2021/07/09 - 2021/07/11
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willyさん
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一生懸命ちまちま貯めたマイルを使わないともったいない・・・
そうだ。
昨年12月初めて訪れた時に、きっと再訪しようときめたやんばるへ行こう。
その時はまだ知識もなくて気配しかわからなかったノグチゲラやアカヒゲ、そしてヤンバルクイナに会いに行こう。
そう決めたのが6月初めだった。
今回の車はマツダのフレアクロス赤。
軽って初めてだけど燃費がよくてびっくり!
3日で500キロ走りまわったのに満タン返却時の給油はたった19リットル。結構アップダウンもしたのに25/L以上ではないか。あまりにメーターが減らないから故障してるのかと思った。
(思いのほか写真が多かったので2編に分けることにしました)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
梅雨明けが遅れた沖縄、旅立ち直前に梅雨明け宣言となった。
ンん~~~真夏♪
こうなると黄金の一週間なのに潜らないのも‥と思ってなじみのガイドさんに聞いてみたら、ゲストが見込めないので休業中(専門の潜水業務中)だそうでがっかり。
でもまあ、もともと探鳥目的の設定だし。 -
まずは12月に行った三角池にいったが、なんにもいないのでまっすぐやんばるに向かうことにした。
途中、気になっていた金武(きん)の芋畑という探鳥ポイントに寄ってみた。
しかしイソヒヨドリとセイタカシギしかいない。
途中入り込んだ道端の、たぶんドラセナコンシンネの畑。
真っ赤な植物が美しかった。 -
高速で北上して国頭に入る。
いよいよやんばる国立公園だ。
ロードキル注意の看板が目につくようになる。
ところが、3日走って知ったのだが、やかましいバイクやシャコタンの走り屋さんがぶんぶん走っている。まあ人の楽しみはそれぞれだが、野生環境を守るべき国立公園で静かに生物観察を楽しみたい私には、とても違和感が強かった。よそでやればいいのにな。40㎞制限なのに・・。 -
どこに行けばいいか見当がつかないので、とりあえず目についた「やんばる学びの森」というのに寄る。
人っ子ひとりいない。
聞くところによると4月ごろ経営破綻して今は国頭村が引き継いでいるそうだが、緊急宣言下、他の施設同様クローズ中の模様。 -
見晴らしの良い素敵なレストランもお休み。
-
適当に歩いていたら、有料の「ヨナの道」だったかな?という散策路があったので入ってみる。(帰りに受付でお支払いしました)
湿気に満ちた暗い森に、リュウキュウハグロトンボが群舞していた。
他に、ここで出会うとは思いもかけない、リュウキュウサンコウチョウの若鳥にも遭遇。運がいいではないか。素敵な予感♪ -
子どものころなじんだハンミョウにも久しぶりに会う。
追っても追っても数メートル先に逃げる、つかまらない虫。 -
クイナに餌をやる馬鹿者がいるのかと驚く。
密漁などいうにおよばず。しょうもない人間がいる。
一方で、手作りの看板に心が温かくなる。
ガールスカウトの子たち、がんばってね。 -
せめて一度くらいはと、ビーチに降りてみた。
誰もいないかと思ったら外国人のひとがぶらぶらしていた。 -
美しいサンゴ砂に静かな波が寄せる
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どこからきたのか。ひとりぼっちのビン。
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大好きなフウリンハイビスカスに会えた
音がきこえそうだ -
やんばるの森は深く深く、とうてい近づけない。
その奥深くで鳥が鳴いても。 -
宿泊のアダガーデンホテル。
近年まれなほど「素敵」と思った。
やんばるの宿泊はあまり選択肢がないようだったが、鳥見の知り合いにこのホテルの庭にノグチゲラが来ると聞いて、いちもにもなく予約。
アダってなんだろう、とおもったら、地域名の安田(あだ)ってことね。
ただし、食事付きプランでない場合、近隣にはコンビニもないので食事はきちんと計画を立てないと困ることになる。
ホテル内に売店はないが、おやつからカップ麺まで、多種の自動販売機は備えていた。 -
重厚な建具には彫刻があって、なにか東南アジアのリゾートの古いホテルみたいで、木張の床もいいかんじ。
お部屋も広くてとても清潔で文句なし。 -
設備も使いやすくてベッドも大きくてふかふか気持ちがよい。
お部屋はどっち向きでも森しか見えないが、私は裏側の森が見えるほうだった。
小さいベランダがついているけど暑い。 -
ホテル前の花に蝶が盛んにくる
後翅の黒い点が多いが、ツマベニチョウでよいのだろう -
カラスアゲハの仲間
種までは特定できないが、モンキアゲハカクロアゲハか -
せっかくだからちょうちょ追加
ルリタテハ -
これはアオタテハモドキだった。
イシガキチョウやコノハチョウも見たかったけど会えなかった。
一番みたいのはオオゴマダラとスミナガシ。 -
たぶんジャコウアゲハ
赤いボディが派手すぎて、ほとんど毒々しい。 -
日が長いから7時過ぎてもあかるい
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7時でこれ。
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6:20の飛行機に乗るために4時起きした長い1日が終わった。
汗まみれをお風呂でゆっくり癒し、オリオンシークワーサー風味でぷはー。 -
翌朝は暗いうち、4時半ごろからでかけた。
夜の間に見られる生き物がいないかとおもったが、明かりもないのでむずかしかった。
クイナもちょいちょいでてくるのだが、シルエットだしあっという間に隠れてしまう。それでもノグチゲラ、アカヒゲと、やんばる3種のうち2種はがっつり会えた。
ここは安波ダム湖。カヌー遊びができるらしい。 -
ちょいちょい面白そうな脇道を見かけるたびに車をとめて入ってみる。
なにやら捕獲用のケージが設置されていた。何用だろうか。
しかし下手に林道に入り込むと、あっというまに草ぼうぼうで進めなくなったり、行き止まりになったり、Uターンもできない狭さになったりで、ヒヤヒヤする。
一度はケイタイも圏外の長い林道に入り込んで、どんどん荒れていくし、土砂降りのスコールは来るし、パワーのない軽自動車で立ち往生したらどうしようとハラハラした。 -
2日目は鳥を探しながら、北端の辺戸岬までいってぐるっと一周しようと思った。
辺戸岬は結構にぎわっていた。 -
最北端。初めて来た。
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この先には与論島
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遠くからでも海中が見える
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後ろを振り返ると大石林山。
二億五千万年前の石灰岩による熱帯カルストだそうだ -
ほんと、魚が見えるかと思って探した
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せめてシュノーケルでもしたかったなあ~
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ウミガメが産卵に来る浜。今まさに時期のようだった。
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萱打バンタという場所にいってそこから西側に回ろうとして通ったところ。
「戻る道」という。
昔、交通の難所で、あまりに狭いためにすれ違えず、どちらかが「戻る」しかない道だったそうだが、そのせいで小学校の出席率が低いことをしった時の校長先生が、すぐさま道を開いたのだそうだ。 -
西側から辺野喜ダムを越えて、その立ち往生しそうな林道を抜けてなお時間があったので、東側を南下して荒川ダムの南側までいってきた。
目的はおいしいというウワサのヒロ・コーヒーファームでコーヒープリンを食すことである。
かわいらしいお店は最初わからずに通り過ぎたが、みつけてさっそく頂戴する。
コーヒープリンとコーヒーゼリーどっちにしようか悩む人が多いから作ったという、プリン&ジェリーをいただく。
ヒロさん、なのか、気さくな女性がおいしいコーヒーをいれてくれて、ホットドッグもお願いしたらこれもおいしかった。 -
そのあとは新川ダムによってみた。サガリバナがあるというので。
広場の斜面にたくさん植えてあったのだが、花はツボミもあれば終わっているものもあって、イチドキに一斉に咲くわけではなさそう。不思議。。。
と思って調べて仰天。
この花は夜9時ごろから開花する一夜限りのはかない花なのだそうだ。次回はぜひトライしよう。
ここも誰もいないので、思う存分楽しんだ。 -
圧倒的な生命力だ。
ガードレールに食い込んで成長している。
ホテルに帰る前に安田方面にいってみたら、ついにヤンバルクイナの水浴びシーンに遭遇することができた。 -
3日目帰る日は、12月に行った国頭森林公園と比地大滝に行こうと決めていた。
おいしい朝ごはんをいただいてから8時30分ごろチェックアウトして向かう。
森林公園は今回はもっと誰もいなくて、さらに暑くて蒸して、めまいがしそうだった。ダニやハブもいると思って長そで長ズボン長靴のいでたち(3日間)だから、こたえる。
水分を補給してもしても、噴き出してボタボタ落ちる汗ですぐ飛んでしまう。
池ではたくさんのトンボがとんでいて、飛翔を撮ろうとがんばったが無理だった。
やっと止まったところでオキナワチョウトンボ -
ほとんどピンクのベニトンボ
かわいい -
タイワンウチワヤンマ
ヤンマも多種たくさんとんでいるのだが、と~ても早すぎて無理! -
また今回も迷子になった
この公園は園路に看板がほとんどないし、地図などもないのでさっぱりわからない上に、歩いているとたくさん枝道があって困る。しかも苔で道が滑る。
リュウキュウアカショウビンの声を追っていたらいつのまにか遥か離れたところに出てしまい、GPSでみると5キロほども歩かないと車に戻れない。
脱水気味でへろへろで歩いていると、またもアカショウビンの声。今度は近い。
早くかえらないと倒れそうなのに、このチャンスを逃すまじ、とまた来た道をもどったりうろうろさんざん歩き回る。
そしてついに、この樹だというところまで迫ったのに、じっとしていないアカショウビンにまたも飛ばれてしまった・・・
がっくり肩を落として戻る。
悔しくて残念でおのれのチカラのなさを呪い、地団駄踏んで悪態をつく。 -
し、し、しかし!
あれは!!!
なんと民家の裏庭の木にパタパタする赤い影。敷地に入ることはできないので、遠くからなんとかかんとか一枚でも、と納めたのがこのショット。
それにしてもアカショウビンが庭にきて、あの素晴らしい声をお茶飲みながら普通に聞けるなんて、うらやましすぎてめまいがするではないか~。 -
やっとこさ、車に戻って最後の目的地、比地大滝へとむかう。
しらなかったがここは有料施設で、大人おひとり様500円なりを支払い。
40分という滝まで遊歩道を歩く。
途中、道がぬかんるんでいるし、川を歩くコースもあるので、夏いくならぜひ水遊びのできるカッコウで行ったほうがいい。 -
オノコらが飛び込み遊びをしていた。
うりゃ~~~ -
いけ~!とべ~!
と下で待ち受ける子ら。キャーキャー楽しそうだった。
こんなところで大きくなったら、きっとおおらかで善き人になるであろう。 -
途中、こんな渓流があって、大人も水遊びできる
-
大滝、というにはかわいいサイズだが、さすがに滝傍はひんやり気持ちがよろしい。ぐっしょり絞れるほどの汗まみれをしばし休める。
その後は車に戻ってあまりの汗まみれのため着替えをする。
ここはシャワー室も備えているのもGOODPOINT。使わなかったけど。 -
最後余った時間は、最南端の喜屋武岬へ。アジサシが抱卵中という情報をもらったので行ってみた。
いままで行ったことのない最北端と最南端をこれで極めたことになった。
アジサシもたくさん撮れて、12月の時に知り合ったバーダーさんとも無事再会。
いろいろお話ができてほんとによかった。 -
かなり遠くはなれているのだが、波打ち際にきたブダイが見えた(600㎜望遠にて)
青緑色の魚のひれがわかる -
そして今回もBlueSEALのターウムチーズケーキ味。
またもこぼれるほどの盛り。
こうして充実した、成果のあった沖縄探鳥の旅を終えた。
空港につくとカウンターで1時間早い便に変更してくれて、予定より早く帰ることができた。JALさん、ありがとう♪
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この旅行記へのコメント (2)
-
- らびたんさん 2021/07/16 09:44:27
- またニアミス
- willyさん、こんにちは。
ちょうど1週違いで沖縄でした~。
昨年末はモロかぶりでしたし、気が合いますね。
その後、お体は回復されましたか?
ダイビングは絶好の時期ですよね。
ゲストがいないって、ほんと沖縄大丈夫なのかと悲しくなります。
カラフルな動植物&虫の写真、コスタリカなんじゃないかと思うくらいですね。
フウリンハイビスカス!これほんとに風鈴みたいで美しいです。
どのくらいの群れで咲くものなんでしょうか。
つぼみや、背景にぼやっと1つ見えてますが全体の規模感が気になりました。
ベニトンボの濃いピンク色とかもすごいです。
アカショウビン奇跡の1枚?!
全身を見てみたいですが、声が素晴らしいんですね。
それは聞いてみたいです。
めずらしくオリオン出ましたね!
らびたん
- willyさん からの返信 2021/07/16 10:23:19
- RE: またニアミス
- らびたんさん
ま〜びっくり。ほんと気が合いますね。そうだったんですね!
計画した時には黄金の1週間は逃すけど、と思いながらでしたが、ばっちりあってしまいました。ちょっとでも潜りたかったですよ、ホント。
20年つかったマイギアはSUNTO製で、すでにサプライ終了のためメンテができないまま3年ほど経過。このところレンタルばかりなので気軽に潜れるんですけどね。
わたしのガイドさんは常々商業潜水もしているので食うに困るほどではないようですが、やはりゲストを案内できないのが歯がゆいといっていました。
一日も早く普通のノーマル(笑)に戻ってほしいです。
わたしは悲しい事に優先枠に足をつっこんでいますので、先日1回目終わりました。来年は1月にパリのマドレーヌ寺院で演奏会に参加予定だし、高峰にもいかないといけないし、ワクチンパスポートとかなんでもいいから早くシステムが出来上がるのを期待しています。
オリオンね♪実は旅時はアルコールは普通に飲むんですが、とくに写真とらないだけでして、今回はシークワーサーバージョンがちょっと受けたので(笑)
ひとりでのんびり好きなだけお風呂につかりながらビール飲むのは至福でございます。
後編は鳥オンリーの予定なので、好きなひとしか見てくれないと思いますが
じつは素人が撮るのが非常に難しいリュウキュウアカショウビン、全身ばっちりとれたんですよ〜
もう、天をあおいでガッツポーズ、しみじみ静かにかみしめました。
willy
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