宿坊に泊り、出勤前に勤行で喝

2021/04/25 - 2021/04/25

出張の前泊で宿坊に泊りました
最初はフォションに泊るつもりだったのにディナー付きプランが取れず（営業時短の影響かと）、食事付きプランを検索していて見つけたのが智積院会館
宿坊ですが下手なホテルより広くてきれいです
ただ、朝の5:40集合で「勤行にご参加ください」と書かれています…
実際には勤行に参加しなくて大丈夫そうでしたが、むしろ勤行目当てで宿泊しました
真言宗なので勤行はタイトルの「喝ーっ」というタイプのものではありませんが、身の引き締まる思いでした
特に勤行の後のお庭と収蔵庫の解説は絶対に行くべき
宿泊者のみの体験ができます
お坊さんがアテンドしてくださり緊張しましたが、気さくな方たちで今まで気になっていた仏教のちょっとしたこともお聞きすることができ、良かったです

エリア 京都

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

昨年建て直したばかりなのでどこもかしこもとてもきれい

宿坊 智積院会館 宿・ホテル

宿坊、というより完全にホテルでテレビもありました
（修行僧さん達はテレビも見られないようですが…）

クローゼットもあり、本当に普通のホテルと同じ仕様

洗い場付きの部屋風呂

ゆるっと滝行気分になれそうなレインシャワー付き

バスアメニティはコーセー系のPredia

おしゃれすぎる洗面台
（コップもなにげにデザイン性強いのです）

洗面台の右にあるのが水道栓

トイレはスライドドアではないものの、車いすでも入れそうなゆとり

なんとネオレストの便器
勝手に洗浄してびっくりしました

トイレの手洗い
蛇口までおしゃれ～

自由につかえる冷蔵庫にタオル、セイフティボックス

チェックイン時に歯ブラシ、綿棒、マスクケースをいただけます

甘春堂の麩菓子
お水は等伯の桜図柄

勤行はなんと5:40集合
5:30に全館放送で集合時間の案内が流れます
近年こんなに早く起きたことはありません…

なんとベッドサイドにはUSBポートも
これで寝ながらスマホもばっちり

宿の前に新しい宝物館を立てているところでした
公開は令和５年
この年はお大師様ご誕生1250年で真言宗ではいろいろな行事が目白押しなのでしょうね

廊下の端から外を見るとちょうど養源院～後白河法皇のお墓の裏手でした
遠くに京都タワーも

廊下の両サイドにずらっとお部屋が並んでいます
空いていたので智積院側しか開放していなさそうでした

お部屋によって（もしかしたらカテゴリー？）銀杏だったり、紅葉だったり

部屋風呂もありますが、大浴場もあります

なんとお土産物屋さんもあります
鴨サブレなど本当に普通の品ぞろえ

レストランに焼き物がならんでいて、おばんざいバフェなのかと思ってしまったのは私です
陶芸展示でした…

朝・昼・夜・喫茶の営業

単品やお膳があって、普通の和食屋さんぽい感じ

お食事は期待していなかったのに
おいしい!!
前菜なんて冷めてもおいしいものが出てくることも多いのに
揚げたて天ぷらだったり、焼きたて鮭だったり
しかも天ぷらの火加減は熱が通った瞬間のミキュイな食感
天ぷら専門店の揚げ方でした

でも、箸袋の裏に食作法五観が書いてあるところは宿坊

留め椀までおいしくいただくことができました

と思ったら、まさかのデザート黒豆ムース
おいしいと思ったら、ハトヤ瑞宝閣の運営だったのですね

朝食は精進・普通と選べたけれど、せっかくなので精進料理を

最初に間違えて通された洋室
和洋室の小上がりみたいな畳スペースが最高に良かったです