車にルーフテントと自転車積載して、九州から北海道往復（北海道編）

2021/08/06 - 2021/08/16

　前回の旅行記は、九州から青森までの5泊6日の行程でしたが、今回は北海道内１１日間のものです。
　過去、何度か北海道を訪問していますが、何か所か行ってないところがあり、その落穂ひろい的な旅行です。
　原則、青森までのものと一緒で、道の駅での車上泊（ルーフテントですので車中泊ではなく）、高速道路を一切使わずというものです。

　予め計画は立てておらず、次は何処に行こうかとの移動でしたが、期せずして一周に近い形になりました。

エリア 北海道

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ショッピング: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

　北海道上陸後、早速五稜郭です。初訪問です。

　この形、欧州の長年の城づくりで、守りに最も合理的なものと結論付けられたものとか。

　結構楽しめました。

　大沼公園、再訪ですが、通り道ですので立ち寄ってみました。
　やっぱりきれいです。

　北海道１泊目は、森町の道の駅ですが、当然イカメシはいただきました。

　今回の旅行の一つの目的だった積丹ブルーです。４トラ上でやり取りしている方の旅行記に刺激されての訪問です。

　色んなところできれいなブルーを見てきていますが、他の所と違った独特の色合いで、結構感動。

　積丹から北上する途中、お風呂に入ろうと見つけ入浴したのがここ。

　毛利衛さんのご両親がやっているとか。

　北上途中、何か所か原生花園によるも、花のシーズンは終わりかつ雨で、全く楽しめず。

　この後雨がしばらく続き、かつ猛暑から一転して気温が下がり、盛夏だというのに寒い。

　雨のせいで、楽しみにしていたあそこも行きたいここも行きたいという思惑が、大幅軌道修正。

　一応最北端は押さえます。雨でも実現可能ですから。

　すれ違うチャリダー。

　「あと少しで最北端だぞ、雨の中、頑張れ」と心の中で声援。
　北海道は本当にチャリダーが多い。

　波の荒いオホーツクです。

　目的の一つだった、「天北線廃線跡のサイクリングロードを走る」が、雨のために中止。
　少しの雨なら走るつもりでしたが、雨風が強くかつ寒く断念。

　はい、根性なしです。

　天北線廃駅。

　波荒いオホーツクその２です。

　宿を使わない長期の旅行ですので、途中コインランドリーで洗濯。

　知床のオシンコシンの滝。
　屋久島の大川の滝に匹敵する見ごたえ。

　この後カムイワッカの滝が主目的でしたが、雨で通行止めで断念。
　雨のバカヤロー。

　知床自然センター付近の白樺林。北海道ではこんな景色珍しくはないのですが、九州人の私は心躍るのです、無条件で。

　やはり自然センター付近の散策路で見かけたエゾ鹿。

　知床半島を横断して羅臼町に。半島を横断中やっと雨が上がってくれました。
　そこに車を置いて、道がある先端の相泊まで自転車で。
　
　

　羅臼昆布の山、一財産だ。

　尾岱沼付近の道の駅にあった像。北方領土を返せと叫んでました。

　そこの道の駅も車中泊の車が沢山。

　北海道の道の駅は、どこもこの手の車が実に多く、色々と考えさせられました。

　道の駅側には、この手の車は全くメリットがありません。
　営業終了後にきて全く買い物はしませんし、トイレットペーパーは大量に消費するしで、有難迷惑です。（私らもその一員ですが）

　その関係か、北海道の道の駅には一切ごみ箱は設置していません。
　車中泊では、このごみをどうするかが大きな問題で、受け入れ側の北海道側はいろんな自衛策を講じています。

　キタキツネです。あちこちで見かけました。

　日本最東端です。

　これでうちの夫婦は、最南端を残して、日本の端っこ全部行ったことになります。

　実は、昨年最南端の波照間は挑戦したのですが、荒天で船が出ず断念。
　またいつか再チャレンジです。

　釧路に移動して、釧路湿原の中を走るサイクリングロード。
　途中、タンチョウに遭遇。

　エゾシカ、キタキツネ、タンチョウと遭遇し、残りはヒグマだけだと思っていたのですが、最後までこれと出くわすことはなかったです。残念。

　途中、きれいな海岸沿いにある道の駅で車上泊。
　今回の旅行の宿泊地で、No1でした。

　やはり目的の一つだった美瑛のサイクリングロードです。
　美瑛の駅から青い池までの実に快適な道です。昨年の秋にも走りましたが、あまりの良さに再訪です。

　青い池。
　観光客が本当に多いところです。

　定番の美瑛の丘です。

　雨竜沼です。表紙の写真も同じくです。

　積丹のあと、ここに来る予定でしたが、雨で中止しましたが、なんとしても行きたかった所ですので、何とか実現。去年も計画していたのですが、やはり雨で中止した経緯がありました。

　いやー、本当にいいところです。もう何年も前から是非行きたいとずっと思っていたところです。

　水芭蕉やエゾカンゾウの時期ではなく、花はあまりなかったのですが、その分人が少なく、静かな山歩きができました。車を置いたところから往復５時間の登山です。

　展望台へはクマのため通行禁止。
　まあ、遭ってもいいかなとは思ったのですが、自重。

　北海道最終日、フェリーに乗る前に函館山に。夜景ではないですが。

　その前に函館の朝市というものに行ってみましたが、時間の無駄でした。ただ、海鮮ものを食べさせる観光客向けの店があるだけでした。
　佐賀の呼子の朝市のほうが、地元のおばさんが路上でいろんなものを売っていて、朝市らしいものです。

　これで北海道を離れ、埼玉に少し滞在し、九州に帰ります。
　この行程は、旅行記その３に続きます。

この旅行記へのコメント （4）

• nekochanさん 2021/09/24 05:22:21

  雨竜沼きれいですね

  車を置いたところから往復5時間かけるとこういうところに行けるんですね。はぁ。
  Haitaさんに写真を見せてもらえてラッキーです。
  美瑛の写真もとてもきれい。雲の合間からの光が感動的です。
  
  それにしても10日間でこんなに回れるんですね。ちょっと驚きです。
  
  今年の北海道、最初猛暑でとてつもなく暑かったんですが、車の上のテントではよく眠れましたか？
  その後の雨の時は一気に気温が下がり、体がついていきませんでした。
  
  この後の旅行記も楽しみにしています。
  

  Eiji Haitaさん からの返信 2021/09/24 19:23:52

  Re: 雨竜沼きれいですね

  はい、たった5時間でこんなきれいな景色が見られます、次回帰省されたときは是非チャレンジを。
  
  　美瑛、良いですね、写真をどこで撮っても絵になりますね。
  
  　北海道に渡ったときは、地元の高齢の方が、こんな熱いことは初めてだと言われていましたが、数日後は、一転寒くて寒くて。たとえ北海道と雖も盛夏だからとそれなりの服しか持参してなくて参りました。
  　車上泊、この寒さ以外は快適でした。
  
  　イタリア旅行続編は期待していてもいいのでしょうか。

• 電動自転車さん 2021/09/07 20:35:47

  憧れの旅

  憧れの旅です。
  
  ざっくり予定を立てて、気分と状況に合わせて旅を楽しむ。
  車上泊！
  いいなぁ。
  
  美瑛のサイクリングロードは前回チェックしたので、次回は必ずチャレンジしようと思います。
  
  次回も楽しみににしています。
  電動自転車
  
  

  Eiji Haitaさん からの返信 2021/09/07 21:46:33

  Re: 憧れの旅

  あなたの旅行の仕方こそ憧れます。優雅。
  
  あなたのうねうねの岡の写真、本当にキレイですね、何回も通うと得とくできるんでしょうか。
  
  来年、花のシーズンにと思っています。