東京都心で異国を味わう1日

2021/05/05 - 2021/05/05

ゴールデンウィーク最終日の5月5日、都心の中で混雑を避けて、異国を味わえるポイントをチョイス。よく行く銀座や表参道などを避けて、一度も行ったことのない、メトロで移動できるポイントをチョイス。東京媽祖廟とニコライ堂はコロナ禍でしまっていましたが、神楽坂で美味しいお菓子にも出会えました。台湾、韓国、イタリア、フランス、トルコ、ロシア、アメリカと色々な国の文化に触れた1日でした。メトロの各駅も空いていて、神楽坂以外は人が少なくて正解でした。コロナ禍でも人出が少ない素敵な見所が沢山ある。それを見つけることも旅の醍醐味だと思います。

エリア 東京

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

東京メトロ24時間券を使って、荻窪から西新宿に出て、ここから歩いて10分位。最寄駅は大久保駅南口から2分。先日「横浜中華街」で「横浜媽祖廟」を観たばかりですが、「東京媽祖廟」は残念ながら、鍵が閉まっていました。思っていたより小さかった。

大久保駅側から新大久保駅近くへ。ここから「コリアンタウン」を歩きました。まだ朝早いので、開いているのは「ソウル市場」など数軒だけでした。

コリアンタウンの路地から東京メトロの東新宿駅を目指して歩いていたら、「小泉八雲記念公園」に出ました。「終焉の地の碑」も近くにありました。昨年行った松江の記念館を思い出しました。

東新宿駅から池袋駅へ移動し、有楽町線に乗る前に東武百貨店がちょうど開店したところで、イタリアトリノの「ヴェンキ」を覗きました。ここのチョコとジェラートはローマの空港でも何度か食べたなあ。早くイタリアに行きたい。

東京メトロ江戸川橋駅は、地理感ゼロの為、以前から気になっていた「鳩山会館」まで、迷いながらちょっと歩きました。この門から坂を上ります。もみじがいっぱいでした。秋も綺麗でしょう。

ここが入り口。なんと大理石の階段で、この入り口のガラスの上には鳩のステンドグラスがあります。

リビングやダイニングは自由に座れます。この部屋ではビデオを上映。記念室以外は撮影可能。

どの部屋にもステンドグラスが。この部屋では自販機の飲み物を豪華な椅子に座って飲むこともできます。

1階から2階に上がる階段踊り場のステンドグラス。

天井のライトも凝っています。灯りをつけた際にどう見えるか考えて作っているそうです。

庭園のバラがちょうど満開でした。鳩山一郎氏は「ピース」がお好みだったそうです。

イギリス風の洋館は、屋根の上には4羽のフクロウが。中も外も装飾が素晴らしい。バラは150株なので、「旧古河庭園」ほどではなかった。

こちらが入り口の鳩のステンドグラス。

鳩山会館から歩いてすぐの目白坂を上ると、有名な「関口パン」が。中にも外にもイートインスペースあり。出しても出してもパンが飛ぶ様に売れていました。明治21年創業。教会の敷地内からパン作りが始まったという歴史あり。お値段は庶民的でした。

目白坂を上って、「東京カテドラル聖マリア大聖堂」へ。教会とは思えない巨大な建物です。30年位前にクリスマスミサに来て以来です。内部は撮影不可。こちらにある「ピエタ像」はバチカンのサン・ピエトロ大聖堂の原寸大レプリカです。ここでまたイタリアを思い出す。

東京メトロ江戸川橋駅から神楽坂駅へ。改札を出ると目の前はリトルフランス。フランスのお惣菜やお菓子のお店が並んでいました。

前の写真の左から3軒目。メレンゲのお菓子のお店「オー・メルヴェイユ・ドｳ・フレッド」。日本初出店で、アジア1号店。パリでもマカロンしか買ったことがなかった私には、このメレンゲのお菓子は衝撃的でした。こんなに美味しいとは思わなかった。

神楽坂と言ったら、昔からあったのが、この「元祖五十番本店」。大好きなエビニラマンは中に具がぎっしりと詰まっているので、1個でお腹いっぱいでした。

神楽坂を下っていたら、お馴染みの「ポール」が。

神楽坂のポールの先を下って、その先左に路地を入ると、ガレットで有名な「ル・ブルターニュ」。人気店なのでこの日はフランス人ファミリーや一般観光客などで大変混んでいました。

神楽坂から飯田橋駅に出て、新御茶ノ水駅へ。改札を出てすぐのところにある「ニコライ堂」。若い頃から何十回となく御茶の水に来ていても立ち寄ったことのなかった場所。今日こそはと思ったのですが残念。

新御茶の水駅から代々木上原駅へ。上原駅から10分以内で行けました。東京ジャーミイ・トルコ文化センター。

1階には、トルコに関する書籍や資料が揃うホールやゲストルームのほか、礼拝ついでに利用されるスーパーもありました。トルコやインドネシアや色々な国の食品、ハラルフードやお財布などのお土産ものまで販売していました。

2階に上がると礼拝堂が。こちらの入り口で靴を脱ぎ、スカーフを巻きました。

礼拝堂の内部。イスタンブールのブルーモスクを思い出しました。トルコもまた行きたい。

2階の礼拝堂の横にあるカフェの手前の部屋では、カラフルなランプや絵皿が展示されていました。

カフェにも書籍が並んでいました。トルココーヒーを飲んでみましたが、残念ながら、イスタンブールとは違い、美味しくなかった。

トルコと日本との関係や歴史を紹介していました。

代々木上原駅から乃木坂駅へ出て、六本木を歩きました。昼間だから人はほとんどいなかった。こちらは「ハードロックカフェ」の日本1号店。1983年オープンで、世界でも4番目だったそうです。アメリカンスタイルが味わえます。

最後に立ち寄ったお店は、飯倉片町寄りにある「ブラッセリー・ヴァトゥ」。席数も多く、テラス席も広い。ランチとディナーの狭間だったので、閑散としていました。雰囲気が良くてフランス料理のランチもお手頃ですが、今はノンアルコールを提供中。