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観世音寺(かんぜおんじ)は、福岡県太宰府市観世音寺五丁目にある天台宗の寺院。山号は清水山。本尊は聖観音(しょうかんのん)。開基は天智天皇である。九州西国三十三箇所第三十三番札所。 <br />九州を代表する古寺で、造営開始は7世紀後半にさかのぼる。奈良の東大寺・栃木の下野薬師寺とともに「天下三戒壇」の1つに数えられる。平安時代以降は徐々に衰退したが、仏像をはじめとする文化財を豊富に有する。 <br />現在残る観世音寺の建物はすべて近世の再建で、昔の面影はないが、発掘調査によると、回廊で囲まれた内側の東に塔、西には金堂が東面して建つ、川原寺式に近い伽藍配置であった。その後天平宝字5年(761年)、鑑真によって当寺に戒壇院が設けられた。 当初は「八宗兼学の寺」とされ、平安時代後期以来、東大寺の末寺であったが、明治時代以降は天台宗の寺院となっている。 <br /><br />昭和34年(1959年)には鉄筋コンクリートの宝蔵が完成。宝蔵には像高5メートル前後の巨像3体(馬頭観音、不空羂索観音、十一面観音)をはじめ、金堂、本堂(講堂)に安置されていた諸仏が収蔵・公開されている。 <br /><br />県道から並木道の参道を北へ進み、南門跡を過ぎると、やや小高くなった広場があり、左方に金堂、正面に講堂が建つ。この他、広場の東方に塔跡と鐘楼、その奥に宝蔵、講堂裏手に僧坊跡がある。<br />金堂・・入母屋造瓦葺きの簡素な建物で、寛永8年(1631)再建。境内の西側、創建時の金堂の跡に東面して建つ。堂内には不動明王坐像が安置されている。<br />講堂・・「本堂」ともいう。境内正面奥の一段高くなった位置に南面して建つ、入母屋造瓦葺き二重屋根の仏堂。元禄元年(1688年)再建。堂内には聖観音立像を安置する。<br /><br />寺所有の仏像で国の重要文化財に指定されているものは15件(18躯)を数えるが、このうち、聖観音立像は講堂に安置、阿弥陀如来立像は九州国立博物館に寄託されており、残りの13件(16躯)は宝蔵に移されている。これらの仏像はいずれも平安時代または鎌倉時代の作品であり、創建期(奈良時代)にさかのぼる仏像で完存するものはない。 <br /><br />当寺の仏像の特色としては、地方色の薄い、都風の作風の像が多いこと、クスノキ材を用いる像が多いこと(平安時代以降の日本の木彫仏は一般にヒノキ材のものが多い)に加え、丈六像が5躯あることが特筆される。丈六像とは、経典に釈尊の身長が一丈六尺とあることから、この高さを基準に造られた仏像のことである(立像の場合は像高約4.8メートル、坐像の場合は半分の約2.4メートル)。当寺の仏像では聖観音坐像(しょうかんのんざぞう)、阿弥陀如来坐像、不空羂索観音立像、十一面観音立像、馬頭観音立像が丈六像である。 <br />「木造観音菩薩坐像」。クスノキ材の寄木造。像高は3.21メートル。<br />「木造十一面観音立像」。ヒノキ材の寄木造。像高は4.98メートル。延久<br />「木造観音菩薩立像」。クスノキ材の寄木造。像高は1.68メートル。11世紀の作<br />「木造馬頭観音立像」。ヒノキ材の寄木造。像高は5.03メートル。四面八臂(前後左右に顔があり、8本の腕を有する)で忿怒相をあらわす。寺伝どおり12世紀前半の作品と判断される。<br />「木造阿弥陀如来坐像」。 定印(じょういん)を結ぶ(膝前で両手を組み、各手の第1・2指で輪をつくり、他の3指を伸ばす)。クスノキ材の寄木造。像高2.2メートル。<br />「木造不空羂索観音立像」。クスノキ材の寄木造。像高は5.17メートル。三眼六臂、頭上に11の小面を有する。本像の引き締まった面貌、脇腹を絞り抑揚のある体形、腰から下の衣文が左右対称でなく変化を付けている点などは鎌倉時代仏像の特色である。<br />「木造十一面観音立像」。ヒノキ材の寄木造。像高は3.03メートル。像内に「仁治三年九月廿七日」の造立記1巻が納入されていた(仁治3年は1242年)。<br />(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用)<br /><br />観世音寺 については・・<br />https://www.dazaifu-japan-heritage.jp/bunkazai/detail.php?cId=500<br />http://www.dazaifu-japan-heritage.jp/dazaifu/jp/spots/kanzeon-ji-temple.html<br />https://www.dazaifu.org/map/tanbo/tourismmap/4.html<br />

大宰府14 観世音寺(九州を代表する古寺)宝蔵に諸仏 ☆木造十一面観音立像・丈六像-5躯

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2021/10/26 - 2021/10/26

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マキタン2

マキタン2さん

観世音寺(かんぜおんじ)は、福岡県太宰府市観世音寺五丁目にある天台宗の寺院。山号は清水山。本尊は聖観音(しょうかんのん)。開基は天智天皇である。九州西国三十三箇所第三十三番札所。
九州を代表する古寺で、造営開始は7世紀後半にさかのぼる。奈良の東大寺・栃木の下野薬師寺とともに「天下三戒壇」の1つに数えられる。平安時代以降は徐々に衰退したが、仏像をはじめとする文化財を豊富に有する。
現在残る観世音寺の建物はすべて近世の再建で、昔の面影はないが、発掘調査によると、回廊で囲まれた内側の東に塔、西には金堂が東面して建つ、川原寺式に近い伽藍配置であった。その後天平宝字5年(761年)、鑑真によって当寺に戒壇院が設けられた。 当初は「八宗兼学の寺」とされ、平安時代後期以来、東大寺の末寺であったが、明治時代以降は天台宗の寺院となっている。

昭和34年(1959年)には鉄筋コンクリートの宝蔵が完成。宝蔵には像高5メートル前後の巨像3体(馬頭観音、不空羂索観音、十一面観音)をはじめ、金堂、本堂(講堂)に安置されていた諸仏が収蔵・公開されている。

県道から並木道の参道を北へ進み、南門跡を過ぎると、やや小高くなった広場があり、左方に金堂、正面に講堂が建つ。この他、広場の東方に塔跡と鐘楼、その奥に宝蔵、講堂裏手に僧坊跡がある。
金堂・・入母屋造瓦葺きの簡素な建物で、寛永8年(1631)再建。境内の西側、創建時の金堂の跡に東面して建つ。堂内には不動明王坐像が安置されている。
講堂・・「本堂」ともいう。境内正面奥の一段高くなった位置に南面して建つ、入母屋造瓦葺き二重屋根の仏堂。元禄元年(1688年)再建。堂内には聖観音立像を安置する。

寺所有の仏像で国の重要文化財に指定されているものは15件(18躯)を数えるが、このうち、聖観音立像は講堂に安置、阿弥陀如来立像は九州国立博物館に寄託されており、残りの13件(16躯)は宝蔵に移されている。これらの仏像はいずれも平安時代または鎌倉時代の作品であり、創建期(奈良時代)にさかのぼる仏像で完存するものはない。

当寺の仏像の特色としては、地方色の薄い、都風の作風の像が多いこと、クスノキ材を用いる像が多いこと(平安時代以降の日本の木彫仏は一般にヒノキ材のものが多い)に加え、丈六像が5躯あることが特筆される。丈六像とは、経典に釈尊の身長が一丈六尺とあることから、この高さを基準に造られた仏像のことである(立像の場合は像高約4.8メートル、坐像の場合は半分の約2.4メートル)。当寺の仏像では聖観音坐像(しょうかんのんざぞう)、阿弥陀如来坐像、不空羂索観音立像、十一面観音立像、馬頭観音立像が丈六像である。
「木造観音菩薩坐像」。クスノキ材の寄木造。像高は3.21メートル。
「木造十一面観音立像」。ヒノキ材の寄木造。像高は4.98メートル。延久
「木造観音菩薩立像」。クスノキ材の寄木造。像高は1.68メートル。11世紀の作
「木造馬頭観音立像」。ヒノキ材の寄木造。像高は5.03メートル。四面八臂(前後左右に顔があり、8本の腕を有する)で忿怒相をあらわす。寺伝どおり12世紀前半の作品と判断される。
「木造阿弥陀如来坐像」。 定印(じょういん)を結ぶ(膝前で両手を組み、各手の第1・2指で輪をつくり、他の3指を伸ばす)。クスノキ材の寄木造。像高2.2メートル。
「木造不空羂索観音立像」。クスノキ材の寄木造。像高は5.17メートル。三眼六臂、頭上に11の小面を有する。本像の引き締まった面貌、脇腹を絞り抑揚のある体形、腰から下の衣文が左右対称でなく変化を付けている点などは鎌倉時代仏像の特色である。
「木造十一面観音立像」。ヒノキ材の寄木造。像高は3.03メートル。像内に「仁治三年九月廿七日」の造立記1巻が納入されていた(仁治3年は1242年)。
(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用)

観世音寺 については・・
https://www.dazaifu-japan-heritage.jp/bunkazai/detail.php?cId=500
http://www.dazaifu-japan-heritage.jp/dazaifu/jp/spots/kanzeon-ji-temple.html
https://www.dazaifu.org/map/tanbo/tourismmap/4.html

旅行の満足度
4.5
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一人旅
一人あたり費用
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交通手段
タクシー JALグループ 私鉄
旅行の手配内容
個別手配
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