2021/08/09 - 2021/08/13
189位(同エリア254件中)
すぅさん
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社会人になってから14年。初めて9連休の夏休みが取れたので、コロナ禍ではありますが、北海道へ一人旅をしてきました。
札幌、小樽、そして新しくできた白老のウポポイへ。
行く先々でじっくり手洗いをしながら、4泊5日ののんびり気ままな一人旅。
大量の写真と共に振り返ります。
3日目はウポポイへ。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
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晴れました~!!!
ということで、3日目はウポポイに向かいます。
札幌駅から普通列車で白老駅まで。
途中、千歳駅・苫小牧駅で乗り換えました。
千歳駅では接続が良くてすぐに電車が来たのですが、苫小牧駅では30分程の待ち時間が。
せっかくなので一度改札を出てみることに。
これが大正解で、苫小牧駅まではIC系交通カード(私の場合はSuica)が使えるのですが、苫小牧駅から先は切符のみとのこと。
ここで出ていなかったら、白老駅でオロオロするところでした。
コーヒーの一杯でも飲みたかったけど、時間を気にして慌てて飲むのももったいないような気がして、通路から線路の写真を撮ったり、駅付近をウロチョロ。
昨日一昨日も楽しかったけど、私はこの青い空と広々とした景色を求めていたのです。日々のストレスが溶けていく・・・。苫小牧駅 駅
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苫小牧駅からは一両編成ワンマン運転の電車。
途中降りる方が皆さん料金箱にお金を入れていたので、さっき購入した切符は無駄だったのか!?と慌ててネットで調べたら、降車駅が無人駅の場合は運転手さんの前で料金箱に運賃分の現金(乗車駅も無人駅だった場合)か切符を入れて降りるとのこと。
さっき買った切符を料金箱に入れれば良いのだなと身構えていたら、白老駅は有人駅だったので特に何事もありませんでした。 -
ウポポイ最寄りの白老駅。
ウポポイ側の新改札で、普通の引き戸の出口にポツンと立っている係の方に切符を手渡して降りました。
これもなかなか貴重な体験。
私の前に降りた男性が青春18きっぷを係の方に見せていて、いいなぁ私もいつか青春18きっぷの旅をするのだと決意を新たに。
いつか必ず。白老駅 駅
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晴れています。幸せ。
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さて、ウポポイはどこかな?と歩いてポロトミンタラへ。
お借りしたお手洗いがとてもきれいで嬉しかったです。
ポロトミンタラは白老の観光インフォメーションセンターですが、正直に告白すると、こちらがウポポイの入口だと思って、中に入ってウロチョロ、外に出てウロチョロと怪しい動きをしておりました。
おすすめのランチスポットを尋ねている人もいて、なかなかの盛況ぶり。
ようやくウポポイの入口は別の場所らしいと理解した私、カフェで売っているソフトクリームに後ろ髪を引かれながらも、外に出て入口を探します。 -
この看板、可愛くて好きです。
ポロトミンタラから更にもう少し歩き、横断歩道を渡った先に、ウポポイの入口はありました。ポロトミンタラ (白老駅北観光インフォメーションセンター) 名所・史跡
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検温チェックを済ませて中へ。
まずは早速腹ごしらえ。
朝から何も食べていないので、お腹が空いております。
ウポポイ歓迎の広間にあるカフェ リムセでチェプオハウセットを頂きました。(リムセのムとチェプのプは本来小文字です。)
塩味のポトフで、大きな野菜がちょうど良いホクホク感になっていました。
じゃがいもが本当に美味しくて幸せ。
鮭の塩味でいなきびこはんが進みます。
いなきびごはんも美味しかったなぁ。基本的に白ご飯派なので、あまり雑穀が入ったご飯を食べないのですが、これは大変好みのお味でした。
因みに私、ご飯は「ほんの少し固め派」です。
副菜は独特の風味があるものが多く最初はびっくりしましたが、慣れるとその風味を楽しめるようになりました。
薄荷とは違うのだけど、なんだかとても口の中がさっぱりするようなお味で美味しかったです。カフェ リムセ グルメ・レストラン
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事前に日付指定一日券(ウポポイへの入場券)と博物館の入館整理券を手配していたので、まず一日券を提示して入場します。
最近は色んなところでスマホのQRコードがチケットになっていますが、何回やっても慣れません。
指定入場時間が迫ってきていたので、何はともあれ博物館に。 -
博物館の中はフラッシュ禁止で撮影可だったのですが、うっかりその表示を見忘れて撮りたいと思いつつ、一枚も撮りませんでした・・・。
最初のエリアの映像で知った、アイヌの方々の「カムイ」との関係性がすごく興味深かったです。
特に狩りに対する考え方。
自分たちの世界では人型で暮らしているカムイたちだけど、人間のメッセージが届くとそれに応えて人間界へやってきて、毛皮や肉などを贈り物にするため、それぞれの動物(熊のカムイは熊、狐のカムイは狐)に身を変えて狩られるという考え方だそう。(合っているかしら?)
なので、人間はその贈り物を受け取ったら(狩ったら)、カムイに感謝してもてなし、こちらからもたくさんの贈り物を渡してまたカムイの世界に帰ってもらうそうな。
そしてカムイの世界に帰ったら、人間界で受けたおもてなしについてカムイ同士語り合いながら暮らしているのだそう。 -
それから、子供の頃にシャクシャインの戦いなどは教科書で学んだ記憶がありましたが、改めてどんな出来事だったのか把握しました。
社会人になって、自分の衣食住を自分で面倒を見る生活を送っていると、子供の頃よりも、アイヌの方が置かれた立場の理不尽さを理解できるようになった気がします。
せっかくなので、予約はしていなかったのですが、博物館内の券売機でチケットを購入し、ゴールデンカムイの特別展も見ました。
この漫画、読んだことはないのです。
絵柄からしてバトルものなのだろうと思っていたのですが、展示されている漫画の中に、色んな登場人物が「ほっこり」しているシーンがあったので、なんだかとても気になってしまいました。 -
博物館を出て園内をお散歩。
青空が嬉しくてたまりません。
日差しが少し暑かったのですが、前日に芯まで冷え切っていたので、体を温めようとのんびり日光浴しました。 -
右側手前の花壇には、アイヌの人々の生活に寄り添っていた植物が植えられています。
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ウポポイのキャラクター、トゥレッポん。
可愛い。 -
アイヌの人々のお家、コタン。
手前の二つが実際にアイヌの人々が暮らした建物の大きさなのですが、現在の消防法をクリアできないサイズなので、中には入れませんでした。
奥に消防法をクリアした大きいコタンがあり、そちらでは中の見学もでき、色んなイベントが開催されています。 -
ポロト湖。大きい湖。
「近くに小さい湖があって、そこに比べて大きいからポロト湖なんですよ」と教えてもらいました。 -
丸木舟の実演を行っていました。
まだまだ開園して間もないウポポイですが、これからスタッフの皆さんもどんどん練習して丸木舟乗りが上達したら、お客様を舟に乗せてあげたいとのことで、「もう3年位待ってください」と言っていたのが面白かったです。
絶対また来るので、その時はぜひ。 -
本当に気持ちの良いお天気と気持ちの良い景色。
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こちらの池では何かが浮いています。
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近づいてみると・・・
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樹皮?
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水に着けて柔らかくした樹皮で服を作るそうです。
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年明けにはポロト湖の湖畔に星野リゾートの施設がオープンするのだとか。
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こんな景色を眺めながら(私の写真はウポポイ内からのビューですが)、のんびりゆったり本を読んだりして過ごすのは最高の時間でしょうね。
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広々とした園内を湖の写真を撮りながらお散歩。
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横で撮ったり縦で撮ったり。
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運動会の本部のような白いテントがところどころにあって、日差しを避けて自由に休憩できるスペースになっています。
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博物館の方まで戻ってきました。
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この黄色いお花が可愛くて好きです。
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可愛い。
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あ、でも奥の薄紫色のお花も好き。
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もう一回りぐるっと散策。
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どれだけ見ても見飽きない風景をひたすら写真に納めます。
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途中の体験学習館でカムイアイズという、カムイの視点で世界を見るアドベンチャーを体験しました。
狐とタカのカムイになって北の大地を駆け回り飛び回り、最後は人間からの矢を受けます。
カムイが自ら矢を受けるのだと頭では分かっていても、やっぱり最後はあまりにも突然すぎてちょっとびっくりしました。 -
時間が止まれば良いのに。
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名残惜しいですが帰らねば。
ウポポイ (民族共生象徴空間) 美術館・博物館
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写真はありませんが、ヒンナヒンナキッチン炎で行者にんにく山菜そばを食べてから白老駅へ戻ります。
まだ16時位だったのでお腹の空き具合が甘く、お蕎麦しか入りませんでしたが、本当は串焼きも食べたかった・・・。前の方が注文されていて美味しそうだったのです。
(お蕎麦も食べたかったので串焼きオンリーの選択肢はなかった。)
次回必ず!
あとハルランナのゴージャスなコースもいつか食べてみたいです。
あとあと、ななかまどのスイーツも。 -
せっかくなので、帰りは特急北斗に乗りました。
普通電車でトコトコきた行きも楽しかったですが、特急だとあっという間に札幌に到着。
持ってきた本を読み終わってしまったので、この旅後半のお供の文庫本をパセオの本屋さんで買ってからホテルへ帰りました。
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