コロナ退散祈願ー諏訪大社４社参りと諏訪湖オータム花火と温泉　2日目

2021/10/14 - 2021/10/15

コロナ禍でこの１年間旅行を自粛していた。ようやく緊急事態宣言が解除になったので早速、時間を見つけて出かけた。時間は長く取れなかったが、心身の休養ができるよう少し奮発して高級な料理、温泉のセットになるような宿を探したら、この4月に改装オープンした「かたくらシルクホテル」が見つかった。部屋には露天風呂もついているし、仏料理も美味しそうだったのでまず、宿泊先を決定。その後、周辺の観光先を調べたところ、「諏訪湖オータム花火」の開催時期にあたることがわかり、花火開催予定日にホテルを予約した。
さらにメインの観光先として諏訪大社４社巡りをすることにした。調べてみると上社と下社はそれぞれかなり場所が離れており、時間がかかるようだった。他の人の旅行記を参考にして、今回はタクシーを利用して効率的に回ることにした。
諏訪大社下社を巡る2日目。

エリア 諏訪(長野)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: JR特急 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: JTB

まずは朝食。昨夜の夕食時に時間と和食か洋食かを聞かれた。一番早い7時30分、洋食をチョイスした。

かたくらシルクホテル 宿・ホテル

オレンジにストローがささっているジュースが斬新。

かたくらシルクホテル 宿・ホテル

蕎麦粉のガレットとフレンチトーストの炭水化物責め。意外に軽く完食できた。

かたくらシルクホテル 宿・ホテル

チェックアウト後、ホテルの方に上諏訪駅まで送ってもらった。帰りにあずさに乗るために上諏訪に戻ってくるので、荷物は海見楚きのこピンロッカーに預けた。
JRで下諏訪駅へ移動。
到着後、まず地図くらいはもらおうと駅舎の端にある観光案内所へ寄る。ここの人が親切で地図を片手に見所を説明してくれた。非常に参考になった。

下諏訪駅 駅

下諏訪駅からタクシーで一番遠い、万治の石仏へ。
タクシー代は740円。
橋の手前でタクシーを降り、川沿いに進むとまずは岡本太郎の碑がある。

万治の石仏 名所・史跡

しばらく進むと畑の奥に石仏がある。
なんとも慈しみ深い顔である。
説明書きにあるように願い事を唱えて、３周する。

万治の石仏 名所・史跡

万治の石仏から浮島を渡って春宮へ移動。

諏訪大社下社春宮 寺・神社・教会

春宮の神楽殿。ここのしめ縄も大きい。

諏訪大社下社春宮 寺・神社・教会

社殿前の向かって右側が一之柱、左側が二之柱。

諏訪大社下社春宮 寺・神社・教会

先が二股だが根は一つという結びの杉。

諏訪大社下社春宮 寺・神社・教会

今度は観光案内所のおじさんが強く勧めていたおんばしら館よいさへ徒歩で行く。
入館料300円、勢いでおんばしら体験（200円）も購入。
早速係の人がついて展示物を説明してくれる。丁寧な説明でよくわかった。

おんばしら館 よいさ 名所・史跡

体験とははたして？
御柱の模型に乗り、おじさんの説明に合わせてはたきのようなものを振る。
ヨイサッ、ヨイサッ！

おんばしら館 よいさ 名所・史跡

御柱が前面に映るビデオに合わせてロデオの如く斜めになる～。
一瞬だが、意外に高く上がり急角度になる。
おじさんが写真を撮るからとスマホを渡してくれと言ってくれた。体験中の写真を何枚も撮ってくれた。感謝！
オススメです。

おんばしら館 よいさ 名所・史跡

案内所でオススメされた慈雲寺へ向かう。まずは石段第一部。
途中に右に折れるところは信玄　矢除石へ寄る道。

慈雲禅寺 寺・神社・教会

石段第二部。合計で石段は126段あるそうだ。

慈雲禅寺 寺・神社・教会

石段を上がり切ると、そこは一面、苔の世界。

慈雲禅寺 寺・神社・教会

苔の世界をくぐると真っ白な石庭の禅寺があった。

慈雲禅寺 寺・神社・教会

こんな所にこんな素晴らしい世界が‥。下界の音は一切聞こえない。

慈雲禅寺 寺・神社・教会

帰りには苔の世界にお地蔵さんがいたのに気がつく。

慈雲禅寺 寺・神社・教会

そして苔の世界が次第に明るさを増して下界へ戻る。ゆっくり時間を使いたい場所だった。我々は石段で体力を使い、ゆっくりする余裕がなかった。

慈雲禅寺 寺・神社・教会

慈雲寺から旧中山道を通って諏訪大社下社秋宮へ急ぐ。途中いろいろ見どころはあるが今回は割愛。

秋宮へ到着直前に高名な塩羊羹の老舗　新鶴本店がある。ここだけは素通りせず、お土産を早速購入する。１本ものだと賞味期限7日間との事だったので、小分けのものを購入した。こちらは賞味期限は２週間以上あった。（280円/個）

新鶴本店 グルメ・レストラン

秋宮到着。案内所でもらった「境内ガイド」に従い、時計回りに巡る。まずは出雲大社型のしめ縄では長さ日本一のしめ縄を飾る神楽殿。

諏訪大社下社秋宮 寺・神社・教会

そして幣拝殿。左右に御柱が見える。

諏訪大社下社秋宮 寺・神社・教会

天覧の松。３束になった松の葉を財布に入れておくと良いらしいが‥‥。

諏訪大社下社秋宮 寺・神社・教会

青銅製では日本一大きいと言われている狛犬。
見どころがいっぱいの秋宮であった。

諏訪大社下社秋宮 寺・神社・教会

ここまででほぼほぼ体力を使い切った我々は秋宮の前の蕎麦屋さん、山猫亭本店へ飛び込んだ。ちょうど12時頃だったけど運良く、すぐに座れた。海老天ざるそば（1,630円）を注文。天ぷらは熱々、蕎麦はさっぱりした細切り。そばつゆもマイルドで美味しかった。

山猫亭 本店 グルメ・レストラン

さらに限定１５食のデザート　そばちちを注文した。上部は少し硬めのプリン？この下は蕎麦粉の生クリーム状のもの。甘さ控えめな和スィーツ。（350円）
ここでエネルギー補給をした我々は上諏訪へ戻る電車の出発時間までまだ２時間あることに気がつき、素早くネット検索してハーモ美術館へ向かう事とした。

山猫亭 本店 グルメ・レストラン

ここではタクシーを使わず徒歩で行くことに。Google先生は徒歩20分と言っている。しかしこの日は季節外れの暑さ。山猫亭で補充したとは言え、既に午前中に春宮より歩き始めて、一旦、エネルギーを使い果たしている。20分いや￥30分くらいかけて住宅地の中を彷徨いながら、なんとか諏訪湖畔に出た。
そこで見たのは富士山！ここからも見られるのかと感動した。

ようやく着いたハーモ美術館。

ハーモ美術館 美術館・博物館

アンリ・ルソーがあるというのが気になった。入場料1,000円。

ハーモ美術館 美術館・博物館

入り口正面にあるダリの「時のプロフィール」。ここで見学順路を説明してくれた。お目当てのルソーも結構な点数あり、歩いてきた甲斐があった。

ハーモ美術館 美術館・博物館

ハーモ美術館でタクシーを呼んでもらい、下諏訪駅へ移動する。
タクシー代　940円。

下諏訪駅 駅

JRで上諏訪駅へ戻り、一旦、改札を出てコインロッカーから荷物を出して駅舎内のお土産物屋さんで少しお土産を調達して、あずさで帰途に着いた。
リラックスできた旅でした。

上諏訪駅 駅