2022/01/15 - 2022/01/16
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Joshuatreeさん
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カリフォルニア州サンタバーバラ沖にあるチャンネル諸島国立公園の中のサンタクルーズ島にキャンプをしに行ってきました。この島にはたくさんのキツネが住んでいます。
私がこの島に訪問するのは確か3回目。行こうとして船の予約をしたのはそれよりもずっと多く、7~8回ほど。半分以上で船が欠航になり訪問できなかったのです。特にキャンプに行こうとして予約をした際は、これまで全滅でした。嵐で桟橋が壊れたり、山火事になったり、キャンプ場が閉鎖になったりも。
今回、念願が叶ってのようやくの訪問です。
以前日帰りで訪問した時の旅行記はこちら。
https://4travel.jp/travelogue/11447955
まずはIsland Packersで船の予約。キャンプ利用者用の料金は今回往復84ドルでした。
次にRecreation Govでキャンプ場の予約。こちらは1泊15ドル。
船の予約をした際、Eメールに持っていける荷物は一人60ポンド(約27キロ)までですということが書かれていたのでそれを見て準備を進めてきました。予約から3ヵ月ほど経って、キャンプの当日がいよいよ近づいてきたのです。
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出発の前日に届いたEメール。強風の予報でもしかすると船のスケジュールに変更があるかもと書かれています。
今まで何度も欠航を体験している私には嫌な予感。 -
そして当日に届いたメール。船の時間は遅くに変わるけれど、キャンプ用の船は出港すると書かれてあります。よかった。
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出発の一時間前に港へ。
事前にもらっていた案内だと、荷物の重さは合計いくつまでとか一つの荷物はいくらまで、水や燃料は荷物とは分けておく、荷物はお客さんが自分で船に積み込むとかいう感じの案内が書かれていました。具体的にはどんな感じになるんだろうと思いながら当日を迎えたのです。
実際の流れはこんな感じでした。
1.オフィスでチェックイン。緊急連絡先の記入。
2.建物の裏で荷物に水や燃料が入っているかどうか、入っている場合はどうするかの説明を受ける
3.燃料は事前に乗り込み口に置いてある入れ物に各自入れる
4.荷物は自分で船に持っていく。行き先を船員さんに伝えてしまってもらう
5.並んで待機。乗船は出港時間の15分くらい前から
6.乗り込む際に水をもっている人は別途預ける
スマホの予備バッテリーなどは預けることができず、手荷物で持ちこむよう指示を受けました。 -
今回の船。
この日は海が荒れていたので日帰りのホエールウォッチングは中止。キャンプに行く人だけ、スコーピオンに行く人とプリズナーに行く人をまとめて1つの船に乗せてくれるようです。寄港順はスコーピオン、プリズナーの順で。 -
ほぼ12時ちょうどに出港。
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沈没した船を見ながら港から出ていきます。
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一時間ほどの航海で島の近くまで。アシカがいました。ゆっくり見れるよう、船の速度を落としてくれました。
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次はイルカの群れ。かなりいます。
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船のすぐ下にも。
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船が走りだすと、競争するかのようにイルカも速度をあげて泳いでついてきました。
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写真が下手な私でもイルカの顔が映った写真が撮れるくらい、どんどんジャンプもしてくれました。
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イルカ。
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近くにも。
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後ろからも。
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イルカ。
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船の反対側にもたくさん。
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イルカだけじゃなくてクジラもいました。Humpback Whale(ザトウクジラ)のようです。
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尾びれを見せて潜っていきました。
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他にもGray Whale(コククジラ)がいたようですが私には見えませんでした。
今までサンタクルーズ島や周辺でのホエールウォッチングには何度も参加しましたがこんなに多くのイルカが見れたのはあまりありません。今回は妻も一緒にキャンプに行こうと有休をとっていたのですが、直前でサンタクルーズ島には水洗トイレがないことを思いだしてやっぱ行くのを辞めると言ってきたのです。来ればよかったのに。 -
出発から1時間半後くらいで島に到着。立派な桟橋が出来ていました。
島に上陸したのは3回目。1回目はゴムボートに乗り換えて海岸に上陸、2回目は壊れた桟橋から降りている梯子によじ登って。今回は船から桟橋に、普通に歩いて降りられました。 -
桟橋には国立公園のレンジャーが待機していました。
キャンプ場のチェックインをしてオリエンテーションを受けた後、キャンプ場に。歩いて5分くらいのはず。 -
キャンプ場に到着。看板の下の箱にはパンフレットなどが入っていました。
キャンプ場には飲み水が出る水道と簡易トイレがあります。 -
今回のサイト。キツネから食べ物を守るためのFox Boxが付いています。たき火は禁止なので炉はありません。
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今回持って来た食料。
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暖かくなりそうだったので、装備は軽めにしました。バッグの重さは20ポンド(約9キロ)くらいです。
今回のキャンプの目的はキツネを見ること。本を読みながらキャンプサイトでずっと待っていましたが全然来ません。前回来た時はキャンプ場でうろうろしているのを何匹か見かけたのに。 -
日が暮れる頃まで待っても全然キツネが来ないので、桟橋方面に戻って探しにきました。1匹見つけました。
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結局この日見たキツネは1匹だけ。明日に期待しよう。
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日が暮れてすぐにテントにこもりました。
日付が変わる頃にテントから抜け出してトイレに行ったのですがライトがなくても道がはっきり分かるくらいの明るさでした。この日は満月だったようです。
月明かりに照らされた道を横切るキツネを見ることができました。 -
二日目の朝。
テントの中に蚊が何匹か入って来ていて、羽音がうるさかったので夜はあまり寝ることができませんでした。ゆっくり、明るくなってから7時過ぎに行動開始。 -
桟橋のほうに来てみました。
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この日もキャンプサイトでキツネを待っていましたが全然出てきてくれないのでグループキャンプサイトのほうに来てみました。歩いて5分くらいのところです。
こちらにはキツネがいました。 -
水道のところで水を飲んでいるのかな?
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キツネ。
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キツネ。
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キャンプ場のチェックアウトの時間は11時。今回予約している帰りの船の時間は3時半。4時間30分ほど時間があります。
島には荷物を預けることができる場所はありません。チェックアウトの時間から船の出発時間まではキャンプ道具は自分で持ってなければなりません。
重たい荷物を持って動き回るのはめんどくさかったのでチェックアウト時間ぎりぎりまでサイトで過ごしました。時間を過ぎたので荷物を持ってサイトから出ようとしたとたん、横をキツネが通りすぎました。もうちょっと早く来てくれたらよかったのに。 -
荷物を担いでまたグループキャンプサイトのほうに来てみました。またキツネがいます。
今回はグループキャンプサイトのほうがキツネ運がよかったみたいです。 -
桟橋の近くに移動。ビジターセンター付近にいくつかあるベンチのところで荷物を降ろし、本を読んでいたら横をキツネが通っていきました。
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ここはキツネの通り道かもしれません。30分置きくらいにキツネが通っていきました。
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キツネ。この島のキツネは小さくて家猫くらいの大きさです。
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近くまで来てくれました。
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向かいの丘の方にも二匹いました。
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3時15分頃に迎えの船がやってきました。
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3時39分頃に出港。アナカパ島を横目に船は進んでいきます。
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帰りにもイルカを見ることができました。
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船の後を何頭か付いてきています。
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逆光でイルカの顔は見えにくかったですが、夕日に照らされるしぶきが印象的でした。
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イルカ。
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夕日が沈む頃、ベンチュラの港に戻ってきました。いい旅でした。
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