2021/07/17 - 2021/07/17
15407位(同エリア29200件中)
K2さん
この旅行記のスケジュール
2021/07/17
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草津中沢ビレッジ ログハウス
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車での移動
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湯の丸高原
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徒歩での移動
駐車場→登山口出発→キャンプ場→中 →鞍部→
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小烏帽子岳 トンボとり→烏帽子岳→小烏帽子岳→昼食→下山
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徒歩での移動
→キャンプ場→臼窪湿原→駐車場
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車での移動
湯の丸高原→草津温泉→中澤ビレッジ
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この旅行記スケジュールを元に
梅雨明けの快晴を期待して、孫のために密にならなく、そんなにきつくない登山を計画しました。常宿の草津温泉から浅間連峰を見ながら花高原として親しまれている湯の丸高原に車を飛ばし、そこから烏帽子岳(2066m)登頂を目指す往復約4時間の登山行程です。二人の孫(4才、6才)は、疲れを知らずに登頂し、小烏帽子岳山頂で虫取り網をもってトンボを追いかけて満足です。当地は天然記念物に指定のミヤマシロチョウが飛び交っていて、富山三蝶の保護区なので虫取りはご法度ですが、監視委員もトンボならと許してもらえました。頂上からは北アルプス、富士山、草津白根山、浅間山の山々が望め、登山路では色々な高山植物にも巡り合えて楽しい登山でした。
[日程]
草津温泉(8:15)→浅間山ビューポイント→地蔵峠駐車場(9:30)→登山口→キャンプ場→小烏帽子岳(11:50)→烏帽子岳(12:20)→キャンプ場(14:15)→臼窪湿原→駐車場(14:30)→草津温泉戻り(15:30)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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草津で定宿にしているホテルヴィレッジのログハウスに前日から孫達と泊まり、長雨が終わった梅雨明けの今日の朝は良い天気です。30年以上慣れ親しんでいるログハウスの屋根には若木が伸びて、落ち着いた森の雰囲気でのステイを楽しんでいます。さあ、虫取り網をもっていざ烏帽子岳登山に、車で出発です。
草津温泉 ホテルヴィレッジ 宿・ホテル
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ドライブの途中でいつもの大好きな浅間山が一望できる浅間ビューポイント(自前で命名)に車を停め、一面の嬬恋キャベツ畑の向こうに裾野が広がる浅間山に挨拶です。目的地の烏帽子岳は浅間山系の右端方向にあります。
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登山口のある湯の丸高原の地蔵峠までは、車で県道59号からJR吾妻線と並行する国道144号で鹿沢口まで行き、県道94号を峠まで進む快適なドライブのはずでした。しかし、2年前の台風で国道144号の橋が流され、一部が未だ全面不通のためにう回路を通らざるを得なく、結構時間がかかりました。
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土曜日の9時半過ぎでも湯の丸高原の地蔵峠の駐車場には空きスペースがあり、車を停めて湯の丸キャンプ場経由のルートで登山開始です。
湯の丸キャンプ場 キャンプ場
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烏帽子岳のポピュラーな登山コースはリフトで高さを稼ぎ、湯の丸山を登ってから、烏帽子岳に進むコースです。それは孫達(4才、6才)にとってアップダウンがきついので、湯の丸山を水平に巻いて進み烏帽子岳に登るルートをとりました。
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湯の丸高原一帯は天然記念物に指定されている富山三蝶(ミヤマシロチョウ、ミヤマモンキチョウ、ベニトカゲ)が飛び交っていて、捕獲が禁止されています。また、1000種類以上咲いていると言われる高山植物の宝庫です。
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自然保護地区のなかで堂々と補虫網をもって歩くのはいかがとは思われますが、トンボ相手に遊ぶことで、出会った自然保護パトロールの方にも了解してもらえました。
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キャンプ場からの登山道で色々な高山植物に出会います。白い可憐な花弁を下げているヤマオダマキです。白いオダマキの花言葉は「あの方が気がかり」だそうです。
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円筒形に紫色の花穂をつけるウツボクサ。漢方の薬にもなります。
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日本固有の高山植物のハクサンフウロウ。淡い紫色が可憐な花で、花言葉は「変わらぬ信頼」だそうです。
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登山口から1時間半弱で湯の丸山と烏帽子岳の鞍部に着きました。一休憩して、これから烏帽子岳への登り道に取り掛かります。
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山頂が遠くに見え始めたので、子供達はにわかに元気が出て爺、婆の先を登り始めました。
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30分ちょっとで尾根道に出ました。一気に展望が開けて、足元に小諸の町並みが広がり、その向こうには北アルプスの山々が望めます。子供達も見晴らしのいい眺めにしばし一息。でもここが頂上でないのを知って、ガッカリせずに目指す頂に向けて出発。
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稜線に沿って烏帽子岳への岩場を進みます。子供達も慣れたもので、岩場を乗り越えていきます。
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小烏帽子岳へのガレ場の急登です。子供達には頂上と錯覚する偽烏帽子岳です。
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ガレ場の岩陰にコマクサが顔をのぞかせて咲いていました。
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さあ頂上にはあと一息です。元気にひょいひょいと力強く登って行きます。
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ついにやってきました、小烏帽子岳(2042m)頂上です。孫にとって屋久島の太鼓岩に続く登頂で、今回は初めての2000m級登山を達成です。
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頂上からは青空の下に浅間山、草津白根山、四阿山、烏帽子岳が目の前に眺められ、遠方に北アルプス連峰が望める絶好のパノラマビューです。
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小烏帽子岳の頂上に飛び交う無数の赤トンボを捕らえようと孫達は夢中になりました。でも上昇気流に泳ぐ赤トンボ群団は容易につかまりそうにありません。
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烏帽子岳(2066m)の頂上は目の先にありますが、孫達は先に行く気がなくトンボと遊んでいます。孫達をカミさんに任せて、私だけが登って行くことにしました。
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尾根道にピンク色のシャジクソウが咲いていました。放射状に出る小葉が車軸に似ているから命名され、花言葉は「あどけなさ」だそうです。初めて出会ったそんな感じがする可憐な花です。
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烏帽子岳(2066m)の山頂です。北側に雄大な景色が広がります。
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雪が残る北アルプス連峰の山々がくっきりと見えました。
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小烏帽子岳に戻ってくると、捕まらないトンボとりには飽きたのか、ステッキで地面を掘って岩起こしに興じていたので、止めさせました。子供達はいろいろな遊びを見つけるので、それを伸ばしたいのですが、たまに注意が必要です。
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さて下山スタートです。孫達には落差がある岩場の下りは苦手です。まだ短い足が岩先の地面に着かないので、腰を降ろして足を伸ばすか、ジャンプするかになります。この程度の山登りでもヘルメットを持参すべきと反省しました。
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ピンクのエゾカワラナデシコと紫のアヤメが並んで咲いていました。
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湯の丸高原スキー場の斜面と下方にある駐車場が遠くに見えてきました。その天辺にはちょこっと浅間山が顔をのぞかせています。
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湯の丸山を正面に見て、風が気持ちの良い山道を下っていきます。
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ついに出発点に近いキャンプ場に戻ってきました。朝よりはテント張りが増えたようです。時間が有るので、隣接する臼窪湿原に寄って行きます。
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小さな臼窪湿原の木道を4才の孫は走って行きましたが、小学生になったばかりの6才の孫は何かを見つけて立ち止まっています。
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見ていたのは見事なアヤメでした。この湿原の周囲には多数の高山植物が見られ、近くのキャンプサイトは静かな環境で、一度はテントを張って一面の夜空を見上げたいと思います。
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地獄峠駐車場に戻ってきて、無事に終えた今日の登山のご褒美に各自一つのソフトクリームです。いつものソフトが美味しい売店は休業中でしたが、他の売店でも結構おいしくて満足です。
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無事に草津温泉に戻ってきて、夜はログハウスのベランダで花火です。今日一日の活躍の締めくくりをして孫達は満足で、温泉に浸かった後にバタンキューで寝んねでした。
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