2021/09/30 - 2021/09/30
99位(同エリア183件中)
ロク69さん
9月30日(木)、4回目のハイキングは八方尾根の南隣の五竜・遠見尾根の小遠見山(2007m)を目指す。五竜高山植物園のアルプス平(1515m)までテレキャビンで上がってから登る予定だ。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
白馬村の朝は曇り空、山々は厚い雲で覆われている。五竜のテレキャビン乗り場(エスカルプラザ)についても天気は変わらない。8:15の始発便に乗り込む。
上部のアルプス平についてもガスで覆われて、肌寒く感じる。庭園のリフトは運休中なので園の坂道を歩いて登り始める(8:30)。上部での天気回復を期待しつつ進む、地蔵の頭(1676m)には15分後の8:45に到着する。あたりは真っ白で近くは良く見えるが、遠望はまったく期待できない。小遠見山まで90分となっている。 -
すこし進むと風が出てきてガスが動き出した。一気に風の力で周りのガスを飛ばしてもらいたいと思う。紅葉は見事だ。
-
高度が上がるにつれてガスの動きがやや早くなってくる。
-
40分ほど登った地点ではガスが薄れてきて、上部に青空がうすく見えてきたではないか。霞んで見えるのは方向から見て、たしか五竜岳だろう。これはきっと晴れると思って頑張って進む。
-
右は五竜だ、左は目指す小遠見山に続く稜線だろうと見え始めた光景に胸を躍らせる。辛い登りも眺望が開け始めると足取りは軽くなる。
-
左方向を見ると小遠見山らしき山が見えているではないか。ここまで来て晴れの予感が大きく膨らんでくる。
-
すると5分後には急に視界が明確に大きく開けて、完全に雲の上に出てきた。北方向は戸隠、妙高の山山が雲海の上に戦艦のように浮かんでいる。
-
さらに右手のはるか遠方にも山がある、浅間山(2568m)だろうか。
-
八方尾根の向こうには白馬三山を雲は寄せ付けない完全な形で見ることができる。今回の三山の眺めでは最高の瞬間だろう。まだ頂上に着いていないのに絶景に魅せられて写真を撮りまくった。
-
さらに右側、白馬岳の続いて小蓮華山(2769m)、白馬乗鞍岳(2436m)が雲海から抜け出して見える。この写真はやや広角気味のため雲海と山々の迫力を大きく見せているように思う。
-
遠見尾根を出している五竜岳もその雄渾な姿をくっきりと見せている。荒々しい岩肌は鎧をまとった古武士のような威厳がある。
-
左の五竜から続く山々、中央のこんもりとしたピークは白岳(2541m)、右の鞍部にあるちょこんとしたとんがりは大黒岳(2393m)、さらに斜面をせり上がって牛首(2553m)、唐松岳(2696m)と続く。
-
五竜の左(南)に目を転ずれば、雄峰、鹿島槍の北峰がすっくとそびえる。手前の紅い木々とあいまって美しい姿だ。
-
鹿島槍から八峰キレットを経て五竜へど続く難所といわれるルートだ。このキレットは大キレット(槍~北穂)、不帰キレット(唐松~天狗の頭)と並んで日本三大キレット(切戸)と呼ばれるそうだ。
-
素晴らしい光景に魅せられ撮影を重ねながら頂上に到着した(9:45)。鹿島槍が手に取るように近い。雪渓があるカクネ里は数年前に氷河と認定されたそうだ。出発から1時間15分、地蔵の頭からは60分だった。
-
頂上の名板と鹿島槍。
-
同じく五竜とともに。ここから五竜までは5時間となっている、かなり厳しいルートだろうと思う。
-
あらためて頂上からの白馬三山。こうしてみると八方尾根の巨大さが良く分かる。
-
北の戸隠、妙高方面もまだまだ雲海の上だ。
-
鹿島槍から五竜までの眺望。手前の木々の柔らかな様子と山々の厳しさの対比に魅せられる。
-
五竜岳の雄姿、青空に映える岳の峻厳さが良い。
-
後立山連峰の盟主、鹿島槍のアップ。カクネ里の下方からガスが上がりだしている。
-
鹿島槍のさらに左には爺ヶ岳(2670m)の左稜線の遥か左遠方に鋭いピークがある。槍ヶ岳(3180m)だ。
-
ズームアップすると右肩の小槍も認識できるではないか。
-
雲海も強調して槍を見る。
-
小遠見山に近い尾根が雲海に浮かぶ様子は、まさに半島か島のように感じられる。
-
登ってきた直下のルートを見る。紅く染まった樹木と白くうねるルートが素敵だと思う。
-
下山前にもう一度眺望を楽しんでおこう。
-
雲が少しずつ上がりだした鹿島槍の方向。
-
五竜に続く稜線にもガスが忍び寄る。
-
紅葉した樹木、白い雲海、巨大な八方尾根、端正な姿の三山、真っ青な空。それぞれが互いを高めあう存在だろう。
-
遠望で山々の絶景を眺める。
-
南方向は雲の立ち上がりが早いようだ。9:50に下山開始るる。
-
降り始めて素敵な光景に出会った。繊細な木々を前景に山々の眺望を雲海とともに眺めることができたからだ。
-
10:30分にスタート地点のアルプス平に無事帰着した。40分で下ってきたことになる。テレキャビンの乗り場の屋上にある案内板、今日眺めた山々を復習してみよう。
-
-
-
こうして今日のハイキングは終了した。全行動時間は2時間、休憩10分、実動時間1時間50分、高度差500mだった。スタートは寒さとガスで眺望のない中だったが、高度が上がり1900mを超えるあたりから一気に雲上へ飛び出した。しかも、3つの「槍(鑓)」を同時に眺めることができた幸運に感謝する。期待を大きく上回る結果が得られた感動的な一日だった。こんな日もあるから山登りはやめられないのです。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
五竜(長野) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
38