2016/08/17 - 2016/08/17
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2016年夏休みのスウェーデン~フィンランド旅行6日目。
前日夕方にストックホルムのシリヤ・ターミナルを出港したタリンクシリヤラインのGalaxy号は、一晩のうちにバルト海を横断して、フィンランド南西部の港湾都市トゥルクに無事入港。
フィンランド第三の都市圏人口を持つトゥルクは、かつてフィンランドがスウェーデンの一地区だった際、その首都としての役割を果たしていた街。
トゥルク大聖堂、トゥルク城、トゥルク美術館など、スウェーデンの文化の薫る施設を巡った後、鉄道にて現在の首都ヘルシンキへ移動します。
<旅程表>
2016年
8月12日(金) 羽田(フライトキャンセル)
8月13日(土) 羽田→北京→ストックホルム
8月14日(日) ストックホルム
8月15日(月) ストックホルム→ヴィスビュー(ゴットランド島)
→ストックホルム
8月16日(火) ストックホルム→
〇8月17日(水) →トゥルク→ヘルシンキ
8月18日(木) ヘルシンキ
8月19日(金) ヘルシンキ→タリン→ヘルシンキ
8月20日(土) ヘルシンキ→
8月21日(日) →上海→成田
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 5.0
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船 徒歩
- 航空会社
- 中国国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
8月17日(水)
前日19時30分にスウェーデンの首都、ストックホルムのシリヤ・ターミナルを出港したタリンクシリヤラインのGalaxy号は、一晩をかけてバルト海を横断、フィンランド南西部の古都トゥルクを目指します。
深夜3時(スウェーデンとの時差+1時間)、船が動いていないという違和感に気付いて目覚めると、船はスウェーデンとフィンランドの中間地点にあるオーランド諸島の最大都市マリエハムンに停泊中・・・。
このオーランド諸島、フィンランドに帰属しながらもともとスウェーデン系の人々が多い島で、第一次世界大戦後にフィンランドがロシアから独立した際、この島の帰属を巡って、両国に争いが勃発。
両国政府は1920年に発足したばかりの国際連盟に裁定を委ね、当時、事務次長だった新渡戸稲造が奔走し、フィンランドへの帰属を認める代わりに、オーランド諸島の更なる自治権の確約を求める決定が下されたことでも有名です。 -
マリエハムンの港にしばらく停泊した後、Galaxy号は再び針路を東へ。
時折、フィンランド方面からやってくる船とすれ違いながら、トゥルクの港を目指します。 -
5時40分、空がだんだんと明るくなってきました。
周りにはあちこち小さな島が目立ちます。
フィンランドに近づいてきたということでしょうか。 -
6時、食堂にて朝食の時間。
皆、待ちきれないのか、すでにたくさんの乗客が集まってきています(笑)。 -
朝食は夕食と同じようにビュッフェ形式(10.5ユーロ=約1,260円)。
ここでも野菜が美味しいのでたらふくいただきます(笑)。 -
朝食後の6時40分、外に出てみると、船の進行方向には街が。
あれが目的地のトゥルクの街・・・。 -
一方、船の側面には、草地と針葉樹林帯の田舎の風景が続きます。
・・・フィンランドは人口わずか500万人の国。
日本のように街が連坦している風景はなかなかないのでしょうね。 -
さて、トゥルクの港が近づいてきたので、部屋に荷物を取りに行って下船準備。
快適だった船中生活とももうすぐお別れです。 -
そして6時55分、定刻の5分前にタリンクシリヤラインのGalaxy号はトゥルク港に無事到着。
前日の19時30分から10時間半(時差+1時間)の長旅でしたが、途中眠っていたということもあって、なんだかあっという間だったという感じ。シリヤ ターミナル 船系
-
トゥルク港のタリンクシリヤラインのターミナルからは、この後訪れる予定のトゥルク城も一望。
空がどんよりしているのが気になるところですが、この日もいい観光ができるかな・・・。 -
ターミナル内で少し休んだ後の8時、市中心部行きのバスに乗車。
乗車券は1回3ユーロ(約360円)のところ、今後のことも考慮して1日券を購入(7.5ユーロ=約900円)
購入は運転手から、スウェーデンと違いクレジットカードは使えず、日本から持ってきたユーロ札を使います。路線バス バス系
-
8時15分、まずはトゥルク駅で下車。
この日の宿はヘルシンキで予約しているので、夕方発のヘルシンキへの便を確保します。トゥルク駅 駅
-
トゥルク駅では自動券売機で18時30分発のヘルシンキ行きの乗車券を購入(20ユーロ=約2,400円)。
こちらは問題なくクレジットカードが使えました。 -
ちなみに駅構内にはこんな売店も。
なかなか美味しそうなパンも売っていましたが、先ほど船内で朝食を食べたばかりなので、今は遠慮しておきます(笑)。 -
そして8時30分、コインロッカーに荷物を預けてトゥルクの街歩き開始。
ロッカー代は3ユーロ(約360円)で、50セント、1ユーロ、そして2ユーロのコインが使えました。 -
トゥルク市内を駅から南下し、9時、市内を東西に流れるアウラ川(Aurajoki)までやってきました。
遊歩道など整備されていて、歩き心地の良さそうな水辺空間ですが、朝早い時間帯のためか、人通りはまだ少ない感じ。 -
アウラ河畔を散策していると、橋の袂に巨大な建物を発見。
フィンランドがスウェーデンの支配下に入った頃の1300年に創建されたという、フィンランド最古の教会、トゥルク大聖堂(Turun Tuomiokirkko)です。
・・・と、ここで雨が。
雨宿りも兼ねて、早速トゥルク大聖堂に入ってみることにします。トゥルク大聖堂 寺院・教会
-
トゥルク大聖堂に入ってみると、内部は天井の高い壮麗なゴシック様式。
このトゥルク大聖堂、創建以来幾度も火災に遭い、現在の建物は1827年のトゥルク大火災の後に再建されたものがほとんどなのだとか。
【トゥルク大聖堂HP】
https://www.turuntuomiokirkko.fi/ -
祭壇にはイエス・キリストの神々しい絵画が。
このトゥルク大聖堂、1300年の創建当時は当然ながらカトリックの大聖堂でしたが、16世紀の宗教改革の時代に本国スウェーデンと同様、ルター派に改宗。
現在でもフィンランド国民の約8割を占めるルター派教会の首座として、多くの国民にとっての心の拠り所であり続けています。 -
祭壇の周りには最後の晩餐など、イエス・キリストの生涯を描いた絵画が。
これらは皆、1827年のトゥルク大火災の後に描かれたもの。
このほか、大聖堂博物館(入館料2ユーロ=約240円、撮影禁止)には火災を免れた聖人の彫像や銀器などが展示されており、この大聖堂の古い歴史を感じ取ることができました。
【トゥルク大聖堂博物館】
https://www.turuntuomiokirkko.fi/etusivu/tuomiokirkkomuseo -
9時40分、大聖堂の見学を終え、雨が上がった後の通りをてくてく。
歩いていると、高齢のカップルが手を取って歩いている姿のユニークな標識を見つけたので思わずパチリ。
そういえばフィンランドでは、信号のない横断歩道の手前に立っていると車は必ず停車してくれ、日本にはない人々の余裕さや穏やかさを強く感じたものです。 -
再びアウラ河畔沿いを歩いて行き、10時、シベリウス博物館(Sibelius Museo)へ。
その名の通り、フィンランドの国民的作曲家、ジャン・シベリウス(Jean Sibelius、1865-1957年)の業績を展示している博物館です。
【シベリウス博物館HP】
https://sibeliusmuseum.fi/en/sibeliusmuseum/シベリウス博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
入場料4ユーロ(約480円)を支払い、早速中へ。
この博物館はシベリウスの業績を展示するとともに、“音楽博物館”としての役割も兼ねており、世界中から集められた歴史的楽器も多数収蔵されています。 -
こちらは蓄音機でしょうか。
今では珍しい様々な機器が展示されており、まさに“音楽博物館”という様相ですね。 -
シベリウスの生涯もこのように楽譜や手紙などを中心に展示。
子どもの頃に音楽の教科書で見た少々コワモテの肖像写真もしっかり展示されていました(笑)。
彼が活躍したのは、1917年12月にフィンランドがロシアから独立するまでのナショナリズムが高まりを見せていた時期で、代表作“フィンランディア”(1899年発表)をはじめ彼の音楽は、ロシア政府から演奏禁止処分にされるほど、フィンランド人の国民意識を形成するのに大きく寄与したとか。 -
11時、シベリウス博物館の見学を終え、続いてはバスに乗って港の近くにあるトゥルク城(Turun linna)へ。
空は晴れ間も見えて明るくなってきました。 -
バスを降り、11時45分、要塞のような壁に囲まれたトゥルク城へ。
このトゥルク城、先ほどみたトゥルク大聖堂と同じく、フィンランドがスウェーデンの支配下に入った13世紀に建設が開始された城で、以後しばらく、スウェーデンがフィンランドを治めるための出城として機能。
そんな抑圧された時代のフィンランド人の思いを代弁しているためか、何やら飾り気もなく、牢獄感あふれる外観となっているところです。
【トゥルク城HP】
https://www.turku.fi/turunlinnaトゥルク城 城・宮殿
-
入場料9ユーロ(約1,080円)を支払い、トゥルク城へ入場。
外観と同様、最初は牢獄のような部屋。
1558年に古い建物に代わって建てられたもので、1650年代、カール・ジョーダン(Carl Jordan)という学生が重婚罪で投獄されていたことから、“ジョーダンの部屋”(Jordan's Chamber)と名付けられています。
ちなみに向こうに見える囚人服姿の人形は、そのカール・ジョーダン君でしょうか? -
そしてしばらくは、こんながらんどうのような部屋が続きます。
うーむ、部屋ばかり多くて、展示に値する資料が少ないということでしょうか。 -
何もない部屋が続き、ようやく何か展示物が出てきたと思ったら、こんなアザラシ君・・・。
-
そして久々に展示物がある部屋があると思ったら、こんなトゥルク城の変遷を表した模型。
まずは最初期、1280年から1310年までのトゥルク城。
防衛のためでしょうか、アウラ川の河口の中州にあったことが分かります。 -
続いては1485年から1505年にかけてのトゥルク城。
相変わらずアウラ川の中州にある感じですが、城の周りを囲む防御壁ができて、大きくなっていますね。 -
そしてこちらは現代のトゥルク城。
周りが埋め立てられて陸地の城となり、かたちも洗練された感ですね。 -
さらに先を進んでいきます。
こちらの部屋は、1480年代につくられた“修道女の礼拝堂”(The Nun's Chapel)。
カトリックが盛んな頃はこのトゥルク城、宗教施設としての役割もあったようですが、その後の宗教改革に伴ってその役割は薄れ、この部屋は17世紀には小麦粉の保管庫、18世紀には武器庫として使われるようになったとか。 -
こちらはスウェーデン・ヴァーサ朝の祖で宗教改革王、グスタフ1世(在位:1523-60年)も駐在したという“王国の間”(The King's State Room)。
ヴォールト構造の天井が見事です。 -
こちらはフランドルの画家、ピーテル・ブリューゲル(Pieter Bruegel、1525/30-69年)の絵画、“養蜂家と鳥の巣の採集家”(The Beekeepers and the Birdnester、1568年)を立体的に表現した作品。
【The Bee-keepers~大英博物館より】
https://www.britishmuseum.org/collection/object/P_SL-5236-59
なぜトゥルクに縁もゆかりもなさそうなブリューゲルの作品がこんなかたちで登場するのか・・・このトゥルク城、広さに比して、深刻に展示品不足なのかもしれませんね。
まあ、自由な表現でコロナ禍の2020年の世を予言したと言えなくもないですが・・・。 -
それでも中には貴重な資料も。
こちらの古い書物はスイス人の博物学者、コンラート・ゲスナー(Conrad Gessner、1516-65年)の手により、1551年から1558年にかけてラテン語からドイツ語に翻訳された“動物誌”(Historiae animalium)。
スウェーデン経由でこの城にもたらされたものでしょうか。 -
再びだだっ広い部屋に移って、こちらは“王の間”(The King's Hall)。
古いタペストリーが見えるものの、やはり素材不足かな・・・。 -
こちらはどこか近未来風の通路に見えなくもない・・・。
-
近未来風の通路の中央には展示棚。
こちらは中国、清の第6代皇帝、乾隆帝(Qianlong Emperor、在位:1735-1796年)時代の陶磁器。
当時の中国の陶磁器は、ヨーロッパでは人気商品。 -
一方こちらはヨーロッパの磁器。
1710年頃、東洋の白磁を真似て、ドイツのマイセンで製造されたものです。 -
こちらは1830-40年頃、バイロン卿の詩のイメージの装飾が施されたイングランド製の食器。
-
こちらは1890年代の作品で、上段はスウェーデンの金属デザインメーカー、C.G.Hallberg製の金属器と、同じくスウェーデンの陶器メーカー、ロールストランド(Rörstrand)製の陶器。
下段はボヘミア(チェコ)のFischer&Mieg製の陶器となっています。
こういうのは興味ある人が見れば、きっとおもしろいのでしょうね。 -
13時30分、トゥルク城内に入ってから2時間近くが経過。
出口のようなところにやってきて、これで終わりかと思いきや・・・。 -
展示室はまだまだ続きます・・・。
もう散々歩き回ってけっこうなものを見たというのに、このトゥルク城、まるで迷路のよう。
ちなみにこちら、“The Porter's Lodge”と呼ばれる城のフロント部分。
なんと、先ほどまで見ていたのは城の後付け部分に過ぎなかったということか・・・。
壁に描かれているフレスコ画は、グスタフ1世のトゥルク来城を記念して1530年に描かれたものとのこと。 -
こちらは1480年代に造られたストゥーレ教会(Sture Church)。
“ストゥーレ”とはこの教会を建てたスウェーデンの政治家の名前で、宗教改革がなされた後の18世紀以降は倉庫や武器庫となり、現在はこのように彫刻の展示室として使われるに至っています。 -
さらに深いところに展示室は続き・・・もういい加減飽きてきた感じ。
上から見下ろしたところにあるこちらは、1563年の夏にDuke Johnが大商人のHenrikをトゥルク城に招待したという設定の人形模型。
なんだかもう、なんでもありの展示ですね(笑)。 -
こちらがそのDuke Johnの宴会の料理を作る厨房の様子。
このトゥルク城、歴史にまつわることなら“なんでもあり”を目指す博物館なのでしょうかね(笑)。
ある意味、自由な発想でなんでもできて、おもしろい博物館ではあると思うのですが。 -
トゥルク城の最後はコインの部屋。
こちらも、フィンランドの歴史にまつわるたくさんのコインが集められています。 -
こちらはフィンランドがスウェーデンの支配下だった1500年代のコイン。
やはりスウェーデンで鋳造されたものでしょうか。 -
こちら、コインではありませんが、記念メダルも数々展示。
さすがに独立後のものが数多くを占めます。 -
こちらはムーミンとその作者であるトーベ・ヤンソン(1914-2001年)を刻んだ10ユーロコイン(2004年)。
ユーロ導入後にこんなものも造られていたのですね。 -
14時、まだよく見ていないものはあったものの、以上でトゥルク城の見学を終了。
城内はだだっ広い上になんでもありすぎて、途中から消化不良で疲れた見学になってしまったのが残念・・・。 -
14時30分、再びバスに乗って、市の中心部へと向かいます。
まだいい天気は続いているようですね。 -
市の中心部、マーケット広場(Kauppatori)にやってきました。
露店を出している人は、シリア難民なのか、スカーフを頭に巻いているアラブ系の人も目立つ感じです。
今回の旅ではストックホルムでもヘルシンキでも、このようにアラブ系の人々が集まっている場所を見かけなかったのですが・・・。
やはり“トゥルク”という街の名前がアラブ系の人々を引き寄せるのでしょうか?? -
ちなみにここでもハンバーガーの値段を確認(笑)。
普通のハンバーガーセットが8ユーロ(約960円)と、ストックホルムよりは少し安い感じ。
まあ、ユーロを導入している西欧諸国も似たようなもので、日本の物価が安すぎるのでしょうけれども。 -
14時50分、続いては、トゥルクでの最後の訪問施設になるであろうトゥルク美術館(Turun taidemuseo)へ。
丘の上に建つお城のような外観が特徴のこの美術館は、1904年に開館した、フィンランドではヘルシンキのアテネウム美術館に次いで古い美術館。
世界的に有名な画家の作品はないものの、スウェーデンやフィンランドの特徴ある画家の作品が多く所蔵される、まさに“北欧美術館”となっているところです。
【トゥルク美術館HP】
https://turuntaidemuseo.fi/enトゥルク美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
入館料9ユーロ(約1,080円)を支払い、早速美術館の中へ。
このトゥルク美術館、2004年に開館100周年を記念して、開館当時の姿への復元工事が行われたそうで、このように内装は比較的きれいなものとなっています。
肝心の作品ですが、この美術館、作品管理が厳しいようで、ここでは非公開。
ただ、スウェーデンの画家カール・ラーションやヨン・バウエル、フィンランドの画家、エーロ・ヤルネフェルトやアクセリ・ガッレン=カッレラなど、北欧の自然や人物、フィンランドの民族叙事詩“カレワラ”などをテーマとした鮮やかな色彩や優しいタッチの作品が多く、作品自体有名でなくとも十分楽しめる美術館でした。 -
・・・そんなこんなで16時10分、1時間20分ほどで作品鑑賞を終え、少しお腹が減ったので、館内のカフェで休憩。
美術館同様、オシャレな感じで、木目が見えるカウンターがなんとも北欧チックですね。 -
ここではサーモンとほうれん草のキッシュ(Lohi pinaath piiras)を注文(4.5ユーロ=約540円)。
うむ、なかなかのお味です。 -
16時30分、カフェでの食事を終え、外へ。
作品鑑賞と合わせ、1時間40分ほどの滞在時間でした。
見学時間が長すぎて途中で飽きてしまったトゥルク城と比べ、このくらいがちょうどいいですね。
さて、トゥルク美術館が立地する場所は高台になっていて、正面からの街の眺めがいい感じ。 -
最後に陽が出てきたところで歴史ある建物の全景を撮って、トゥルク美術館を後にします。
北欧の人々に似て優しいタッチの絵が多く、心癒された美術館でした。 -
さて、これでトゥルクの主な観光スポットは見学終了。
ここで、ヘルシンキ行きの列車の出発時刻までまだ少し時間があるので、本格的な食事をとろうと付近のレストランを探しますが、主なお店は皆、午後の休憩時間中・・・。
突然雲行きも怪しくなって雨も降って来たし、ここはひとまず、駅へ向かうことにします。 -
17時、なんとか駅までたどり着いて、雨宿り。
このまましばらく天気が良くならなそうなので、駅の中で過ごすことにします・・・。トゥルク駅 駅
-
駅の中では、朝に見かけた売店で、サンドウィッチ(5ユーロ=約600円)とコーヒー(2.1ユーロ=約250円)を購入。
うーむ、やはり北欧は野菜が美味しい感じですね。 -
そして18時20分、出発時刻が近づいて、コインロッカーから荷物を引き出し、駅のホームへ。
ちょうど雨も上がって、再び青空が見えてきました。 -
そのまま車内に乗り込み、18時30分、ヘルシンキ行きの列車は定刻通りトゥルク駅を出発。
車内はこんな感じできれいで、ゆったり旅が楽しめます。
さらば、港の街、トゥルク。 -
列車はフィンランドの緑の野の間を縫ってヘルシンキへ。
そういえば今回の旅行で電車に乗ったのはこれが初めて。
やはりヨーロッパでの鉄道の旅はいいものですね。 -
そして20時25分、列車は1時間55分でヘルシンキ中央駅(Helsingin rautatieasema)に無事到着。
空はすっかり陽が陰って、肌寒くなってきました。
列車から降りてホームを歩いていると、中には手にムーミングッズをぶら下げているアジア系の観光客の姿も。
ムーミンワールドのあるトゥルク西方の町、ナーンタリ(Naantali)に行った帰りの人たちでしょうか。ヘルシンキ中央駅 駅
-
ヘルシンキ中央駅はたくさんの人々で賑わっていて、さすがフィンランド一の大都市の様相。
-
さて、この日は早朝から歩き回って疲れていたので、このまま真っ直ぐホテルに向かって休みます。
ちなみにヘルシンキでの宿は、ヘルシンキ中央駅から徒歩5分ほどのところにある中級ホテル、ホテル・アーサー(Hotel Arthur)。ホテル アーサー ホテル
-
駅からてくてく歩いて20時45分、ホテル・アーサーにチェックイン。
Expediaで見つけた3連泊・朝食付きで48,000円(1泊当たり16,000円)ほどの宿で、部屋はきれいで朝食も付いているし、立地を考えるとオトクな方ではないでしょうか。 -
トイレ、シャワールームもこのとおり、きれいで問題なし。
さて、旅も後半になって疲れもたまってきているところですが、翌日も引き続き初めての街、ヘルシンキの観光を楽しんでいきたいと思います。
(スウェーデン・フィンランド旅行7日目~ヘルシンキ観光に続く。)
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この旅行記へのコメント (5)
-
- 川岸 町子さん 2021/10/10 19:11:56
- 何でもあり(笑)
- エンリケさん、おばんでした(^-^)
トゥルクは知りませんでした。
私は、フィンランドはヘルシンキ位しか知識有りません(苦笑)
それなのに、さすがエンリケさん!
お立ち寄りになり、博物館や美術館巡りをなさり、一日を有効にお使いでしたね。
「何でもあり」とお書きの箇所に、笑いました。
有るのですね、こんな風に様々なジャンルの展示物を集めてしまうなんて(笑)
最後に登場のヘルシンキ中央駅、懐かしいです。
スッキリと良い意味でシンプルで、北欧らしさを感じた思い出があります。
町子
- エンリケさん からの返信 2021/10/16 22:36:27
- トゥルクの思い出
- 川岸 町子さん
こんばんは。
トゥルク旅行記にご訪問ありがとうございます。
トゥルク、ややマニアックな街でしたが(笑)、フィンランドではヘルシンキ1都市だけでなく、他の都市の様子も知ることができたのはいい経験でした。
ヘルシンキではそもそも信号があるのであまり気付かなかったことですが、トゥルクでは横断歩道の手前に立つと、必ず自動車が停まってくれ、北欧の人々の心の余裕を感じることができました。
ほかにも、トゥルク城の方は、展示物が本当に何でもありな感じで、少々消化不良になりましたが(笑)、トゥルク美術館の方は、あまり観る機会のない優しい感じの北欧の絵画を堪能できて、よかったですね。
この美術館、HPを見たら作品管理が厳しいようで、この旅行記で紹介できないのが残念なところです・・・。
-
- ねもさん 2021/09/16 17:17:24
- トゥルク
- エンリケさん お久しぶりです。
トゥルクに行かれたのですね。わが家もほぼ初海外の2002年夏に訪ねたのでうれしく拝見しました。
デンマーク・ノルウェー旅行のついでにトゥルクに立ち寄ったのは、妻と娘にムーミンワールドに行きたいと懇請されたからです。
言わば嫌々行ったトゥルクですが(2泊しました)、お天気に恵まれ、街もホテルものんびりした感じで良かったです。
大聖堂と城を訪ねました。当時は4トラベルなんて知らず、写真もほとんどないので、こちらの旅行記ありがたいです。トゥルク城はこんなに展示品があった記憶ないです(><) 子連れだったのでスルーしたのかもしれません。
今の物価からは信じられませんが、カスケナーデというレストランで夕食したら、一家で1万円くらいだったのも、好印象です。
来夏はフィンランドでも歩きたいものです。どうでしょう⁉
- エンリケさん からの返信 2021/09/19 22:45:24
- 海外旅行の再開は・・・。
- ねもさん
こんばんは。こちらこそご無沙汰しております。
ねもさんもトゥルクに行かれたことがあるのですね。
しかも、デンマーク・ノルウェー旅行のついでとは、距離的にはだいぶ遠かったのではないかと思いますが、ご家族に懇願されてはなかなか断れませんよね。
おっしゃるとおり、トゥルクはフィンランド第三の都市圏に属する街ですが、日本人から見れば片田舎ののんびりした街に見えますよね。
わたしは特に、横断歩道の手前で必ず停車してくれる現地の人々が印象的で、こんな余裕を持った暮らしをしてみたいものだと、当時思ったものです。
> 今の物価からは信じられませんが、カスケナーデというレストランで夕食したら、一家で1万円くらいだったのも、好印象です。
2002年だと、ユーロが導入されたばかりですし、バブル後とはいえ、まだまだ日本が強かった時代ですから、そのくらいだったかもしれませんね。
> 来夏はフィンランドでも歩きたいものです。どうでしょう!?
ヨーロッパ各国で導入され始めているワクチン接種証明が今後どういう動きになってくるかでしょうかね。
いまだ日本は国民の安心確保が最優先で、飲食店や観光業の復興は後回しになっていますからね・・・。
この雰囲気が続くと海外旅行もしづらいままですね・・・。
- ねもさん からの返信 2021/09/21 14:32:15
- RE: 海外旅行の再開は・・・。
- エンリケさん ご返信ありがとうございます。
以前話題にした、地方都市の空港には出発の何時間前に?です。たしかスタバンゲル発朝8時すぎだったように思います。コペンハーゲン経由でトゥルクに。
横断歩道で必ず停まってくれるのは、私も驚嘆しました。日本人も遵法精神や優しさでは負けないはずなのに、不思議ですね(日本で一番停まってくれる県は長野県だそうです)
1ユーロ=100円ちょっとだったと記憶しています。
「旅行しづらい」くらいなら、私は行きます!
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