2021/07/31 - 2021/08/01
30位(同エリア454件中)
かっちんさん
北海道の最高峰「旭岳」5合目の「旭平」には夏の時期、チングルマ、ミヤマアキノキリンソウ、イワブクロ、メアカンキンバイ等の高山植物が咲き誇ります。
標高1600mの「旭平」には、「姿見の池」を周遊する散策路(1.7km、約1.5時間)が整備され、高山植物と旭岳の展望が楽しめます。
「旭平」へは、旭岳ロープウェイが「山麓駅」から10分で「姿見駅」まで結んでいます。
山麓駅付近には旭岳温泉の宿が数多くあり、秘湯の宿の「勇駒荘(ゆこまんそう)」に2泊します。
かつて勇駒別温泉と呼ばれた旭岳温泉では、「勇駒荘」が最も古い歴史をもち、5種類の源泉を楽しめます。
昨日は姿見駅から裾合平(すそあいだいら)まで往復し、チングルマ、エゾノツガザクラ、エゾコザクラと出会いました。
今日は姿見の池周遊散策路を歩き、高山植物を観賞します。
なお、旅行記は下記資料を参考にしました。
・旭岳ロープウェーイ姿見駅にある周辺ガイド展示、姿見の池周辺散策路マップ
・層雲峡ビジターセンター「大雪山花ガイド」資料
・北海道STYLE「大雪山旭岳ロープウェイ」
・休日の山歩き「大雪山(旭岳~トムラウシ山)2001年(平成13年)8月12日~14日」
・山の名前「大雪山旭岳ロープウェー 2018/07/26」
・勇駒荘のHP、館内掲示資料
・路上の美術館「東川町のマンホール」
・北信州の道草図鑑「メアカンキンバイ」
・Tam's素人植物図鑑「タカネニガナ」「ミヤマリンドウ」「ゴゼンタチバナ」
・西遊旅行ブログ「エゾノツガザクラ」「アオノツガザクラ」
・GoodDay北海道「旭岳で5つの源泉を湯巡り。民芸家具が並ぶ、湧水の宿〈湯元 湧駒荘〉」
・ウィキペディア「ガンコウラン」「シラタマノキ」「エゾノツガザクラ」
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
昨晩から宿泊している「勇駒荘」
北海道の最高峰「旭岳」の麓、標高1000mの台地に位置する旭岳温泉の宿「勇駒荘(ゆこまんそう)」。
「日本秘湯を守る会」の宿です。 -
朝食(勇駒荘)
道産鮭の西京焼きに、三点盛、サラダ、笹かまぼこ、海老湯葉巻き、汁物などが並びます。
笹かまぼこは、四角い泡状の「泡醤油」と山わさびでいただきます。
汁物は特製のお出汁で仕上げた「よせ豆腐鍋」。焼き梅干しがアクセントになっています。
「卵かけご飯」は自家製の燻製醤油と混ぜていただきます。
いろいろと工夫された朝食です。 -
朝の「旭岳」(勇駒荘から)
雲もなく綺麗な「旭岳」が見えています。
今日は「姿見の池」周辺を散策し、高山植物を観賞します。
では、勇駒荘から旭岳ロープウェイ山麓駅まで、1.2kmほど車道を歩いて行きます。 -
イチオシ
大きな蕾を包む苞にとまる「キアゲハ」(車道脇)
大きな蕾の植物は「エゾニュウ」です。 -
小さな花が咲き出した「エゾニュウ」(車道脇)
さっきとは違う蝶がいるので次の写真で拡大します。 -
蜜を吸う羽模様の素敵な蝶(車道脇)
「メスグロヒョウモン」かな? -
デザインマンホール(車道)
大雪山旭岳を背景に「ナキウサギ」と「エゾノツガザクラ」をデザインした上川郡東川町のマンホールです。 -
周りを見渡す「オオウバユリ」(車道脇)
-
ブタナにとまる「キアゲハ」(車道脇)
-
「旭岳ロープウェイ」
山麓駅からロープウェイに乗り、山頂駅の姿見駅まで一気に上がります。 -
10分で姿見駅に到着(姿見駅からの眺め)
北東の方向にそびえるのは「当麻岳」。 -
イチオシ
旭平の美しい景色(姿見駅からの眺め)
北西の方向に、池の点在する「御田ノ原(みたのはら)」。 -
「姿見園地」の案内図(姿見駅)
「姿見駅」から「姿見の池」を通り一周する1.7kmの散策コースは「姿見園地」と呼ばれています。
これからこの散策コースを高山植物を探しながら歩きます。 -
「姿見駅」を出発(姿見園地)
散策路に脇には残雪があり、チングルマの花が咲いています。 -
すくすく伸びる「チングルマ」(姿見園地)
ピンクの壺型の花は「エゾノツガザクラ」。 -
背の高い「ハクサンボウフウ」(姿見園地)
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おやっ、ロープにとまる「アキアカネ」(姿見園地)
秋が近づいています。 -
「第一展望台」に到着(姿見園地)
展望台から、西側に姿見駅と忠別湖、その先に東川町が見えます。 -
「当麻岳・裾合平方面」(北東方向の眺望)
「裾合平」は手前の旭岳の緩やかな稜線と当麻岳に挟まれたところにあるので、ここから見えません。 -
噴煙の上がる旭岳(東方向の眺望)
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小化雲岳から顔を出す「トムラウシ」(南方向の眺望)
小化雲岳(ぽんかうんだけ)の山肌にある雪渓の形は秘密の暗号「003」かも・・・ -
分岐(姿見園地)
第一展望台下にある分岐を左に進み、一周コースを左回りします。 -
イチオシ
ボサボサ頭の綿毛(姿見園地)
「チングルマ」の綿毛です。
日当たりのいい場所は花が終わり、綿毛になっています。 -
「チングルマ」の花園(姿見園地)
今の時期、花と綿毛の両方が見られます。 -
可憐な「エゾコザクラ」(姿見園地)
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ロウソクの炎のような「綿毛」(姿見園地)
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「満月沼」(姿見園地)
満月のようにまるい沼。 -
「すり鉢池」(姿見園地)
すり鉢の形をした池。 -
鏡池の分岐(姿見園地 北側)
一周コースはここで右に曲がり姿見園地の北側を「姿見の池」へ向かいます。
左へ行くと裾合平方面の登山道です。 -
「イワブクロ」(姿見園地 北側)
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イチオシ
「ミヤマアキノキリンソウ」(姿見園地 北側)
園地の至るところで見かけます。 -
濃青紫色の「エゾオヤマリンドウ」(姿見園地 北側)
秋の訪れを感じます。 -
「鏡池」(姿見園地 北側)
水面には青空が鏡のように映っています。 -
「ガンコウランの実」(姿見園地 北側)
見かけとは異なり、ツツジ科の常緑小低木。
黒い果実はビタミンやミネラルなどの栄養素が豊富で、ジャムにもなります。 -
イチオシ
「メアカンキンバイ」(姿見園地 北側)
北海道に分布する固有種。名前は発見地の雌阿寒岳から。
花弁の隙間が広く、大きな萼片が目立ちます。
ややくすんだ緑色の3枚の葉が特徴。 -
姿見園地
園地の周りにつくられた散策路からの眺め。
電波塔があるところがロープウェイ姿見駅。 -
旭岳地獄谷の「噴気口」(姿見園地)
-
沢に残る雪渓(姿見園地)
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硫黄の運搬道(姿見園地)
1940年代初頭、噴気孔の出る数ヶ所で硫黄の採掘が行われていました。
その当時、硫黄はマッチや火薬などの原料として欠かせないもの。
硫黄を運搬した作業道の跡は半世紀以上過ぎた今も残り、気候の厳しい高山帯で植生を回復させることの難しさを教えてくれます。 -
「姿見の池」(姿見展望台)
散策路の一番東側に来ています。
「姿見の池」には旭岳の姿が映っています。 -
「旭岳石室」(姿見展望台近く)
荒天時に逃げ込める避難小屋(石室、いしむろ)です。 -
「チングルマ」の群落(姿見園地南側)
「姿見展望台」付近に旭岳登山道と散策路の分岐点があります。
散策路はここから園地の南側をまわり、ロープウェイ姿見駅へ向かいます。 -
イチオシ
可愛らしい「ワタスゲ」(姿見園地 南側)
-
黄色い「ホソバノキソチドリ」(姿見園地 南側)
大雪山には広大な溶岩台地が広がっています。
溶岩が造った緩やかな窪地は水はけが悪く、常に水分が供給されて湿地や湿原を形成しています。
また、積雪が多い場所では雪解けが遅いので、ハイマツが大きく育ちません。
二つの条件がそろったこの周辺は湿った場所を好む植物(ホソバキチドリやワタスゲ)の生育に適しています。 -
「タカネニガナ」(姿見園地 南側)
平地に生える「ニガナ」亜種で、高山帯の岩場に生えています。 -
青紫色の「ミヤマリンドウ」(姿見園地 南側)
名前は高山に生えるリンドウの意味。
花の色は濃淡の変化があり、花冠が直径1.5cmの小さな花です。 -
上品な「ゴゼンタチバナ」(姿見園地 南側)
4個ある白い卵形で花弁状のものは総苞片。
本物の花は小さく、黄緑色で真ん中に10-35個集まってついています。 -
下向きの「シラタマノキ」(姿見園地 南側)
花はドウダンツツジのような釣鐘型で、先端がつぼまり、5裂し、裂片は反り返ります。 -
「マルバシモツケ」(姿見園地 南側)
-
「エゾノツガザクラ」(姿見園地 南側)
花は紅紫色で6-8mmほどの壺状の花冠。
花の先端が浅く5裂して反り返っています。 -
淡い黄緑色の「アオノツガザクラ」(姿見園地 南側)
長さ1cm弱の壺型の淡い黄緑色の花が枝先に10個前後、下向きに花を咲かせます。
雪解けの遅い場所に「アオノツガザクラ」が分布しています。 -
帰りの「旭岳ロープウェイ」
「姿見の池周遊散策」を2時間半ほどかけて、高山植物の写真を撮りました。
ロープウェイに乗り下山します。 -
「タカネトウチソウ」(勇駒別高山植物園)
ロープウェイ山麓駅から勇駒荘へ帰る途中、小規模の「勇駒別高山植物園」(無料)に立ち寄りました。
高山植物は姿見でじっくり観賞してきたので、「タカネトウチソウ」だけ見て引き返します。 -
「オオウバユリ」(車道脇)
-
「ヤマハハコ」(車道脇)
行きには気付かなかった花です。 -
「勇駒荘」に到着
正面玄関の風除室に何やら立派な巨木が飾られています。
これは以前大広間の床柱だったもので、樹齢700年以上のクルミの大木が使用されています。 -
石造りの暖炉のあるラウンジ(勇駒荘)
落ち着いた雰囲気のあるラウンジです。 -
北海道の木でつくられた喫茶(勇駒荘)
宿泊者には、コーヒー、紅茶、湧水などが無料でいただけます。 -
2泊目の夕食(勇駒荘)
「遊食膳弐泊目」は昨日とは打って変わったメニュー。
食前酒は「大長檸檬酒」。すっきりしたキレのよい味わい。
先付けは「道産帆立のとうきび香る茶碗蒸し」。
お造りは「炙りサーモンサラダ 燻製オイル添え」。 -
大きなコッペパン(夕食)
ではなく「塩釜」。
叩いて壊して現れたものは・・・ -
焼き物(夕食)
昆布に包まれた「蝦夷鮑の塩釜焼き」。
レモンをかけていただきます。 -
強肴(夕食)
「米茄子田楽、知床どり味噌仕立て」。
知床どりのひき肉が入った自家製のお味噌とともにいただきます。 -
蒸し物(夕食)
「鯛かぶと酒蒸し」。
真鯛のかぶとを使用した酒蒸しを贅沢にもいただきます。 -
グツグツと煮える鍋(夕食)
「勇駒荘オリジナル石狩鍋」。
野菜をふんだんに使用したお出汁に昆布をきかせたオリジナル石狩鍋。
バターを入れていただきます。 -
甘味(夕食)
白いのに蕎麦茶の味がする「白い蕎麦茶プリン」。 -
木のぬくもりがある客室(勇駒荘)
以前の建物から引き継がれた床の間。
床柱と落掛に木のぬくもりを感じさせます。 -
翌日の朝食(勇駒荘)
和定食です。 -
イチオシ
旅館の荷札(勇駒荘の展示)
昔の荷札でしょうか。 -
「勇駒別神社」(旧登山道)
勇駒荘を出て旭岳旧登山道を90mほど上がったところにあります。
昭和27年(1952)勇駒荘創業者小西清作氏によって建立され、以来北海道の主峰旭岳の守護神として多くの崇敬者をいます。
平成7年(1995)老朽化のため再建され、山の神も太陽の神を祀っています。 -
「ツバメオモトの実」(旧登山道)
-
「ハナヒリノキの実」(旧登山道)
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イチオシ
「サンカヨウの実」(旧登山道)
旭岳姿見の池では夏の高山植物、麓の旭岳温泉では秋に近づく植物の実を見ることができました。
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