台湾の北側で何をしようか？（4日間）

2017/10/01 - 2017/10/01

「台湾」。日本からの手軽な旅行先としてよく挙がる名前じゃないか。
でも夏は暑そうだし、なかなか行く気になれないなぁ……

そう思うこと数年。
たまたま秋に数日余裕ができ、おっとりちゃん（仮名）と台湾行きを決行。

「ご飯が美味しい」以外特に何の予備知識もないけど…
大丈夫なのかこれは？？


2017年秋、3泊4日旅の回顧録です。

エリア 台北(台湾)

• 同行者: 友人
• 交通手段: 高速・路線バス 観光バス 徒歩 飛行機

台湾到着。

筆者は、飛行機やホテルは早いうちに決めておきたい派なのですが、
今回の旅行は急きょ決まったもので、個人的にはハラハラしながらの
直前予約となりました。

その点、今回一緒のおっとりちゃん（仮名）は
「なんとか行けるでしょ～」というノリだったので、
余計にひとりであわあわしてしまいました。


この旅行が、私の初台湾でしたが、
街並みが南のリゾートのようで、日本とは違う雰囲気を感じました。

三峡老街に着きました。

赤レンガの街並みは、日本統治時代から残された建築物だそうで、
出発前から旅行手配に疲れた私に興味を持たせるものでした。

海外で日本の片鱗を感じられるのは好きです。

三峽老街 (民権老街) 散歩・街歩き

「老街」って日本語で「商店街」の意味があるそうですね。
この旅行記の作成にあたり調べていたところ知りました。

台北の観光地といえば国立故宮博物院。

館内のほとんどは写真撮影OKだったので、
有名な肉のブロックに見える石や、白菜に見える石（ヒスイ）も
撮影してきました。

私の撮影物はやっぱり写りが良くないので、
ぜひ実物を見ていただきたいです。

国立故宮博物院 博物館・美術館・ギャラリー

おっとりちゃんが「台湾大学」なるところに行きたい、
と言ったので、今日は台湾大学来訪記念日。

海外の大学に行きたいだなんて…
私に負けないくらいコアで面白い人間じゃあないか……

構内では車に減速を促す看板を見つけました。
すごい味があるぞ。

おもしろ看板その2。
「慢」。

スピードを緩めろ、ってことなのでしょうか…。

池にはなんか黒鳥がいる。
手前のなんかくるくる回ってる機械もよく分かんなくて面白いぞ。

構内の図書館。

私、海外の図書館や本屋で日本に関する蔵書を探すという、
おっとりちゃんからもあまり理解されない趣味があり、
おっとりちゃんが図書館探索をしているのを横目にうろうろしてました。

よく探してみると、普通に日本語で書かれた図書もかなり見かけたので、
地理的、文化的近さをこんなところでも感じることができました。

国立台湾大学 辜振甫先生記念図書館 建造物

大学をふらついた後、広場に着きました。

中山堂(旧台北公会堂) 劇場・ホール・ショー

前調べもなく到着したのですが、広場内にはこんなものがありました。
英語表記だったら、絶対目に付かなかったと思います。

日本人的には複雑な感情ですが、これも台湾の歴史の一部なのですね。

夜は士林夜市にも行きました。

私たちは20時前に訪ねたのですが、ちょうど人が多い時間だったのか
地下の食べ物屋さんの席はどこも満杯でした。

夜のわりには、子供もそれなりにいる印象。

「日式　大阪焼」…お好み焼きのことかしら？

今回のサムネ。

外は果物屋さんも並び、ジュースとかが美味しそうでした。
当時はお腹が膨らんでいたのか、特に何も買わなかったのが
今になって悔やまれます…。

士林市場 市場

街を歩いているとよく見かけるポスト。
漢字や英語を見るに、宛て先によってポストが分かれているようですね。

英語が分からなくても、
漢字でなんとなく分かる気がするのがさすが漢字使用国。

特に観光地というわけではないのですが、
海外のバス停とか、左端に写っている海外のポストとか、

「日本にもあるけど、比較のしやすい、日常にあるもの」を
撮影するのも好きです。

台湾の朝は、公園で体操をしている人がいると聞き、
ちょっと珍しい光景を見に早起きして出かけた日もありました。

台湾の公園では、日本で見かけないようなストレッチ機器が多く、
子供のため、というより大人が運動をするための公園、
という印象を持ちました。


右に写っている看板、「ここで服を乾かすな」という
注意書きがじわります。

台湾の食べ物編。
こちらは台湾大学近くで食べた牛肉麺。


店員さんに「スパイシー？オア　ノット　スパイシー？」と聞かれ、
「台湾の人が言うスパイシーって、どのくらいのレベルなんだ…？」
とざわつく私とおっとりちゃん。

ひとまず「スパイシー」と「ノット　スパイシー」をオーダー。

結果としては、二人とも辛い食べ物が得意ではないのですが、
そんな二人が「スパイシー」を食べても辛みを感じませんでした。

このお店が特別辛みがなかっただけかもしれませんが。

台湾といえば甘味も欠かせない。
台湾かき氷をいただきます。

かき氷の上にアイスが乗ってる、暑さ対策仕様。
10月とはいえ、まだ残暑の残る台北での冷たいものは美味しい。

でもこれ以上量があると食べ切るのキツそう…。

今、日本でも話題の台湾カステラ。

最初聞いたときは、生地の上下にザラメが付いた、
日本風のカステラを想像していたのですが、
実際食べた感じだと、ふわふわなシフォンケーキのような食感でした。

結構大きいサイズだったので、おっとりちゃんから分けてもらいました。
ごっつあんです。

おっとりちゃんリクエストで、台湾茶も試しました。

お茶も美味しかったのですが、お茶請けの緑豆ケーキなるものも美味で、
2人ともパイナップルケーキよりも先に優先して買いました。

初めての台湾でわたわたでしたが、
多くの人が想像する「台湾」を一通り体験できたと思います。

この旅行の1年半後、別の人と台湾を再訪することになるなんて、
このときの私は想像もしていなかったのであった…。

（参考旅行記）https://4travel.jp/travelogue/11616033



【個人的メモ】（※個人差があります）
初心者オススメ度：★★★★★（遊べる地域が集約している）
便利度（渡航編）：★★★★★（飛行機直行3時間半！　日本から近い海外）
便利度（現地編）：★★★★☆（その場で意思疎通できるメモがあると良）

短期間充実度：★★★★★（初めての海外は台北だけで満足できる）

番外編。

せっかくなので、おっとりちゃんと九份に行くことに。
夜は激混みと聞いていたので、あえて午前中に行きました。

日本では「きゅうふん」読みが一般的だと思いますが、
英語の読み方を見るに、現地ではどっちかというと
「じゅうふん」風ですね。

だけど台湾には「十份（Shifen）」という観光地もあるというので、
日本人を混乱させる気ですね（？）


九份入り口にある警察署がこれまたずいぶん新しそうな建物ですね。
ちなみに下にちょっと写ってるパトカーは三菱製でした。

急な階段を上った途中の広場。
ガイドマップで見たことのある光景だー！

九分 旧市街・古い町並み

九份、景色がすごいのですが、
どこにいても臭豆腐のニオイがすごい…

こ、これはガイドマップだけでは分からない情報だ……

こちらは地元の小学校の門前にある階段。
どこかで見たことのあるようなキャラクターが…？

九份は山の中にある観光地なので、
少し上がっただけで山に囲まれていることが分かります。

九份は、入り口にも大きな猫のモニュメントがあるくらい、
猫が多いことでも有名なようです。

店の中にふらっと入っていく猫も見掛けました。
飼っているのかな。

こうして九份を含め、
おっとりちゃんと初めての台湾を充実できたのでしたとさ。