2021/09/05 - 2021/09/05
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ひーちゃんさん
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平成28年、悲しくも留萌本線増毛ー留萌間が廃線となってしまった。その後も収支は改善されずとうとう留萌本線そのものが廃線の危機に瀕している。
本来の予定を大幅に前倒し今年の4月に廃線となった札沼線のように、いつ廃線となってしまってもおかしくない。なので乗るなら今のうちと思い日帰りで留萌本線に搭乗した。留萌は夕日の街としても有名で本日は天気晴朗との事なので期待が高まる。
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札幌駅前から高速るもい号に乗り深川駅へ
そのまま乗ってしまえば留萌に着くのだが留萌本線に乗ることが目的であったのでここでおりた。
鉄道一本で行こうとも考えたのだが、如何せん鈍行同士の接続がすこぶる悪く諦めた。 -
11:10発留萌行
電車は門外漢なのでよく分からないが、キハなんとかというものらしい。このような気動車もいずれは最新型のH100型?に起きかわってしまうのだろうか…
あの列車は椅子が固くて、その上トイレがデカすぎて座席数が少ないのであまり好きではない。 -
車内の様子
送風機にはJNRと書いてあり相当古いものであることが感じられた。
車内の大半は自分と同じく留萌本線に乗りに来た乗客らしく、カメラを携え忙しなく写真を撮影していた。 -
駅を降りるとこれでもかと言う程に留萌という文字が飛び込んでくる。駅名標を見ると留萌が終点であることを改めて実感した。
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かつては増毛へと続いていた線路
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12:07に終着留萌駅に到着
駅前には市場などがたっており、活気が見られた。
このまますぐに増毛行のバスに乗り換えた。 -
留萌駅前で見つけた非常にわかりやすい留萌市内案内図。地元の方々によって作り上げられたであろうこの地図には、留萌を盛り上げようという気持ちが溢れんばかりに篭っていた。
美味しい食べ物屋さんの情報や観光スポットも網羅されておりとにかく助かった。 -
海と空を見間違うほどに雲ひとつない日本海を右に眺めつつ、30分ほどバスに揺られ旧増毛駅に到着。
大正10年建造の駅舎は建設当時の風貌をしており、黒緑のような色を纏っている。
黒緑色の建造物は初めて見たがなかなか見応えがあり、今まで見た建造物の中でも上位に入るぐらい好きだ。 -
休日だからか人が多かった。コロナが無ければ喜ばしいことなのだが…
中は留萌本線に関する資料が展示されていた。 -
増毛駅はかつてのホームをそのまま残している。
とても良い -
現役の駅では絶対に出来ない、線路の上からホームを眺め上げるという体験に心が踊った。
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今にも列車が発着しそうなホームだ。
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駅から少しく歩いてメインストリートのような所へ
陣屋のあとが資料館になっているが臨時休館中だそうなので外観だけ -
めちゃくちゃ古そうな建物
公民館的な存在だったのだろうか? -
陣屋跡から少し海側に歩くと視界いっぱいに日本海が広がっていた。旅行に行く時結構な確率で雨とか台風とかに遭遇するのでこのような快晴中の快晴は本当に珍しい。心地よい海風が吹いており、堤防の上でしばし黄昏ていた。
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こういう風景が本当に好き
名残惜しくもバスに乗って留萌へと帰り黄金岬を目指した。 -
バス停から黄金岬は1.7km離れておりいい運動になった。写真は高台にたつふるさと館の脇の道から撮影。赤と黄と青と緑と白が混ざりあった初秋らしい写真。
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坂を下り切り、黄金岬へ。
黄金岬は日本の夕陽百選で有名で、かつてはニシンの大群が海を埋めつくしていたという。
道路脇の小さな芝生でキャンプを張っている人が大勢おり驚いた。 -
こんな絶景は生まれて初めて見た。
デジカメでは夕陽に全く刃が立たず、iphoneのパノラマで撮影。もうすこし紅くなるかと思ったが季節によって違うのだろうか?
18:52発高速るもい号で札幌へ帰宅。
充実した1日だった。
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