2021/08/11 - 2021/08/11
89位(同エリア1137件中)
はんけんさん
2021年の夏休みは3泊4日で関西へ。三日目は友人のクルマで世界遺産の高野山へ。
この歳になって初の高野山です。西の大門から壇上伽藍、金剛峯寺を経て奥之院と隅から隅まで歩き、昼食には精進料理定食 と空海の厳かな世界を実感いたしました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 私鉄 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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南海なんば駅へ
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初めて乗るので路線を確認
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高野山のパンフをゲット
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車両内にも高野山の広告
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河内長野駅で下車し、
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友人のクルマで高野山へ向かいます
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高野山の愛宕第一駐車場に到着。
お盆休みの週とはいえ、平日の早めの時間だったためか、苦労なく無料駐車場に停めることができました。 -
初の高野山なので、西の端である大門から奥之院まで歩きまくろうと張り切り、まずは大門へ
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大門の両脚に構える高さ4.8mの力強い金剛力士像
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大門
高野山の総門、高さ25.8m5間重層の大楼門です
奈良東大寺の南大門に次ぐぐらいのレベル!と感嘆しました -
西側の眺め
晴れた日には山並みの向こうに紀淡海峡や淡路島が眺望できるそうですが、この日は残念ながら今一つでした -
標高800mを超えるため、気温も30℃以下で快適。
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壇上伽藍へ歩きます
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町石一番石です
高野山麓の九度山から金剛峯寺の根本大塔への参道である町石道。 その傍らに立ち並ぶ180基の石柱が町石と呼ばれていますが、九度山からから数えて180基目の一番石です
一町は約109mとのことで、根本大塔へあと約100mです
帰宅してからちゃんと調べてみると、大門の近くに六番石があるので、二番石から六番石を見落としていたわけです。(恥) -
壇上伽藍へ。
中門。
1843年の火災で消失されましたが、開創1200年の節目(2015年)に再建されました。 -
金堂
高野山の総本堂です
その右奥が根本大塔 -
六角経蔵。「一切経」が納めてあります。
経蔵には把手が付いてあり、回すことができます。一回りすれば一切経をよんだのと同じ功徳が得られるとされているそうです。 -
それならばと、3人で一回りしてみました
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イチオシ
三鈷の松。
空海が唐から帰国する際に、三鈷杵を投げたところ、高野山の松に引っかかったため高野山を開いたとされています。
その三鈷杵と同じ三葉の松があることから、縁起の木とされているようです。 -
三葉の松の葉。四葉のクローバーの様に、見つけるのは難しいのかな?と思いましたが、簡単に見つかりました
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御影堂。
弘法大師御影像を安置していて、高野山の中でも重要な聖域とされています。 -
イチオシ
御影堂。
弘法大師御影像を安置していて、高野山の中でも重要な聖域とされています。 -
西塔。
根本大塔と二基一対で密教世界を躯体的に表現しているそうです -
中門の再建に使用した樹齢374年のヒノキの切り株
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根本大塔へ
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灯籠
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高野山のキャラクター「こうやくん」。
開創1200年の平成27年に生まれました。 -
イチオシ
根本大塔。
真言密教の根本道場(修行の中心地)として高野山開創当初から着工され、887年に日本最初の多宝塔として完成した高野山のシンボルです。西塔と二基一対として建立されました。数回の焼失の後、現在の塔は1937年(昭和12年)に空海入定1100年を記念して再建したものです。高さ約50mって、創建当時はスーパータワーですよね! -
国宝 不動堂
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東塔。
1127年に建立されたが、1843年に消失。1984年に140年ぶりに再建されました -
紅葉の時期はさぞかしキレイなのだと思います
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聖なる地なので、悪いことはできません
ですよね、ここは真言宗の聖地であることを改めて認識、身が引き締まります -
お腹が減ったので昼食処を探します
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候補にしていた「中央食堂 さんぼう」が既に長蛇の列だったので断念
この「丸万」というお店に決めました -
お店の中はこんな感じ
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初めてきた高野山なので、やはり精進料理を食べようと思いました
精進料理定食、1900円。おそらく人生初の精進料理です。肉・魚が無い料理ってどうなんやろう?って思っていましたが、それぞれにしっかり味が付けられていて、とても美味しくいただきました。
ただ、翌日から無性にお腹が減り、魚と肉を食べまくりました。私は出家できるような、格の高い人間では無いことを思い知りました。その様に自分のレベルを知るという意味でも精進料理をいただくことは、重要であると悟りました。 -
金剛峯寺へ
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正門
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金剛峯寺
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拝観料は1000円
友人が南海電鉄の株主優待割引券を持っていたので、800円になりました! -
時節柄、距離感が大事です
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襖絵の撮影は禁止です
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したがい、襖絵以外を撮影
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金剛峯寺
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高野杉、樹高57mの切り株
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正門
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廊下とお庭
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別殿
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そうですね
それが大事です -
新別殿
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曼荼羅
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蟠龍庭へ
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イチオシ
蟠龍庭
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蟠龍庭
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蟠龍庭。
雲海の中で、雌雄の龍が向かい合い奥殿を守る姿が表現されているそうです -
蟠龍庭
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イチオシ
蟠龍庭。
龍を表す石は弘法大師のふるさとである四国の花崗岩が使われ、雲海を表す砂は京都の白川砂が使われています -
別殿
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四季の中庭
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金剛峯寺には寺紋が二つあるそうです
左の「五三の桐」と右の「三頭右巴」です -
竈
現在も重要行事に使用されているそうです -
持明院
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宝善院
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奥之院へ進みます。
2021夏 関西5:世界遺産 高野山奥之院、丹生都比売神社、慈尊院
https://4travel.jp/travelogue/11709621
に続く
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この旅行記へのコメント (2)
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- ぴろろんさん 2021/08/29 14:49:04
- 小学校の林間学校
- 高野山は小学校5年の林間学校で行きました。
小学生に高野山は魅力がなくて、いい思い出はないなぁ。
スイカが嫌いな私はおやつのスイカも無理して食べたし、名物の胡麻豆腐は小学生には美味しく感じる味ではなかったわ。
あ、胡麻豆腐、食べましたか?
だから、それ以来行ってないです。
涼しいのはいいですね!
ぴろろん
- はんけんさん からの返信 2021/08/29 16:18:19
- RE: 小学校の林間学校
- ぴろろんさん、こんにちは。
私も、中学校の修学旅行は京都・奈良のお寺ばっかり訪れたので、
あまり楽しく無かったです。
が、大人になって京都・奈良に行ってみると、少しわびさびの世界が
理解できるようになったのか、なかなか沁みるものがありました。
なので、一度行ってみると新たな発見があるかもしれませんよ。
旅行記では内訳を細かく述べていませんが、
精進定食に胡麻豆腐が含まれていました。
写真の右上がそれです。
嫁はんは気に入ったようで、奥之院の後に「濱田屋」という人気店で、
再度食べていましたよ。
はんけん
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