カナディアンロッキー・メゴック湖　アッシニボイン山を仰ぐ

2005/07/24 - 2005/07/31

コロナ禍の徒然にカナダの思い出から１つ。これはある団体の５０周年を記念して行われたカナダのハイキングと登山に参加した時の記録です。ハイキング隊と登山隊に分かれましたが、私たち夫婦は登山隊のテントキーパーとしてメゴック湖に滞在しました。旅の期間は７月２４日から３１日でした。
メゴック湖は歩くと丸１日かかり、ほとんどの客はヘリでやってきます。ロッジとキャンプ場しかありません。ロッジは大変人気があり、ハイシーズンはなかなか予約がとれません。
訪問当時、メゴック湖にはメスの熊と子熊がいました。小屋からアッシニボインを見て左手の方に住んでいました。大変おとなしい熊だと言われていましたが、やはり怖いですね。
そちらへ行くハイキングコースもあるのですが、熊さんの声を聞いて引き返しました。メゴックのあと、ヒーリーパスにハイキングに行き、広大なお花畑に圧倒されました。最後に全員でフェアビューマウンテンに登り、その後解散し、さらにハイキングを続ける人と、帰国する人に分かれ、私たちは帰国しました。

エリア カナディアンロッキー(カナダ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: その他
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: レンタカー 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

２３日。カルガリーでレンタカーを借りてキャンモアを目指します。1994年、はじめてカナダに行った時と同じです。

いつ来ても広大です。

宿はキャンモアのロッキーマウンテンスキーロッジで、これも前と同じです。部屋の中に２階があり、２ベッドルームにダイニングキッチンがありますので５，６人は泊れます。調理器具もついているし、受付裏には洗濯機もあり、安く泊まれるので登山者にはピッタリです。ロッキーマウンテンスキーロッジはいまもあるようです。

歩いていけるところにスーパーがあり、荷物があるので車を使いましたが、自炊します。と言ってもステーキを焼くだけです。アルバータ牛というのがあって最高ランクでも安いです。

キャンモアに泊ったのは安いということとヘリポートが近いからです。キャンモアのまちは大好きです。

２４日の朝です。いつ来ても朝は山の中腹に雲がありｍス。

ヘリの写真もなくヘリに乗ってしまいました。観光ヘリと違ってある地点からある地点まで人とモノを運ぶのは運搬という感じであわただしく一直線です。その代わり料金は高くないです。１０分くらいでした。

あっという間にメゴック湖です。こんなヘリです。

アッシニボインが目に飛び込んできます。カナダ第２の高峰で、カナダのマッターホルンと呼ばれています。

妻がかついでいるのは私の荷物。彼女の荷物は足元です。大きい荷物ですが、寝袋が２つはいっているのでそんなに重くはありません。

キャンプ場に向かいます。

キャンプ場です。

食べ物をテントに置くことは禁じられています。こうやって棒の上に吊るします。

この対岸に熊さんが住んでいます。熊は１晩で２０ｋｍ以上移動することもあるそうなのでこの距離は無いようなものですね。

立派な山です。真中のリッジが登山ルートです。十数ピッチの三級から四級の岩登りルートですが、今年はなんと見事な雪稜です。

２５日、登山隊の出発です。森林を抜けるとお花畑です。

登山隊が出発します。右の尾根の向こう側にハインドハットという小屋があり、そこに泊って頂上を目指します。尾根の正面の岩場の弱点を縫って登ります。

ここで登山隊とお別れです。ここからは自己責任の世界です。

帰りは花を愛でながら。

つい何枚も写真を撮ってしまいます。

その後、アッシニボインと反対側の丘に登ります。

熊のいる方の峠、雪原です。

２６日、キャンプ場のトイレの前の注意看板。ハイキングに出発。

ナブピークです。湖からはただの丘ですが、標高はあるので、今年は雪原です。

本当は雪原ではなく、このお花畑が続いているはずです。

２７日、下山してきたとｚン隊と一緒に減りでキャンモアに戻ります。
２８日、ヒーリーパスにハイキングです。

ヒーリーパスは林道歩きが長いのですが、すばらしい景色で行く価値があります。

広大なお花畑です。これが初夏には一面の黄色いカタクリで埋め尽くされると言うことでまた来たいなと思いました。

すばらしいお花畑でした。
翌２９日、全員でフェアビューマウンテンに登りました。1994年にも上ったので2回目です。カナダで一番登りやすい２７００ｍ峰かも知れません。
３０日に帰国しました。