2021/10/25 - 2021/10/26
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welcometoiranさん
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シラーズの街中にザクロが出始めてきました。甘酸っぱい味がさわやかなザクロは、イランの秋の味覚です。血液をサラサラにするといわれ、実を煮詰めて作るザクロソースは肉料理にも魚料理にも相性がよく、オリーブのザクロソース漬けも美味です。
今回は、シラーズから車で西へ1時間半、ザグロス山脈の中にある村へ、秋を堪能しに、1泊2日の行程で楽しんできました。
シラーズからの移動手段は、バスやミニバスも利用可能で、その場合は村入り口でおろしてもらい、後は徒歩で行くことになります。私は泊めていただいた家の方に送迎をお願いしました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 徒歩
-
シラーズから西へ向かうとすぐにザグロス山脈の山並みの中に飲み込まれます。.
低木が育っています。くねくねとしたアスファルトの道を進んでいきます -
途中は険しさも見せるザグロスです。
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山に生えているのは、ほとんどが樫の木です。樫の木の下でお茶休憩をしました。さわやかな風が吹いていきます。
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大きな樫の実。これでパンを焼いたり、栗のように火に入れて焼いて食べたりするそうです。焼いた実はどんな味がするか、今回は残念ながら経験できませんでした。
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写真中央、アスファルト道がかすかに見えています。この峡谷を2200年以上前、アレキサンダーの軍隊がペルシャ帝国を攻めるために通ったといわれています。ここから、シラーズの北にある世界遺産アケメネス朝ペルシャの宮殿ペルセポリスへ攻めいり、火で焼き尽くしました。
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その谷を間近で見ます。Abolhayatと呼ばれる切込みです。アレキサンダーを迎え撃つペルシャ軍は断崖の上から石を落とす等進攻を阻もうとしたらしいのですが、結局、力が及ばなかったそうです。この道路を進んでいくと数時間でペルシャ湾沿いの町、Bushehrへ通じますが、今回の目的地はここから右に入っていきます。
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村の西側は農園が広がっています。主にザクロを育てています。昔は近くに水量の豊富な川が流れていて水やりの苦労が全くなかったそうですが、ダムの建設によって川の水が干上がったり、雨不足も原因の一つとなり、ポンプから割当制で水が供給されるそうです。
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今回お世話になった家の跡取り息子。普段はシラーズで働いていますが、週末には父親の手伝いに必ず帰ってくる孝行息子です。日本の文化や国民性に惹かれ、特に日本の武士道に憧れていて、宮本武蔵の五輪の書に興味があるそうです。
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収穫している人。忙しい時には他の町から助っ人を呼ぶそうです。
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収穫されたザクロは、生食用とソース用に分けられ、それぞれの業者に売られていきます。
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収穫したザクロの前に立つ農園主。今年は水が少なかったため、思ったような出来ではなかった、と話してくれました。
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村の一番高い丘の上には、昔の村長の家が残っています。
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今回お世話になった家です。もともとここの出身だった主人が、シラーズでの会社勤めを退職して代々続いている農園経営を継いだそうです。ここの床几に座ってお茶や、食事、友達と楽しい時間を過ごすそうです。私は夜、満天の星を見ようと、結構寒いのも我慢して座っていたのですが、月の光が明るすぎて思っていたような星空は見ることができませんでした。
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玄関を入るとリビングです。もともとイラン人の生活は絨毯に座って過ごすものでした。日本で畳に座って過ごすのと同じですね。枕のようなものは背中に当てるクッションです。今後、外国人観光客の滞在受け入れを積極的にしていきたいと言っていました。
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夕食。丸い形をしているのはパンです。村の女性たちが焼くパンは、紙のように薄く、保存に優れています。スープの中に粉々にしたパンを入れて食べたり、パンに軽く水をふりかけ少し柔らかくしてチーズなどと一緒に食べます。イランでは、昼ごはんが1日のメインの食事で、夕食は軽くいただきます。今晩のメニューは新鮮な香草、麦のスープ、鶏肉のソテーとヨーグルトでした。
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村の奥にはダム湖があります。こんなに水不足でも結構な水量がありました。
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ダムが造られたことで全く水が流れなくなった川の川床です。しかし、これから3月にかけての雨季にじゅぶんな雨が降って、また水が流れてくれることを祈ります。
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朝6時、山の間から上ってくる太陽です。
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村の散策をしていたら、.2匹の猫が。
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乾燥した川を横切って、村の西側へ行くと、大きな洞窟が口を開けています。洞窟の穴の高さは優に10メートルはあるかと思うほど巨大なものです。マーブル模様が不思議な雰囲気を醸し出しています。
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洞窟から外を眺めます。
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こちらも洞窟の外を眺めます。向かいは村の東側の山並みです
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洞窟の天井から滴り落ちてたまった水。手に冷たく、水滴の音が静かな洞窟内にかすかに響いています。
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洞窟の周りは奇妙な形をした地形です。山登り、岩登りになかなか面白いところだと思います。
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洞窟の方から東を見ると村の風景が広がっています。春、山の麓には麦や豆類が栽培され、緑が広がる景色が楽しめるそうです。来年の春にここへまた訪れて、緑いっぱいの村を皆さんにお見せしたいと思います。
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この旅行記へのコメント (2)
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- miaさん 2022/01/10 16:26:49
- 2022 イランの物価
- シーラーズ在住ですか?
とても詳しい旅行記をありがとうございます。2022年のイランの物価はどうでしょうか。良いカーペットがまだ安く手に入るでしょうか。
- welcometoiranさん からの返信 2022/01/11 11:24:10
- RE: 2022 イランの物価
- > シーラーズ在住ですか?
> とても詳しい旅行記をありがとうございます。2022年のイランの物価はどうでしょうか。良いカーペットがまだ安く手に入るでしょうか。
mia様
メッセージをありがとうございます。
ここ2年程、イランは、ドル高が進んでおり、イラン国民には物価高が進む厳しい経済状態で、外貨を持つ外国人にとっては安価で物が手に入る状態でした。が、ここ数週間、核開発に関する合意がされるとの見方があり、ドル安が続いています。
外貨レートが今後、このまま下降したとしてもじゅうたんの価格が高いままで据えおかれることも、イランではまま、あることです。
いずれにしましても、日本でお買いになるよりは格段にお安くお求めにはなれると思います。
コロナ禍が収束した際には、ぜひ、イランへお越しください。
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