2021/08/22 - 2021/08/22
613位(同エリア14201件中)
萬太郎さん
昔から厄年になると佐野厄除け大師にお参りして厄除けのお札を頂く我が家。一昨年に頂いたお札が昨年のコロナの自粛等で返せずにいて、お礼参りもできずにずっと気になっており、そうかといってコロナはここに来てより深刻な事態に。 先の見通しもつかない中、ゴルフのラウンドに引っ掛けて、ええい!思い切って行ってしまおうと。 ついでに以前から行きたかったココ・ファーム・ワイナリーやその周辺を回った記録です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
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家を10時半くらいに出発し、首都高を経由して東北道の佐野藤岡ICで降り、佐野厄除け大師に昼過ぎに到着。渋滞もなくスムーズなドライブでした。
山門では佐野のキャラクターさのまるがお出迎え。この奥に無料の駐車場があります。惣宗寺(佐野厄よけ大師) 寺・神社・教会
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駐車場脇には地元出身の国会議員 田中正造氏のお墓があります。
日本最初の公害事件である足尾銅山鉱毒事件の解決に生涯を捧げた明治の政治家です。 -
参道から本堂へ。
関東の三大師と言われるわりには、こじんまりした本堂です。 -
本堂へ向かう途中、本堂手前左を見ると、金色の麗水観音が建立されてます。
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この観音様、平成24年に盗難にあいましたが、約1か月半後の雨の日に境内の駐車場に置かれているのが発見され、無事に帰ったことから奇跡 麗水観音と呼ばれているとか。
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本堂の中では、残暑の中で厄払いの御祈祷が行われていました。
こちらで、お札をお返ししてお礼参りは無事終了。 -
こちらの参道に回って、
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境内にある春日岡山東照宮にもお参りします。
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境内の鐘楼。
金色に輝く梵鐘が目を引きます。説明書きでは、日本一大きな金の梵鐘なのだとか。 -
山門前に建つ佐野市観光物産会館。
佐野市の観光情報対応やお土産、特産品などを販売していますが、栃木県も緊急事態措置が発令されていて、9月12日まで休館となっていました。佐野市観光物産会館 お土産屋・直売所・特産品
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すぐ隣にはこんなレトロな佐野ラーメンのお店もありますが、この日は別のお店を予定しているので、そちらへ車で移動します。
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厄除け大師前の道をまっすぐに進んで、約3分程のところにある佐野ラーメン会 一乃胡。
最近TBSテレビのグルメ番組で紹介されたので、日曜の昼時ともなると入店待ちの人で駐車場も一杯でした。
店主は地元佐野ラーメンの老舗おぐら屋で7年間修業を積んだ後、この店を立ち上げたのだとか。醤油スープが多い佐野ラーメンですが、こちらのラーメンは白ごまペーストを溶かしたごまラーメンが一押しなのだそうです。一乃胡 グルメ・レストラン
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お店の外観と駐車場(15台位駐車可能)
こじんまりとしたきれいなお店です。 -
入り口
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店内のようす。
テーブル席が4つ,座敷席が4つ,カウンターに4人分の席がありますが、当然ながら相席はしていません。カウンターも間引きで使用。
奥の小窓の向こうが厨房です。 -
こちらオリジナルのごまラーメン。
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こちらはラー油を加えたバージョン。
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他に醤油ラーメンなどもあり、450円追加で煮豚と炙りチャーシュー、煮卵、ワンタンが味わえるメニューもあります。
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迷った末、これにしました。 ごまラー油の炙りチャーシュー麺。
マイルドな辛さのスープに麺も佐野ラーメン特有のちぢれ太麺で腰があり、美味しゅうございました。満足、満足(^o^) -
それに餃子3個を注文。野菜たっぷりのジャンボ餃子で、3個で充分過ぎるほどの量です。でも、個人的に焼餃子はやっぱり小ぶりでカリカリ感のある方が好きかな。
お腹いっぱい。ごちそうさまでした! -
佐野から車で約30分程一般道を走り、ココ・ファーム・ワイナリーへ。
以前栃木県の観光メディアサイトでこちらを知り、ずっと訪れてみたいと思っていました。ココ ファーム ワイナリー 名所・史跡
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ファームの奥にある駐車場からワイナリーへの道。
左手の急傾斜地にブドウ畑が広がっています。 -
特殊学級の生徒達とその担任の先生がこちらを訪れた際、彼らが元気になることに着目して、63年前の1958年に生徒達の生き生きと活躍できる場を作る試みがスタート。
機械の入らない写真のような急斜面の畑地に、生徒たちや関係者がほぼ人力で畑地を耕してブドウ栽培を行い、彼らがが活躍できる仕事の場を広げてきたのだそうです。
そして、11年後の1969年にその当時の担任の先生が理事長となり指定障がい者支援施設「こころみ学園」が設立され、国や県、市の補助を受けずにその取り組みは継続され今日に至っています。
ブドウに付加価値をつけるワインづくりは、福祉施設での酒造が許可されなかったことから別会社での展開が行なわれていますが、現在もこの製造過程では知的障がいを持たれた方たちが携わっています。 -
そしてこちらがレストランとショップが併設されたワイナリー建屋。
ショップの営業は18時迄、レストランは平日16時、土日祝日が17時迄で、レストラン利用は事前の予約が必要です。 -
ぶどう棚の下のテラス席。 涼しげな装いです。
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ブドウ畑に面したテラス席。
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緊急事態制限が解除になった暁には、再訪してワインとランチ料理を堪能したいものです。
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ワイナリー内のショップでは、こちらで醸造されたワインが販売されています。
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ワインセラー。
こちらで作られるワインは、米国からワインづくりの専門家を招いて指導を受けたり、カリフォルニアや国内の他のブドウ畑を追加開墾したりして、常にワインの品質向上に試行錯誤を繰り返し取り組んでおられます。
その評価は、国内で開催された複数のサミットやJALのファーストクラスラウンジと機内で採用された実績がそれを物語っています。
お土産に一本購入しました。
因みにネット販売もしてます。 -
15分程の移動で、足利学校へ。
2015年日本遺産に認定。
日本最古の学校。
足利学校に入る最初の門、入徳門です。史跡足利学校跡 名所・史跡
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学校門に向かって進むと、左手前には、
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世界3聖人の一人、孔子の像が立っています。
ああ、台湾の孔子廟が懐かしいな(-.-) -
学校門。
足利学校の象徴的な門です。 -
学校門をくぐると左には遺跡図書館があり、足利学校伝来の書籍が保管されています。
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図書館前に植えられた櫂の木。 県指定天然記念物。
中国の孔子の墓にある櫂樹の種を育て、1922年にここに植樹されました。 -
孔子廟に建つ杏檀門。
孔子が教えを行った檀の周りに杏子の木があったことが名前の由来だそうです。 -
門扉に組み込まれた造作が美しい。
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方丈と庫裡
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衆寮(学生寮)から見た庫裡
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衆寮の内部。
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庫裡の横に建つ木小屋。
薪や農具置き場の他、食糧倉庫としても利用。 -
庫裡の奥に建つ書院。
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方丈の玄関。
写真では分かりませんが、鬼瓦に”学”の字が記されています。足利学校を興したとされる上杉憲実の筆跡を模写しているのだそうです。 -
方丈内部
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方丈内の尊牌の間。
徳川歴代将軍の位牌が安置されています。 -
隣の脇仏壇には、東照宮大権現(徳川家康公)の位牌が収められています。
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方丈の縁側と北庭園の眺め。
向こうに見えるのは孔子廟。 -
南庭園
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孔子廟に祀られた孔子座像。
孔子が座っている像は珍しいのだそうです。 -
足利学校の創始者と伝えられる小野篁公の像も祀られていました。
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足利学校から隣の鑁阿寺に向かう石畳の道にはお洒落な洋館の喫茶店が。
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こちらは倉を再利用した小物と喫茶のお店。
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和小物を扱う店。
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鑁阿寺の桜門(山門)に続く道。
鑁阿寺 寺・神社・教会
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桜門。手前のお濠に架かった太鼓橋も瓦ぶきで見事な山門です。
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鑁阿寺は足利氏の邸宅内に建てられた氏寺です。
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桜門をくぐった先の参道を進むと、
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左手多宝塔の手前に足利氏邸宅跡の看板が立てられています。
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国宝の本堂。
ご本尊は大日如来様。 -
左手に進むと経典を蔵している国指定重文の一切経堂。
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多宝塔。
毎月23日の午後はお堂が開いており、その際お参りするとお種銭が戴けます。これを持っていると小遣いに不自由しないのだそうで、一日遅ければよかったなあ。
それにしても立派な大日如来さんです。 -
足利市は、南北に広がる市街地に沿って渡良瀬川が流れています。
川の流れる街の黄昏時の風景ってのはいいもんですね。 -
その渡良瀬川にかかる中橋を渡って、今夜の宿へ。
明日この近くで幼馴染と久しぶりのゴルフなんです。 -
今夜の宿、ニューミヤコホテル足利本館。
当日予約の割引料金は、4,980円。お得です。ニューミヤコホテル足利本館 宿・ホテル
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シングルの部屋はこんな感じ。
まったく不自由ありません。 -
バスルーム。
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足利は美味しい鰻屋さんが多くて、今夜は地元で有名な鳥常本店さんの鰻弁当をテイクアウト。 こんなご時世なので一人部屋飲みです。
厚みがあってふっくらやわらかな美味しい鰻を堪能しました。
鰻のパワーで明日のゴルフはいいスコアが期待できるかな?
ここまでご覧いただきありがとうございました。鳥常本店 グルメ・レストラン
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追記
買って帰ったワインが美味しかったので、オンラインショップに追加注文しました。
後日届いたワイン。1箱12本迄配送可能。送料は、本州で1箱900円。
クール便で届けてくれるところに、ワインへの愛情と気配りを感じます。 -
今回購入したのは、この7本。左から風のエチュード(白)、風のルージュ(赤)2本、オークバレル(赤)3本、甲州F.O.S(白、但し色はオレンジ色)。
全体にFull,Dry系のワインを選択しました。
風のルージュは、2006年ものが、北海道洞爺湖サミットで使用されています。
また、オークバレルは、1980年にこころみ学園の人達がカリフォルニアに苗木を植えて、現地のワイン醸造所に醸造委託して生まれたワインです。ラベルには”Friends of COCO”のネーミングがされ、ココ・ファームが監修したカリフォルニアワインです。
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