
2021/07/26 - 2021/07/28
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mom Kさん
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表題は、沓形バスターミナル待合室のポスターから拝借しました。
利尻富士町と利尻町が作成。島内バス一日券で歩き周ることを始めたばかり。
このフレーズを何度も心に浮かばせての利尻旅になりました。
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新千歳空港の掲示板
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札幌発12:50-利尻着13:40
ANA738便への荷物預け
国内便での初めてに戸惑う -
さて2時間余りの自由時間。昨秋知って以来、
この空港探索を楽しみにしてきた。
ちょっと違うぞ他の国内空港と・・・
中2階あたりで楽しい本屋さん発見!
印鑑あり、文房具あり、バッグありの町の本屋さん風。
温かみがあり、ゆっくり選べる雰囲気。
帰りにこのトートバッグだな。 -
3階へ。
「おなかは一つ、お腹は一つ」と唱えながら、
あれもいいなあ。これも食べてみたいなあ。
ラーメンという気分でもないけれど・・。 -
北海道は、ほんとにラーメンの地なんですねえ。
子どものころ、わがふるさとにはラーメン屋さんは無く、
中華そばが食堂のメニューの一品。
私のラーメン原風景は、祖父が連れて行ってくれた久留米ラーメンだから、ラーメン=九州。北海道でラーメン?と今でも思ってしまう。 -
弟子屈ラーメンコーナーで止まる。
「魚介」に魅かれた。
これは、別物感。 -
これで小さいの?
一口食べて、大正解。
あああ、あの門前ペナンラクサを思い出させてくれます。
このとろとろにしっかり焼き魚出汁味! -
非常食調達。今夜から、キッチン&ドミトリー宿泊だから尚更。
アスパラ味に決まり。 -
帰り便での持ち帰りも決めておこう。
これは、UKで開眼した大好物。
外せない。 -
おおおお、ハラスのスモークなんて最高!
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渋いなあ。これは初体験。
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利尻便への搭乗。
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機内安全情報ビデオは、歌舞伎役者さんが三人で役割分担説明。
シートベルトを締める仕草、かがむ動作、何だかお芝居の所作。
目が離せない。
他の便でもあるのだろうか。久しぶりのANA便。 -
北の大地は、ちがう。
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ずーーっと、人家が見えない。
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利尻島上空。
(後で気づく。手前道路左、グレーの屋根の建物が私のお宿) -
難なく、あっという間の到着。
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タラップが近づいてきます。
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最後に振り返って、カメラを取りだしたら、
「お撮りしましょうか。」と乗務員の方が声をかけてくださった。
「ありがとうございます。いいえ、あなたを撮っていいですか。」と返事をしたら、快諾。
利尻のスタートが一層にこにこ。 -
高校生のときだったかなあ。YH周りを始めたころ、「礼文、利尻」という地名が心に入った。
長くあこがれていた地に立った。タラップを降りて、その歴史的瞬間ショット。 -
ターンテーブルの前のビデオがまたナイス。利尻昆布の説明と、
その長さが、ソーシャルディスタンスと、よーく分かりました。利尻空港 空港
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お迎え!
お泊りがホテルならいざ知らず、ゲストハウスの上、
チェックインタイムより前なのに。
感激。
「写真撮らせてもらっていいですか。」と断ったら、
もう一度お迎えポーズをしてくださいました。 -
広い。
食堂兼サロン。
誰もいない時間帯。 -
最近は、現地で予定を立てることが多くなった。
当地、当宿で手に入ったパンフレット類に目を通し、作戦タイム。 -
近くに夕日の名所があると知り、お散歩。
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前の道路を港の方に向かって、100メートルほど歩く。
夕日ヶ丘展望台 名所・史跡
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ギンギン日差しもようやく陰りはじめ、
心地よい海風を感じて、たちどまっては振り返る急階段。 -
利尻富士 左手ペシ岬。こちら側からだと全くゴリラに見えない不思議。
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あそこがてっぺん。
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私には、山は眺めるもの。
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鷲泊港を望む。
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夕日タイム
「来れたね。やっとこれたね。長かったね。」10代の私にささやく。 -
夕日を眺めながら、降り始めます。
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あのあたりが飛行場の方かなあ。
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映画「バグダッドカフェ」を思い出して、またご機嫌。
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翌朝、お二人の登山者を麓まで送るというので、同乗させてもらった。
「(利尻富士)見えませんよ。」とお宿のスタッフに言われていたけど、
かすかに頂上が望めました。
朝6時。 -
皆さん続々と到着。登山開始。60代以上の方しか見えませんが。
この年代の旅熱、健脚、余暇時間の豊かさ実感。
昨夕「13時間かかりましたあ。」と年配者登山グループのお帰りの玄関。 -
帰りの車はもちろん私一人。早朝観光ありがとうございます。
朝食のトーストが準備されていた。
3時に目が覚め、お茶だけで勉強(本棚から山野井夫妻についての
沢木耕太郎氏のノンフィクション拝借)だったので、お腹はペコペコ。 -
私、一人。
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窓から夕日の丘が左手に見えます。バターはなし、ジャム二種よりストロベリーを。
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7時5分始発のバスで島内巡り開始。
8時までなら、昆布を干す作業がみられると昨夜のお話で。
バス一日券2000円は、運転手さんから購入。 -
一旦、鷲泊のフエリーターミナルでパンフレットを手に入れて、逆回りのバスを
運よくつかまえ、最初の目的地「沓形」に向かう。
窓から昆布を干す作業を見ることができた。この辺りが最も盛んなようだ。
男の人も女の人もお日様との競争。半日足らずの天日干しで完成とか。
バスターミナルから人家の多いほうに歩きだす。 -
曲がり角で左手向こうに見えたお店。行ってみよう。
「米田商店」 -
お・い・し・そ・うーーーーー
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これは、お宿のキッチンで。
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この町を目指したのは、島で最も古い建物がみられると、予習パンフレットで。
沓形が、なんだか島で一番の街並み集落のように地図から読み取れたから。島の駅 名所・史跡
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なのに、本日休み。火曜日でしたかあ。
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残念。名残惜しくて振り返る。お隣の窓の良さに気づく。
次は沓形港を目指す。 -
強い油のにおいが漂ってきた。ずんずん近づく。
「何を入れてるんですかあーーー」作業を終わるなり、声を掛けたら、
「重油だようーーー」
動いている人に会わないから、なんでも目に留まる。 -
沓形港。ここからの利尻山は凛々しいなあ。
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フエリーターミナル、コロナ禍の休館?
(夏だけの礼文ー利尻間のフエリーが着くときだけ開くと、あとで知る)沓形港フェリーターミナル 乗り物
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ここには漁船停泊多い。
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船体にそれぞれ、ホタテ、カニ、イカと明記。
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「天神」
心意気の感じる船名は、イカ釣り船か。
ランプも甲板もよく手入れされている。 -
ぐるりと歩いてみれば、
人っ子一人見ないと思った港にここが。
わくわく。 -
暖かい靴敷が、夏でもたくさん陳列。
船の、浜の作業を思う。 -
昆布の作業用と書かれていた。長靴の上からさらに履く?
大きい、ワンサイズ。 -
町中に戻る。
本屋さん。
(結局、この後鷲泊でも他のどこでも本屋さんは見かけなかった)
応援しています。
ここがやはり、島で一番の中心地だったということかもしれない。
あちこちのバーの看板が、港町風情。 -
とうとうお目当て「港町の喫茶店」も見つけることができなかった。
店構えに妥協してのお店も開いていなかった。日差しだけがあふれるほど。
港漁協でみつけたソルビット添加物なしのお菓子とバスターミナルのSEICOマートで購入した練乳入りコーヒーが北海道ぽいと。
おいしいぞ。この「プチ鉱泉」(かしわ堂)
漁師さんのお気に入りおやつかもしれないなあ。
(このあとの旅中探してみたが、どの町、お店の菓子棚にも見つからなかった。) -
ここでは雑草なみに咲いている北国の花。
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住んでいるお人の気配なし。 なのに、全部の窓ガラスピカピカ。
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日差しの強さと暑さが増してくる時刻。
バスターミナル待合室へ避難。しかし、ここは冷房無し。温室状態で一層暑い。
この時、眺めまわして、表題ポスター発見。
結局、このポスターはこのあと探してもどこにもなかった。
数年前のだろうか。いいのになあ。
このキャッチフレーズ。 -
2時間の散策終わり。
次のバス到着。
オタトマリ沼へは「沼浦」というバス停とターミナルで教えてもらう。 -
なのに、早朝目覚めとエアコンでついうとうと。
乗り過ごしてしまった。
慌ててブザーを押して、下車。「鬼脇」
(結果的にこれが怪我の功名。逆向き利用だと時間ロスなしだった。)
バス時刻確かめ、何かないかなあと歩き始める。
長生堂さん!
なんかパンフレット予習で見たような名前。長生堂寺嶋菓子舗 グルメ・レストラン
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モンブランとプリンを店前のベンチで。
何せ喫茶店の類に日陰も皆無。
店主が、「プリンの空き瓶返してくれたら、20円戻しますね。」と言いながら、
レジ横に20円置いたまま、奥に入っていかれた。 -
港に行きます。
倉庫群。こちらは昆布を干す場はないようだ。
物流港観。
今はホタテの養殖盛んな地らしい。 -
利尻山が見えます。男性的だ。
沓形以上に人がいない。 -
みーっけ。
でも、もう買うものないだろうし、門外漢の冷やかし入店気が引ける。
パス。 -
なだらかに上がる道、港を背にして歩き始めたら、住宅街はずれに発見。空き家。
ひと昔前は、すべてこのあたりの家スタイルだったかもしれない。 -
瓦のないお寺。赤い屋根のお寺。
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軒下だけ、見慣れたお寺か神社風の造り。
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ちょうどお宿と反対側の利尻山。険しさが迫る威容。大山想起の尾根。
島の真ん中に位置するお山で、他は全部裾野、と考えられる地形。
だから、これまで歩いた集落は全部、山の方になだらかな坂なのだ。 -
まだバスの時間まである。
一つ先まで歩くことにする。
炎天下てくてく5分余。
と、こんな素敵なバス停発見。 -
中には・・。
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待っていました。バスが時刻通りに。素晴らしい。
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私一人で、すみません。
車内エアコンに生き返る。 -
絶景かな。
オタトマリ沼 自然・景勝地
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でも、私はホタテカレーがお目当てでした。前夜の予習。
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私一人の接客に何かとお世話くださる。
食後にコーヒーをサービスと。利尻亀一 グルメ・レストラン
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お腹が満たされ、今度はゆっくり拝見。
お日様が近い。暑い。 -
「白い恋人」のお菓子のパッケージ絵になったという丘に急ぐ。
先ほどのお店の人に教えてもらった近道を通っても、遠い600メートル。
「歩いて!?」といぶかしがられたわけだ。この暑さでなおさら。 -
ここです。10分歩いて戻らないとバス時刻に間に合わない。
急いだ甲斐があった。到着。
先客、ライダーのお兄さん一人。私が着くなり、出発した。沼浦展望台 名所・史跡
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先ほど歩いた鬼脇港はあの突端の向こうか。
沼浦展望台 名所・史跡
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秋には、あの沢が雪渓になるのですね。(この夜、今回登山した同宿者から万年雪を
見たと聞く) -
鷲泊に戻るバスが来ます。またしても時刻通り。素晴らしい。
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昨日、宿のスタッフが「ここからだけゴリラに見えるんですよ。」と、通り過ぎながら教えてくれた。あのとき、カメラを向ける間もなかった。だから、
会いに来たんです。
・・・・・
「お慕い申し上げております。」と言って、あなたの背中に縋りつきたい。ペシ岬 ビーチ
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これを、これを食べなきゃ。
沓形の米田商店で見かけたときに
「今夜はこれ!」
と決めた。
鷲泊で組合マーケットがあるのも昨日見つけていた。
食べることには抜かりはない。組合ストア (利尻漁業協同組合) お土産屋・直売所・特産品
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朝、麓で登山お見送りした女性と親しくなり、夕食ご一緒に。
何だか山野井さんのパートナーの姿と重なり、そのこと話題にしたら、
彼らのこと、山のこと、今日の利尻山の花の様子、
ぽつりぽつり話してくださった。左のお皿は彼女が作ってくれた「インカの目覚め」だったかな。北海道の銘柄種。じゃがいものゆでたものに
塩&バターを添えて。絶品。タッパーはニシンの麴漬け。
前夜もお味噌汁から始まって、きちんとしたお食事を作っておられた女性。
40代かな。一番お仕事でたいへんなときなのに。
仕事にも家庭にも時間を作るのが至難の業だった当時を思い出す。 -
夜明け前、飛び出す。
あそこへ行こう。
見上げれば、名残のお月さまが。 -
4時にはもう明るい。
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夜明けは近い。
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再び夕日の丘に登る。
夕日ヶ丘展望台 名所・史跡
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出漁する船。一人漁。真ん中に立っています。
工藤直子さんの詩「こわがりのときのいるか」の”人”みたいだなあ。
カッコイイなあ。 -
朝日はもうすぐ顔を出します。
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あの船が去っていく。どこの漁場を目指しているんだろう。
どんな人なんだろう。 -
朝の風は気持ちいい。
こんなに暑いところだとは思わなかった利尻島。北海道。 -
今日も素敵な始まり。
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今日は礼文に向かいます。また会いに来ますからね。
利尻 Green Hill Innにも、もう一度滞在したいですからね。
あなたは、美しい。 -
昨夜スタッフが、「夕日ヶ丘からの朝日もいいですよ」と教えてくれた通りでした。
夕日ヶ丘展望台 自然・景勝地
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礼文島が見えます。
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我が宿があそこに。グリーンヒル インに泊まったおかげで朝な夕な
心行くまで楽しめた風景。 -
11時に港まで送ってくださいます。
すでに山積みの薪を眺めながら、我が家のこの冬の薪準備を思う。 -
鴛泊の郵便局で降ろしてもらって、手紙と絵葉書投函。
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グリーンのシルバーバックよ。また君にきっと会いに来ます。
お元気で。
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