秋の長湯温泉でぽっかぽか温泉三昧

2021/11/12 - 2021/11/14

体調がなんだか万全ではないような日々。
久々に昔家族でよく訪れた秘湯の長湯温泉で湯治をすることに。
長湯温泉のお湯がとても好きでもう一度行きたいとずっと思っていたので、
耶馬溪で紅葉をたのしんでから温泉三昧です。

エリア 竹田(大分)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー

朝9時に出発し一路耶馬渓へ。
青の洞門って何度も見てもすごい。
ノミを使って手で掘られた日本最古の有料道路です。
ただ、駐車場から遠いのでちょこっと降りて、ってわけにはいかない。

青の洞門 名所・史跡

青の洞門辺りは紅葉には少し早かったようです。
耶馬渓は今紅葉が見頃っていう情報に期待しすぎてしまった。

ちょっとだけ紅葉

こんな橋もありました。ここからの景色が素晴らしいです。
新しい橋かと思ったら、改修工事が終わったばかりだそうです。

美しい渓谷にため息が出ます。
気候もちょうどよくて幸せ。
次は一目百景を目指してナビをセット。
ところが、ナビにまだ反映されていない作りかけの高速道路に
乗ってしまった。
で、まんまと出口で降りることが出来ずに次の出口へ。

ここはどこでしょう、状態で高速を降りたら
ぽつんと現れた一軒のお蕎麦屋さん。
12時前に駐車場はいっぱい。3組ほど待っている。
お昼は耶馬渓のから揚げを楽しみにしていたけど、
空腹なので並んでみます。

30分ほど待って入店。
どんどん人がやってきます。

メニューです。
お茶はそば茶、おいしい。

とろろ飯。
一口食べてびっくり。お、おいしい。
耶馬渓は自然薯も有名で、とろろそば発祥の地と言われています。

耶馬渓のお蕎麦は初。
手打ちで新そば、とにかく美味しい。
お出汁がまた好みの味で、道に迷ってよかった。

美味しいお蕎麦で道がわからなくなった悲劇もすっかり忘れて、
長湯温泉をナビにセットして出発です。
耶馬渓ダムまですぐでした。
きれい。

ここまで来たら紅葉も見ごろ。

耶馬溪ダム 自然・景勝地

きれいな紅葉を楽しめてよかった。
で、進んでみたら一目百景も通り道にありました。
観光名所の一目百景は平日でも混雑していました。
そば饅頭だけ購入してすぐに出発。

ぐるぐる山道を耐えてやってきました、長湯温泉。

翡翠之庄、二泊します。
長湯の中心地から離れた静かな山の中。

宿房 翡翠之庄 The Kingfisher resort 宿・ホテル

ロビーがきれい。
離れ12室と、旅館棟に6室だったかな、小規模で静かな宿です。

かっこいいです。

チェックインして、点在する離れへ向かいます。

階段を数段降りたら今回宿泊する離れ。

朝倉の棟

玄関

和洋室です。
天井が高く、太い梁が雰囲気を出してます。
そして、和室にはこたつがあります。
こたつなんで何年振りだろう、うれしい。

床の間

ツインベッド

テラス。
寒いのであまり使わなかった。

もうちょっと暖かかったらここでぼーっと出来たのにな。
夏は虫が多いようで、虫よけセットがありました。

長湯ダムが見えます。

露天風呂は温泉ではありません。
脱衣所は屋内、暖房もあります。

露天風呂。寒い。
入りたかったけど、寒くて足をつけただけ。

外から見たらこんな感じ。脱衣所はしっかり屋内です。

早速温泉へ向かいます。
渡り廊下から一度外に出るので雨の日はちょっと辛いかも。

温泉は小さな男女別浴場と貸し切り風呂があります。
貸し切り風呂はフロントに鍵があれば使用できますが、
あいにく鍵が全部なかったのでとりあえず小さな浴場へ。
炭酸は強くはないけどぽかぽか温まってお肌つるつる。

ぐるぐる山道の疲れをお風呂でさっととったらお楽しみのご飯タイム。
食事棟へ向かいます。

ワインセラーもあります。

陶器は作家さんに依頼して特注で焼いてもらっているそうです。

靴を脱いで、個室に通されました。

お腹がぺこぺこ

メニュー。
わくわく。

テーブルにセットされていたのは四方松花堂、八寸です。
目にも美しくて美味しくて、温泉からの美味しいお食事は天国。

スパークリングワインで乾杯の後はボトルで白ワイン。

飲みやすい白ワインが進む進む。

先付けをちびちびワインと一緒に。

ヤマメのことをこの辺りではエノハと呼ぶそうです。
名物エノハのお刺身。
氷を崩したらぐちゃぐちゃになってしまい写真無し。
川魚とは思えない臭みのないおいしさ。

エノハの骨せんべい。これは無限骨せんべい。いくらでも食べられる。
頭までさくさく食べられます。

新鮮なサラダ。

焼き物もエノハ。
身がほっくほくで美味しい。

ステーキ

お茶漬け

デザート。
酔っぱらうし満腹だし、この上ない幸せ。

酔っぱらって爆睡し、早起きしたら貸し切り風呂へ。
朝は鍵が全部ありました。

フロントから持ってきた鍵を開けて、

小さめだけど貸し切りでのんびり。

身体の芯から温まる。たまらない。

紅葉を楽しみながら朝食へ。

旅館の朝ごはんってなんでとてつもなく美味しいのだろう。
そしてご飯のおかわりを絶対してしまうのはなぜだろう。

湯豆腐まで。これまた満腹。

客室に置いているコーヒーは自分で豆をひいて飲むタイプ。

満腹で動けずテラスでちょっとだけ休んでみる。
ハンモックがあるけど怖くて使わないまま。

ちょっとお出かけ。
敷地が広いのでお散歩しても楽しい。

あれは何だろう、と近づいてみたら

アニマルセラピーゾーンでした

羊がいます。
近寄ったらみんなでこちらにやってきました。
エサはないのよ、ごめん。

長湯の中心部へ行って、老舗の大丸旅館が運営するラムネ温泉へ。

ラムネ温泉館(大丸旅館外湯) 温泉

古い温泉街ですが、こちらの建物は目立ってきれい。

日本一の炭酸泉を楽しむつもりが、なんとお湯は32度。
しばらくするとぽかぽかになるらしいのですが、露天風呂なので寒すぎて断念。
内湯でしばらくのんびり。いいお湯です。

何軒かランチの場所を検索してたのに朝食を食べ過ぎてお腹が空かない。
昨日食べられなかったのでから揚げを買ってお部屋でつまもうと旅館の近くの
デリカミートへ立ち寄ってみました。

デリカ・ミート吉野 グルメ・レストラン

営業時間の短いお弁当や揚げ物を販売する精肉店が運営するお店です。

食券を買います。

待っている間、温泉地図を見て楽しみます。立ち寄ってみたい温泉がいっぱい。

戻ってきたよ～。

から揚げ、とり天、コロッケ、メンチカツを購入。セルフで豚汁が置いてありました。
お腹が空いてないって言いながら宿に戻ったとたんばくばく食べて胃袋を痛めつける。

さくさくの塩唐揚げ、美味しい。

揚げ物で胃袋をまたいっぱいにしたら温泉でのんびり。
食べて、お風呂に入って、寝て、この上ない幸せ。

ごろごろしていたらあっという間に夕ご飯。
連泊なのでいろいろ変えてくださっているそうです。

昨夜は飲み過ぎたので今日はグラスワイン。

秋だね～。

お刺身もエノハはありません。
連泊だけどエノハのお刺身は二日連続でもよかったな。

椀物は鴨が美味しかった。

珍味「エノハの自家製うるか」。
うるかは初体験。
アツアツの焼けた石でちょっと炙っていただきます。
ものすんごい内臓の香と味。これは好き嫌いが別れるなぁ。
珍味と呼ばれるものは好きだけど、これは一度でいい味かな。

経営するラーメン屋さんの麺で特製冷し麺。
これはお蕎麦のほうがよかったかも。

秋鮭の朴葉焼き。
野菜がとにかく美味しい。

昨日は焼き物だったエノハは今日は揚げ物。
昨日の骨せんべいが食べたい。

すっかり忘れられていたステーキがご飯もののあとに登場。
満室で大変そうでした。
素朴だけど良いサービスです。
御飯は地鶏めしでした。ちょっと濃かった。

お風呂に入ったらすぐ爆睡。

あっという間に最終日。2泊3日って短いね。次回は3泊したい。
またお風呂に入ってから朝ごはん。
おかわりは我慢。もう胃袋限界。

チェックアウトは10時半。フロントの横に少しお土産コーナーがありました。

帰り道に立ち寄った水の駅の湧水がすごい人気でした。
ここは行きたかった竹田の老舗から揚げ店。
その支店が水の駅にあったのに残念ながら胃袋が限界で断念。

水の駅 おづる グルメ・レストラン

高速に乗って眺めのいい別府湾SAでちょっと遊びます。
結構にぎわっていました。
トイレがとても綺麗でうれしかった。

別府湾サービスエリア 道の駅

びゅーんと高速で北九州へ帰ります。
門司港レトロ地区を散策。
すっかり人気の観光地、たくさんの人でした。

門司港レトロ地区 名所・史跡

お目当ては瓦そば。
川棚温泉の本店まで行きたかったけど長湯温泉からの道中でちょっと疲れたので支店で。

たかせ 門司港レトロ店 グルメ・レストラン

下関名物こふくのから揚げを頼んでみた。いまいち。

瓦そば、子供のころからの大好物。
ホットプレートやフライパンで家で作ることがあるけど
やっぱり瓦にのってると違うわ～。
でも、味は完全に本店の勝ち。本店に行きたい。

門司港レトロをちょこっと歩いたら帰宅。
久々の大分県、とっても楽しくて最高でした。
以前は海外ばかり考えていたけど、国内も素晴らしいので
今後は国内でいろんなところへ行ってみたいな。