何がって米が美味いぞ～新潟 前編

2021/08/03 - 2021/08/05

引っ越しをして、ちょい落ち着いたのでそろそろ旅行行っちゃおう。
気になる島、佐渡ヶ島のある新潟へ。真夏の本州は初めて行くが、暑さはどんなもんだべ？　　

エリア 新潟市(新潟)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

新千歳空港に向かうが着くのが早すぎたので、近くの“キウス周堤墓群”へ寄る。約3200年前の巨大墓で、ここを含む“北海道・北東北の縄文遺跡群”は折しもこの１か月前に世界文化遺産に登録されたのだ。　パッと見、はっきり墓と確認はできないが、林の神秘的な空気にパワーを感じる。

新千歳9:30発のJALで10:40新潟着。
日本海の青と田んぼの緑、あれは正に今コシヒカリが育ってるんだね～

新潟空港からバスで新潟駅まで来た。新潟駅は絶賛改装中、今度来るときはガラリと変わってるんだろうな。

ホテルに荷物を置かせてもらって、昼食にノドグロ丼(↑表紙写真)を食べたらーうっ、ウマい！ノドグロもさることながら何より米が美味しいよー!!　
感動の余韻に浸り、お得なループバスで市内巡り。“ホワッツ・マイケル”のラッピングバスだ！

バスを降りた所に、こんな味のある商店街が！　なにやら美味しそうで店のおじさんも味があったので、車麩を買った。

新潟は多くの漫画家を輩出しているそうだ。“マンガの家”というのがある。なんと無料。

「シエー！」のポーズをとると写真がマンガの中に取り込まれる。面白い装置！

パネルに顔をハメると、合わせ鏡に映った自分がおそ松くん兄弟になる、よく考えてるな～　　自由にマンガが読めるコーナーもあって、忘れかけてた“キャンディ×2”の最終巻を読んできた。

飛び出す“パタリロ！“も居たよ！　　
バスを待っていたら、多分ちょっとよそ見をしている間に通過してしまったようで、次のバスが暫く来ないので歩く事に。ーだが暑いのなんの。夜にニュースで今日、新潟が日本で一番暑かったと言ってた。どーりで！

“白山神社”に行こうと歩いていたがその前に綺麗な洋館が現れた。それは“県政記念館”なんとタダ！そりゃ観るしかないべさ。

1883年(明治16年)に新潟県会議事堂として建設された、重要文化財なのだ。

建物内にクーラーが付いていないので、入館者に団扇を貸してくれた。建造当時の夏を追体験、これはこれでロマン。

またバスに乗り、時間が無くなってきたので神社などは飛ばして“砂丘館”へ。　旧日本銀行新潟支店長役宅、ここの前から下る坂は“どっぺり坂”と呼ばれる。

バス1日乗車券を持っているとここの喫茶のコーヒーが割引になる。暑くてくらくらだったのでアイスコーヒーで涼む。展示物の入れ替えか、人が忙しく行き来していたのであまりゆったりできなかったが。

“歴史博物館みなとぴあ”　明治後期に建てられた二代目市庁舎を模した造りだそう(二代目市庁舎は焼失)　

これは昔の暮らしのジオラマ。　殆ど見終わる頃、帽子をどこかに落とした事に気付き館内を始めから探し回る。でもこのご時世非常に空いていたので分かりやすく落ちていた。

隣にある“旧第四銀行住吉町支店“　昭和2年10月に竣工。中は見ていないがレストランが入ってるそうだ。

歴史博物館を反対側から。堀が縦横にめぐらされた昔の新潟町の景観が美しく再現されている。

循環バスの最終に乗らねばーとバス停に向かうと、遠くにバスがブーンと走り去って行くじゃないか！え!なんで?　なんと時刻表の次のバス停の時刻を見ていたのだった…いや自分が悪いんだけどさ…歩くよ、歩けるさ！　　
　↑明日乗るフェリーが見えた

陽も傾いてきたがまだまだ暑い…が意地でもタクシーは乗らん。
　↑“朱鷺メッセ”のあのビルに上りたかったのに…もう…無理…
そうそう、すれ違った男子高校生の手に、銃(もちろん偽物)！別な子は虫取り網！こ、このギャップは何なんだ?! という衝撃を受けた事を記述しておく。

着いたー！“ピアBandai”。もうちらほら閉まいかかってたけど。音楽も流れててちょっと欧米の海沿いリゾートっぽいじゃないの。

疲れたからここで夕食にしちゃえ。カキフライ丼みたいなの。ウマい！フライもだがやはり米が美味しい！

賑やかな方を避けて漁船越しに夕陽を見てたそがれてみる。

北海道じゃ信じられないくらいの音圧の蝉時雨をBGMにまた歩き、ホテルに着いた。
　↑駅前の「NIIGATA」のライトアップ、ベタだけど嫌いじゃないぞ。