真冬の旅！ 金沢～白川郷～飛騨高山～能登 その④定期観光バス「わじま号」で輪島朝市・白米千枚田・千里浜なぎさドライブウェイへ！

2021/12/27 - 2021/12/31

年末の日本列島、冬型の気圧配置が強まり日本海側は大雪に。
そんな中、コロナに翻弄された２０２２年最後の旅は、金沢を拠点に白川郷、飛騨高山、能登半島と日本の豪雪地帯を回ることに。
コロナ前までは寒い時期には東南アジア、沖縄など南国のリゾートに出掛けることを定番としていたが、2週間前に宮古島に行ってきたばかりの今年の年末は、思いっきり真冬のエリアを選んでみた。
都内に前泊し羽田からANA便で小松へ。
金沢市内のホテルを拠点に大雪警報発令中の豪雪地帯を回る計画。
いつもはフライト＆レンタカーが多いけど、さすがにこの地での運転には自信無い。
そのため、金沢市内観光は路線バス、白川郷+飛騨高山そして能登半島へは観光バスツアーを選択。
真冬の装備として、ゴルフ用の機能性インナーに電熱ダウンジャケット、そして足元はドクターマーチン。
猛吹雪と強風の中、どこまで耐えられるか・・・

旅の4日目は、北鉄バスの定期観光バス『わじま号』にて能登半島を訪れることに。
金沢駅を発ち、奥能登の輪島朝市・白米千枚田から波打ち際の海岸線をドライブできる千里浜なぎさドライブウェイを回る。
前日の白川郷＆飛騨高山バスツアーに続き、この日もバスツアー参加。
足の便が悪い能登半島、そしてやはり雪を考えるとツアー参加が無難、結果オーライ！でした。

エリア 石川

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

ホテルで朝食
金沢駅に７：５０集合、朝食開始は７：００から小鉢とスープでささっと済ませる

三井ガーデンホテル金沢 宿・ホテル

金沢駅前の北鉄バス案内所に集合

北鉄金沢駅 駅

コロナの影響で白川郷行きの高速バスは1日2便に減便

雪の影響は無く各方面バスは順調に運行予定

北鉄バスの『わじま号』
定期観光バスだけあって、バスガイドさんが乗車
道すがらの名所やツアーの見どころを丹念に説明してくれる

金沢駅を発ったバスはのと里山海道で一路能登半島を目指す

大型の観光バス
参加は12名、席もフリーで使わせてもらえたので三密回避も完璧

輪島駅ふらっと訪夢到着
ここからの参加者は無しのためスルー

道の駅 輪島 道の駅

金沢駅から途中休憩をはさみ約2時間弱
輪島朝市に到着

輪島朝市 名所・史跡

ツアー参加者はここで記念品（輪島塗の箸）を受領

朝市みやげ処 お土産屋・直売所・特産品

中には能登の名産・特産も紹介

朝一の商店街・・・
なんかイメージと違う

天候の影響もあるが（風強し）、やはりコロナ禍で出店を控えている方が多いようだ

くわえて過疎化、高齢化とここにも日本全体が抱える問題が降りかかっているようだ

輪島漆器のマンホール

こんな洋館もあり

３５０メートルほどの通り
かつての賑わいが早く戻ってくると良いのだが・・・

輪島塗のお店
本物はお高いですね・・・

折角なので海産物のお店をのぞきお土産調達

輪島出身なんだね

NHK朝の連ドラ『まれ』のロケ地

バスの乗降地、輪島塗会館へ戻る

輪島塗会館 美術館・博物館

中を参考見学

輪島漆器の販売も行っているが、高額商品ゆえじっくりと時間をかけて選びたい
ので今回は見学だけ

輪島漆器の製造過程を丁寧に説明
塗りの作業と仕上げに相当の手間と時間がかかっている
高額になるのもうなづける

次は白米千枚田

ここから展望テラスに降りる

世界農業遺産である白米千枚田

白米千枚田 自然・景勝地

日本海の荒波と棚田・・・ここも日本の原風景

約4ヘクタールの範囲に1004枚の棚田
良く見ると極小の棚も多い
そして夜にはライトアップされる
よく見ると畔にLEDあり

輪島・白米千枚田あぜのきらめき イルミネーション

展望テラスの上は道の駅

道の駅 千枚田ポケットパーク 道の駅

輪島の特産品、もちろんここで採れたお米も販売

ヨモギの鯛焼きをいただく

次は輪島キリコ会館

輪島キリコ会館 美術館・博物館

キリコのことを良く知らなかったため、あまり期待していなかったけどいざ見てみると感動！

能登キリコ祭り・・・能登は半島各地で繰り広げられる夏秋祭
キリコとは切子燈籠、奉燈、御明かしなどと呼ばれる巨大な燈籠
それらを神輿に伴って担ぎまわる勇壮な祭り

能登のキリコ祭り 輪島大祭 祭り・イベント

キリコ祭り・・・能登半島の180余りの集落で行われている

10メートルを超す高さに輪島塗の装飾
雅で鮮やかな切子を担ぐ（引き回すのではない！）

近年は、電線が張られまた過疎化による担ぎ手不足で切子も祭りも規模縮小の一途らしい・・・

１階から３階まで突き抜ける大松明・・・祭りのクライマックスに灯火される

大松明を下から見上げた図

輪島キリコ会館
何気に見応え十分でした

バスの迎えで次の目的地へ

昼食会場に到着

ビュー・サンセット グルメ・レストラン

能登豚の豚汁、アジフライ、ブリ刺、金沢おでん・・・結構ボリューミーで嬉しい

ホテルも営業

日本海を見下ろす小高い丘の上

日本海に沈む夕陽が売りだ

しばしバスは荒波の日本海を並走
ここは岩ノリの畑・・・荒波の中命がけの収穫だ！

道の駅 とぎ海街道

道の駅 とぎ海街道 道の駅

この階段の先にあるのが『世界一長いベンチ』

全長４６０メートル！

世界一長いベンチ 名所・史跡

確かに長い・・・

日本海を見下ろす展望スポットでもある

岸壁の母碑

岸壁の母の碑 名所・史跡

戦地に向かった息子の帰りを生涯待ち続け再会を遂げることなく亡くなられた母親の気持ちを謳った歌・・・実話だったんだ

車窓から・・・機具岩（はたごいわ）
写真は夫婦岩の片方だけ

機具岩 自然・景勝地

次いで巌門（がんもん）

ゼロの焦点の舞台
ここには松本清張の碑文がある（小説を読みここで投身自殺した女性を哀悼し文を記した・・・）

ここも車窓から・・・
海食により岩がアーチ状に削られている

巌門 自然・景勝地

巌門と対をなす鷹の巣岩

白波に洗われている平らな岩は、かつて源義経と弁慶が碁を打った碁石岩

ここは再稼働されるのであろうか？？

バスツアー最後の見せ場は、千里浜なぎさドライブウェイ

車が通行できる程にきめ細かい砂

ただしこの日は波が高く、砂浜通行不可

砂浜に打ち付ける波で車が通行できるスペースが無い・・・

冬場は通行不可の日が多いらしい
また近年は温暖化の影響で年々砂浜が後退している
ここでドライブできるのもあと数年か・・・

ここから砂浜に車を乗り入れるはずだったが・・・残念

砂のアート

結構成功
きめ細かい砂だからか、砂像も作り安いようだ

バイク

ここバイクと関連が有る様だ

能登千里浜レストハウス グルメ・レストラン

１７時半ころ金沢駅帰着
ホテルのすぐ裏に有る居酒屋さんで夕食

風風 尾山町店 グルメ・レストラン

寒ブリ、白子、おでんをつまみに加賀の酒を嗜む

外は雷、そして大雪だ・・・

この旅行記へのコメント （1）

• ねもさん 2022/02/19 11:49:52

  お久しぶりです

  Brightonさん　ご投票ありがとうございます。
  わが家も2018年夏に訪ねた能登半島、とても懐かしく拝見しました。さすが観光バスは要領よく回りますね、わが家の２日分より充実しています(笑)
  私が最もひかれたのは千枚田でした。夏と冬ではまるで別世界のみえます。冬はともかく、初夏とか秋にも行ってみたいと思いました(ただ金沢大学に在学していた娘が卒業したので、実現可能性は……)