2021/07/26 - 2021/07/26
7205位(同エリア8454件中)
あきりんさん
高野山2日目は徒歩で一日観光し、17時20分大門南駐車場発の直行バスで京都駅まで戻りました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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二日目の朝は、まず7時から本堂での勤行に参加しました。椅子に座って読経を聞き、阿字観体験をさせてもらえます。
20分ほどの瞑想体験でした。
その後、前日の夕食と同じ広間に案内され、朝食です。朝食も精進料理です。
がんもどき、ヨーグルト、切り干し大根、つくだ煮、漬物、真ん中は野菜ジュースでした。一見少なそうに見えて、十分な量です。
食後すこしゆっくりしてから9時にチェックアウトして観光スタートしました。 -
最初にお土産を買って、荷物を観光案内所のロッカーに預けるつもりなので、千手院橋に向かって歩きつつ、松栄堂の「かるかや餅」と「槙の雫」、みろく石本舗かさ國の「みろく石」を購入しました。
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一番賑わうはずの千手院橋付近も閑散としています。
宿坊協会中央案内所のロッカーにお土産とトートバックを入れ、案内所で諸堂共通内拝券2500円を購入しました。 -
内拝券2500円で、金剛峯寺1000円、大師教会授戒料1000円、檀上伽藍の金堂と根本大塔各500円、徳川家霊台200円の、計3200円分のチケットとなります。
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まずは金剛峯寺へ。
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主殿には、豊臣秀次が自刃した柳の間などの部屋があり、各部屋には立派な襖絵がありますが、撮影禁止です。
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新別殿は、参拝者の休憩場所のようですが、無人でした。大型テレビで、金剛峯寺のPRビデオが流れていました。
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別殿から見る蟠龍庭。
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枯山水の石庭で、日本一の規模だそうです。
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奥殿には入れません。
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金剛峯寺の寺紋は、五三の桐と三頭右巴の二つで、二つあるのは珍しいようです。
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茶の間、囲炉裏の間には千住博画伯の襖絵があり、ここは写真撮影可能です。
茶の間の《断崖図》。 -
囲炉裏の間の《瀧図》。
どちらも、千住博画伯の日本芸術院賞、恩賜賞受賞の関係で、一部貸し出されていました。 -
最後は、庫裡(くり)、台所です。
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「二石釜」と呼ばれる大きな竈3つで2000人分のご飯が炊けるそうです。
二石釜の上の神棚に飾られている切り絵は宝来と言い、いろいろなところに貼られていました。高所でお米が育ちにくので、しめ縄の代わりに用いられるらしいです。 -
屋根の上には天水桶が。檜皮葺の屋根が火事で燃えないように雨水を貯めてあったそうです。
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続いて、歩いて徳川家霊台に向かいます。
手前に波切不動尊と南院があります。 -
また、麩善という麩饅頭(笹巻あんぷ)のお店も近くにあるのですが、月曜日は定休日でした。
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徳川家霊台は、金剛峯寺から少し上り坂ですが、10分もかかりません。
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左右に同じ二棟があり、向かって右が家康霊屋、左が秀忠霊屋です。
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細部まで細かい彫刻が施されています。内部は公開されていません。
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二つの霊屋を外から観るだけなので、見学はすぐ終わりました。
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金剛峯寺まで戻り、蛇腹道を通って檀上伽藍に向かいます。
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蛇腹道から、手前から東塔、大会堂、根本大塔をのぞむ。
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東塔
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三昧堂
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大会堂
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愛染堂
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根本大塔。中は、立体曼荼羅と呼ばれる密教の教えを表現した極彩色の空間です。
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御影堂
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御影堂と三鈷の松
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三鈷の松
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六角経堂
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どちら向きに回すのかよくわからなかったのですが、一人で一周回しました。
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金堂。木造に見えて昭和の鉄筋コンクリート作りとか。
年中行事の多くが行われる大堂。 -
西塔
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准胝堂と孔雀堂
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御社
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山王院と御社
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高野四郎と呼ばれる大塔の鐘
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金堂と根本大塔
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不動堂の写真、何故か消してしまったみたいで・・・残念。
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バス停から檀上伽藍へのルートで最初にくぐるのは中門。四方には四天像が結界を守っています。
中門をくぐって最初にあるのが金堂です。 -
中門から外に出て、霊宝館へ。
写真は撮れませんが、国王や重文の素晴らしい仏像の数々が公開されています。
展示品の入れ替えが随時なされていますが、ちょうど高野山霊宝館開館100周年記念大宝蔵展「高野山の名宝」(令和3年4月17日~11月28日)を開催していました。
重文 大日如来坐像
運慶作 国宝 八大童子立像
快慶作 重文 四天王立像
快慶作 重文 深沙大将立像
快慶作 重文 孔雀明王像
など、有名な展示品を堪能できました。 -
ちょうどお昼になったので、千手院橋に戻り、和風レストラン「丸万」で、精進定食1,900円。
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大師教会に行く途中の常喜院赤地蔵尊。大師教会の隣です。
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別の角度からだと普通のお寺です。
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午後は、大師教会で写経と授戒体験。日中ずっと外を歩くのは疲れるので、ちょうど良いと思います。
この時点で約13時。バスの時間(17:20)まで時間が余りそうですが・・・。 -
こちらが総本部としての正門だと思いますが、上の写真(この写真で左側にあたる)から入ると、建物に近いです。
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1時前(10分を切っていた)に1階の受付に行くと、1時の授戒は受付終わったとのことで、次の2時の回まで、写経を先に体験することにしました。代金は1500円です。共通内拝券には授戒の代金は含まれますが、写経は別途支払います。
建物2階に、綺麗な写経の部屋がありました。 -
私一人、お香が焚かれた部屋で初写経。
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薄く書かれた文字を筆ペンでなぞるように書いていきます。
集中するので精神統一できて、頭がすっきりします。 -
ちょうど1時間で書き終わりましたが、最後の自分の願いごとや住所を書くのは、授戒から戻って書きました。
最初の説明で、2時までに終わらなかったら、授戒から戻ってまた書いて、終わったら1階の受付に持ってきてくださいと説明がありました。 -
「お授戒」は、コロナ対策で通常の授戒堂ではなく、この中講堂でした。写経の部屋の近くです。(同じ建物の同じ階)
2時前に行くと中に入って待つように書かれてあったので、中の椅子に掛けて待っていると、お坊さんがろうそくをつけ、襖を閉め、その後、阿闍梨が壇座に座られました。
ろうそくの灯りだけのなか、阿闍梨と若いお坊さんと私の3人だけ。
阿闍梨から10の戒めの話を聞き、最後にお坊さんから「菩薩戒牒」と書いた小さな御札をいただきました。
これで私も空海のお弟子の一人になったのでしょうか。
お話は、言葉の大切さ、個人的には、SNSでの誹謗中傷やいじめなど、昨今の口から発せられる言葉の暴走を諭す内容と理解しました。 -
お授戒について、このような説明が書かれていました。
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予定していた観光スポットは見終わり、時間もあるので、濱田屋にごま豆腐を買いに行きました。遠くはないですが、メインストリートから少し離れているので、地図をみながらでないとわかりにくいです。
要冷蔵なので、保冷バッグを持っていかないと、保冷剤の代金がかかります。
発送や店内での試食もできるようです。 -
まだ15時半で時間が余ったので、荷物を預けている中央案内所の傍の甘味処「きく」で休憩しました。
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レトロな喫茶店で、正直、普通です。トイレもレトロでした。
大門行きのバスの時間まで30分ほどありましたが、私しかおらず、ずっと居座るのも憚られ(でも最後にトイレから出たら、新しいお客さんが入っていました。)、大門まで歩くことに。 -
大門への道には、誰もいません。
気温は28℃ほどでしたが、カンカン照りではなく、荷物を持って15分ほど歩くのに、特に苦痛は感じませんでした。 -
大門が見えてきました。
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こちらは外側からの写真です。高さ25mと非常に大きな楼門です。
左右に阿吽の金剛力士像が立っています。 -
向かって右側の阿形像。
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向かって左側の吽形像。
ここを最後に、バスの発車場所の駐車場に向かいます。 -
大門から大門南駐車場までの下り坂の途中にある「お助け地蔵尊」
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誰でも分け隔てなく一つだけ願いごとを聞いてくれるお地蔵さんだそうです。
17時前に大門南駐車場に着き、17:20発の京都駅八条口への直行バスで帰りました。バスは私を含めて4名でした。
運転しないのでよくわからないのですが、山を下りてから関空のあたりから高速に乗るまで、最初の一時間半くらいは下道でした。(勝手に、山を下りたらすぐ高速に乗ると思っていた・・・。) -
最後に購入したお土産。食べ物ばかりですが・・・。
松栄堂槙の雫 5個入りで550円
かさ國みろく石 10個入りで1,100円
松栄堂かるかや餅 1個 130円
濱田屋ごま豆腐 4個入り 1,600円
しばらく前に一人旅を始め、初の泊りでした。
夏は気分的にしゃきっとしないので、高野山、次は秋の紅葉の時期に行ってみたいと思いました。
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