2021/06/13 - 2021/06/13
16位(同エリア118件中)
はんけんさん
一般的に島根で観光に訪れるトップ4は、石見銀山、出雲大社、松江城、足立美術館だと思います。
なので、前3者を訪れた私は、足立美術館を訪れれば良いのだろうが、足立美術館は時間をかけてじっくり見たいので別の機会に廻すのが良いな という理由と、もう一つの理由で断念。
それは、松本清張の超傑作『砂の器』の舞台を訪れたかったのです。なんなら、島根県で一番行きたかった場所かもしれない亀嵩。亀嵩駅はもちろん、映画のロケで撮影された出雲八代駅や八川駅、湯野神社などを訪れました。
その後、スイッチバックの出雲坂根駅とおろちループを訪れ、初の島根県を堪能しました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- レンタカー 新幹線 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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せっかくの足立美術館ですが、時間が無くてたっぷり観られないことと、亀嵩を優先したいことを理由にスルーです。
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亀嵩の道の駅
蔵元直売の道の駅はここが唯一だそうです
『砂の器』でカギとなる東北弁の様な方言、それを聞いてみたかったが、若い店員さんは、完璧な標準語だった(当たり前ですね)。 -
日本酒のコーナー
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いっぱいある中から、
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奥出雲という地場のお酒を購入
これさえあれば、嫁はんは笑顔なのだ -
『小説 砂の器 舞台の地』の碑
湯野神社の鳥居のすぐ隣にあります -
イチオシ
字は、もちろん松本清張本人のもの
『砂の器』は、小説を5、6回読んでいるし、映画も5、6回観ています
私は、同じ映画を何度も観ることは割とフツーですが、ほとんどの小説は一回のみ、二回読むこと自体が非常に稀なので、『砂の器』は私にとって本当に別格です。
初めて小説を読んだのは、高校生の時。執念の捜査で、不可解な事件を紐解いていく、今西栄太郎の姿に深く感銘を覚えました。
初めてその映画を鑑賞したのは、大学生の時。不幸な「宿命」を背負ってしまった親子の放浪の旅、差別とは何だ?を深く考えさせられました。
小説も映画も、本当に名作だと思います。 -
湯野神社は、映画『砂の器』の撮影に使われています。
亀嵩派出所の巡査 三木謙一が、放浪の親子を見つけるのがこの湯野神社の神殿です。 -
狛犬
映画に映っているのは、おそらくこれであろう。 -
鳥居
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長い参道
ここを三木巡査が走った -
参道
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鳥居
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亀嵩神社 と書かれています。
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湯野神社
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湯野神社
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映画のシーンもこんな感じだったと記憶。
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湯野神社
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二人が床下に隠れていたのは、ここかな?
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おそらく、ここでしょう。
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湯野神社
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湯野神社
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湯野神社
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お年寄りならば東北弁の様な方言を話すかもしれない と思ったが、「どちらからお越しですか?」「横浜です」「それは遠い所からようこそ!」と、こちらも完璧な標準語だった。
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下ります
土俵がありますね -
秀夫もこの風景を見たのだ
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三木巡査が勤務していた亀嵩駐在所
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亀嵩小学校
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亀嵩駅
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亀嵩駅
ただし映画では亀嵩駅はロケに使われていません -
イチオシ
亀嵩駅
『砂の器』の時代を意識した様な、レトロな駅名標 -
警官の顔出しパネルもあります。
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亀嵩駅
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亀嵩駅の蕎麦屋さん
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亀嵩駅の蕎麦屋メニュー
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出雲八代駅へ
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映画ではこの駅が亀嵩駅ホームとして使われました。
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出雲八代駅
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出雲八代駅
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千代吉がベンチに座っていたシーンは、こんな感じかな?
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向かいのホームの跡
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駅名標
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出雲八代駅
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今西刑事が汗を拭いていたシーンは、この様な角度だったと思う。
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秀夫が遠くから走って来る
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八川駅、映画で亀嵩駅として駅舎を撮影されました。
映画では、この右側の道からジープがやって来た。 -
駅舎内はこんな感じ
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時刻表、1日に数本しかありません。
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駅名標。
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ホームはこんな感じ
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ホーム側からみる駅舎。
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スイッチバックで有名な出雲坂根駅
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スイッチバックの説明図がありました
駅とこの図の左上で2度のスイッチバックを行います。西日本で唯一だそうです。
二段スイッチバックもしくは三段スイッチバックと言われていますが、どっちが正しいのだろう。 -
ホームに出ます
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左から登ってきて、駅で進行方向を変えて、右方向へ登っていきます。
出雲坂根駅と三井野原駅は、直線距離でわずか1kmなのだけど、標高差162mもあるため、2度のスイッチバックと6kmの距離をぐるっと回って標高差をこなして行きます。 -
出雲坂根駅
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駅舎
この駅、Wikipediaによると出雲坂根駅の1日平均乗車人員(2013年~2018年)は驚異?の1人です。それは誰なのだ? -
おろちループで登り切った道路が見えます。
この地域は道路も線路も標高を稼ぐのに苦労する様な地形になっているのですね。 -
駅の向いには延命水
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奥出雲おろちループ
名称の由来は、日本神話に登場する伝説の生物ヤマタノオロチより -
奥出雲おろちループ
径が大きいので、かなり緩やかなカーブです -
道の駅奥出雲おろちループへ。
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イチオシ
奥出雲おろちループは、日本一の二重ループです。
この写真の真ん中上から来て、最小半径100mの一重目、最小半径200mの二重目を経て、さきほどの出雲坂根駅から見えた赤い橋を通り左上に抜けていきます。 -
これがその赤い橋。
この少し先が島根県と広島県の県境です。 -
レンタカーの日産ノート君の隣に停まっているクルマは、ここだけでなく出雲坂根駅、出雲矢代駅、亀嵩駅で一緒になりました。めっちゃ行動パターンがカブっています。
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レンタカー、480kmほど走りました。
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福山駅に戻りました
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新幹線の駅から、福山城がバッチリ
今回の山陰旅行はこれで終了です
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