2019/08/05 - 2019/08/06
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りーふ(NissanLEAF)さん
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地獄の八合目を登り切り、ついに山頂に到着。
#1はこちらから
https://4travel.jp/travelogue/11708190
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出発から5時間半。ようやく頂上の鳥居が見えた。
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ついに平らな土地にありつけた。感慨もひとしおである。
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持ってきたマイクポップコーンがパンパンなのを見ると空気の薄さを感じる。
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登ってきた登山道が底なしの蟻地獄のように見える。我々はそこから這い上がってきた。
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そして同時に初めて姿を見せたのが富士山の火口だ。圧倒的な自然の象徴として登山者に力を見せつける。
私はここでカップラーメンを食べたのだが、写真を撮る元気もなかったのだろうか。単純に忘れるくらいの達成感だっただけかもしれない。 -
母はここで待ち、父と二人でお鉢廻りをすることにした。ここまで来たんだから剣ヶ峰までいかなきゃ意味がない。
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分け入っても、分け入っても、黒い山。
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無機質な空間、さっきと違うのは青空が見えないことだ。
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釜の底が見える。
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落ちたら、絶対に帰ってこれないのが一目でわかる。
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靄がかかっているのがミステリアスを増幅させる。全く下界と違う、天上の世界だ。
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ここで新しい色が加わる。金っ気のある赤色だ。鉄は酸素を除けば地球上で3番目に多い元素だと聞く。我々になじみ深い金物のかつての姿だ。
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ここでにわかに靄が晴れる。
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ここで下から持ってきていたファンタを開けた。吹くわ炭酸は薄いわだが、人生で一番うまかった。
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噴石。中の空洞がぼろぼろとなっているのがわかる。
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ここで坂を上り、
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ふちの山の上を通り、
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火口の外側に出る。
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沼津の街が、はるか下に見える。同時に見えるのが海だ。山国の山梨にいたはずの私が、いつの間にか海を見下ろしている。やはりこの山は違う。
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再び火口の内側に戻る。
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目指す剣ヶ峰の高見が見える。
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最後の上り坂。ラストスパートだ。しかし体が動かない。様子がおかしい。数歩進む。息が切れる。畜生。私が妙なんじゃない、言うまでもなく空気が薄いのだ。しかし思い通りに体が動かないのは無性に妙な気持がする。最後の余力を振り絞って、日本最高の頂へと牛の歩みを進める。
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13時11分、剣ヶ峰到着。長かった。長かったが、ついに憧れの頂に立った。
ここに来た登山客は皆疲労困憊の顔色である。並ぶなんて余力もないようで、みな我先にと写真を撮る。
あんまり眺望もないし、相当押しているからとっとと下山せねばならない。 -
急坂を下る。測候所に通じる唯一のブル道だから、やたら広い。右は崖、左はお釜。平均台のようだが幅は立派だから不思議である。
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下ってきた道を振り返る。下るだけでも息が切れやがる。着くまでは早く登りたいと思っていたが、着いたら次は早く帰りたいと思うのが不思議なことだ。
次回、最終回。
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