2021/12/04 - 2021/12/05
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hidemi.yさん
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奥三河の湯谷温泉に向かうに際し、昼食時に新東名高速道路新城インターチェンジ直ぐ近くの「道の駅もっくる新城」に到着できるように出発しました。
昼食後、孫達は足湯に浸かったりして宿のチェックインまで時間調整。
指定の午後3時より前に到着してしまい、宿の「はず別館」を覗いてみたところ、快く良く早めのチェックインをさせて頂くことが出来ました。
息子達は、温泉に入って部屋でゆっくり、我々は宿に置かれていた「鳳来峡湯谷園地周辺地図」を手にして、宇連川沿いの鳳来峡を散策しました。
宿に戻り「鳳液泉」とも呼ばれる湯谷温泉の湯に浸かり、夕食の「鳳来牛ステーキ付きの和会席」を美味しく頂いて来ました。
翌日は、鳳来寺山登山です。
三の門前の無料駐車場を利用し、暫く緩やかな坂を軽快に登ると石段が見えてきます。
その先は鳳来寺本堂まで1,425段の石段を登り詰めると本堂が現れます。
休憩所となっている本堂前の田楽堂で呼吸調整をしながらしばし休憩し、鳳来寺山東照宮を見学して下山して来ました。
孫達は平気で石段を駆け上りますが、私達夫婦はギブアップ寸前でゴールしました。
今度この鳳来寺山を観光する機会があったら、パークウェイの山頂駐車場を利用したいと思います。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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昼食場所の「道の駅もっくる新城」
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ここを食事場所とした理由は、半年ほど前に立ち寄った際、孫が「今度来た時は、あれが食べたい」と息子夫婦におねだりしていた「名物110cm特大五平餅」を今回の旅行で昼食に頂くことにしました。
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特大五平餅は、注文後に焼き始まります。
串の長さが110cm、御飯の部分が90cm、通常サイズの12本分の量になると但し書きがありました。 -
30分程かけて焼き上がった特大五平餅。
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まず孫達からかぶりつきます。
かなりの大きさです。 -
他のお客さんの注目を浴びながら家族7人で完食。
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足湯の様子です。
お湯は、湯谷温泉5号泉で泉質はナトリウム・カルシウム一塩化物泉だそうです。 -
孫達が突撃します。
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今宵の宿の「はづ別館」です。
宿曰く、建物の感じは大正ロマン風とのこと。 -
玄関先とフロントの様子
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玄関奥のロビー
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ロビー内の座敷
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民芸調のロビーからの渓流の眺め。
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抹茶と和菓子のウェルカムドリンクでもてなして貰えます。
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利用した部屋の様子
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部屋から宇連川下流の様子
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上流の様子
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部屋を確認した後は、宇連川沿いの鳳来峡の散策です。
宿の北隣は、鳳液泉1号泉とのことで鳳来寺を開いた利修仙人が、たびたびこの鳳液泉に浸かり、精神と肉体の調和を図ったという碑が建てられています。
なお鳳液泉とは、湯谷温泉の源泉を指すそうです。 -
宿の前に湯谷温泉の歓迎アーチが架かっています。
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その先にJR飯田線の湯谷温泉駅がありました。
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ここは無人駅で奥に待合室があるだけです。
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駅には紅葉と秋咲き桜が咲いていました。
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宇連川に架かる浮石橋
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橋からの上流の様子
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下流の「のぞき淵」の様子。
先の岩は「馬の背岩」と案内がありました。 -
橋を往復した後の下流方向に向かう階段
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階段を上り詰めた先の薬師地蔵の展望台からの上流の様子
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その先は望月街道沿いの足湯に出ます。
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「利修仙人の足湯」と名付けられていました。
お湯は、鳳液泉7号泉とのこと。 -
足湯の隣に設けられた鳳液泉6号泉温泉スタンド
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「鳳来峡湯谷園地周辺地図」に「奥三河蒸留所」なる施設が書かれており、どんなウィスキーがあるのかと思って宇連川上流に向かいました。
この景色は、途中の渡瀬橋から上流の様子です。 -
かなり歩いてやっと到着。
?看板に「森から生まれるエッシェンシャルオイル」と表示? -
施設建物の様子
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時刻は午後3時45分、なんと閉店していました。
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ここは、アルコールとは関係なく、カフェとショップを併設したアロマ等体験型蒸留施設で、15分前に閉店していました。
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カフェの様子
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「奥三河蒸留所」前の養乙女橋
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橋からの下流の眺望
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宿に戻る途中の望月街道沿いのJR飯田線
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街道沿いの秋咲き桜と紅葉
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宿に戻り、さあ温泉です。
「はづ別館」のお風呂は源泉掛け流しとのことで、民芸ひのき風呂、露天風呂、鳳液泉風呂があり、男女時間交代制となっています。
ここは民芸ひのき風呂です。 -
宇連川に面した露天風呂
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鳳液泉は混濁しており、ツルツル感は無く、さらっとした感じのお湯です。
川面を眺めながら、疲れが癒されます。
泉質は、先程の「利修仙人の足湯」同様、鳳液泉7号泉で、道の駅もっくる新城同様、ナトリウム・カルシウム塩化物温泉で39.9度だそうです。 -
さてお待ちかねの夕食タイムです。
はづ別館の会席料理は、地元の旬の食材にこだわった料理とのことで、今夜の献立は「秋・紅色」と題され、柚子酒の食前酒から始まりました。
尚、子供用の特別料理が無いため、小学生低学年の孫も同じ料理です。 -
先付は、落花生豆腐、秋茄子田舎煮、かしわ牛蒡焚き。
造里は、川魚刺身です。 -
吸物の松茸土瓶蒸しです。
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焼き物のアマゴ朴葉包み焼焼き
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絹姫サーモンのキノコ鍋
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台物の鳳来牛ステーキ
鳳来牛とは4軒の農家でしか飼育されていない希少な牛だそうです。 -
食事のとろろ掛け御飯に蓮根味噌漬と大根うこん漬の香物。
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デザートは柿などでした。
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午後9時のお風呂の男女交代を待って鳳液泉風呂に浸かりました。
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鳳液泉風呂の様子
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お早うございます朝食です。
初めて頂く鮎の干物が中央に、コンニャクの刺身が左脇に配膳。 -
右脇の椀は、甘い出汁巻き玉子でした。
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吸い物は、猪肉の味噌汁。
出汁が煮立った頃に、鹿の糞程度の合わせ味噌を投入して頂きます。 -
チェックアウト後は、直ぐ近くの鳳来寺山登山に向かいました。
「仏法僧」と鳴くコノハズクの声を聞くことが出来る鳳来寺山は、大昔に起きた何回かの火山活動や地殻変動、風化侵食作用により原形を失い、その特異で険しい岩山は信仰の対象とされてそうです。 -
唯一無料の鳳来寺山の入口「三の門」脇の駐車場に車を止め、いざ出発。
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緩やかな勾配の参道を進むと「二の門」が現れます。
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更に進むと「一の門」があり、ここに終日500円の有料駐車場があります。
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硯石の販売所があります。
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その先の雲竜荘、賢居院の様子です。
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ここから鳳来寺本堂まで1,425段の石段が続きます。
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石段の様子
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石段を4分の1程登った先に仁王門が建っています。
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鳳来寺仁王門は、16世紀半ばに徳川3代将軍家光が建立した国の重要文化財とのこと。
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門に向かって右側の阿形像
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左側の吽形像。
いずれも江戸時代からのものとか。 -
石段はまだまだ続きます。
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石段を半分ほど登った先に建ち、門扉が閉ざされた真言宗の僧坊「松高院」です。
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その先に建つ曹洞宗の僧坊「医王院」。
寺号は本尊の薬師如来の異名が「大医王仏」である事が起因とか。
また明治初期までは多くの僧坊があったそうで、その後度重なる火災などで廃絶となり、今では松高院と医王院のみが現存しているとか。 -
やっと本堂が見えて来ました。
ここまで来るのに、息が上がり、冬にもかかわらず汗ばみ、膝はガクガクです。小1の孫が早く来いと応援?しています。 -
鳳来寺本堂です。
ここは真言宗五智教団の寺院で、本尊は薬師如来。
7世紀の初めに利修仙人によって開かれた古刹で、鎌倉時代に源頼朝によって再興されたと伝えられるそうです。
江戸時代になり、徳川家康の両親がここの薬師如来に子授けを祈願して、家康を授かったという縁起により幕府の厚い保護を受けていたとのこと。 -
本堂内の様子
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「田楽堂」からの奥三河の山々の眺望
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本堂から更に石段を登った先に建つお堂
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更にその上のお堂。
この先は奥の院へと続きます。 -
鳳来山東照宮に至る鳥居です。
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この石段を登り詰めると東照宮です。
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拝殿の様子です。
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鳳来山東照宮は、16世紀半ば3代将軍家光が祖父(松平広忠)報恩のために建築を命じ、4代将軍家綱が完成させたものとか。
拝殿の手前には、黄色で円錐型の「寅童子」が置かれています。
これは徳川家康の誕生が、寅の年、寅の日、寅の刻で、誕生から逝去までの間、鳳来寺峯薬師の十二神将の一つ「真達羅大将(寅童子)が姿を消してていたことで家康は真達羅大将の生まれ変わりだという由縁の置物だそうです。 -
幣殿の様子
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拝殿左側の様子。
透塀の向こうに本殿が見えます。 -
拝殿右側の様子。
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中門の様子
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本殿の様子です。
全国には多くの東照宮があり、鳳来山東照宮は日光、久能山とともに三東照宮と称されているそうです。
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