2021/03/31 - 2021/03/31
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みーみさん
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平日で、インバウンド観光客もいないので、人出もあまり多くなく、
桜リバークルーズに乗船してきました。
大川沿いの古き良き時代の面影を残す町並みも散策。
藤田美術館がリニューアルしてオープンを待つばかりになっている一方で、
藤田観光が経営する太閤園は売却・営業停止というニュースも。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通手段
- 船 徒歩
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まずは銀橋を渡ります。
正式な名称は桜宮橋ですが、橋の色から通称の銀橋と呼ばれることの方が多いようです。
橋の左奥に見える建物が造幣局です。桜宮橋 名所・史跡
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イチオシ
銀橋の上から見た毛馬桜之宮公園です。
大川沿いに桜並木が続きます。
桜クルーズ船も行き交っています。毛馬桜之宮公園 公園・植物園
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イチオシ
銀橋のたもとにある泉布館は1871年に建てられたコロニアル様式の木造建築で、造幣寮(今の造幣局)の応接所として建てられました。
翌年、明治天皇が行幸されているので、実質的には行幸のために造られたのだと思われます。
例年、内部公開は3月の数日間ですが、今の状況下では公開はしておらず、そのか
わり大阪市による内部映像の動画配信が行われています。泉布観 名所・史跡
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泉布館を正面から写真を撮ろうとすると、桜の木が見事すぎて、ご覧のとおり。
泉布観 名所・史跡
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同じ敷地内にある旧桜宮公会堂はギリシャ建築を思わせる建物です。
元々は造幣寮の正面玄関で、建物そのものは1927年に取り壊されましたが、正面玄関の石材だけは保存され、1935年に明治天皇記念館の正面玄関として復元され戦後は桜宮公会堂となりました。現在はレストランとして活用されています。旧桜宮公会堂 グルメ・レストラン
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イチオシ
銀橋にあるレンガ造りの階段室を降りて、毛馬桜之宮公園に下りてみましょう。
桜宮橋 名所・史跡
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川岸からみる銀橋。
桜宮橋 名所・史跡
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桜は満開ですが、平日とあって、人出はそれほど多くはありませんでした。
それと、インバウンドの観光客がいないのがやはり大きい。
これならさくらクルーズ船に並ばなくても乗れるんじゃないかと川港の天満の八軒家浜まで歩いて行ってみることにしました。毛馬桜之宮公園 公園・植物園
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川岸の公園からは造幣局が見えます。
毛馬桜之宮公園 公園・植物園
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造幣局は八重桜の桜の通り抜けで有名ですが、もちろん今年は通り抜けはありません。
もう咲き始めている八重桜もありました。毛馬桜之宮公園 公園・植物園
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桜宮公園と造幣局の桜の共演。
毛馬桜之宮公園 公園・植物園
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八軒家浜に到着です。思った通り、すぐに乗船することができました。
桜クルーズ船には色々な種類があるようですが、乗船したのは「大川さくらクルーズ」というのでした。八軒家浜船着場 名所・史跡
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八軒家浜船着き場から出発です。
見上げれば右側にOMMビル(大阪マーチャンダイズマートビル)。改修して表面がマジックミラーガラスになって新しく見えますが、1969年竣工の老舗ビル。
中には昭和らしいゴージャスな階段室なんかもあります。
竣工時は西日本一高い建物でした。大阪マーチャンダイズ マート 専門店
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最初にくぐる橋は天満橋です。
天満橋 名所・史跡
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天満橋は二層構造になっていて、下は1935年にかけられたもの、上は1970年の架橋で自動車専用です。
天満橋 名所・史跡
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橋の下をくぐると構造がよく見えます。リベットがいっぱい。
ま、専門的なことは全然わかりませんが・・。(;^_^A天満橋 名所・史跡
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クルーズ船には桜の花(造花ですが)取り付けられて、気分を盛り上げてくれます。
大川 自然・景勝地
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昔の船着き場?
大川 自然・景勝地
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大川と寝屋川の合流地点ですが、橋が幾重にも重なっている景色は壮観!
大川 自然・景勝地
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イチオシ
船(アクアライナー)が橋の狭い橋脚間をくぐっていく様子はなかなか見物です。
この寝屋川をさかのぼっていくと大阪城です。大川 自然・景勝地
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歩行者専用の川崎橋。シンプルな吊り橋です。
川崎橋 名所・史跡
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船は桜並木を左右に見ながら大川をさかのぼります。
ガイドは録音音声で行われていました。大川 自然・景勝地
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桜並木。
大川 自然・景勝地
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銀橋が見えてきました。
桜宮橋 名所・史跡
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1930年に武田五一の設計によって作られた銀橋の北側に2006年に
新桜宮橋が安藤忠雄さんの設計によってかけられました。新銀橋も銀橋に合わせた
デザインになっています。なので現在は似たような外観の橋が並んでいます。桜宮橋 名所・史跡
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二つの橋の下をくぐります。
桜宮橋 名所・史跡
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銀橋を過ぎて、帝国ホテルやマンション、ショッピングモールからなるOAPのビル群のあたりで、船は向きを変えます。
大阪城近くにツインタワービルやホテルニューオータニ、読売テレビなどがある
OBP(大阪ビジネスパーク)というエリアがありますが、そこより一段上をということで、OAPと名付けられたんだとか。OAPとは大阪アメニティパークの略ですが、真相はいかに?OAP(大阪アメニティパーク) ショッピングモール
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さくらリバークルーズ。
大川 自然・景勝地
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往路は見えなかった大阪城が見えました。
大川 自然・景勝地
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八軒家浜の向かいにある南天満公園・水辺のさくら回廊。
散った花びらが水面に浮かんでいます。南天満公園 公園・植物園
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天神橋、中之島方面の景色。
ここで、船は再度方向を変えて、港へ帰ります。大川 自然・景勝地
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八軒家浜船着場到着です。
また、公園を散策しながら、銀橋の方へ戻ります。八軒家浜船着場 名所・史跡
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イチオシ
大阪城と京阪電車と桜の取り合わせ。
大川 自然・景勝地
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明治時代の淀川を航行していた川蒸気船をモチーフにして作られたクルーズ船「ひまわり」が走っていました。
オープンデッキが気持ちよさそう。大川 自然・景勝地
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銀橋から南の左岸は戦前は藤田財閥一族の邸宅やその隣には豪商貴志家(音楽家貴志康一の実家)が並んで建ち、高級住宅地だったようです。
今でも藤田邸跡公園や太閤園など、その跡を感じることができる場所です。 -
公園沿いの堤防の上に洋館長屋があります。洋館長屋は自分が勝手にそう呼んでいただけで、最近のニュースで、正式には挾間(はざま)ハウスといい、国登録有形文化財に指定されたことを知りました。
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窓からは桜や、天神祭りの花火なんかも見れて最高でしょうね。
昭和7年の建造で、堤防の斜面を利用し、六戸の住宅は壁を共有しておらず、防音・防火を考えた作りになっているそうです。
高級賃貸物件だったのかな。 -
1959年建築の大阪市の迎賓館だった建物もあります。現在はレストランや結婚式場として利用されています。
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旧藤田邸庭園も桜がきれいですが、閉門時間を過ぎていたので中には入れませんでした。
名前の通り、昔は,現在の太閤園や藤田美術館などとともに、藤田財閥一族の邸宅の敷地でしたが、今は市立公園になっています。旧藤田邸庭園 公園・植物園
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すきまから写真を撮りました。(;^ω^)桜がきれい。
旧藤田邸庭園 公園・植物園
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そして、その太閤園です。今も藤田観光グループが経営するレストラン・結婚式場・宴会場を持つ施設ですが、このコロナ禍の中、売却・営業停止が発表されました。
太閤園 グルメ・レストラン
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最初、売却先は非公開となっていましたが、後で某宗教法人であることが判明。
太閤園 グルメ・レストラン
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淀川邸や庭園など、貴重なものも存在するので、宗教法人なら営利目的で壊してマンションなどを建てることはないかと思う反面、非課税の宗教法人ってお金持ってるんだなーと部外者ながら、ちょっと複雑な気持ちです。
とにかく、貴重な建物・庭園は残していほしいです。料亭 淀川邸 グルメ・レストラン
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地味ながら、この塀も保存してほしいです。
太閤園 グルメ・レストラン
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一方、藤田美術館は新しい建物になりました。
この建物を建てるために、所蔵の中国美術品の一部を売却したとか。
それでも、所蔵品は国宝の曜変天目茶碗をはじめ、国宝・重要文化財が目白押しの
一押しの美術館です。藤田美術館 美術館・博物館
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訪問時はカフェのスタッフが研修中でした。4月リニューアルオープンということで
したが、ホームページを見る限り、まだ開館はしていないようです。
時節柄、延期しているのかもしれません。藤田美術館 美術館・博物館
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