2021/12/19 - 2021/12/23
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porculsさん
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旅行の合間に仕事していたようなライフスタイルも今は昔、コロナ禍以降は約2年間旅もせずに引きこもってきましたが、2021年12月におずおずと国内旅行に2度、出てみました。上旬に金沢、中旬には那覇一人旅へ。今思えば那覇はギリギリのタイミングで行けたようです。滞在中は沖縄県の1日あたりのコロナ感染者はひと桁でした…が、現地のニュースでは米軍基地でじわりと感染が報じられていました。なので、5日間ずっと遠出せずに那覇市内でうろうろと過ごしました。旅の4日目は、前夜に居酒屋でひどい目に遭ったショックで萎縮してしまい、ホテル(牧志市場の近く)近所でぐずぐず過ごした挙句、晩御飯を食べに出るのが嫌で(またぼったくられたら怖いから)夕方にはホテルに戻って何も食べずに寝ました。…と言いつつ、朝はポーたま、昼は絶品沖縄そばを食べ、お土産買いまくり、お気に入りのカフェでまったり休憩したり、牧志市場の古本屋で買った本を読んだりと、それなりに楽しんだヘタレな1日をご笑覧ください。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- タクシー ANAグループ 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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5日間の那覇一人旅、最初の3日は快調に歩きまくり食べまくり楽しんだのですが、3日目夜に、知人に勧められて訪れた居酒屋でひどい接客を受けた挙句食べてないメニューのお金まで取られてトラウマになり、迎えた4日目。前夜のショックでどこにも行きたくなく、旅行を途中で切り上げて家に帰りたかったのですが、あと2日、旅程が残っていて、なけなしの元気を振り絞って、タクシーに乗って「生のマグロが食べられる珍しい魚市場のある港」へ行ってみました。
お魚センター 泊いゆまち お土産屋・直売所・特産品
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ところが…すっかり廃人になっていたため、まぐろ丼とか食べられるお店が、この日は休みであることを、ちゃんと調べずに来てしまいました…!嗚呼。
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まぐろの刺身はたくさん売っていましたが…
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その場で食べられる店は開いておらず…
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写真だけ撮って…
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タクシーは1台も待ってないし、流しのタクシーも走っていないし、雨の中、すごすご歩いて帰る羽目に…まさしく泣きっ面にハチ。
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店も人家もない、歩いている人もいない街の中心から離れた場所を、雨の中とぼとぼと10分ほど泣きながら(うそ)歩いて、ようやく流しのタクシーを見つけて、牧志市場まで戻ってきました。うう。とりあえずこの辺で朝ごはん食べなくちゃ。
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朝8時台には、まだほとんどのお店が閉まっているマチグワーですが、小さなブルーシールのアイスクリーム屋さん(パーラー水原)だけが早くから店を開けていて、応援したい気持ちになるも、まずは朝ごはん。
ブルーシールパーラー 水原店 グルメ・レストラン
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市場のすぐ横あたりにある「ポーたま」本店へ。
ポーたま 牧志市場店 グルメ・レストラン
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空港のポーたまの店は大行列ですが、市場にある本店は、朝早い時間帯は並ばずに買えます。そしてここの店でしか買えないメニューが2種類。疲れていて頭が働かず、その2種類を頼んでしまいました。
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本店限定ポーたま、その①「チキナー」。チキナーは、からし菜です(たぶん)。これは比較的さっぱりして、良いチョイスでした。からし菜好きだし。
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本店限定ポーたま、その②「魚フライタルタル島らっきょ」。
これは、美味しいのですが、自分の年齢と、2個食べることを踏まえると、ちょっとヘビーでした。若者ならペロリと行けそうですが、中年の疲れた私には若干ヘビーでした。…と言いながら、完食しましたが(!)。島らっきょ好きだし、前夜のぼったくり居酒屋では島らっきょの塩もみが「ない」と言われて、ほとんど衣の小さな天ぷらしか食べられず無念だったのと、タルタルも魚フライも好きなので。しかしボリューム満点すぎて、お腹ぱんぱんに。 -
ポーたまを買うお店の斜め前に、食べる場所があります(持ち帰りももちろんOK)。食べた後、手がべたべたになっても洗面台もあります。
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中途半端に健康を気にして、もずくスープも頼みました。
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食べるところは、こんな感じ。きれいで、朝早くてまだ空いていたので、落ち着いて食べられました。写真左手奥にも注目。隣のビルの壁に…
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「エレキの若大将」という古い映画の古ぼけたポスターが貼ってあります。加山雄三さんはさておき、右下の田中邦衛さんのイラストが、ちょっとひどい…
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食べ終わって、雨だし、市場を少し歩きます。牧志の市場から歩いて5分くらいのホテル(JR九州ホテル・ブラッサム那覇)に泊まっていたので、この旅では毎日毎日、市場の中をくねくねと歩きまくりました。写真は市場を中心とした付近の地図。
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市場なのに朝が遅く、9時になってもまだほとんどの店が閉まっていますが…
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旅先ではなるべく全国チェーン店に行かず、地元の店を応援するという節を曲げて、9時から開いているドンキへ。
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市場と国際通りの近くに泊まっていたのに、意外とどこの店も同じ土産物ばかり売っていて、地元のスーパーで売っているようなオキハムのタコライスとか安いさんぴん茶とかがうまく見つけられず、前日、わざわざゆいレールで「おもろまち」のスーパーまで買い出しに行ったのですが、実は泊まっていたホテルからすぐの国際通りにあるドンキに、それらは全て売っていたのでした・・なので、全国チェーン店に行かないという主義を簡単に曲げて、お土産と自分のものを買い出しに来ました。
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旅先で地元のお茶を爆買いするのが好きなので、さんぴん茶や、うっちん茶や、その他のお茶を色々と爆買い。
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麩チャンプルー用の麩も売ってます。
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昔懐かしの松山容子さんのパッケージのボンカレーも。
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ポーたま食べ過ぎて胃が重いので、街歩きに出たいのですが、わりと本降りの雨。
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なので、迷路のような市場(マチグワー)を、気になる看板や店の写真を撮りながら、ふらふらとさまよう「異邦人」(久保田早紀)状態。(古くてすみません。意味が分からない人は飛ばし読みしてください。)
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那覇には仕事で何十回も来たことがありましたが、ホテルと仕事先の会社と晩御飯の店とパレット久茂地(ショッピングセンター=長期出張で着るものなくなると駆け込んでいた)しか行ったことがなく、牧志の市場も広くて細かい通路がたくさんある市場をまとめて「牧志公設市場」と言うのだと思い込んでいました。…が、今回学びましたが、色々な名前の市場の集合体だったのでした。ここは「かりゆし通り」。
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こちらは日本一短い商店街・八軒通り。(日本一長い商店街は大阪の天神橋筋商店街かな?)
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こういう看板、大好き。メンズ・エレガンス「たから屋」。
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ここは「えびす通り」。えべっさん(大阪弁で「えびす」のこと)のイラストが。
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2日目の途中で気づいたけど、桜坂には市場のアーケードから出ずに行けるのでした(初日は国際通りから大回りして行った)。(写真右手のお店の「時計・レコード・ミュージックテープ(!)、沖縄民謡、舞踊曲(!)」も気になる!
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そういえば今回、那覇で、やたらとこの「せんべろ」という言葉を見ました。はるか昔に死語になっていたと思っていた…「1000円でべろべろになるまで飲める」とか、そんな言葉ですが、若者が飲みに来る率が異様に高い那覇では「安かろう旨かろう」は重要みたいでした。
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晴れた日はここに座って食べたり飲んだりしている人が多かった市場の休憩場所も、雨でしょんぼり。
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この旅の間中、何度も前を通って、行ってみようかなあ…と思いながら勇気がなく行かなかった地元の食堂。
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市場の中で、「秘密のケンミンSHOW」で取材されたという店を2軒見かけましたが、どちらも番組タイトルの表記が微妙に違って、それがかわいくて写真撮ってきました。この「喫茶ルイ」は「みのもんたケンミンショウ放映店」!
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こちらのお店は「にんじんしりしり」を作る道具がケンミンSHOWで取材されたみたいですが、「県民ショウで紹介されて有名になったにんじんしりしり器」!しりしり好きだから、買おうかと思って、しばし悩みました(買わなかった…)。
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泊まっていたホテルからまっすぐ国際通りに出たところが、「市場本通り」とドンキのあるところで…
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その向かい(ホテルに近い側)にあるスタバにも、「旅行中はなるべく地元の店に行き、全国チェーン店は避ける」主義を簡単に曲げて、何度か行ってしまいました。
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雨だけど暖かいので外のテラス席で、国際通りをのんびり眺めながらコーヒー。
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家族のJK女子に、沖縄ならではの、でもJKでも気に入りそうなお土産がうまく見つからず、スタバのご当地グッズにしようかと思って見ていると…
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めちゃめちゃ親切な店員のかわいらしい女性が、いろいろ親身に勧めてくれました。
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悩んだ末、この、シーサーのスノードームが蓋みたいに付いたデミカップにしました。
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お茶を飲んで、ホテルに荷物を置いた後、国際通りをぶらぶらと久茂地まで歩きました。パレット久茂地(りうぼう)は昔からよく知っているので、ぼったくられる心配もないし、安心なので、雨だしとりあえず中へ。
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りうぼう2階にある、今回すっかり気に入って毎日通っていた「楽園カフェ」と「楽園百貨店」。この日は楽園カフェで青汁みたいなヘルシーなスムージーで、疲れを癒しました。
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久茂地から、今度は国際通りではなく浮島通りを歩き、家族のおしゃれ男子におしゃれな服でも買おうかなあ…と雨の中をとぼとぼ。
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こうやって写真に撮ると全然おしゃれに見えないのですが、めっちゃおしゃれな通りでした。服屋さん、カフェ、レストラン…
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お昼どきもとっくに過ぎていたので、この辺のおしゃれな店でランチでもよかったのですが、前夜のトラウマで見知らぬ飲食店に入る勇気が出ず…
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またもや市場に戻ってきてしまいました。しかも市場の中でも地元っぽいディープ度の高い一画へ。
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そのディープ地帯に、初日に「やちむん」を買った店の情熱的な作家のお兄さんが熱烈に勧めてくれた「田舎」という沖縄そば屋がありました。2日前に通ったときには「本日売り切れにて閉店」と書いてあったけど、この日はまだ開いていました。
田舎 公設市場南店 グルメ・レストラン
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ただでさえ入るのに勇気のいるディープな一画のディープな店構えに加えて、この怖そうな怒りに満ちた貼り紙…
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…が、勇気を出して中に入ってみました。うーん、想像通りの店内。
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お昼時はかなり過ぎていましたが、数人の地元の人っぽいお客さんがいて、私はカウンターの端っこへ。
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ソーキそばを頼みました。見た目ギラギラですが、食べると見た目よりあっさりなのは沖縄そばの常ですが、ここのは普通より味が濃い目でした。ソーキもスープも。で、めちゃめちゃ美味しかった!おばちゃんはめちゃめちゃ怖かったけど、美味しくて安くて、生き返りました。旅のご飯はこうじゃなくちゃ!
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沖縄そばは奥深いなあ…やちむんのお兄さん、美味しいお店を教えてくれて、ありがとう。
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食べ終わって元気が出て、市場の古本屋「ウララ」に、ほしいけど高いけどほしいなあ…と毎日悩んで見に行ってた「大琉球島航海探検記」(バジル・ホール)という本を見に来ました。…が、5000円を超える値段に、やっぱり買わず(買えばよかった)。
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市場の中の小さな果物屋さんで、家族に果物を送りました。
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マンゴーとパイナップルでも送ろうかと思ったけど、お店の人の勧めで、マンゴーと、アテモヤ(写真奥の方のぶつぶつの果物)と、
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イエローパッションの3種類を送りました。(美味しかったそうです。)
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これは市場のお菓子屋さんで売っていた沖縄のお菓子。今回、「ぽーぽー」というお菓子を食べてみたくて探していたけど、見つけられませんでした。
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まだ夕方にすらなっていない時間帯でしたが、雨だし気持ちが疲れていて、ホテルに戻ってきました。
JR九州ホテル ブラッサム那覇 宿・ホテル
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ホテルの最上階には、読書ルーム(!)があると聞いていたので、上がってみました。誰もいなくて独占状態。
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天気が良ければ、バルコニー席も気持ちよさそうでした。
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無料のコーヒーも。
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このホテルの場所の昔の写真。ノスタルジー。
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置いてある本のセレクトが素敵でした。旅行関係本や…
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沖縄関連本の品ぞろえが素晴らしかったです。
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大好きな本、岡本太郎の「沖縄文化論」も、おしゃれな沖縄本から本格的な文化ものから戦争の本まで。
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この旅の間、毎日通っていた市場の古本屋「ウララ」の本も。旅日記やコザのロック本まで。(今回、コロナ禍の心配がなければ、島唄や沖縄ジャズのライブハウスに行ってみたかった!)
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今回の旅は那覇でまったり5日間過ごしたので、地元の本屋ならではの沖縄本を探して歩きましたが、品ぞろえが良かったのが桜坂劇場のショップと、市場の古本屋「ウララ」と、そしてここのホテルの読書ルームでした。ここの本は買って帰れないけど!
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沖縄の小説をたくさん書いている、直木賞候補になった池上永一さんの小説もありました。ここにおこもりして沖縄本を全部読破したかったなー。
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結局、読書ルームでコーヒーもらって自分の部屋(こちらも最上階)に帰り…
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市場の古本屋「ウララ」で買った室生犀星の「映画日記」を読んで(室生犀星は、この旅の前に行った金沢の出身なので、那覇の本屋でこの素敵な本を見つけて「It's a sign!」と思って買った)、晩ごはんを近くの居酒屋に食べに行くか…とネットで調べたものの、前夜のひどい接客のトラウマで外に食べに行くのが嫌になり、晩ごはん抜きで寝ました!さらに翌日の大阪に帰る飛行機も、予約変更して3便ほど早めて、一刻も早く那覇を離れたいモードに入ってしまいました…居酒屋の店員さんは、軽い気持ちで1人の客にひどい接客をしただけでしょうが、楽しい旅をしていた観光客の残りの旅程をめちゃめちゃにしたんですよねー。タイムマシンがあったら別の店に行き直すのになー。
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というわけで、何とも冴えない4日目の旅日記をお読みいただき、ありがとうございました。前夜の居酒屋事件の自分なりの反省点は、旅行初日からfaebookに都度都度旅の実況中継的に投稿してしまったため、友人たちから「どこそこで何々食べろ」というお勧めがいくつも寄せられて、信用して全て行ってしまったことです。今後は旅行中にSNSに上げず、自分で本当に行きたい店だけに行くようにしなくちゃ、と思いました。ぼったくり事件のトラウマで二度と那覇に行くものか、と帰阪当初は思っていましたが、1か月ほど経った今は、またのんびり沖縄に行きたいなあと思い始めました。次は離島かなあ。(旅日記はあと1日分つづきます!)
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