2006/08/09 - 2006/08/16
820位(同エリア1058件中)
AandMさん
- AandMさんTOP
- 旅行記263冊
- クチコミ2768件
- Q&A回答97件
- 861,238アクセス
- フォロワー24人
コロナ禍で海外旅行がままならない状況が続いています。早く収まって欲しいものです。徒然なるままに、以前に行った海外旅行、微かな記憶をたよりに纏めてみました。
2006年の夏休みを利用し、1週間ほどの日程でカナディアンロッキーをレンタカーで巡りました。カナダ/米国の国境を越えて、グレイシャー国立公園にも行ってみました。
バンクーバー国際空港でレンタカーを借り、バンクーバー→(米国)グレイシャー国立公園⇒(カナダ)ウオータートン国立公園⇒カナディアンロッキー山脈自然公園群⇒バンクーバーに戻る約3000kmの行程です。長距離の山岳ドライブでしたが、次々に目を見張るような絶景に遭遇し、興奮の連続でした。天候に恵まれたことも幸運だったと思います。
カナディアンロッキーの谷間に散在するルイーズ湖、モレイン湖、エメラルド湖などの湖面色合いは、鮮明な青、水色、緑色など、カラフルで印象に残りました。青空を背景に、山々に残る残雪景観も素晴らしいと思いました。ドライブ旅行で遭遇した自然絶景の一端を紹介します。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 船 レンタカー 徒歩
- 航空会社
- ユナイテッド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
8月9日
東京からサンフランシスコ経由でバンクーバー国際空港に到着しました。バンクーバーで1泊し、明朝からレンタカーでのドライブ旅行に出発です。
バンクーバー発祥の地とされる旧市街のギャスタウンを散策しました。赤レンガ色のクラシカルな建物が並ぶ通りに、古風な時計があり、上方から湯気がでていました。蒸気を駆動力に用いた「蒸気時計」で、バンクーバーのシンボルだそうです。見た目は古そうですが、1977年に製作されたとのこと。古いように見える蒸気時計 by AandMさん蒸気時計 モニュメント・記念碑
-
「蒸気時計」から200m程東に、樽に乗った男の像がありました。ギャッシージャックの像(Gassy Jack Statue)です。ギャッシージャックは英国生まれのジョン・デイトン(John Deighton, 1830-1875)の別名で、金鉱探しの旅の末にバンクーバーに辿り着き、この場所で酒場を開いた人物だそうです。
この付近の名称ギャスタウン(Gastown)は、彼の名前(Gassy)に由来します。バンクーバーが出来た頃の町の著名人です。酒樽の上に立つ男の像 by AandMさんギャッシー ジャックの像 モニュメント・記念碑
-
8月10日
今日は移動が中心で、ひたすらのドライブ。朝バンクーバーを出発し、1000kmほど東に進みました。世界遺産に登録されている「ヘッド・スマッシュト-イン・バッファロー・ジャンプ(Head-Smashed-In Buffalo Jump)」を訪問しました。大平原の崖脇に資料館(Interpretive Center)があり、先住民がバッファロー狩りをしていた状況が説明されていました。
先住民たちは、この場所にバッファローを追い込んで、崖から突き落として仕留める狩りを行っていたとのことです。何とも壮大でダイナミックな狩猟です。紀元前から19世紀まで続けられてきたそうです。先住民のダイナミックなバッファロー狩りを伝える遺跡 by AandMさんヘッド スマッシュト イン バッファロー ジャンプ 史跡・遺跡
-
8月11日
今夜のホテルは、ウオータートン湖畔です。ホテルにチェックインする前に、少し足を伸ばして米国側のグレーシャー国立公園に行ってみることにしました。200km程の走行距離ですが、昨日の約1000kmドライブに比べれば楽勝です。
2号線を南下し、カナダ/米国の国境を越え、89号線を進みました。グレイシャー国立公園の山岳道路を進んで、風光明媚なマクドナルド湖畔に到着しました。湖畔にロッジ、売店、レストランなどがあり、波止場には遊覧ボートも停泊しています。マクドナルド湖 滝・河川・湖
-
湖の向こうに見える荒々しい山々は、グレイシャー国立公園の山々です。空気が綺麗なためか、景観がクリアーです。
Lake Mc Donald Lodge ホテル
-
マクドナルド湖(Lake McDonald)は、グレイシャー国立公園で最大の湖です。交通の便が良くないためか、夏季のハイシーズンでも人影は多くありません。
静かで、空気も清浄、景色も素晴らしく、時間と金に余裕があれば、ゆっくりと滞在して見たい観光スポットです。 -
湖畔で早めの昼食を済ませ、山岳道路を北に進みます。道路から見上げると、荒々しい岩肌の山が迫ってきます。
-
「Bird Woman Falls, 492 Ft. High」と書かれた標識がありました。車を停めて、見学しました。
-
カール状になっている山の谷間に、一筋の滝が流れ落ちているのが見えました。ただ、道路から滝までの距離が遠いので、臨場感はありません。
グレイシャー国立公園に聳えるオバリン山(Mt. Oberlin)の北西斜面にある氷河が解け、流れ落ちる水が滝となっています。 -
グレイシャー国立公園内を走る山岳道路は、「太陽に向かう道、Going-to-the-Sun Road」と名付けられています。山の斜面に沿って、ガイドレールもない細い道が続いており、車運転では相当な注意が必要です。
-
道路沿いに迫力ある絶壁など、珍しい景観が次々に現れます。絶壁沿い道路、車運転をする私には周辺を眺める余裕はありませんが、助手席の家内は、コーナーを曲がる度に驚嘆の声をあげていました。
-
グレイシャー国立公園を通る山岳道路に設けられた「ローガン・パス・ビジターセンター, Logan Pass Visitor Center」には、広い駐車場があり、ロッジも併設されています。散策やトレッキング路などもあり、結構多くの人がいました。
「太陽に向かう道、Going-to-the-Sun Road」のほぼ最高地点(標高2026m)で、国立公園を訪れた人の殆どが、ここに立ち寄ります。ローガンパスビジターセンター 散歩・街歩き
-
ビジターセンター周辺の山岳景観、見応えがあります。
ローガン峠 山・渓谷
-
山岳道路を東に向かって下ると、大きな湖があります。セント・メアリー湖(Saint Mary Lake)で、グレイシャー国立公園で二番目に大きな湖です。道路沿いに見学スポット(Wild Goose Island Lookout)が設けられていました。
湖にある小さな島、「野生雁島, Wild-goose Island」のようです。島、静寂感のある湖、そして遠景の山々と青い空、素晴らしい景観です。ワイルドグース島 散歩・街歩き
-
道路沿い後方に聳える岩山、迫力を感じます。
-
グレイシャー国立公園の見学を済ませ、米国/カナダ国境を越えて、今夜のホテルを予約しているウオータートン湖に到着しました。湖畔に建つ立派なホテルは、プリンス・オブ・ウエールズ・ホテル(Prince of Wales Hotel)で、湖を見下ろせる高台に建てられている高級ホテルです。景観を引き立てているホテルとして、ウオータートン国立公園を紹介するパンフレットや写真にも登場する有名ホテルです。
人気が高く、夏季の予約が取りづらいことでも知られています。宿泊費も結構高額です。我々のホテルは、ここではありません。
近くにあるもっと安いホテルが宿泊ホテルで、この場所は見学だけで済ませました。プリンス オブ ウェールズ ホテル ホテル
-
プリンス・オブ・ウエールズ・ホテルのテラスから眺めたウオータートン湖(Upper Waterton Lake)の景観。観光案内の写真で目にする光景です。
風光明媚な静かな湖 by AandMさんウォータートン湖 滝・河川・湖
-
湖畔東側を進むと町があり、山側に小さな滝がありました。キャメロン滝(Cameron Falls)で、観光スポットとなっており、滝前に見学場所(Lookout)が設置されています。
-
8月12日
湖畔の波止場から遊覧船が運行されていました。アッパー・ウオータートン湖の南端までの数kmを往復するツアーで、途中でカナダ/米国の国境線を通過します。面白そうなので、ツアーを体験することにしました。
天候が曇りであるのが、チョッピリ残念です。湖の国境越えが体験できるクルーズ by AandMさんウォータートン湖クルーズ アクティビティ・乗り物体験
-
遊覧船は、どんどん南に進み、途中で国境を越えました。船内放送で国境の説明がありました。ここは国境線近くの湖畔。
湖両岸の陸地に樹木が一定の幅に渡って伐採されている箇所が、国境線です。 -
アッパー・ウオータートン湖の南端の波止場(Goat Haunt)に遊覧船が一時停泊しました。ここは米国ですが、入国管理所もありません。パスポートチェックもなく、カナダ側から米国側に到着したことになります。大変珍しい経験をしました。
-
遊覧船は、1時間半ほどのクルーズを終えて出発した波止場に戻ってきました。曇り空だったのがチョッピリ残念でしたが、湖の途中で国境越えもあり、結構面白いツアーでした。
-
8月13日
バンフ国立公園の見学です。バンフ・ゴンドラ(Banff Gondra)でソルファー山(Sulphur Mountain, 2451m)に上りました。ゴンドラの終点です。ゴンドラ終点は絶景ポイント by AandMさんバンフ ゴンドラ その他の交通機関
-
ゴンドラ終点駅には展望テラスが設置され、周辺の雄大な景観を眺めることができました。下方に見えるのはバンフの町とボー川、その先に聳える山はスノー・ピーク(Snow peak, 2789m)です。
バンフの町を一望できます by AandMさんサルファー山 山・渓谷
-
展望テラス後方にも大きな山あります。
-
テラス下方を見ると、大きな角を持った動物がいました。野生のビッグホーンシープです。
-
ゴンドラで麓に戻り、北に進むとボー川の畔に出ました。駐車場に車を停めて川辺まで行ってみました。ボー川は、透明度の高い清らかな水が流れる美しい川です。
清らかな水が流れるボー川 by AandMさんボウ川 滝・河川・湖
-
上流が、滝になっていました。ボー滝(Bow Falls)です。1954年に公開されたマリリンモンロー主演映画「帰らざる河」のロケ地として使用されたそうです。
映画「帰らざる河」のロケ地 by AandMさんボウ滝 山・渓谷
-
ボー川に沿って走る1号線を北に進むと、右手にゴツゴツした岩肌の山塊群が見えてきました。「キャッスルマウンティン, Castle Mountain」です。遠くから眺めると、西洋の城のようであることから名付けられたそうです。
山群輪郭が城のようです by AandMさんキャッスル山 山・渓谷
-
別方面には山頂付近に雪が残る山も見えます。
-
ルイーズ湖(Lake Louise)は、湖前方に雪を擁いた山がある景観の良い湖です。ターコイズブルーの湖水で、氷河で削られて造られた湖です。
世界遺産登録碑が湖畔にあります by AandMさんルイーズ湖 滝・河川・湖
-
湖畔に、「世界遺産登録碑」がありました。1985年に建設された碑で、「カナディアン・ロッキーマウンティン公園が1984年10月30日に世界遺産として記録された」と刻まれています。ルイーズ湖、モレーン湖、コロンビア大氷原などの優れた景観が、世界遺産登録に寄与した、とも書かれています。
世界遺産登録碑が湖畔にあります by AandMさんルイーズ湖 滝・河川・湖
-
ルイーズ湖の少し南にあるモレーン湖(Moraine Lake)、荒々しい山を背景にした湖の景観、見事です。
ターコイズブルーが見事なモレーン湖 by AandMさんモレーン湖 滝・河川・湖
-
ターコイズブルーと呼ばれる澄んだ水色が、独特の美しさを呈しています。
-
ターコイズブルーの湖面と青空の間に、茶褐色の岩肌、湖畔の緑の木々、そして波止場に停泊しているカラフルなボート、絵になる光景です。カナディアンロッキー公園の絶景だろうと思います。
-
湖畔のロッジ。
モレーン レイク ロッジ ホテル
-
モレーン湖ロッジには、レストラン、お土産品店、カフェなどがあります。
モレーン レイク ロッジ ホテル
-
1号線を北に進み、次の目的地であるエメラルド湖(Emerald Lake)に向かいます。
-
エメラルド湖畔に到着しました。前方に建物が見えます。
湖面色はエメラルド by AandMさんエメラルド湖 滝・河川・湖
-
エメラルド・レイク・ロッジ前、屋外カフェが開かれていました。
湖畔のカフェがお薦め by AandMさんエメラルド レイク ロッジ ホテル
-
湖はエメラルド色で、ターコイズブルーのモレーン湖の色合いとは、若干異なります。
-
ロッジ案内板も自然調和型です。
-
8月14日
コロンビア大氷原を訪問しました。氷河の上を雪上車(Giant Ice Explorer)で、探検することもできるようです。Glacier View Lodge ホテル
-
コロンビア大氷原は人気が高い観光スポットで、駐車場は直ぐに一杯になる、と観光案内書に書かれていました。朝早くに到着しましたが、それ程でもありませんでした。
氷河上を歩けるコロンビア大氷原 by AandMさんコロンビア大氷原 自然・景勝地
-
コロンビア大氷原から1号線を北に70km程進んだ所に、雄大な滝があります。アサバスカ滝(Athabasca Falls)です。
水量豊富で迫力があります by AandMさんアサバスカ滝 滝・河川・湖
-
水量が豊富なアサバスカ川にある滝で、落差が24mほどあり、間近で滝を眺めている観光客もいました。岩場に安全柵も無いので、危ないように思います。
水量豊富で迫力があります by AandMさんアサバスカ滝 滝・河川・湖
-
主要道路(93号線)から少し外れたマリン・レイク・ロードを進み、マリン湖(Maligne Lake)を訪問しました。小さな波止場があり、遊覧船が運行されていました。
奥まった場所にある美しい湖 by AandMさんマリーン湖 滝・河川・湖
-
マリン湖は、それ程有名ではありませんが、とても美しい湖です。カナディアンロッキー公園で、超お薦めの観光スポットです。
-
道幅の広い主要道路を離れると、マリン湖へ至る道路(マリン・レイク・ロード)は道幅が狭いため、大型バスは侵入できませんが、普通車なら、すれ違いに十分注意すれば大きな問題はありません。
-
マリン湖から主要道路に戻る途中にあるメディスン湖(Medicine Lake)、絶景です。
天気が良いと絶景 by AandMさんメディスン湖 滝・河川・湖
-
8月15日
マウント・ロブソン・ビジター・センターで、休憩を兼ねて観光情報のチェックをしました。ただ、天気があまり良くありません。今日は、早めにホテルにチェックインすることにしました。道路沿いのビジターセンターにある観光案内所 by AandMさん観光案内所 (マウント ロブソン州立公園) 散歩・街歩き
-
ホテル予約をしたカムルーブス(Kamloops)の町に向かって5号線を南下しました。途中にあった滝です。
-
滝下流に木造の瀟洒な橋、趣のある景観。
-
8月16日
今日はバンクーバーまで、約350km、5号線と1号線を走ります。天候も回復し、快適なドライブになりそうです。
道路沿いに、広がる牧歌的な風景です。 -
カナディアンローッキー地域を過ぎると、山の高さも低めになりますが、所々で印象的な景観に遭遇しました。
-
バンクーバーの近くにも、結構眺めの良い湖があります。
エメラルド色の湖面の向こうに、雪を擁いた山が見えました。有名観光スポットでないためか、観光客は殆どいませんでした。多分、この湖、日本人向けの観光案内書には紹介されていないと思います。
この後、バンクーバーに戻り、レンタカーを返却して1泊し、サンフランシスコ経由で帰国しました。
約1週間のカナディアンロッキーを中心としたドライブ旅行、天候にも恵まれ、特異な自然美を楽しみました。長距離の山岳ドライブは気が抜けませんでしたが、日本国内と違って道路渋滞は一度もありませんでした。小回りの利く旅行であったため、団体ツアーでは訪れることも無い湖や滝を沢山訪問することができ、それぞれの景観を楽しみました。充実感、満足感の大きなドライブ旅行だったと思います。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
-
Lake Mc Donald Lodge
3.23 -
プリンス オブ ウェールズ ホテル
3.21 -
モレーン レイク ロッジ
3.33 -
エメラルド レイク ロッジ
3.35 -
Glacier View Lodge
3.24
もっと見る
この旅行で行ったスポット
もっと見る
カナディアンロッキー(カナダ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
56