悩んだ末に立山登山、そして再び立山黒部アルペンルートへ（１）

2021/08/27 - 2021/08/27

4月に雪の大谷を見るために、初めて立山黒部アルペンルートを通ってみたら、とてもよかったので、夏になったらまた来たいと思っていました。
そのときは立山に登って･･･と心に決めていたのですが、再びの緊急事態宣言によって、その決心が一度は崩れ去りました。
悶々と家で過ごす週末を重ねているうちに気が滅入ってきてしまい、「やっぱり行こう！」と決めたのは、当初計画していた時期から1カ月遅れ。
ワクチン接種も2回終えました。
私は、もともとのソロ活人間です。
ほぼ人と会話することなく、食事も1人で、とにかく景色を楽しんできました。

エリア 立山黒部(富山)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

夜行バスで富山駅までやって来ました。さくら高速バス、お世話になりました！

富山駅 駅

立山黒部アルペンルートWEBきっぷは事前に予約してきました。スマホからQRコードをかざして発券します。電鉄富山駅の自販機そばにあります。

電鉄富山駅 駅

早朝は、切符売り場はまだ開いていないので、WEBチケットでの予約がお勧めです。

これが発券した切符です。上が、立山駅から黒部立山アルペンルートを踏破した扇沢まで。
下は、オプションで、扇沢から信濃大町までのバスの切符を買っておきました。

電車の出発まで少し時間があるので、駅周辺を歩いてみます。
お、ここにも登山客らしき人たちが！
バスもあるのかーと、行き先を見てきたら、折立と書いてありました。
薬師岳～立山を縦走するのでしょうか。すごい！

さて、時間になりました。地電に乗って、立山駅に向かいます。

これが電鉄富山～立山までの切符、1,230円。

地電に1時間ちょっと揺られて、富山駅に到着しました。
写真右側の列は、立山ケーブルカー、もしくはもっと先まで行く切符を買い求める人たちです。立山ケーブルカーは、人数を区切って乗せているので、ここで自分が何時発のケーブルカーに乗れるか、わかります。
なので、繰り返すようですが、やっぱりWEBチケットがお勧めです！
最初から乗車したい時間の切符を買えばよいのですから。

立山駅 駅

私は7:40発の立山ケーブルカーに乗ります。間隔をあけて並びます。乗車前に消毒と検温があります。

立山ケーブルカーで7分。美女木平に到着しました。

立山黒部アルペンルート立山ケーブルカー 乗り物

美女木平からは、立山高原バスに乗ります。こちらは、乗客数によって増発しているみたいです。

立山高原バスの座席横の写真です。スマホの充電できます！

立山高原バス 乗り物

立山高原バスの車窓から、さまざまな美しい景色を見ることができます。車内では、詳しい案内が流れるので、とてもわかりやすいです。
これは七曲で撮った写真です。

こちらも立山高原バス車内から。剣山です。いさましく美しい姿ですね。

立山高原バスに揺られて約50分。室堂に到着しました。
近隣マップを確認します。

室堂駅 駅

私は、「一ノ越・雄山（立山）」を目指して歩き始めます。前半は、このように舗装された石畳の道を進みます。

歩き始めから、素晴らしい景色が満喫できます。
立山に登頂できなくても、これで満足できる！無理はしない！と自分に言い聞かせます。

途中、雪渓の上を少し歩きます。

これもきれいな景色！
近くにいた人が「千畳敷カールみたい」と言っていました。
確かに。
私も数年前に登った木曽駒ケ岳の千畳敷カールを思い出します。

出発から50分ほどで一の越に到着しました。

一ノ越山荘 宿・ホテル

問題は、ここ一の越から先です。
事前情報では「ガレ場の急登。落石、スリップ注意」。
写真では、あまり傾斜がわかりにくいのですが、これが結構、急なんです。
赤丸を付けたところに、現在、登山中の人たちがいます。
私は、しばらく悩んだ後、行けるところまで行ってみようと、勇気を振り絞って一歩を踏み出します。

登りは、この赤い矢印に沿って進みます。
登りと下りでルートを分けているので、正しい方を進みましょう。

あまり上を見るとめげそうになるので、とにかく目の前の一歩に集中します。そして、気が付くと「三の越」に着いていました。
ということは、途中で「二の越」もあったのかな？？？
これは今でも不明です。

そして、登り始めから約1時間50分で立山（雄山）山頂にたどり着きました。

立山 (立山連峰) 自然・景勝地

雄山神社の鳥居まで行きましたが、ここから先は有料です。お祓いを受けたい方はどうぞ。

雄山神社 寺・神社・教会

山頂からの景色を楽しみます。
まずは、自分が本当に登頂できたことがとても嬉しいのですけれど。
さっき、ガレ場の急登にめげないで、一歩ずつ頑張って登ってきてよかった･･･。

ところどころ雪渓も見えます。
天気にも恵まれて、本当によかった！
「悩んだ末に立山登山、そして再び立山黒部アルペンルートへ（２）」に続きます。