日光・奥鬼怒紅葉の旅

2021/10/31 - 2021/11/01

緊急事態中はなかなか群馬の自宅に帰れませんでしたが、ようやく落ち着いた事と、衆議院選挙投票のために帰る必要が出てきたのでこの機会に妻と紅葉狩りをしようと計画を立てました。
調べていくと日光市旧栗山村野門に家康の里という集落があり、この集落には数件の旅館・民宿があって夕食は囲炉裏料理が楽しめるそう。
家康の里は戊辰戦争の時日光東照宮に祀られていた御神体を隠し守った所で、後年栗山東照宮が建立された地で、初日は霧降の滝や川俣湖の瀬戸合峡の紅葉を愛で、二日目は日光東照宮を参拝してきました。

エリア 栃木

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝イチで投票(投票所一番乗り！)を済ませ、大間々から国道122号線を走り、先ずは朝ごはんです。
こちらはみどり市東町花輪にあるドライブイン、丸美屋自販機コーナーです。

建物もだけど、中もレトロ。
昔ながらのうどん自販機。

関東にしては一見薄めに見えるけれど、良い出汁が出て美味しい。
ちょっと寒い朝ですが、身も心も暖まりました。

日光市内を通り過ぎ、霧降の滝観瀑台にやってきました。

霧降滝 自然・景勝地

ここから少し歩きます。

色付いてます。

霧降の滝が見えてました。

見事な紅葉です。
まだ午前中の早い時間でしたのでそんなに人は多くなく、良い位置で撮れました。

キスゲ平園地レストハウス。

ここから1445段の階段を上がります。
ん？日光仮面？？

だいぶ上がりました。
もうへとへと。

まだ半分以下！

やっと上り切りました。もう少し好天ならなぁ。

上ったら下りなきゃいけません。
ひざが笑っています。

足を引きずりながらなんとかレストハウスまで戻ってきました。

２階にある日光霧降珈琲でランチ。

とちぎ霧降高原牛カレー。
ごはんの上にある揚げた玉ねぎがいいアクセント。

川俣湖まで来ました。
ダムに行く前にいったん温泉で足をほぐします。

上人一休の湯 温泉

猿はいないよね。……たぶん。

ここも階段を上がらないと中に入れません。

緊急事態中は営業停止だったようで、再開後も時短営業らしい。

階段を上がって入館します。
検温をして、氏名・連絡先の記入も必須です。

温泉の成分表。
温めで長く浸かれる湯ですが、マナーの悪い親子連れのせいで残念。

川俣ダムです。このあたりは瀬戸合峡と呼ばれる景勝地です。

川俣ダム 名所・史跡

また歩きです。

ダム全景。水の色が深い。

ダムの下流に架かる渡らっしゃい吊橋。
元々工事関係者のために架けられた橋でしたが、今は観光用に整備されています。

瀬戸合峡 渡らっしゃい吊橋 名所・史跡

渡らっしゃい吊橋から見る川俣ダム。

予報では崩れるといっていた天気でしたが、吊橋まで歩いている間に晴れてきました。

水面に紅葉が写し出されきれいでした。

旧道沿いにある瀬戸合見晴休憩舎。コロナ禍で今年は休業しています。

瀬戸合見晴休憩舎 グルメ・レストラン

ここの駐車場からは川俣ダムと渡らっしゃい吊橋が見渡せます。
10月の終わりだと午後3時半でもう影が覆ってしまいますね。

宿泊する家康の里の入り口に来ました。

ここにはバス停もありますが、ここから歩きだと結構あります。

この紋所が目に入らぬか！

家康の里民宿福富士に宿泊です。
車を入れようとしたら、ちょうどあいちゃん（おばあちゃん）が戻ってきた所で、今日は貸し切りだから好きに停めて良いよって言ってくれました。

民宿　福冨士 宿・ホテル

部屋はごく普通の和室だけど青畳がいい感じ。

テレビ台になっているのはなんとも趣のあるタンス。
浴衣はここに。

2か所ある風呂も当然貸し切り。
１階の家族風呂。

シャンプーハット！

暖簾も三つ葉葵。
サイン色紙もたくさん飾ってあり、淡谷のり子のサインもありました。

夕食は囲炉裏が中心。
広間で妻と二人だけなのでちょっと寂しい感じですが、こんな体験はめったに出来ません。

お膳もあります。

今年初めてで最後の鮎の塩焼き。

日本酒も竹に入った状態で。

頭だけ先に食べた鮎と豚はスペアリブ。

鹿のたたき。
去年稚内でエゾシカのソーセージを食べた時も特別変わった味ではないと旅行記に書いたけれど、馬肉より癖がなく美味しかった(カミさんは生肉系がダメなので二人前食べた)。

これがあれば一升酒が飲めるともごはんが食べられるとも言われる一升べら。
さすがにこれだけで一升は飲めないけど肴としては良いね。

どぶろく。
なかなか同じ味には出来ないんだそう。
酸っぱみがあって、レモン割りみたい。

囲炉裏の上にあったイワナ。
このまま燻したのを日本酒に漬けると濃厚な骨酒が出来るそうな。

サン様ことサンショウウオ。これもカミさんが食べられないと言ったので２匹食べたけれど、クセがない。

朝になりました。
桐生の自宅とあまり変わらない風景ですが、妻の実家は結婚した頃はまだ昔茅葺き屋根をトタン張りにした家だったので懐かしい。

朝湯に入ります。

階段を下りると岩風呂があります。

小さい中庭。凝ってます。

年代物のマッサージ機。
昔の銭湯とかにあったけど、大抵は表面のビニールが破けたり酷い状態だった。
今この状態で使えるのは凄い。

脱衣場。

こじんまりとした岩風呂ですが、良い雰囲気。

シャンプー類もばっちり。

朝ごはん。
疲れが残っていたのか、ごはんはたき込みと白飯の２杯しか食べられませんでしたがどれも美味しかった。

みっちゃんとたかおさんのお見送りを受けて宿を出発。
天気予報が外れて鬼怒川沿いの紅葉がきれい。

六方沢展望台から見る紅葉。

関東平野を望む。
マスクが枝に……（自分じゃないです）。

日光東照宮に参拝です。

日光東照宮 寺・神社・教会

混雑を避け、月曜の午前中にしました。

と思ったら小・中学校の修学旅行で大混雑。
でもコロナでスケジュール調整も大変な状態で修学旅行に来れて良かったね。

三猿も久しぶりの人だかりにびっくりかな？

陽明門。生徒の合間を縫って。

外国人はほとんどいませんが観光地に人が帰ってきました。

家康公の墓所手前で修学旅行生がダウンしていました。
かく言う自分たちも昨日の今日でかなりキツい。

せっかく寝てたにょにまた騒がしいにゃあ。

参道もいい色づきです。

さて、最後に少しだけ撮り鉄を。
上今市駅そばの農道から。

SL大樹 (DL大樹) 乗り物

日光と鬼怒川温泉を結ぶSL大樹ふたらです。
下今市で方向転換するため、日光線内はDLが先頭です。

レトロな雰囲気になった下今市駅。
ここでカミさんと分かれ、東京に戻ります。

下今市駅 駅

帰りはスペーシアで。