2021/10/09 - 2021/10/10
26位(同エリア270件中)
すなふきんさん
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2021年7月に新型コロナのクラスターが発生し、しばらく近づけなかった南京に行ってきた。国民党政府の首都であり、近代的な観光スポットが多い一方で、明孝陵や城壁など中世以前の建築物も多い。2日目は中山陵や明孝陵へ。
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朝はマクドナルドへ。世界共通のクオリティ。
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再び中華門へ。夜は不気味だが、昼は荘厳なイメージ。
中華門 城・宮殿
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城門はいくつかの門が重なり構成されている。相当強固な作りである。
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かつては兵士が詰めたであろう場所。今はエンタメや展示スペースとなっている。
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城門の左右には階段が設けられ、そこから城壁の上に上がることができる。
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城壁を構成する石には作った人の名前らしいものが掘り込まれている。
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幅は118m、奥行128m。上に登るといかに厳重な城門であるかよく分かる。
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楼閣があった場所は広場になっている。楼閣は日中戦争の時に破壊されたそう。
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中華門の外側に向かって昔の武器のレプリカが並んでいる。
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周囲34kmにもなる城壁の一部の上は歩くことができる。とりあえず武定門まで1km程度歩くことにした。
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見晴らしも良くて気候も穏やかで気持ちがいい。雨予報だったが今のところ天気は大丈夫そう。
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城壁の上には大きな木が生えており、長い間街を守ってきた歴史を感じさせる。
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武定門を内側から眺める。バス道が下を通り市民の生活に溶け込んでいる。
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地下鉄2号線の首蓿园駅で降りると、鐘山風景区の入口が近い。APPでチケットを買うようアナウンスがある。
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風景区内はカートで移動する。1ルート10元だが、50元払って乗り放題にもできる。
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中山陵の入口。こちらは無料で入場可能。
中山陵 史跡・遺跡
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コロナが落ち着いたせいか、観光客が多い気がする。でもまだまだ少ないんやろうね。
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高さ8mもある大きな石碑。石碑の上部には国民党のシンボルである太陽のマークが刻まれている。
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階段から祭堂を見上げる構図が絶好の撮影スポット。
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祭堂まで登ると見晴らしの良い景色が眼下に広がる。午後から雨予報なので遠くは霞んでいる。
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中山陵の本殿。本当に重厚な霊廟で圧倒される。なお、北京から移された仏様は非公開の部屋に安置されているという。
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昼は魯肉飯(ルーローファン)風角煮丼にした。美味しいのだが、肉に豚毛が残っていて、まあ中国あるあるだが、何かちょっとねえ。
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明孝陵の周辺は広大な敷地の中に様々な見どころが詰まっている。子供には退屈な場所と思いきや水族館などもあるので老若男女で賑わう。
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明代から残る彫刻物が並ぶ石像路神道。大小様々な12対の神獣の石像が残されている。
明孝陵 史跡・遺跡
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こちらは象。耳がかなり小さい。実在する動物のみならず、空想動物の類も並ぶ。
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神獣が終われば次は剣士の像が並ぶ。
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皇帝のお墓だけあって敷地は相当広い。昔行った北京近郊の明十三陵を思い出させる。
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辿りついた陵墓エリアの入口。
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清の時代に荒涼していた陵を安定的に保存するために築かれたという石碑。背負った亀が壁に埋っている。珍しい。
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陵墓の前に築かれた楼閣。明楼というらしい。
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階段を登って上階へ。
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上から見ると結構な高さを感じる。
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陵墓のあたりは鬱蒼と草木が生い茂っており、何があるのかさっぱり分からない。
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中はVR施設になっている。歴史的価値のある観光地では当時の生活を知るVR施設があることが多い気がする。利用料金は100元程度と結構高い。
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明孝陵は南京唯一の世界遺産。中国は世界遺産が多いので、旅行の度にこの碑を探すことがワークになっている。
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カートに乗って霊谷寺エリアにやって来た。こちらは明代初期に作られた寺だが、国民党政府軍の慰霊の地でもある。
霊谷寺 寺院・教会
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1381年に建てられたという無梁殿。国民革命軍の慰霊の祭堂として使われた。このエリアでは存在感のある塔よりこっちを見ずして帰れない。
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梁を一本使わずに建てられた建物。どうやってこの高さの石造建築を実現したのか、当時の技術力の高さを感じる。
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シンボリックな霊谷塔は9層約60mもある。中には249段の螺旋階段があり、歩いて登る。
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さすがに249段はキツイ。ただ達成感もあるので、割とたくさんの人が登りきっている。
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最高階からの眺め。手すりはそんなに高くないし、下を見ると足がすくんで変な汗が出る。
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本日最後のスポット。1931年に建てられた蒋介石の官邸で、通称美齢宮。中国風ながら中はモダンな造りで保存状態も良く、当時の華やかな生活が蘇る。
美齢宮 博物館・美術館・ギャラリー
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1946年製のビュイック。今のビュイックは上海でのゴルフ送迎車のイメージが強いが。
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蒋介石の執務室。孫文の有名な言葉「天下公為」という文字が掲げられている。
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宗美齢がキリスト教徒ということで設けられた礼拝堂。当時の礼拝の様子を写した写真も展示されている。後に蒋介石がキリスト教徒になり、礼拝する様子も。
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また地下鉄に乗って、南京南駅へ。今回の旅ももうすぐ終わり。
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省都南京は大ターミナルやね。
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上海に帰って維新ラーメンを食べる。やっぱりマイホームタウン、上海が落ち着くわ。
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