足立区最古、1100年の由緒の千住神社へ初詣で。

2022/01/18 - 2022/01/18

今日は友人宅で少人数の新年会です。
新年なので足立区最古の千住神社へお参りに。先日行った川崎大師はお寺だったので今度は神社へ初詣で。その後買い出しをして新年会へ。

コロナ感染者数の陽性者数が日々増えていくので、慎重かつひっそりと行動。新年会も3人だけの集まりです。

エリア 北千住・南千住(東京)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• ショッピング: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄 自家用車 徒歩

京成「千住大橋」駅下車。

千住大橋駅 駅

改札を出て何気に左手を見ると行列が！「ラーメン二郎」の開店を待っているらしい。

改札からまっすぐ、高架下の商店街の先は日光街道です。

春日部、草加へ続く日光街道（国道4号線）。

墨堤通りを通り過ぎて、

墨堤通りは東京都道461号。墨田区と足立区を結ぶ特定通りで大きく屈折している荒川沿いを走っています。

足立警察の交差点を旧道へ左折。

千住神社に到着です。

入り口に「源義家陣営の地」の碑があります。源義家（1039？～1106年）は八幡太郎の通称で知られる、伊予の守、源頼義の長男。鎌倉幕府を開いた源頼朝や室町幕府を開いた足利尊氏の祖先です。

1051年、奥州征伐の際に、荒川（現千住大橋付近）を渡り、二ツ森（現千住神社）に陣営し、戦勝を祈願したと古記録にあるそうです。

背後の鎮守の森はほとんどなくなっており、高層マンションが見えています。

ご祭神は須佐之男命（すさのおのみこと）と宇迦之御魂命（うかのみたまのみこと）。

千住に集落が形成され始めた926年頃の創建と言い伝えられる、ご鎮座1100年の古い神社です。

境内に少しだけ残された木々。

足立区内では最も社格が高い神社だったそうです。

手水舎。

境内のどこかにまだ防空壕跡が残っているそうです。手水舎より入口寄りのところらしいのですが分かりませんでした。

芭蕉の句碑。背後の倉庫には御神輿を収納しているようです。

「不屈の銀杏」

昭和20年4月10日の空襲で神社が被弾。蔵を残して焼失。焼け跡から芽吹いて復活した銀杏です。

春と、秋から冬にかけて、年に二度咲く「十月桜」が小さな可憐な花を咲かせていました。

江戸中期に盛んになった富士信仰。下町には沢山の富士塚が作られたそうです。

千住富士。富士塚は、年に一度、7月1日のみ登坂可能となっています。

本殿。

空襲で消失後、再建されました。

本殿の後方は駐車場と道があり、そこから先は住宅地です。

側面も砂利が敷かれ、住宅が迫って来ています。

御神木の銀杏。2本だけ空襲でも焼け残ったそうです。

2本なので夫婦銀杏として大切にされ、間を渡れるようになっています。

今年初めてのおみくじを引きました。

御朱印の字のきれいなこと。直書きで書いてくださいます。残念ながらご朱印帳を持っていなかったので。

奥の細道とあるのは、先ほど降りた「千住大橋」駅のそばが千住宿の入り口で、日光街道の最初の宿。芭蕉は深川の「芭蕉庵」から船で千住大橋に着いて人々に別れを告げたと言いますから、こちらの神社にもお参りしたかもしれません。

友人と合流。

駅の方へ戻ってきました。この辺りに芭蕉の石碑があるそうです。最終的に600里（2400k）、日数にして150日間をかけた奥の細道の出発点です。

千住大橋 名所・史跡

千住大橋です。隅田川に架かる橋で足立区から荒川区へ向かっているところです。

国道4号線で混み合うせいか、上り（新橋）と下り（旧橋）の千住大橋があります。見えている旧橋は昭和2（1927年）竣工という古い橋です。

隅田川に最初の橋が架けられたのが千住大橋。徳川家康が江戸入りして間もなくの1594年。現在の橋より200mほど上流だったとか。

正面にスカイツリー。

南千住駅側の「ララテラス」のスーパーで買い出し。

ララテラス南千住 ショッピングモール

店内は比較的空いていました。平日の午前中だし。

「角上」さんは魚店として下町～千葉県にかけて数店舗お店を構えています。新鮮な魚介類はここがおすすめなんだそうです。

新鮮な魚介類！つい買い過ぎてしまう。

今日は友人宅で新年会です。オミクロン株の感染者急増で、どうやら4都県は明日から「まんぼう」になるらしい。

呼子のイカの口の煮物。
先月福岡へ行った時に購入して冷凍しておいたものとか。コリコリしていて、珍味でした～

まん延防止等重点措置が発令されてしばらく皆で食事も出来なくなりそうです。（この「まんぼう」は延期されて3月21日まで続きました。）