東京オリンピック直前、ジェットスター便を利用して成田空港へ

2021/07/17 - 2021/07/18

昨年、ジェットスター便を予約していましたが、コロナ禍で減便続きでフライトが成立せず、ずっとフライト変更を続けてきました。

元の予約が何だったのか覚えていないくらいの状況でしたが、2021年7月になって、やっと希望の日に成田空港へ飛ぶことができることになりました。

本音を言えば、LCCはやはりリスクが多い。当面、LCCを選ぶことはないだろう、というのが今のところの結論です。

ジェットスターGK426便
15:05 高知空港発、16:35 成田国際空港 第3ターミナル着

ジェットスター GK423便
12:45成田国際空港 第3ターミナル発、14:25 高知空港着

宿泊：
一休.com 利用
コンフォートホテル成田 一泊
【ポイント最大11倍】3日前早期割引※彩り豊かな朝食無料サービス※

エリア 成田(千葉)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 2.5
• ホテル: 4.0

• 交通手段: 私鉄 徒歩 ジェットスター

高知空港に到着しました。雨模様の天候なので、空港駐車場にクルマを停めます。

ひさしぶりの空旅がうれしい。昨年、9月の北海道以来です。

高知空港（高知龍馬空港） 空港

空港ターミナルに着き、念のためにジェットスターの窓口に行ってみると、「今日の便は天候不順のためキャンセルとなる場合があります」と書いてあるではないですか！

雲は多かったが、天候はそこまで悪いわけではないので、たぶん大丈夫と思って、ターミナル屋上で東の空を見ていたら、ジェットスター機（A320）が着陸してきました。

機内持ち込み手荷物の検査がすごく厳しくなっていました。以前は、大きめの目立つ荷物だけ、重量検査をしていたはず。今回は、全員すべての手荷物の重量を測った上で、合格ならジェットスタータグを付ける必要がありました。なかなか厳しい。

優先搭乗の後に、窓側席が案内されたので、搭乗口へ。ひさしぶりのフライトということで、LCCといえどもワクワクします。

今回は座席指定をしました。
座席指定料金が高いので、座席指定しない場合も多いが、ただの移動というよりは、旅の雰囲気を感じたいので、やっぱり窓側席がいい。
後方左側の23Aを指定。

ジェットスター GK426便 は、滑走路へ。
曇天ながら、視界は十分あるのではないだろうか。
A320は高知空港の2,500m滑走路を加速、そして、離陸。

今回はバウチャーを使い切るために、オプションの食べ物を追加していました。
シートポケットのメニューから選んだのは、コーラとポテトチップス。
キャビンアテンダントさんが、名前を呼んでくれるので、旅気分が上昇します。

西日本は雲が多い。

関東に近づくにつれて、雲が切れていた。
眼下に、ぽっかり富士が頭を見せてくれました。国内線フライトは、やっぱり窓側席が良い。

成田空港に近づいてきました。下に見えるのは、利根川。
左後方奥に富士山が僅かに見えます。
このダイナミックな景色は空旅ならでは。

成田国際空港に着陸。2年ぶりの成田空港。

第3ターミナルに到着。後方席なので、降りるまでしばらく時間がかかります。
しかし、急いだ旅ではないので、フライトの余韻を感じる大事な時間。
登り降りがある第3ターミナル、もうちょっと合理的な構造に出来なかったのだろうか。

第3ターミナルに到着後、ターミナル間の無料バスに乗って、第１ターミナルへ移動します。

第１ターミナルに入ってすぐのところに「PCRセンター」という表示がありました。
コロナ禍の空港であることを実感します。

成田空港第1ターミナル 空港

簡易的な防護服を来たこのような人も見かけました。
その前を歩いているのは、海外からやってきた選手でしょうか。

展望ホールへ移動。これはたぶんB787-9。

出発していくB777。
2年前は、こういう機材で普通に海外へ出かけられていたのですが。

ショップフロア、ほとんどの店が閉まっていて、閑散としています。

第1ターミナルの出発便は南ウイングにまとめられているようです。
アメリカ路線が多い。

北ウイングのカウンターは照明が消されているのにたいして、南ウイングのカウンターは、明るく照らされてポツポツ開いています。
羽田空港第3ターミナルもこんな感じなんだろうか。

南ウイングの出発ゲート付近に人影は無い。まさに閑散としています。
少しずつ出発便はあるが、人を見かけない。
搭乗人数はかなり少ないはず。

プッシュバックされ出発していくANAのB787。

ほぼ人のいない建物の端っこで、しばらくの間、出発していく飛行機を眺めていました。

出発ゲート付近に戻ってきました。TOKYO2020のサインや、オリンピックを応援するビデオ映像がリピート再生されていましたが、人影はありません。

一応開いている南ウイングのチェックイン場所も、CLOSEばかり。飛んでいる便が非常に少ないし、利用する人も少ないので、一瞬開いてもすぐにクローズするのでしょう。

突然「警備中です」という声がするので、そちらを見ると、セコムの自走ロボットが停まっていました。特に警備してないだろう、と思いましたね。

手話フォンブースを見つけました。調べてみると割合昔からあるらしい。

しばらく海外旅行に行く機会も無さそうなので、使わない外貨を処分しました。残念です。

人が集まっているので何かと思ったら、ここからオリンピックの選手が出てくるようです。
カメラの列も到着を待ち構えています。

しばらく待っていると、選手たちが出てきました。
何の種目かはわかりませんが、中国の選手団でした。
ボランティアの皆さんが、歓迎してました。

成田空港をあとにして、京成本線の電車で、成田駅まで移動しました。
成田空港駅に残る「検問施設の跡」を見ると、ほんの数年前まで検問やってたことを思い出します。
最後の方は、形式的なものでしたが、異様な感じでしたね。

今夜の宿、「コンフォートホテル成田」に到着しました。

コンフォートホテル成田 宿・ホテル

コンフォートホテル成田は、京成成田駅（東口）南西側に位置します。
駅からすぐの距離ですが、高低差がだいぶあって、駅の位置から言えば、だいぶ低い位置にあります。
この高低差があるため、駅の東西を移動するのは、なかなかめんどうです。

コンフォートホテルは、基本的に朝食付きとなります。
無料の朝食というと、東横インのような非常に簡易的なものを思い浮かべます。
しかし、コンフォートホテルの朝食は、けっこう気合が入っています。
好きなものだけを選んで、取ってきました。

コロナ禍ということもあるのでしょう。
宿泊客は少なめのようです。
人がほとんどいない宿泊会場で、ゆったりとした気分で朝食を楽しむことができます。

午前10時過ぎ、コンフォートホテル成田を出発しました。
なかなか快適な宿泊でした。
ちなみに、料金は、ヤフートラベル（一休）からの予約で、5,166円（税込）でした。

コンフォートホテル成田 宿・ホテル

京成成田駅の東口から西口側へ移動します。エスカレーターを何本か乗り継いでいく必要があります。

この橋を渡ると、成田山新勝寺への参道につながります。

突き当たりに「成田ゆめ牧場」の店ができていました。

成田ゆめ牧場 花崎町店 グルメ・レストラン

道の分岐点にこのようなモニュメントが設置されています。ここを右に曲がって行くと、成田山新勝寺に達します。

成田山新勝寺に到着しました。途中、日差しが強くて汗びっしょりになりました。夏場に歩くのは短い距離でも体力を消耗します。

本堂で、旅の安全とコロナ終息を祈願しました。

電車に乗り、成田空港第二ターミナル駅まで戻ってきました。電車内は冷房が効いていて気持ちがいいですね。

成田空港第二ターミナル駅で下車、第二ターミナル内を通って、第三ターミナルに向かいます。

成田空港第2ターミナル 空港

第2ターミナルから第3ターミナルまで歩いて行くとやや遠いので、ターミナル間移動のバスに乗りました。乗客は、私以外には、空港関係者らしい一人だけ。

第3ターミナルに到着しました。時間に余裕があるので、ローソン前のスペースで少しくつろぎます。第3ターミナルは、フードコートの席とは別に、このような場所があり、ゆっくりできます。

成田空港第3ターミナル 空港

第3ターミナルの出発エリア搭乗ゲート前にやってきました。GK423便と出発は、12:45という中途半端な時刻です。1日1便なのでしかたないですね。

こちらの機体に乗って高知に帰ります。コロナ禍なので、1日1便であっても、高知-成田間を飛ばしてくれるのはありがたい事です。

A320に、搭乗しました。座席は右側後方を指定しておきました。

成田空港は青空。昨日の往路は乗客が少なかったのですが、帰りはほぼ満席のようです。高知と成田を唯一結ぶジェットスターのこの路線が末長く運行されることを祈るばかりです。

JA05JJは、成田空港を離陸しました。眼下に成田空港の全景が見えました。こうして見ると第1ターミナルの駐機スペースは狭く感じます。

40年ほど前、初めて海外旅行に出発したのは、成田空港第1ターミナルでした。スカンジナビア航空利用、アンカレッジ経由で、コペンハーゲンに向かったと記憶しています。
あの頃より、遥かに規模の大きくなった成田空港ですが、空港としての存在価値は下がる一方のようにも思えます。

飛行機は海側に出ました。下に見えるのは九十九里浜の片貝海岸付近です。昔、片貝海岸で地引網を引いたことを思い出しました。

横浜港付近を眼下に見ながら、高度を上げていきます。

八景島シーパラダイスが見えました。

ちょうど雲があってよく見えませんが、中部国際空港セントレアですね。

外は雨です。高度を下げて高知空港にアプローチしていきます。

雨降りの高知空港に無事着陸しました。天候不良で視界が確保できなかった場合は、成田空港へ戻る場合があるとアナウンスされていたので、ちょっと心配していました。良かったです。

雨がかなり強く降っています。雨の中、地上作業はたいへんそうです。ご苦労様です。
今回の旅は、飛行機に乗って高知と成田を往復するだけのものでした。コロナでいろいろ制約があるので、仕方ありません。
それでも、東京オリンピック参加のため、日本に到着する海外選手団や、それに対応する係員やボランティアたちを垣間見る事ができて、意味があったと思っています。
まだしばらくは思い通りの旅ができませんが、コロナ後を夢見て、計画を立てたいと思っています。

高知空港（高知龍馬空港） 空港