今回の旅の大きな目的のひとつは松江<br />しんじ湖温泉にある『ホテル一畑』に泊まること！<br />本館（新館）の新築工事が完了し、既存の西館を含め<br />2021年5月16日リニューアルオープンと聞き、決めました.<br /><br />予算的に「全面宍道湖view」のお部屋には手がでませんでしたが<br />16㎡のセミダブルのお部屋に一泊し、西館6階（館内で往来OK）にある<br />展望大浴場では湖を見つつ温泉に浸かり、<br />素晴らしい朝食ブフェも楽しみました.<br /><br />旅行記はまだ途中ですが　とても印象深く満足度の高い<br />ホテル宿泊の記録を先にUPします.<br /><br /><br />---　旅程　---<br /><br />① 羽田 - 鳥取砂丘コナン空港 - 香住 - 餘部 - 鳥取（泊）　<br />② 鳥取 - 松江 - 出雲大社前（泊）<br />③ 出雲大社 - 日御碕灯台 - 稲佐の浜 - 一畑薬師 -　★★松江（泊）★★<br />④ 松江城 - 松江駅 - 米子鬼太郎空港 - 羽田<br /><br />-------------------------------------------------------<br /><br />◆表紙の写真は　<br />一畑電車『松江しんじ湖温泉』駅を背にして撮影した<br />ホテル一畑<br /><br />◆説明の都合上、写真の掲載は<br />時系列では無い場合があります<br />-------------------------------------------------------<br />2021-06-22　UP

ホテル一畑（いちばた）2021年5月本館《新築》オープン！　西館展望大浴場で温泉も楽しめるデザイナーズホテル宿泊記

47いいね！

2021/05/29 - 2021/06/15

149位(同エリア1233件中)

エリア

松江・松江しんじ湖温泉(島根)

旅行の満足度: 5.0

ホテル: 5.0

グルメ: 5.0

同行者: 一人旅

旅行の手配内容: 個別手配

旅のあいだ
「日御碕灯台」行きのバス車内、バタ電の車内でも
広告を見ていました.
ホテル一畑は
松江しんじ湖温泉駅から
「秒で」着きます.
正しい車寄せは湖に面した側にあります.
バタ電からのアクセスでしたので
こちら側の階段より参りましょう
1階　カフェ＆バー『ブリリオ』に向かいあう位置に
フロントがあります.

チェックインの際の宿泊者カードは
i pad画面
予約時、提供した情報が予め記載済みのところに
さらに詳細を
タッチペンで記入する方式！！

デジタルぅ～！

写真は1階　ELV.ホールにて
エレベータは
カード型ルームKEYを
かざして行先階を押下するタイプです
モダンでサッパリとしたcity hotelの趣
ドアの向こうは従来よりある西館
展望風呂へはこの廊下を進むことになります.

廊下の絨毯は
グラデーションの紫を基調色とし、流れるような図柄もあいまって
良い感じです.
この「深紫色」は　どうやら

6階のイメージカラーとしているらしく
その他
階（フロア）ごとにカラーリングを違えている模様
アサインされた部屋へ
素晴らしい毛足の絨毯で
フカフカ～♪

お部屋へはカードKEY　
非接触で開錠
所定の位置にルームKEYをセットすると
電源がONになります

ルームKEYカード本体は写し忘れ
御覧のようにセミダブルのお部屋は　
片翼の側にあります

この図で言うと
最も右のお部屋だけが「全面宍道湖view」かと
思われます
お部屋の中からドア方向

白いスイッチのあるところがバスルーム
びっくりしました！

盛岡で泊まったリッチモンドホテルと
ほぼ同じ印象！！！
シャワーヘッドと
高さ調整可なところが高級感を醸します
大浴場がありましたので
お部屋の
バスタブにお湯を張ることはありませんでした
狭いのですが不思議と
狭いと感じさせないバスルームです

ドライヤーは黒い袋の中です

部屋のドアを開けてすぐ左手に
クローゼット（扉無し）とセイフティBOX、
簡易shoe polisher、靴べら、服ブラシ

お部屋で履く白スリッパと
大浴場へ行くための履物（こげ茶）もありました
開錠して部屋に入り
所定の位置にルームKEYをセットするとBGMが聞こえます
このモニターで
いろいろな情報が得られるようになっています

レストランや大浴場の混雑具合、また先程の
BGMも好みで変更できますし、近隣の簡単な観光案内などもありました
エアコンはONにすると設定温度は好みにできましたが
冷房となっていて
「集中管理」のような表記ありました.

お願いしていたワケではありませんが空気清浄機も予め
置いてありました.
モニターの下の部分に冷蔵庫と
茶器一式

グラスと陶器のマグカップ（各×2）がうれしいです.
緑茶tea bag、 drip式コーヒーがありました.
この辺りの手狭なことは如何せん
宿泊料に比例ですネ......　
湯沸かしケトルが　所要時間も短く逸品でした.
ミネラル水の無料提供あり
《館内の御案内》
チェックインの際に念を押された…

◆ナイトウェア（館内着）では1，2階には来ないでネ
◆カードKEYが無いと西館→新館への自動ドアが開きません
◆お部屋のタオルを持って大浴場へ行ってネ

などなどの注意点が書いてあります
引き出しを開けます.
右：黒い四角いモノは「折りたたみ化粧ミラー」

中：冊子が置いてありまして....

存じ上げなかったのですが「ホテル一畑」さんは
阪急阪神第一ホテルグループの
一員なのですね.

そして....
こちらがBEDです.　公式web siteによると
「140センチ幅のダブル」「2名まで」を
想定しているようです
ナイトウェアがありました
ノーカラーのポロシャツといったデザインで
かぶり具合が◎
ご案内によるとサイズ展開あり、この
お色なのでお部屋から大浴場への往復もさほど
気になりませんでした.
照明やコントロールパネルはベッドヘッドの
ここ

小さなデジタル置き時計もありました
リネンは6階のイメージカラー「深紫色」で
落ち着いた感じにまとめられています

シモンズのベッドは寝心地良く、熟睡でした.

到着時、西日でとてもお部屋が暑かったので
しっかりとカーテンを
閉めようと窓のところへ

あ！
少ぉ～し　宍道湖が見えます！
うれしいです

目を少し右に転じると
旧のホテル建物取り壊しの様子が見えました.

1968年（昭和43年）10月にホテル開業、
1971年（昭和46年）に

温泉が湧出したことで、一帯が温泉街となったそうです.

歴史を経てきた旧のホテル建物が静かに
終わりの時を迎えていました.　

滞在中、騒音などの影響は全くありませんでした.

さてここからは
1階のカフェ＆バー『ブリリオ』のことです
ホテルに入ってきて一番、目にとまり
気になっていたBARです.　このホテルステイの際はひとり旅
「一人で？」
「ホテルのバーなんだから高いかも…」
「ヘンなオバさんじゃない？」（いや、ヘンだよ）
と少しだけ（すこし、ね）迷いましたが

この素敵な high chair でカクテルを頂きたい！…と思い切って

GO！！！！
カクテルの一覧から
「アレキサンダー」をお願いしました

「雪国」これは！
酒田（山形県）のBAR・喫茶店のマスターが考案したカクテルが
ありました
Voilà
バーテンダーの方に
「ブログをしているのですが写真、載せても良いでしょうか？」と
お断りして
色々と撮らせて頂きました.
詳しいメニュー
↓
https://hotel.ichibata.co.jp/information/40
宍道湖の景観があれば上層階にBAR？
…と思ってお伺いしたところ、旧の建物はそのような
造りだったそうです
温泉が出たことで宿泊施設が出来た歴史など

お話を聞かせて頂きました.

楽しいひとときでした.
お店をあとにする際
「是非、写真を」と言って下さったのでお言葉に甘え
テラス席に出てみました
テラス席

公式サイトのお昼間の写真もステキですが
夕方から夜など
とてもロマンティックです！

ライティングもスポットで
どれもデザインが素晴らしい
センスあるテーブルセットが
配されていました.

またお邪魔したいと強く思いました！

一泊しました.
朝食をいただきに2階
『レストラン　アヴァンシア』へ

入口近くに
心地よさそうな椅子の用意があります

NEWオープンから日も浅く
お祝いのお花も置かれています.
素敵な色あいですよね

店内に入ると
全面ガラス張りでとても明るく、
余裕のあるテーブル配置となっています

それぞれの区画は
趣の違うテーブルセットがあるので迷うのも楽しいです

窓際のお席にします

前の日に湖を見たのは夕方以降だったので
たくさんの舟がしじみ漁をしている様子を
とても興味深く
見ました
こんな良い景色で朝ごはんを頂く「贅沢」
堪えられません（(笑)）

ブフェは手袋着用でお料理を取ります
たくさんのお料理に目移りしますが　まずは和食からpick up

筑前煮、おしたし、ひじき煮、温泉卵、
もちろんお味噌汁は
しじみです.
初めて「のどぐろの開き」頂きました、すこぶる美味！

ふだんの朝に比べ
すでにかなりの量を頂いてはおりますが続いて
洋朝食も....

コンソメが美味しいです.
西洋料理の基本、教科書のようですね
カットされたパイナップルと
マスカットのゼリーで
おしまいにします.

スタッフの方にお声がけして　ブフェ台の写真を撮らせて頂きました.

ブフェのスタートは
こちらから
トレイ一式を持って

（ちょっと勝手なひとことを←いつもの辛口で恐縮ですが）
個人的にブフェの「区切りのある」お皿ってNGです.　
お洒落じゃないと思っています.　
「味が混ざらないように」…って配慮も無用かな、と

脱線しました、
ブフェ台に戻ります
サラダのコーナー

島が数か所あり、人が一か所に留まらないような
動線を意識したレイアウトでとても良かったです

お蕎麦がありましたよ～
シャルキュトリ、スクランブルエッグなど
洋食系の温かいお料理や

パンペルデュ、ピザ.....
こちらは和食系の御料理
「のどぐろの開き」はココで！　

コンソメ、白ごはん、味噌汁.....
カレーもありました
珈琲、紅茶、日本茶のコーナー

カフェオレなどの各種コーヒーは
マシンの押しボタンで.

左の方に見えるでしょうか
「持ち帰りどうぞ」と、紙コップも用意されていて◎でした
温め用トースターもある　
ホテルメイドのパンコーナー
右：シリアル各種

左：カットフルーツやヨーグルト
カットフルーツ

アソートフルーツカクテル
これは...

ランチ？ディナー用の　アルコールサーバーのようですね、勢い余って
撮っちゃいました.
朝食用はこちら

ジュース各種と
牛乳

遅めの時間帯に行ったためか、混雑も無くゆっくり頂きました

窓から見える　しじみ漁の舟は

見ていると時折　移動して
より都合の良い場所を探っているかのようにも見えました

向こう岸に見えるパレットのような、穴のあいている
白い屋根の建物は『島根県立美術館』

夕日鑑賞のベストスポットとして
有名だそうですが現在、改修工事のため、全館休館中
再開館は2022年5月の予定
『レストラン　アヴァンシア』
景観も素晴らしい　明るいステキな
ホテル　ダイニングでした.

こちら2階は6階と同じく本館と西館と往来できるように
なっています
日差しと広々空間に誘われて西館まで来てみると「宴会場」前、
部分で
スタッフの方が忙しくしておられました

宍道湖が良く見えます

さらに
こちらを良くよく拝見すると
なんと！
王将戦の会場にもなっていたことが分かりました！

さすがです
新館の
『レストラン　アヴァンシア』に一番近い階段をおりてみます.
素人考えですが
設計としては
なるべく景観の良い側は階段には使いたくないのでは？
…と想像するのですが　そこは度外視

あえて
こちらに
明るく、開放的に造られたのかもしれません.

降り着いたところはフロントやカフェ＆バー　
ブリリオのある
正面入口に近いところでした.　ブフェ利用でホテルにいらした方には
とても分かりやすい動線ですね

宴会場からの人の流れをも考えられているのかもしれません
松江を去る日、レイクラインバスに乗って
正面の側からホテルを見ます.
楽しい滞在でした.
ありがとうございました
---------------------------------------------

ここまでお読み下さってありがとうございます.

旅行記の続きは
7月に入ってからUP予定です.

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この旅行記へのコメント（3）

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olive kenjiさん 2021/06/23 09:37:14

ホテル一畑にエールを送ります

続いて書きます。
ホテル一畑がリニューアルしたとは存じませんでした。
素敵なホテルに生まれ変わっていますね。センスのあるインテリアに全ての操作が電子化に驚きました。カードでBGMが選べるなんて最高じゃありませんか。
ナイトウェアも持って帰りたい。
BARもお洒落でカクテルの種類の多い事。ほとんどの名は知っていますが、飲んだことあるのは４０種のうち10種ぐらい。あ～全部制覇したいな～　一畑さんの近所に住んでいれば毎週通って全種制覇するんだけどな。

私も昔に泊まったことがあるのですが、大きな有名なホテルといえども、松江には皆実という名旅館や近くには玉造温泉や皆生温泉があるし、リゾートホテルか都市ホテルか、団体宿か個人客ホテルかとどっちつかずで経営を心配していましたが、このようにリニューアルして盛隆なところをみて安心しました。

また、私は大昔にここの社長様と少しばかり縁があったものですから、社長様の寛容な優しい人柄を偲ぶことが出来、懐かしく思っています。
toc blancさんには、このような素敵な旅行記を書いて下さって嬉しく思っています。

toc blancさんからの返信 2021/06/23 19:32:36

RE: ホテル一畑にエールを送ります

続投ありがとうございます！

さすがお顔が広いkenjiさん、社長さんとも懇意でいらしたとは！
建て直しを英断されてからの567で
さぞや　お大変なことだったかと思います.　
なるほどスタッフの方も皆さん、とても自然体で前向きで
「いいなぁ」と感じたのは社風というか
社員教育の賜物なのでしょうね.　一畑ファンになりました！

本当はドーンと宍道湖viewのお部屋でゆったりHOTEL　STAY
と行きたかったのですが、あのお部屋で精一杯でした.

松江市内
まだまだ見たいところだらけなので是非、再訪したいです.

旅行記はこれから出雲大社→灯台などと続きますので
また宜しくお願いいたしま〜す！！

いつもありがとうございます.

toc

olive kenjiさんからの返信 2021/06/23 20:58:33

RE: RE: ホテル一畑にエールを送ります

　　　　　　　　　感慨深いコメント

> なるほどスタッフの方も皆さん、とても自然体で前向きで
> 「いいなぁ」と感じたのは社風というか
> 社員教育の賜物なのでしょうね.　一畑ファンになりました！

このお言葉、前社長様がお聞きになったら、どれほど喜ばれるかと思いました。

本当にtoc blancさん　有難うございました。

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