2019/08/05 - 2019/08/06
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りーふ(NissanLEAF)さん
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富士登山編その3。
ご来光を鑑賞。ついに二日目の登山開始。
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オレンジ色に染まる山小屋。ここからさらに上を目指す。
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日もすっかりのぼり、主役は赤から青に変わる。
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はるか上に次の山小屋が見える。
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さっきの写真だと近く見えるが、実際はこの高低差、岩場だ。
5:39、登山開始。鎌岩館に別れを告げ上を目指す。 -
道中スプレーで道が書かれているので、迷うことはない。人も多いし…
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この景色も、見慣れてしまった。
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途中山小屋があるたび、ブル道が近づいてくる。ほぼ唯一の補給手段、現代の強力が運んでくるのがこの命の水だ。命ということは、すなわち価値が重いということである。各山小屋で売られているペットボトル飲料は500mlのよくあるやつで500円。昨夜の夜食つくりのため、お湯をもらった時言われたのが100ml100円だった。この水たまりなどない砂利山では水とはすなわち金である。
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先は長い。
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高山植物。たぶん虎杖。でかいのなら1mになるとかならないとか・・・
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先が詰まってきた。
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結構急。見上げているうちはあんま気づかないが、下を見ると急に高く感じる。
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鳥はいいなあ、楽に上れて…
まあ鳥も楽に歩けていいと思ってるのか知らないが。嗚呼金子みすゞ。 -
次の空中都市が見えてくる。陸さえなければラピュタか戦艦大和か。
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はるか向こうに甲府盆地が雲に覆われている。富士五湖と甲府を分かつのは御坂山地で、富士川と相模川の分水嶺にもなっている。これが中央線にぶつかり、笹子峠となる。そのまま北上し大菩薩連嶺とかいう強そうな名前に変わると、難所大菩薩峠に至る。
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さらに上へ。
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6:44、八合目蓬莱館に到着。太子館や蓬莱館のあるこのあたりから、八合目が始まる。どうやら、もう3/5終わったようだ。
全くいーじーなわーくである。 -
ん・・・?
八合目一丁十五間・・・?
一丁十五間とは、すなわち約135mである。では今我々がいるところは何なのか。 -
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迫真の鳥居は富士山天拝宮のものだ。
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3250m。並大抵の山なら登り終えるくらいは登ってたらしい。
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七合目の前みたいな風景に戻る。ここら辺から一気に体が重くなる。
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猛烈な九十九折り。斜度も全く違う。
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トモエ館に到着。
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七合目の潔さに比べてこれは何なのだろうか。
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山頂は遠い。まだ朝も朝だというのに、どうやら影の映り込みまで考える余裕すらなかったようである。
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雲が出てきた。
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先が長い。見えない。
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火山灰に見えて、実態は絶妙に歩きにくい砂利。
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渋滞の様相を呈している。
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やな物が見えたが、気にしてはいけない。山頂へはこの苦行を続けるだけだ。
この辺りはまだ元八合目。どいつもこいつも八合目を名乗りやがる。進んでも進んでも、進んだ気がしない。 -
ふいにどこで得たのかわからない、砂利の安息角が40度とかいう知識を思い出す。なるほど我々が普段遠くから見て、やれ日本人の心だなんだともてはやされている富士山の実態は、ただ飛び出た砂やら砂利が積もるべくして積もっただけの砂山だったのか。なんだか自暴自棄になってくる。
息が苦しい。ワンスパン歩くたび、あたりにへたり込む。我々だけじゃない。登山者の列がアリの行列のように、牛の歩みを続ける。 -
10:11、スパートを始めて30分がたとうとしている。単調な登り。両脇は例の40度の砂利の滑り台。
余裕がなくなって、写真の頻度も明らかに落ちている。登りたい。とっととこんなとこ登り切ってしまいたいが、脚が思うように動かない。 -
見上げている側からすれば、壁とでもいったほうが近い。その壁を、無心に上る。
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10:35、ようやくゴールが見える。
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憧れの頂、ついに。
次回 天上の風景
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