにおいを放つようになったとのことです。

  • <本村>再び、島を歩いてみます。新島に二つある集落のうち、中心となる本村(ほんそん)です。新島特産のコーガ(抗火)石は、字の通り、防火性能に優れ、軽く運搬がしやすい、加工がしやすいことから、かって新島では建材に使われたとのことです。

    <本村>再び、島を歩いてみます。新島に二つある集落のうち、中心となる本村(ほんそん)です。新島特産のコーガ(抗火)石は、字の通り、防火性能に優れ、軽く運搬がしやすい、加工がしやすいことから、かって新島では建材に使われたとのことです。

  • 現在は一般的な建材のほうが安価なため、使われなくなりましたが、島の古い集落ではコーガ石を塀や、壁に使った建物が見られます。

    現在は一般的な建材のほうが安価なため、使われなくなりましたが、島の古い集落ではコーガ石を塀や、壁に使った建物が見られます。

  • 写真は、昔の典型的な漁師の家です。

    写真は、昔の典型的な漁師の家です。

  • 伊豆諸島も離島局めぐ(郵便局めぐり)のターゲットとして人気です。新島郵便局(写真)。

    伊豆諸島も離島局めぐ(郵便局めぐり)のターゲットとして人気です。新島郵便局(写真)。

  • <十三社神社>宮塚山の岩肌を背にして建つ十三社神社は、伊豆諸島で最大規模の境内・神域を誇ります。思っていたよりも壮大な神社でした。近くには流人墓地があります。伊豆諸島開拓の祖神・事代主命の子、大三王子明神が祀られたのが発祥とされています。1649年に大火が起きたため、現在の場所に移されました。

    <十三社神社>宮塚山の岩肌を背にして建つ十三社神社は、伊豆諸島で最大規模の境内・神域を誇ります。思っていたよりも壮大な神社でした。近くには流人墓地があります。伊豆諸島開拓の祖神・事代主命の子、大三王子明神が祀られたのが発祥とされています。1649年に大火が起きたため、現在の場所に移されました。

    十三社神社 寺・神社・教会

  • 神門(写真)

    神門(写真)

  • 拝殿(写真)

    拝殿(写真)

  • 十三社神社の前にあるのは新島小学校(写真)。壁が青く塗られています。門柱は島特産のコーガ石で出来ています。

    十三社神社の前にあるのは新島小学校(写真)。壁が青く塗られています。門柱は島特産のコーガ石で出来ています。

  • <前浜海岸>島の西側にある海岸です。1980年頃は海外旅行もまだ高価であり、新島に観光ブームが起きた頃です。「ナンパ島」とも呼ばれた時代でした。

    <前浜海岸>島の西側にある海岸です。1980年頃は海外旅行もまだ高価であり、新島に観光ブームが起きた頃です。「ナンパ島」とも呼ばれた時代でした。

    前浜海岸 自然・景勝地

  • 消波ブロックや桟橋に囲まれているため、以前UPした東海岸の羽伏浦海岸と違い、波が来ず、水の透明度は伊豆諸島でも屈指の高さです。

    消波ブロックや桟橋に囲まれているため、以前UPした東海岸の羽伏浦海岸と違い、波が来ず、水の透明度は伊豆諸島でも屈指の高さです。

  • 遠浅で海水浴向きのビーチです。

    遠浅で海水浴向きのビーチです。

  • 新島港には津波避難施設(写真)が整備されていました。

    新島港には津波避難施設(写真)が整備されていました。

  • 浮上走行中である、川崎重工製のジェット船(写真)がやって来ました。これに乗り、東京竹芝桟橋に戻ります。

    浮上走行中である、川崎重工製のジェット船(写真)がやって来ました。これに乗り、東京竹芝桟橋に戻ります。

  • <新島港~竹芝桟橋>東海汽船のジェットフォイル「セブンアイランド愛」がやって来ました。ピンクの塗装です。桟橋のクレーンは何に使うのかと思っていたら、ボーディングブリッジを据え付けるために、用意されたものでした。

    <新島港~竹芝桟橋>東海汽船のジェットフォイル「セブンアイランド愛」がやって来ました。ピンクの塗装です。桟橋のクレーンは何に使うのかと思っていたら、ボーディングブリッジを据え付けるために、用意されたものでした。

    カフェ新島 グルメ・レストラン

  • 「愛」は2000年まで関西汽船の神戸~小豆島~高松航路で使われていた中古船とのことです。

    「愛」は2000年まで関西汽船の神戸~小豆島~高松航路で使われていた中古船とのことです。

  • 小笠原父島みたいな派手な見送りはないですが、手を振っての見送りを受けて出発。

    小笠原父島みたいな派手な見送りはないですが、手を振っての見送りを受けて出発。

  • 途中寄港した大島では、昨年夏~就航したジェット船「結 ゆい」(写真)が見えます。「愛」と同じく川崎重工神戸で造られました。東京都から船価の45%に相当する23億円の補助金が付いたため、25年ぶりに国内でのジェットフォイル新造となりました。

    途中寄港した大島では、昨年夏~就航したジェット船「結 ゆい」(写真)が見えます。「愛」と同じく川崎重工神戸で造られました。東京都から船価の45%に相当する23億円の補助金が付いたため、25年ぶりに国内でのジェットフォイル新造となりました。

  • 間もなく竹芝桟橋に到着(写真)。ご覧いただきありがとうございます。

    間もなく竹芝桟橋に到着(写真)。ご覧いただきありがとうございます。

    竹芝桟橋 名所・史跡

20いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

この旅行で行ったスポット

この旅行で行ったグルメ・レストラン

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから国内旅行記(ブログ)を探す

この旅行記の地図

拡大する

PAGE TOP