2021/10/12 - 2021/10/12
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hidemi.yさん
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西美濃地方の紅葉が見頃となったかなと思い、11月中旬の平日「谷汲山 華巌寺」と「両界山 横蔵寺」へ家内と観光に出掛けました。
私達は尾張南西部に住んでおり、近場にもかかわらず揖斐川町は初めての観光です。
マイカーで自宅を出発し、途中「道の駅 織部の里もとす」でトイレ休憩して午前11時過ぎ頃に「谷汲山 華巌寺」に到着しました。
総門を潜った先の有料駐車場に車を止め、お寺を目指して石畳の門前町を散策。
観光客はまばら、もみじは一部が紅葉しているだけで、まだ早かったようでした。
拝観後は、妙心上人のミイラがある「「両界山 横蔵寺」を拝観。
こちらのお寺のもみじも紅葉が始まったばかりといった様子でした。
そして帰宅のついでに隣町の池田町内にある「つるすべ美肌の湯 池田温泉 本館」に入湯し、リフレッシュした一日でした。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
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トイレ休憩に立ち寄りました。
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屋外の特産物販売コーナーでは柿が沢山販売されており、自宅で穫れる柿と味比べと思い購入しました。
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谷汲山華巌寺の総門です。
華巌寺は、7世紀末に創建され、正式には「谷汲山華厳寺」といい、その山号と寺号は醍醐天皇より賜ったと云われる天台宗の寺院だそうで、その後、鎮護国家の道場として勅願寺に定められ、歴代の皇室、朝廷からも帰依厚く、観音信仰の名刹寺院として現在に至るそうです。
また「たにぐみさん」の愛称で親しまれる谷汲山は、日本最古の観音霊場「西国三十三所観音霊場」近畿地方以外の最後の札所として知られるとのことです。 -
総門をくぐると、左右に土産物店、飲食店、旅館などの立ち並ぶ門前街が続き、徒歩10分ほどで「仁王門」に至ります。
総門の近くは、閉めている店が多く閑散としていました。 -
小さな谷汲橋を渡橋した先の観光プラザです。
ここで有料駐車所の駐車券を示すと400円分のクーポンが頂け、門前町の「揖斐川町観光駐車場利用クーポン券取扱店」の表示のある店で使えます。 -
更に門前街通りを進みます。
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途中の両脇に立つ大燈籠です。
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「谷汲山 華巌寺」はもう間近です。
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仁王門に到着。
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門の左右には大きなわらじが掛けられています。
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左側の吽形像
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右側の阿形像
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境内に入り、最初の景色、放生池の地蔵堂です。
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境内の中央辺りの手水舎と焼香場
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本堂へは石階段を昇ります。
石段を登り詰めると「本堂」があり、本堂の背後には「阿弥陀堂」、「笈摺堂」、「子安堂」、そこから更に石段を上った先に「満願堂」が建ち、そこから徒歩約1時間程に「奥の院」があるそうです。 -
本堂の様子です。
本尊は、十一面観世音菩薩で脇侍として不動明王と毘沙門天が安置されています。
提灯が掛けられた左右の柱には「精進落としの鯉」と呼ばれる青銅の鯉が取り付けてあり、これは巡礼後に触れてなめるとか。
また暗闇を手さぐりで歩く「戒檀巡り」があり、満願・結願の地らしく厳かな雰囲気がありました。 -
堂内の様子です。
谷汲山と呼ばれるいわれは、12世紀頃、この山中で修業をしていた豊然上人が山野を開き堂宇を立てた折に、近くの岩穴から油が滾々と湧き出しだのが由縁だとか。 -
谷汲山では、花山法皇が詠まれた御製三首の御詠歌にちなんで三つがセットになった御朱印を行っていました。
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三つの御朱印とは、本堂(観音堂)
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満願堂
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笈摺堂を指し、それぞれ現世・過去世・未来世を意味するとされています。
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本堂裏から見えた仏像
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本堂裏の苔の水地蔵尊
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お参り方法とお札
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本堂からの鐘楼の様子
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本堂の外観
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境内の明王院からの紅葉の様子
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明王院からの参道の紅葉
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拝観後にお土産のういろを購入した三枡屋
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クーポンを利用して五平餅を頂いた二葉屋
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谷汲山華巌寺を後にして両界山横蔵寺に向かう途中に昼食をと立ち寄った「道の駅さんさん谷汲」です。
しかしながらメニューを見ても、食欲をそそるようなものが無く、トイレを利用しただけでスルー。 -
両界山横蔵寺の玄関口の「医王橋」です。
絶景でしょ!?
横蔵寺は8世紀初頭に伝教大師・最澄が創建したと伝えられ、200年前に即身成仏したという妙心法師のミイラが保存される寺です。
城壁のような石垣や荘厳な三重塔が建ち、多くの国の重要文化財が安置され、絵画、書籍を保存していることから「美濃の正倉院」と呼ばれるとのこと。 -
医王橋の様子
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石垣の様子
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山門に至る参道
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山門の様子
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扁額は劣化で判読不能。
この山門にもわらじが掛けられるも、仁王様は不在です。 -
本堂手前の三重塔
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三重塔の様子
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香堂と山門の様子
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本堂の様子
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本堂内の本尊 薬師如来の様子
御真言 オン コロコロ センダリ マトウギ ソワカ。 -
本堂天井の様子
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境内の紅葉の様子
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境内の観音堂内の様子
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舎利堂に至る石階段。短い階段ですよ。
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妙心上人のミイラが祠らわれる舎利堂、堂内は写真撮影等禁止です。
妙心上人とは17世紀後半に横蔵寺が建つ横蔵に生まれ、両親の没後、仏道修行のため巡礼の旅に出たそうです。
その後の18世紀初め、山梨の御正体山の洞窟で断食して入定し、遺体は村人によって祠らわれていたが、明治時代に出生地の横蔵寺に祠らわれたそうです。 -
舎利堂の対面に建つ瑠璃殿。
ここも写真撮影等禁止で、山門で不在だった仁王尊を始め、本尊の伝教大師・最澄が比叡山根本中堂の本尊を彫った余材で作った薬師如来坐像等々が安置されていました。 -
池田温泉に向かう途中、一宮市方面の濃尾平野が一望できる道路を走行。
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腹ごしらえに立ち寄った道の駅「池田温泉」
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足湯があります。
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道の駅で腹ごしらえした後は、旅のフィナーレ池田温泉本館での入浴。
池田温泉の「アルカリ性単純温泉」という泉質は、刺激が少なく体にやさしい美肌効果が期待できる温泉で、全国的にも大変珍しい純重曹の温泉で、強いつるつる感が得られるとのこと。
入湯してみると、みるみるうちに肌がつるつるに。
木々に囲まれた心地よい露天風呂を味わって帰宅しました。
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