カラファテの広々とした景色を楽しめるレドンダ湾 Bahia Redonda

2021/12/26 - 2021/12/26

カラファテの町はアルヘンチーノ湖に面していますが、その手前にレドンダ湾という湿地が広がっており、野鳥の宝庫です。３泊４日のカラファテ旅行の３日目、湾に沿って歩き、景色を楽しみました。

エリア カラファテ(アルゼンチン)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: タクシー 徒歩

初日にフイリチェの丘へ登る4WDツアーに参加しました。

ヒルウィリチ 自然･景勝地

丘の上から、アルヘンチーノ湖畔沿いのカラファテの町を眺めます。緑の濃いところが中心街。その奥の池が２つあるところがニメス湖でその左にひろがるのがレドンダ湾。湾の入り口の小島のところが岬状になっています。Google Mapで検索しても特に見どころはなさそうでしたが、岬は緩やかな高台になっていてぽつぽつと点在する家屋がいい味を出していました。

ツアーの参加者の一組が、レドンダ湾沿いのコテージに宿泊していて、そこへピックアップに行くときにフラミンゴの群れが見えたので、あとで行こうと思いました。

4WDツアーから帰ってきてニメス湖へ向かったのですが、クリスマスイブのため閉園していました。とはいえ園内との境界には遮るものが何もなく、遠く敷地内の池にフラミンゴの群れが見えました。

ニメス湖 滝・河川・湖

そのまま西へ歩いてレドンダ湾へ。

レドンダ湾 海岸・海

さっそくフラミンゴが。

湿地なので水際まで歩くのは難しいのですが、１か所だけ地面が乾いて固く踏みしめられているところが。フラミンゴに近づこうと水辺ギリギリまで歩いていくとこの犬が。警告のためか護衛のためか。この犬、さっき広場でサンドイッチを食べているときに近づいてきたので数切れあげたんだった。中身のハムとチーズだけ食べて、食パンは食べなかった舌の肥えた(野良？)犬。

この時点で午後４時ころです。

最初は雲が多かったのですが、徐々に晴れてきたら日差しの強いこと強いこと。町へ引き上げてこの日はホテルに帰ります。日がものすごく長いので遅くまで歩きまわれそうでしたが、カラファテに来る飛行機のために午前２時起きだったので、後日あらためて。

２日目はペリトモレノ氷河へのツアーに参加して、３日目をどうしようか決めかねていたのですが、氷河を展望台から眺めるだけで思いのほか満足したので、他のツアーには参加せず、街歩きを楽しみます。タクシースタンドで、レドンダ湾の岬にはなにか見どころはあるのか訪ねたところ、なかなかのよい眺めだというので行ってもらうことにします。

というわけで一気に岬へ。タクシーはなかなか立派です。車内はちょっとほこりっぽかったですが。

運転手の解説を聞きながら、ところどころで下ろしてもらい、写真を撮りました。

アルヘンチーノ湖の独特の青が目前に。アルヘンチーノ湖はアルゼンチン最大の湖です。

アルヘンティーノ湖 滝・河川・湖

ところどころに家が建てられましたが、電気や水道などのインフラが整備されなかったので、空き家になっています。

とてもいい景色で別荘によさそうですが仕方がないですね。

引き返しつつ、よさげな景色のところで止まってもらいましたが、ここも、あーここも、と車のペースではどんどん通り過ぎてしまします。運転手もだんだん邪魔くさそうになってきました。

カラファテの市街地への入り口で下ろしてもらいます。

が、時間も早かったし天気も良かったのでふたたび岬へ向かって歩き直します。

またまた犬が。

馬のいる風景。

ただただだだっ広い風景ですが、空や雲、水辺や草原のグラデーションがきれいです。

例によってサッカー場。

野の花が。アザミでしょうか。

ふりかえってカラファテの町を眺めます。背後にひろがるカラファテの丘。

今日は日曜日でランナーのグループが。ゆっくり走っているように見えましたが、ちょっと目を離しているうちにけっこう遠くまで移動していたので、見た目ほどの距離はないなと感じました。岬から歩いてもよかったかも。

カラファテの丘の隣には初日に登ったフイリチェの丘が。

レドンダ湾はニメス湖と違って保護区ではありませんが、ふつうに野鳥たちが羽を休めています。

時期によって水位が変化するレドンダ湾。冬には30センチほどの氷が張って、スケートが楽しめるそうです。

鳴き声に存在感のあった別の小鳥。

常時風が強いので、高い樹が生えません。

遠くまで草地が続いて、その向こうにフラミンゴやそのほかの鳥の群れが。

同じような景色が続きますが、微妙に色合いが変化していて飽きません。

ただただだだっ広い風景の中、石がアクセントに。

鳥密度が高くなってきました。

ガンでしょうか。雄と雌で色が異なるそうなのですがどっちかは忘れた。

鳥だらけです。

コンデジの120ミリズームではこれが限界。

タクシーで最後に止まってもらった地点まで来ました。

ぼちぼち引き返します。

土が盛ってあって小高くなったところに登ってみます。

一周回りながら動画を撮ったのですが、風が強くてまっすぐ立てないくらい。

車道脇に、4WDが通ったような跡が続いていたので、そこを歩きました。ときどき草むらを横切ったのですが、布にくっつく草があって、靴やパンツの裾にびっしりとすごいことになっていました。

女性がトレイルランのように楽しんでいたのですが、あの草はくっつかなかったのでしょうか。かなり痛いのですが。

馬のところまで戻ってきました。

花の咲き誇るゲストハウス。だいぶ町に近づいてきました。

アルヘンチーノ湖が遠くに見える景色に変わりました。

カラファテとロス・グラシアス国立公園を結ぶ国道に戻ってきました。

湖沿いの道を離れて、坂を登っていきます。

けっこう急な上り坂ですが、見晴らしがよさそうです。

残念ながら少し曇ってきてしまいました。

遠くのアルヘンチーノ湖のほうだけ照らされています。

町側のレドンダ湾を見下ろします。

ニメス湖。今日は日曜ですが、開いているでしょう。

昼下がりはほとんどの観光客がツアーに出かけているので、エル・カラファテの文字盤のまわりも人少なめです。

途中にあったパン屋で昼食。

クリスマスの時期に旅行をしたのですが、祝日なのでかなりのレストランが閉まっていました。中心街のいかにも観光客向けのレストランは営業していたのですが、地元の人御用達っぽいローカルなレストランを見つけるのが難しかった。パン屋のサンドイッチはクロワッサンやフランスパン、エンパナダスなどと並んでアルゼンチンの定番なので、気取らずゆっくりと食事ができました。

パナデリア アンド コンフィテリア ドン ルイス パン屋