
2021/08/13 - 2021/09/14
220位(同エリア349件中)
kiyoさん
2日は予報通り天候が悪く、八幡平ビジターセンターの情報では見返峠付近は視界が殆どないとのこと。八幡平山頂へ行ったり、ガマ沼や八幡沼の展望も楽しめそうもないので、ふけの湯温泉でゆっくりすることにしました。
また、松川温泉のことは随分前から知っていましたが、なにせこれまで来る機会がなかったので、日本秘湯を守る会の宿に宿泊したいと思いました。樹海ラインを走るのも初めてだし、まだまだ温泉は知らないところばかりです。
最終日は、久慈辺りまで足を伸ばして何とか生ウニ丼が食べれたら良いのにと考えたのですが、最終的には秋田空港から大阪行きに登場するのでリスクとなる東方面へ行くよりも、秋田空港に近い男鹿半島の海岸通りをグルグル走ってみるかということにしました。
途中、男鹿半島の付け根辺りで生ウニ丼が食べれそうな所を見つけたので、そこに期待を掛けて北回りで秋田自動車道を通り八郎潟から男鹿半島へ向かいました。そして、いつもは半島の尾根道を突っ切って入道崎まで向かうのですが、今回は半島の南側の道路を遠回りして走って、入道崎を目指しました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
蒸ノ湯の上辺りを走るアスピーテラインから見えた温泉の湯気。実は、かなり前にはこの樹木がもっと小さくて、この峠から蒸ノ湯が見えていました。
もう朧気な記憶ですが、その時の印象はこの谷底に小屋がいくつか見えて、あの小屋は一体何だろうと不思議に思ったのです。それが蒸ノ湯の露天風呂だったわけですが、今では煙だけしか見えません。 -
上の写真の峠から、谷底にある蒸ノ湯に下ってきました。
-
蒸ノ湯の旅館は、なかなか歴史がありそうなしっかりとした宿です。
-
谷底の蒸ノ湯では、何カ所かから蒸気が湧き出していました。
-
あまりにも野天湯過ぎて、「どこに露天風呂があるのやら」と思いながら、荒野のような谷を道なりに進んでいきました。
-
あちこちから吹き出す蒸気の迫力があって、大地の鼓動を感じるパワースポットです。
-
しかし、あまりにも素朴な印象の所で、小屋のような建物がいくつかあるばかり。なかなかこんなのも珍しい。飾り気がないというか。
-
ここがメインの混浴露天風呂。
入り口と塀が一部、あるだけのようです。 -
男はこちらから入るのですか?ちょっと、迷いながら木戸を開けます。
そしたら、棚があるだけでした。 -
風呂はこれだけ。ちょっと、女性が入るには準備が必要です。湯船と樽風呂がありましたが、泉質はどれも同じように思います。
-
そして、混浴露天風呂の山裾には小屋があり、その周辺にも蒸気がいっぱい噴き出しています。
-
小屋の横にも、桶がありますが、こちらは何も入ってない。使ってないのか、今だけお湯が張られてないのか。
-
小屋は薄い壁で覆われているのみ。他の小屋では地べたに夫婦が寝そべっていました。湯治かと思われます。本来なら、岩盤浴をして、桶に浸かるという流れか。
-
また、別のところでは地面からお湯が沸き出している。
-
プクプクという感じで別府の地獄を連想します。
-
男湯。
大沼地熱発電所といい、蒸ノ湯といい、八幡平のマグマのエネルギーが満ちあふれている感じです。 -
男湯の野天湯。もはや、露天風呂というジャンルを超えている
-
女湯。
板で囲っただけなので、嫌だと言って入らない人がいるかもしれない。。。 -
宿の受付。
こちらで昼食をいただくことにしました。 -
見返峠を下って、藤七温泉に来ましたが、あまりにも霧が濃いため入浴を断念。
しかし、天気が悪いときには無理にうろうろせずに、多くの人が早い時間から宿に入っていることを知りました。なので、松川温泉の宿に早めにチェックインすることにしました。 -
樹海ラインを走って、松川温泉を目指していると、途中に太古の息吹という、湯が沸騰している所を発見!
-
こんな所が樹海ライン脇にあるなんて。。。八幡平の凄さです。
-
初めての樹海ラインですが、景色もなく森の中をひたすら走るという道でした。バイクで走りたかったけど、天気もあるし、車で良かった。
-
藤七温泉から走って、ほぼ樹海ラインの終わりに来ました。もう、松川温泉はすぐそこ、という感じ。
-
この日お世話になった、峡雲荘入り口。もっと、温泉街かなと想像していたのに、上品な森の中です。
-
お宿のイメージは期待通りでした。また、朝の散策もやっていて、雨でも森を宿泊者と宿の方が歩かれました。
-
こちらは、日本秘湯を守る会のお宿でした。
そのため、スタンプ帳をいただいたので、次に旭岳温泉の湧駒荘へ行くきっかけになりました。 -
峡雲荘本館。なかなかいい雰囲気の建物だと思います。
-
本館ロビーでも、しとしと降る雨を見ながら、寛ぐことができます。旅に出ている気分になります。
-
夕食は山の中なので、川魚や山菜が中心。年を取ってくると、このようなメニューが落ち着きます。
-
牛鍋もチョイス。
-
最終日、松川地熱発電所もどんな所か見学してみます。
-
もう一件の松川温泉の宿、松楓荘
-
実は、この松楓荘と峡雲荘とどちらに宿泊するか迷いましたが、雰囲気で決めてしまいました。松川温泉は素朴な感じの温泉で、落ち着いて過ごせそうな気がしました。
-
松楓荘から松川の上流へ進んで行くと、鉄のパイプが長々と続いています。
-
そのパイプの先に、松川地熱発電所がありました。大沼地熱発電所と雰囲気は大部違っています。
-
最終日なので、松川地熱発電所を見た後は、東北自動車道を北上して、秋田自動車道で男鹿半島を目指しました。
どうも、男鹿半島の南側の付け根に男鹿海鮮市場と称するお店があって、そこで生ウニ丼が食べれるという情報を見つけ、直行しました。 -
メニューには、どれも旨そうな料理が並んでいます。
-
倉庫の中の、一角という造りの店ですが、海鮮が食えるということで、期待が高まります。
-
お店は広々とした造りで、多少混み合っていて、味も期待できそう
-
しかし、生ウニがお終いという悲しい現実があり、ウニいくら丼となりました。まあ、食べれただけでも良し、としましょう。
-
バフンウニでもないようですが、北海道ではないので秋田の味を楽しみました。
-
海鮮市場、というよりは、お土産屋さんという感じのお店です。
-
西の日本海へ突きだした男鹿半島の南側の道で入道崎を目指します。
すると、沖合に大きな山が見えているのです。日本海にそんな島あったっけ???かなり、頭が混乱しました。
しかし、よく考えると、南側の海岸線はグルグル回りながらの道であり、西の海の方向と思っていたのが、実は南の鳥海山が見えたりしているということに気づき、ホッとします。 -
海の沖まで、岩場が海面に姿を現しているところがあって、大勢渡り歩いていました。
-
やっぱり、男鹿半島まで来るとでっかいなまはげもいます。
-
さらに走って、男鹿半島突端の入道崎に到着。
ここは、多くの車で賑わっていました。 -
入道崎の突端へ一応行ってみることにします。
-
だだっ広い草原の中に、人工物を発見!
-
北緯40度のモニュメントがここにもあります。八幡平のアスピーテライン入り口にはまた違ったモニュメントでしたが。
-
入道崎へ来た記念。
-
入道崎灯台
-
入道崎一帯には草原が広がっているので、岬らしいものと言えば灯台とこのモニュメントくらいしかない
-
入道崎の本当の先っちょまで来ました。
-
このどこにもあるような海岸の景色しかない。特に、これと言った特筆するものがない。
-
北側方向も、草原が広がるのみでした。
-
皆さん、駐車場からただ先端まで歩いてきただけで、引き返していました。
-
人の習性として、地理的に突んがった所には行きたがるものです。初めてここに来たのは20代前半だったのですが、その時はお土産屋さんもなかったような気がします。
-
あれから数十年が経過し、かなり賑やかになっているように思います。道も便利になった気がします。
-
なまはげ3兄弟。やっぱり、これですか?というくらい、あちこちに立っていました。
-
そして、どのお店にも”生ウニ丼”があるではないか!
-
ここまで我慢して来るべきだった。。。
しかし、こればかりは食べてみんとわかりませんが。 -
入道崎からの帰りに、八景台に立ちよります。
二の目潟の先に湾がありますが、それも実は噴火口跡だそう。いわゆる四の目潟に海水が浸入して湾ができた。 -
このマールは、高校の地理Aで亀岡先生から教わって、印象が深くて若い頃に見に来ました。一の目潟、二の目潟、三の目潟が男鹿半島にある、と先生は言われていたのを今でも覚えています。そんなの、見る機会はないだろうなあ、と当時思ったものです。
-
一の目潟
-
八景台
-
八景台展望台
-
展望台から見た、男鹿半島北方向。
-
寒風山には一昨年やってきているので、今回は登らず余裕を持って秋田空港を目指します。無事、レンタカーを返却し、レストランで秋田のラーメンを頂きました。
-
もう来ることはないだろうなあ、と思いながら大阪・伊丹空港へとテイクオフ!
-
ボンバルディアは上昇すると間もなく雲の中へ入りましたが、遠くで田沢湖が見えて、何かしら見送ってくれているような気がしました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
八幡平(岩手側)(岩手) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ お盆の秋田秘湯巡り
0
71