どこか昔懐かしい町、島原へ(^^♪

2021/06/07 - 2021/06/13

もう夏前のことですが、海外に行けないということで、長崎のハウステンボスに行ってきました。
その後、島原へと移動し1泊、そして旅行の最終日、雲仙の温泉でゆったりと疲れをいやして帰ってきました。

島原は父方の祖母の生まれ故郷。行ってみたい場所でした。
私自身も3歳の時に訪れたことがあったのですが、すごく断片的な数コマしか覚えていませんでした。

エリア 島原(長崎)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

長崎駅9時25分発ＪＲ長崎本線で諫早、諫早で島原鉄道に乗り換えて島原へ。
長崎本線で諫早までは早かったけどディーゼルの島原鉄道はたった1両。

まるでバスのように短い距離を走っては停車し走っては停車しと、のんびりとした雰囲気。距離40キロちょっとぐらいなのに島原鉄道で1時間12分ほどかかります。

途中日本で一番海岸に近い駅と言われる大三東という駅も通ります。

島原到着。
鉄道のキャラが少女漫画キャラなのはご愛敬。

駅を出ると正面に島原城が見えます。

荷物もあるし雨もちょっと降っていたのでタクシーでホテルへ（徒歩だと8分ほど）
荷物を預かってもらいさっそく島原観光へ。

まずは島原城へ。

お城内の展示物はキリシタン迫害の歴史をいやというほど突き付けられます。
信仰を隠しつつ生きてきた人々がかなり多く存在していたんですね。

雲仙の噴煙に信者を投げ込むキリシタン迫害の様を描いた絵や、閉じると真ん中に十字架ができるハサミなども展示されていました。
見つからないようにわからないように工夫して信仰を続けていたんですよね・・・

天守閣からの眺め。天気が良ければ海の先は熊本の山が見えるとか。
天守は５階。

天守閣を降りた後は周りのやぐら等の記念館や資料館を見学。。。

お城見学を終え、お城前の通りほぼ正面にある元祖具雑煮姫松屋本店へ。

島原郷土料理具雑煮をいただきました。
東京のお雑煮に似たかつおだしのあっさりめのつゆ。餅の他にアナゴや鶏肉、ちくわや白菜、レンコンなどなど具沢山。
これはおいしかった！！満足のいく一品(^-^)/

おなかがいっぱいになった後は、ここから徒歩数分にある武家屋敷へ。

この地域は街並み保存に協力している住民の方が普通に生活している。

藩政時代の武家屋敷が3件そのままに保存されています。

中は自由に見学できる。

武家屋敷の通りをでてちょっと行ったところにあった郷土資料館にも行った後、徒歩でホテルへ行きチェックイン。
今回の宿は島原ステーションホテルです。

広々としてました。

足のマッサージ機もあり(^^♪。

窓から見える島原城。お城から駅方面がよく見渡せる(^^♪
部屋からお城が見えるってそれだけでなんだか素敵(笑)

少し落ち着いてから再び街へ繰り出します。
すぐ近くの商店街へ。

定休日の店も多く、ちらほら開いている店もさしてめずらしいショップもないごく普通の商店街(^◇^;)

途中鯉の泳ぐまちに通じる２本駅に近い通りに移動、湧水庭園「四明荘」へ。

一日3000トンもの湧水がでている池を利用して建てられた四明荘。水はとてもとても澄んでいてきれい！

そして次はしまばら湧水館。テイクアウトしかやっていないのに、どうぞどうぞと中に入れてくださった。

食べてみたかった島原名物スイーツかんざらし。白玉粉で作った小さな団子を「島原の湧水」で冷やし、蜂蜜、砂糖等で作った特製の蜜をかけたもの（蜜の割合はそれぞれで秘伝とか）。ここで頂いたかんざらし、甘さがちょうどよく上品でのど越しもよくいくらでも頂ける感じ。蜜も全部いただきました。

その後、少し距離はあるけど文化財に登録されている建造物がいくつかある上の町へ。

江戸末期の建物だという猪原金物店。現在も営業中。

こちらの壁には鯉が描かれている。

宮崎商店の明治時代のレンガ造り煙突。

そして再び島原駅へ行ってみました。駅っぽくない建物ですよね。

ポストも面白い(^^♪

よくある感じの田舎の駅風情、ノスタルジックでよろし。

一度ホテルに戻ってゆっくり休みます。夕食をどこで食べるか検討(^^♪

そして先ほどの「鯉の泳ぐまち」の入り口あたりにあるお店に決定。
味どころ「ほうじゅう」

雲仙ハムの厚焼き。

そしてまた具雑煮！旅では郷土料理ですよね(^_-)-☆

かんざらしも。

両方、1回目に食べた方がおいしかったかなぁと思ったけど、ここは居酒屋。
普通に郷土料理がメニューにあるのはすばらしい。

ホテルに戻る。部屋からみたライトアップされた島原城。

島原での1日、満足の行く充実した1日でした。〇〇年ぶりの島原、祖母の故郷は落ち着いた和みの地でした。