シニアの南フランス・イタリアの旅［14］　トリノ(3)

2011/04/19 - 2011/05/06

リタイア後３度目の旅行である。ただまだ少しは働いているので、大学での講義日程を調整し１８日間の南フランス・イタリア旅行となった。今回も移動は鉄道として、ユーレイル、フランス・イタリアセーバーパス４日間を購入した。
本篇は旅行第十五日目(5/3)の旅行記です。

旅行日程
　4/19（火）　KIX→AMS→MRS　マルセイユ（１）
　4/20（水）　エクスアンプロヴァンス・マルセイユ（２）
　4/21（木）　アルル（日帰り）→マルセイユ（３）
　4/22（金）　マルセイユ→カッシ→アヴィニョン（１）
　4/23（土）　アヴィニョン（２）
　4/24（日）　リル・シュルラ・ソルグ（日帰り）→アヴィニョン（３）
　4/25（月）　アヴィニョン→ニース（１）
　4/26（火）　エズ・モナコ（日帰り）→ニース（２）
　4/27（水）　サン・ポール・ドゥ・バンス、ヴァンス（日帰り）→
ニース（３）
　4/28（木）　ヴィルフランシュ・シュル・メール（日帰り）→
ニース（４）
　4/29（金）　ニース→ラ・スペツィア（１）
　4/30（土）　チンクエテッレ→ラ・スペツィア（２）
　5/01（日）　ラ・スペツィア→トリノ（１）
　5/02（月）　トリノ（２）
　5/03（火）　トリノ（３）・・・・（本編）
　5/04（水）　トリノ（４）→ミラノ　
　5/05（木）　MXP→AMS→KIX
　5/06（金）　AMS→KIX

エリア トリノ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: KLMオランダ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

旅行十五日目、今日はまずカステッロ広場から15番トラムに乗ってスペルガ大聖堂を訪れます。

残念ながら目的の一つであった、可愛らしい登山鉄道は休業日でバスで頂上まで行くことになりました。親切なイタリア青年がバスまで案内してくれました。

バロック様式のスペルガ大聖堂です。「サヴォイア王家の王宮群」で世界遺産に登録されています。

堂内のマリア像。1706年、フランスに対するサヴォイア王朝の勝利を記念して建築されたものとされています。

少し拡大して。

ヴィットリオ・アメディオ二世の特別な礼拝室。

聖堂の壁面には浮彫の彫刻が施されています。

クーポラへの階段です。高所好きな私です、当然登ります。

少し曇ってきれいではありませんが、ポー川なども見えます。

この丘は1949年5月4日に起きた「スペルガの悲劇」でも知られています。
強豪「ACトリノ」のメンバーが搭乗したアリタリア航空機が、悪天候でスペルガ聖堂に激突します。裏手に追悼の聖廟が建立されています。

次に訪れたのは、モーレ・アントネッリアーナ。この塔の中に国立映画博物館が入っています。独特のとんがり帽子です。

すみません、エレベーターから写したのでボケています。

エレベーターで展望台まで上がると、トリノの街並みが広がります。

一旦ホテルに戻り、昼食で烏賊のフリット屋「Calamari」に行きました。横で食べていた女性がお腹いっぱいで食べきれないと、残りを僕たちに譲ってくれました。

次は「エジプト博物館」を見学しました。エジプト収蔵関連ではカイロに次いで世界第２位の規模を誇るそうです。

展示物はなかなか見ごたえがありました（現在は館内がリニューアルされ更に見学がしやすくなっているようです）。

沢山の子どもが学芸員の説明を受けながら見学をしていました。

夕食はトリノ在住の方が推薦していた「Antica Sinoira」に行きました。

驚いたのは店に行くときの乗車した地下鉄です。ミラノやローマとは全然異なり駅舎や車両全てが新しく近代的だったことです。

店主が薦めてくれたワイン、バルベーラを飲みながら一杯食べました。まず生ハム盛り合わせです。その量が半端ないです。

ローストビーフ

赤ワインのリゾット

アスパラのタリアテッレ

このレストラン、値段も安く食事も美味しかったですね。

夕食後、ゆっくりとサン・カルロ広場などの夜景を楽しみました。昼に比べ本当にひっそりとしています。

ライトアップされるサン・カルロ広場の「Chiesa di San Carlo Borromeo」（右）と「Chiesa di Santa Cristina」（左）。

市立古典美術館

古典美術館前の銅像「Monumento all'Alfiere dell'Esercito Sardo」。

Royal Church of Saint Lawrence

夜景を堪能した後ホテルに戻りました。明日はミラノです。