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 この旅行記は、7月6日から7月8日までの3日間の記録です。まず、礼文島滞在3日目となる7月6日の天気は「曇り空」。しかし、前日までに「桃岩展望コース」と「岬めぐりコース」という礼文島トレッキングの看板コースを歩くことができたので、今日はオマケみたいなもの。友人の膝の調子も悪いようなので、この日はアップダウンの少ない「礼文林道コース」を歩き、「レブンウスユキソウ」の群生地を見に行くことにしました。<br /> 7月7日は朝一番のフェリーで稚内へ戻り、その足で日本最北端の地「宗谷岬」を目指しました。その後は、美瑛へ向け「オロロン街道」をひた走りますが、昼間走るとその遠~いこと。しかし、途中たまたま寄った道の駅で今が盛りの「バラ園」に遭遇。5月に行ったハウステンボスのバラ祭りが空振りだっただけに、リベンジした気分になりました。<br /> 7月8日、旅行最終日は美瑛で迎えました。いつものように午前3時に起床し丘巡りに出発しましたが、天気は我々に味方せず、日の出を拝めないまま終了となりました。

馬鈴薯の花咲く美瑛丘巡り&初めての礼文島8日間の旅(4)

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2021/07/06 - 2021/07/08

259位(同エリア600件中)

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Fuyuyama

Fuyuyamaさん

 この旅行記は、7月6日から7月8日までの3日間の記録です。まず、礼文島滞在3日目となる7月6日の天気は「曇り空」。しかし、前日までに「桃岩展望コース」と「岬めぐりコース」という礼文島トレッキングの看板コースを歩くことができたので、今日はオマケみたいなもの。友人の膝の調子も悪いようなので、この日はアップダウンの少ない「礼文林道コース」を歩き、「レブンウスユキソウ」の群生地を見に行くことにしました。
 7月7日は朝一番のフェリーで稚内へ戻り、その足で日本最北端の地「宗谷岬」を目指しました。その後は、美瑛へ向け「オロロン街道」をひた走りますが、昼間走るとその遠~いこと。しかし、途中たまたま寄った道の駅で今が盛りの「バラ園」に遭遇。5月に行ったハウステンボスのバラ祭りが空振りだっただけに、リベンジした気分になりました。
 7月8日、旅行最終日は美瑛で迎えました。いつものように午前3時に起床し丘巡りに出発しましたが、天気は我々に味方せず、日の出を拝めないまま終了となりました。

旅行の満足度
4.0
同行者
友人
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
高速・路線バス JALグループ 自家用車 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 実は、昨日から気になっていたことがあります。ホテルの窓から海を眺めると、海岸からほど近いところに黒っぽい物体が浮いています。最初は漁師さんが張った網の浮きだと思っていたのですが、どうも気になって...。

    実は、昨日から気になっていたことがあります。ホテルの窓から海を眺めると、海岸からほど近いところに黒っぽい物体が浮いています。最初は漁師さんが張った網の浮きだと思っていたのですが、どうも気になって...。

  • 友人から400mmの望遠レンズを借りて海岸から撮ってみると、何と「アザラシ」の群れでした。

    イチオシ

    友人から400mmの望遠レンズを借りて海岸から撮ってみると、何と「アザラシ」の群れでした。

  • 朝食後、ホテルの方がお客を港まで送るついでに、我々を礼文林道の入り口まで車で連れて行ってくれました。礼文林道の入り口は、島南部の「元地口」と中部の「香深井口」がありますが、我々は香深井口から入りました。昨日までは、木が無い荒涼たる笹原が続くトレッキングコースでしたが、ここは林道コースの名のとおり森が広がっています。

    朝食後、ホテルの方がお客を港まで送るついでに、我々を礼文林道の入り口まで車で連れて行ってくれました。礼文林道の入り口は、島南部の「元地口」と中部の「香深井口」がありますが、我々は香深井口から入りました。昨日までは、木が無い荒涼たる笹原が続くトレッキングコースでしたが、ここは林道コースの名のとおり森が広がっています。

  • 大きなフキの葉の陰で、ひっそりと「キジムシロ」が咲いています。

    大きなフキの葉の陰で、ひっそりと「キジムシロ」が咲いています。

  • ウスユキソウの群生地まで、あと2.6kmです。マップを見ると群生地まで緩やかな登りが続きます。

    ウスユキソウの群生地まで、あと2.6kmです。マップを見ると群生地まで緩やかな登りが続きます。

  • 森を抜けると、荒涼たる笹原が広がっています。

    森を抜けると、荒涼たる笹原が広がっています。

  • 道の真ん中に「ウツボグサ」の群落がありました。タイヤの轍と轍の<br />間です。野に咲く花は逞しいものです。

    道の真ん中に「ウツボグサ」の群落がありました。タイヤの轍と轍の
    間です。野に咲く花は逞しいものです。

  • ガスの向こうに建物が見えました。どうやらあれが「レブンウスユキソウ群生地」のようです。

    ガスの向こうに建物が見えました。どうやらあれが「レブンウスユキソウ群生地」のようです。

  • ウスユキソウの群生地は、海へ向かって落ち込む崖の斜面に広がっています。

    ウスユキソウの群生地は、海へ向かって落ち込む崖の斜面に広がっています。

  • 群生地を見下ろすとこんな感じです。

    群生地を見下ろすとこんな感じです。

  • 小さな花なので目立ちませんが、確かに群生しています。

    小さな花なので目立ちませんが、確かに群生しています。

  • コース脇に咲いていたレブンウスユキソウをアップで写します。

    コース脇に咲いていたレブンウスユキソウをアップで写します。

  • この花は立ちこめるガスにより、花びらに水滴が付いています。<br />

    イチオシ

    この花は立ちこめるガスにより、花びらに水滴が付いています。

  • 花のように見えるのは苞葉という花芽を包む葉です。花は中心部の黄色い部分で、中央が雄性、周囲が雌性だそうです。

    イチオシ

    花のように見えるのは苞葉という花芽を包む葉です。花は中心部の黄色い部分で、中央が雄性、周囲が雌性だそうです。

  • 今度は真上から撮ってみました。

    今度は真上から撮ってみました。

  • 最後にもう一度、群生地を振り返ってみます。これから林道の「元地口」へ下ります。

    最後にもう一度、群生地を振り返ってみます。これから林道の「元地口」へ下ります。

  • バス乗り場がある香深港が見えてきました。あともう少しです。バスに乗り遅れると、次のバスまで4時間半待ちになるので必死に下ります。

    バス乗り場がある香深港が見えてきました。あともう少しです。バスに乗り遅れると、次のバスまで4時間半待ちになるので必死に下ります。

  • ホテルでの最後の夕食は、毛蟹まで付いた豪華版です。これで1泊7,700円はお値打ちでしょう。

    ホテルでの最後の夕食は、毛蟹まで付いた豪華版です。これで1泊7,700円はお値打ちでしょう。

  • 7月7日、朝一番のフェリーに間に合うよう、ホテルの方が港まで車で送ってくれました。待合室にあった礼文町のマスコットキャラクター「あつもん」をパチリ。ちなみにこのゆるキャラは、5月下旬~6月中旬に咲く礼文島の固有種「レブンアツモリソウ」をイメージしたものです。

    7月7日、朝一番のフェリーに間に合うよう、ホテルの方が港まで車で送ってくれました。待合室にあった礼文町のマスコットキャラクター「あつもん」をパチリ。ちなみにこのゆるキャラは、5月下旬~6月中旬に咲く礼文島の固有種「レブンアツモリソウ」をイメージしたものです。

  • 我々が乗る8時55分発のフェリーが入港してきました。

    我々が乗る8時55分発のフェリーが入港してきました。

  • 帰りのフェリーはじゅうたん敷きの大部屋です。乗客が少ないので、ゆったり寝転んで帰れます。

    帰りのフェリーはじゅうたん敷きの大部屋です。乗客が少ないので、ゆったり寝転んで帰れます。

  • 10時50分、稚内に帰ってきました。折角ここまで来たので、日本最北端の地「宗谷岬」まで足を伸ばします。写真でよく見る日本最北端のモニュメントです。このモニュメントを境として、左側が「日本海」、右側が「オホーツク海」となります。

    10時50分、稚内に帰ってきました。折角ここまで来たので、日本最北端の地「宗谷岬」まで足を伸ばします。写真でよく見る日本最北端のモニュメントです。このモニュメントを境として、左側が「日本海」、右側が「オホーツク海」となります。

  • 宗谷岬には、あの間宮海峡を発見した江戸時代の探検家「間宮林蔵」の立像もありました。

    宗谷岬には、あの間宮海峡を発見した江戸時代の探検家「間宮林蔵」の立像もありました。

  • 日本最北端のモニュメントを見学したあとは、これも定番の「最北端食堂」でラーメンを食べます。

    日本最北端のモニュメントを見学したあとは、これも定番の「最北端食堂」でラーメンを食べます。

  • 数々の旅番組に登場した食堂の内部です。各テーブルにはアクリル板が設置され、コロナ対策が取られています。

    数々の旅番組に登場した食堂の内部です。各テーブルにはアクリル板が設置され、コロナ対策が取られています。

  • お店お勧めの「ほたてラーメン」を食べました。あっさりとした塩味でホタテの出汁が効いています。

    お店お勧めの「ほたてラーメン」を食べました。あっさりとした塩味でホタテの出汁が効いています。

  • 宗谷岬を後にし、美瑛へは「オロロン街道」を通って帰ります。途中、美瑛では見かけないシマウマ柄の麦稈ロールに出会いました。

    宗谷岬を後にし、美瑛へは「オロロン街道」を通って帰ります。途中、美瑛では見かけないシマウマ柄の麦稈ロールに出会いました。

  • 晴れていればオロロン街道から利尻岳が見えるハズですが、この天気では望むべくもありません。単調な景色が続きます。

    晴れていればオロロン街道から利尻岳が見えるハズですが、この天気では望むべくもありません。単調な景色が続きます。

  • たまたま、稚内と留萌とのほぼ中間に位置する「羽幌町」の道の駅に立ち寄ったところ、隣接地にバラ園を発見しました。案内図でも分かるとおりなかなかの規模です。

    たまたま、稚内と留萌とのほぼ中間に位置する「羽幌町」の道の駅に立ち寄ったところ、隣接地にバラ園を発見しました。案内図でも分かるとおりなかなかの規模です。

  • スゴイ!満開です。5月に行ったハウステンボスのバラ祭りが空振りだっただけに、思わぬ場所で出会えて何だか得した気分です。

    スゴイ!満開です。5月に行ったハウステンボスのバラ祭りが空振りだっただけに、思わぬ場所で出会えて何だか得した気分です。

  • 一口にバラといっても様々な種類があります。これは「スカーレット パール」という品種で、鮮やかな赤花と中心の白の対比が特徴的な一重花のバラです。

    一口にバラといっても様々な種類があります。これは「スカーレット パール」という品種で、鮮やかな赤花と中心の白の対比が特徴的な一重花のバラです。

  • これは「フェアリー スノー」かな?このバラ園には約300種・2000株のバラがあるので、正直、どれがどれだかよく分かりません。

    これは「フェアリー スノー」かな?このバラ園には約300種・2000株のバラがあるので、正直、どれがどれだかよく分かりません。

  • この品種は「グラハム トーマス」でしょうか?イングリッシュローズの代表的な品種だそうです。

    この品種は「グラハム トーマス」でしょうか?イングリッシュローズの代表的な品種だそうです。

  • これは「トラデスカント」?パンフレットには、ビロードのような質感の深紅のイングリッシュローズとあります。

    これは「トラデスカント」?パンフレットには、ビロードのような質感の深紅のイングリッシュローズとあります。

  • 「ダブル デライト」でしょうか?アイボリーの花弁の縁に鮮やかな赤色がのる覆輪系の代表的品種だそうです。

    「ダブル デライト」でしょうか?アイボリーの花弁の縁に鮮やかな赤色がのる覆輪系の代表的品種だそうです。

  • これはたぶん「ジャルダン ドゥ フランス」。サーモンピンクの丸弁平咲きの花が房咲きになるとあります。

    これはたぶん「ジャルダン ドゥ フランス」。サーモンピンクの丸弁平咲きの花が房咲きになるとあります。

  • 往路は見知らぬ地への期待からか余り遠く感じなかったのですが、帰り道は何と遠く感じることか!改めて北海道の広さを実感しました。結局、この羽幌も含め3カ所の道の駅へ寄り道しながら、美瑛へ帰り着いたのは夜8時近くでした。

    往路は見知らぬ地への期待からか余り遠く感じなかったのですが、帰り道は何と遠く感じることか!改めて北海道の広さを実感しました。結局、この羽幌も含め3カ所の道の駅へ寄り道しながら、美瑛へ帰り着いたのは夜8時近くでした。

  • 最終日の7月8日を迎えました。今日は昼過ぎの飛行機で帰ります。<br />天気は曇りで日の出は拝めそうにありませんが、悔いを残さないため暗いうちから丘巡りスタートです。「四角い木」の麦畑は、留守をしている間にずいぶん色づきました。

    最終日の7月8日を迎えました。今日は昼過ぎの飛行機で帰ります。
    天気は曇りで日の出は拝めそうにありませんが、悔いを残さないため暗いうちから丘巡りスタートです。「四角い木」の麦畑は、留守をしている間にずいぶん色づきました。

  • 麦の穂をアップします。

    麦の穂をアップします。

  • 日の出は拝めませんでしたが、旭岳が姿を見せてくれました。

    日の出は拝めませんでしたが、旭岳が姿を見せてくれました。

  • まだ朝5時半を過ぎたころですが、これで今回の旅は撮影終了です。<br />やはり光が差さないと写欲が湧きません。

    まだ朝5時半を過ぎたころですが、これで今回の旅は撮影終了です。
    やはり光が差さないと写欲が湧きません。

  • 8日間に及んだ今回の旅、長期滞在したにも拘わらず「今日は最高!」というお天気には恵まれませんでした。しかし、長年気になっていた礼文島では数多くの高山植物にも出会うことができ、心に残る旅となりました。

    8日間に及んだ今回の旅、長期滞在したにも拘わらず「今日は最高!」というお天気には恵まれませんでした。しかし、長年気になっていた礼文島では数多くの高山植物にも出会うことができ、心に残る旅となりました。

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