深緑 鳥のさえずり ひたすらのんびり 箱根リトリート villa 1/f

2021/07/15 - 2021/07/17

昨年11月に宿泊した箱根リトリートvilla1/f。
その居心地良さにすっかり魅せられて再訪を計画。

コロナ感染拡大の厳しい状況下でも、密を避けて安心して旅ができるよう工夫して、早めの夏休みでリフレッシュしてきました。

エリア 仙石原(神奈川)

平日なのに東名の町田～厚木間が激混みだったので、国道246号と小田原厚木道路経由で、小涌谷にある岡田美術館にやってきました。

岡田美術館は、展示室が5フロアーもある大きな美術館です。まず展示を少し観てから、お昼ご飯のため敷地内にある開化亭へ向かいます。

岡田美術館 美術館・博物館

途中に湯雨竹（ゆめたけ）がありました。
90℃の源泉を加水することなく冷却することができるそう。

開化亭

お庭が望めるカウンター席へご案内いただきました。

きのこうどんに温泉たまご
うどんはモチモチ、トロトロの温泉たまごも美味しい♪

開花亭ではお飲み物を頼むと、種類は選べませんが1つチョコが付いてくるそうです。
ちょっと悩みましたが、いろいろな種類を食べたいので、ミュージアムショップで買ってお宿に持っていくことにしました。

お食事の後、お庭を散策し、再び美術館の展示を観ます。

横山大観先生の富士山とたなびく雲の墨絵が、とてもとても素晴らしかったです。
埴輪の展示もあって、嬉しそうな悲しそうな表情が何とも言えずツボでした。

敷地内には、風神雷神の作品を眺めながら、お飲み物やアイスがいただける足湯カフェがあります。

展示やお庭を観た後の足湯でシャッキリ。

ミュージアムショップのチョコレート
おもたせにも良さそう。とても綺麗です。

そろそろ本日のお宿へ向かいます。

小涌谷の岡田美術館から宮城野経由で車で15分ほどで箱根リトリートに到着。
駐車場に車を停めてカートでvillaに向かいます。

箱根リトリート villa 1/f（ワンバイエフ） 宿・ホテル

ほとんどのvillaは道沿いにありますが、今日泊まるvillaは階段を上った先のようです。

敷地内はなるべく自然を残しています。

今日泊まる半露天風呂付きのvilla 11号棟　天霧です。

玄関を入ると木の香に包まれます。

入って左手のリビングスペース
固めで座り心地良いソファと大きめクッションがちょうど良い背もたれに

2人には広すぎですが、ソファに横になったりしてゆったり使わせていただきました。

リビングスペースにある薪ストーブ

これが目的と言っても過言でない、私の癒しアイテム♪
こちらは一年中、利用可なのです。

アウトドアテラス

風に揺れる木々の葉の音、鳥たちのさえずりが聞こえる気持ちの良いスペース
気温も暑くも寒くもなく、窓を開けてリビングスペースと一体的に使いました。

リビングスペースとベッドルームの間にあるデスクコーナー

ベッドルーム
ベッドはハリウッドツイン
寝心地も◎

ベッドの前面には鮮やかな緑が望める大きな窓

11号棟の間取り図

villaは一棟ずつ間取りが異なります。追加料金にて指定もできるようです。
（ホテルホームページから拝借しました。）

リビングスペースの一角にある水場
お飲み物を用意したり、使ったカップをさっと洗えて便利。

癒しアイテムその2

コーヒー豆をミルで挽いて、香りを楽しみながらゆっくり淹れます。

冷蔵庫のお飲み物はご自由にどうぞです。

続いては、洗面室

洗顔セットはオムニサンス

トイレ
壁や床は檜でいい香り

お風呂
温泉（循環式）で24時間入浴可能です。
湯温は41℃ぐらいでやや熱めです。

お風呂のシャンプー類

タオルやバスローブ

パジャマはサラリと着心地よく、上下セパレートなのもポイント高しです。

チェックインアウトはお部屋にて、密にならず安心です。

ウェルカムドリンクの冷茶は、居心地よいテラスに運んでいただきます。

薪ストーブにも火を入れましょう。
椅子を火守りモードにセッティング。
ゆらぐ炎をずーっと眺め続けられます。

薪スタンド
villaの敷地内では他のお客さんに会いませんでしたが、翌朝薪を取りに行くと、適度に減っていました。みなさんおこもりしてるのですね。

プレイリストのダウンロードも

お部屋のスピーカーの音質が良く、木の内装に反響して、何とも言えず落ち着く雰囲気になります。
youTubeのジャズやボサノバでも音質は充分です。

癒しアイテムその3です。

さりげなく置いてある本にもセンスが感じられます。

箱根リトリート villa 1/f や系列ホテルの瀬戸内リトリート青凪、壱岐の海里村上が紹介されています。

夕ご飯は、料亭俵石にて

敷地内をお散歩しながら

階段を下ります。

途中、Spa KONOHAの建物

お食事前にHYOSEKI SALONに立ち寄ります。

お飲み物とおやつをいただけます。

やっぱりシャンパンですよね♪

先ほど見学した岡田美術館の書籍も

お夕食のご準備が整いましたと案内いただいたのは、左手の個室

こんなに広いところを2人で、いいんですか～！！

他のお客さまとご一緒になりませんので、安心してご利用下さいとのこと。
うれしい心遣いですね。

素敵すぎて、ちょっとテンション上がります～

お庭も眺められます。

個室でゆったりいただくのなんて、超久しぶり

お飲み物は、先ほどシャンパンをいただいたので、日本酒に直行です笑

神奈川県産を中心に
左手から箱根山（大吟醸）、セトイチ（吟醸）、菊姫（山廃）です。
もちろんすべて純米です。

お猪口も3種類

さてさて、お夕飯を楽しみましょう。
まずは、鶯琥珀寄せ
枝豆が初夏の季節ですね。

冬瓜すり流し　干し貝柱の出汁

写真が上手く撮れてなくてすみません。
冬瓜のザクっとした歯ざわりと柚子の爽やかな香りで、とても気に入りました。

お刺身盛り合わせ
帆立、鯵、金目鯛、コチ、マグロ
日本酒に合う！

煮物
加賀太胡瓜と夏野菜のっぺい仕立て

郷土料理のっぺい汁を洗練させた仕上がりで、器にも合ってますね。

金魚雲丹焼き

雲丹の香りのパリッとした皮と身はふっくら美味しい！
山廃にも合います♪

若布そば　

わかめの香りとひんやりツルツルで美味

みすじしゃぶ　柳松茸
お腹がふくれてきたので、焼きでなくしゃぶしゃぶがありがたいです。

お食事
鮎の炊き込みご飯と赤だし
鮎の苦みが美味！

どれもとても美味しくいただきました。ごちそうさまでした♪

素敵なお部屋で美味しいものを量は少なめで‥が、とてもありがたい。
前回（11月）は料亭のお弁当をお部屋に運んでいただきましたが、温かいものを温かいままいただけるこちらの方が好きかも。

デザートは別のお部屋でいかがでしょうかと、ご提案がありました。
和のお部屋に、木の一枚板のテーブルとシンプルな照明で落ち着きます。
最近整えたお部屋とのこと。

デザートは酒粕のアイス
ナッツやレモンジュレがアクセント

味わいが変化して、さっぱり美味しくいただきました♪

今回は夕朝食付のプランでしたが、ひたすらおこもりしたい方のためにルームサービスもあります。

お部屋に戻ってお風呂に入って、岡田美術館で買ったチョコレートをいただきます。

いろいろなシリーズがあって悩みましたが、若冲の孔雀鳳凰がプリントしてあるシリーズにしました。

左手から、ミックスベリーとピスタチオ、ビンテージバルサミコとイチジク、ココナッツとパッションフルーツ、白トリュフと栗、クリームチーズとあずきになります。
意欲的なラインナップ。もちろんどれも美味です♪

気になるお値段は2,800円。一粒4センチ角で大きいので、美味しさと楽しさで、コスパはいいと思います。

ほの明るい照明に薪ストーブに燃える炎を眺めながら、ナイトジャズをBGMにコーヒーとチョコをいただきました♪

薪ストーブ＋音楽＋コーヒーの癒しセットで、ほんとリラックスできます。

翌朝
多分1時近くまで起きていたはずなのに、目覚めはなんと4時半

うつらうつらしてたら外でひぐらしがチーっと鳴いていて、なんだか不思議な空気感に目覚めてしまいました。

お部屋のお風呂にゆっくり入って、薪ストーブに火入れして、ソファでぼーっとします。

お友達も起きてくれたので、朝のおめざのコーヒーとクッキーをテラスでいただきます。

朝ごはんも料亭俵石にて

昨夜とは別のお部屋へ

朝から様々な種類を少しずつ
湯豆腐は、強羅の箱根銀豆腐製

金目鯛の干物
美味

デザート

朝食も美味しくいただきました。

食事後に俵石の大広間も見せていただきました。

villaの宿泊客は、foreの施設も利用できます。
朝食後お散歩がてら、5分ほど歩いて来ました。

箱根リトリート fore 宿・ホテル

バードウォッチテラス

大浴場も利用できますが、
10時過ぎですでに清掃タイムでした。

なので、前回夕方に利用した時の写真をアップしますね。

露天風呂もあります。

カフェに立ち寄りました。

カプチーノを

カフェにはパン屋さんや

美味しそうなケーキも
朝ごはんをたくさんいただいて、お腹いっぱいなので、また今度！

お部屋に戻り、のんびりして12時チェックアウト。
今回もほんとに癒されました。友達も箱根リトリートvillaでの滞在をとても気に入ってくれて、また来たいねと言ってます。
2022年9月に再訪しました！旅行記↓↓
https://4travel.jp/travelogue/11776653

箱根吟遊編に続きます。