2021 定山渓 新規オープン グランドブリッセンに泊まる　宿は泊まってみないとわからない　

2021/07/09 - 2021/07/10

テレビで定山渓に新しいホテルがオープンとCMが流れている。
早速調べてみると7月1日にオープンするとのこと。
系列は定山渓の奥にある佳松御苑を運営するハマノホテルズ。
佳松御苑は料理がちょっとなぁと思ったが、ホテルは泊まってみないとわからないと早速予約してみました。

多くは期待しなかったが、残念というよりやっぱりなぁという結果でした。
一番気になったのが、多くのスタッフの胸についている大きな初心者マークのバッジ。これはどういう趣旨なのだろう。聞いてみたかったがやめておいた。

ホテル自体が初心者マークということだと私はとらえました。
かなり辛口の旅行記ですが、個人的な感想です。

ここが良かったら母を連れて行こうと思ったのですが、母とはこの後登別に行きました。登別のホテルがとても良くて、余計に残念になりました。

エリア 定山渓温泉(北海道)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日は友人の車で出かけます。シャトルバスもあったのは後から気付きましたが、帰りに幌見峠に寄りたかったので車で出かけます。駐車場に車を停めてランチへ。

北海道庁旧本庁舎 名所・史跡

今日のランチは友人のリクエストでトニーローマ。トニーローマって突然食べたくなるお店です。私はコロナの終息を願ってコロナビール。ドライバーの友人はノンアルビールでごめんなさい！最近のトニーローマは結構安いプランがたくさんあって嬉しい。ホテルの夕食を考えるとトニーローマのランチは重たいかもと思いましたが、お昼にたくさん食べておいて良かったと。

トニーローマ 札幌時計台前店 グルメ・レストラン

トニーローマのお向かいにある時計台。友人が一度中を見たいと行ってみましたが、コロナで休館中でした。残念！

札幌市時計台 名所・史跡

チェックインは14時。ホテルに到着しました。正面玄関にはスタッフが待っておりました。チェックインはフロントデスクではなくロビーで。スタッフはなかなか来ません。やっと手続きが始まりましたが、フロントデスクでも良いのでは？ウエルカムドリンクもおしぼりもなく、本当に簡単な説明があって、お部屋への案内はありません・・・・

グランドブリッセンホテル定山渓 宿・ホテル

1日にオープンしたばかりですので、館内は胡蝶蘭の品評会のようです。

エレベーター横のショップにアメニティコーナーがあるので、アメニティは必要な物をエコバッグに入れて持って行くシステムだと説明がありました。
お部屋には歯ブラシのみ。足りない分を持って行くようにはしないのね。
何日か後にテレビでこのホテルを紹介していましたが、お部屋に置いたアメニティは未使用でも全部捨てるので、このシステムにしましたと言っていましたが・・？
未使用の物って本当に全部捨てているのですか・・・・？

今日のお部屋はラグジュアリーツイン。3名まで泊まれるお部屋。新しいホテルはやっぱりきれい。お部屋は良いのですが・・今回唯一良かったのが硬めのベッド。スランバーランドのマットレスでした。

部屋からの眺望。全室渓谷側となっています。まだまだ外工事は続行中。

デスクの上にタブレットとバルミューダーのスピーカーかな？説明書もなし。
タブレットは良いですが内容が非常にお粗末・・・高齢者は大変かも。
引き出しのコーヒーセット。

温泉展望風呂と表記にあるお風呂。温泉ですがかけ流しではなく循環式でかなりがっかり・・・浴槽は空っぽにしておいてほしいです。まさかお湯が張りっぱなしではないでしょうね。

洗面所・トイレ

ガウン・パジャマ・館内着。多分ホテル内は館内着のみ利用可能だと思いますが、何も明記はなく、間違う人がいなければ良いですがね。

まずは地下の大浴場へ。大浴場前の広い休憩スペース。10月1日から日帰り入浴が始まるとのこと。でも12時から19時までの利用が可能とか。宿泊客にしてみるとチェックインまでの時間にしてほしいと思うのは私だけでしょうか。

お風呂にはタオルが完備でそれは助かります。お風呂は女性は露天風呂の展望が皆無で塀のみ。そして驚いたことには化粧水などはあるのですが、ドライヤーはあるのにブラシはない。ティッシュはあるけど綿棒はない。自分で持って行くってことなのでしょうか・・・説明もありませんでした。タオルの回収ボックスを探すがなくて、出入り口から一番遠いところに一つのみ・・・でした！

お風呂上がりにフロント前のカフェバーでビールをいただきます。なんと少ないメニュー！！ビールはエビスのみ。北海道なのにクラシックも置いてない。値段は900円でした。どのメニューも結構よいお値段。

ぶらぶらと館内散策。ライブラリー・キッズルーム・茶室。特にドリンクサービスなどもなく、ならばこういう施設はキッズルーム以外どうなんでしょうねぇ。

夕食は2部制で、1部は17：30から。席に案内されるとドリンクコーナーですと説明がありました。左下の場所。ソフトドリンクはご自分でどうぞと。

超シンプルなお品書き・・・アルコールはタブレットで注文してくださいと。ここでもメニューの少なさに絶句。仕方なくグラスワインを注文。他に頼む物もなくお替りもやめました。ここはホテルのレストラン。回転寿司じゃないんだけどなぁ。

メニューのご注文はタブレットからお願いいたします。スタッフを呼ぶ必要がないため、ストレスフリーでご利用いただけます。とホテルの案内にあります。
スタッフとのコミュニケーションは必要ないってことなのかしら・・
スタッフを呼ぶことがストレスなの？？？スタッフは何のためにいるのかしら。
サービスっていったい何なのだろう。

いやいや、びっくり！前菜かと思ったお造りと前菜のカスベの煮凝り。量がこんなに少ないなんて驚きです。いつもホテルや旅館の旅行記は夕食のメニューが多くて組写真にしますが、今回は品数が少なくて1品毎です。

蒸し物のシュウマイ。本来ならこれも前菜でしょう・・・ホテルのコースでシュウマイかあ・・・画像は2名分です。

お料理の説明もほとんどありません。多分コロナだからなんでしょう。
キンキの彩り野菜のあんかけ。量も少なめです。

この後いくつかのホテルに泊まりましたが、お品書きはとても工夫されておりましたし、他のサービスに関しても万全でした。

これがメインのローストビーフ。これだけはシェフがワゴンをテーブルの傍まで持ってきて取り分けてくれます。でもわざわざテーブル横でカットッする意味は・・
ステーキをその場で焼いてくれるならわかりますが・・

もう〆のお料理のいくら丼。この時期にいくら丼かあ・・・今ならうに丼です。
これは昨年のイクラですよね。色も悪く食欲もわかない。本州のお客さんは喜ぶのかしら？量もホントに少なくて、この量ならうに丼にしたら良いのに。

オリジナルデザートだそうです。結局お料理の詳しい説明はほとんどなく、あっという間に食事は終わりました。このお値段でこのお料理！呆れてしまいました。
若い方ならほんとに少ない量です。

案の定夜におなかが空いて売店へ。本当ならカップ麺でも食べたいところだけど、なんだかみじめになりそうでやめました。おつまみと温泉饅頭でしのぎます。

自販機は4階と6階に。料金は妥当な金額かな。製氷機があるのですがカップや容器はなく、お部屋に取りに帰りましたがお部屋にもない。フロントに聞くとお持ちしますと・・・1回目はお持ちして2回目からご自分でと。へぇ～なんだか不思議なシステム。レストランではスタッフを呼ばないストレスフリーと。氷はスタッフに持って来てもらうのね。もうお風呂に入って寝よう。

朝食も同じレストランで。

シンプルな朝食です。朝食はシンプルが良いです。

サラダと飲み物はご自分でと。朝食を終えて早々にチェックアウト。

ラグジュアリールームのお値段は2名で平日1名35,200円、休前日は37,400円。
コスパの感覚は人それぞれですが・・オープンからしばらくは招待客が多いのかなと。ホテル関係者が挨拶している場面が数多く見られましたから。

高い授業料を払ってホテルを後にしました。帰りはお天気が悪くならないうちに幌見峠へ。名前の通り、幌見峠は札幌が一望できる場所。

幌見峠のラベンダー園 自然・景勝地

生憎の曇り空ですが、ラベンダーはきれいに咲いています。

先週行ったファーム富田にはかないませんが、札幌の中心部からほど近い場所にこんなきれいなラベンダーが。

テレビで紹介していましたが、ここのオーナーさんは10年かけてこの土地を買い、ここまでラベンダーを増やしたそうです。

白いラベンダー。きれいなラベンダーの花と香りにもやもやした心も癒され、帰宅することにしました。