折り返しじゃない! わたらせ渓谷鉄道トロッコ列車盲腸線ワープの旅(前編)

2021/04/09 - 2021/04/09

乗り鉄にとっては前線制覇してみたいという思いがあったりなかったり。
そんな中でネックになってしまうのは盲腸線と呼ばれる末端の路線。乗ったら戻らねばならないのはちょっと面倒。
しかし中には盲腸線ワープと呼ばれる、盲腸線同士をつなぐ手段があったりする。
そのひとつ、わたらせ渓谷鉄道からJR日光線へとワープするルートを行ってみた!

エリア 桐生(群馬)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

さてスタートはJR両毛線に乗って桐生駅からです。

桐生駅 駅

まずはトロッコ列車の整理券確保のため桐生駅構内にある「桐生市民活動推進センターゆい」に立ち寄りです。
当日分の整理券をここで購入します。なお、空席情報はわたらせ渓谷鉄道のウェブページでチェックできます。今回は事前にチェックして空席があることを確認していましたが、満席になりそうであったら事前に別の手段で予約しておくのが無難です。
事前予約はローソンや各種旅行会社でも対応可能ですが、ほとんどが手数料がかかってしまうので空席がわかっていればここで購入するのがいいかもしれません。

で、こちらが確保した整理券。

さて整理券を購入したところで桐生駅からわたらせ渓谷鐵道に乗車です。トロッコは大間々駅からですのでそこまでばごらんのとおりディーゼルカーです。

わたらせ渓谷鐵道 乗り物

こちら車内。ボックスシートの並ぶちょっと古い形式です。

大間々駅到着です。

大間々駅 駅

大間々駅では手持ちの整理券を指定席券に交換します。トロッコわたらせ渓谷3号のみ指定席券の交換が必要です。それ以外の列車では基本自由席です。混みやすいからでしょうか?

大間々駅には過去に使用していたわたらせ渓谷鐵道の車両が展示されています。一時期各地で見られた多かったレールバスですね。

さて時間が近づきましたのでトロッコ列車に乗車です。

わたらせ渓谷鐵道 乗り物

全4両編成、そのうち前後2両は12系客車からの改造です。だいぶ塗装が剥げており年数経過が目立ちます。

中央2両がトロッコ車両。京王5000系電車からの改造です。まさかの電車から客車への改造とは。

こちらが12系客車の車内。内装はほとんど変更されていない様子。トロッコで寒かった時や雨天の時に避難所になります。

そしてこちらがトロッコ車内。

木製ベンチとテーブルがなかなかいい感じですね。

ところでこの列車に乗るにあたって事前にお弁当を予約しておきました。
てっきりこの先の神戸駅で渡されると思っていたら出発前の案内でいただきます。
揺れる車内で配るのは危ないから、という配慮でしょうか?

お弁当は手ぬぐい付き。その下のパッケージはこちら。
こちらも裏には沿線案内がありました。

お弁当はお肉です。当然です。
こちらで1100円。お肉は悪くないのですが、いいお肉なのかどうかお弁当ではわかりづらいというのが無念です。

さて、時間になりました。出発です。

列車はわたらせ渓谷沿いに進んでいきます。
ところどころ桜も見えて、いい感じですね。

水沼駅です。こちらは温泉施設と一体になった駅です。
うーん、途中下車してひとっぶろもいいのですが、いかんせん列車は終点まで乗りたいところ。

水沼駅温泉センター 温泉

神戸駅手前に列車からでないと見れない滝があります。
ちっちゃな滝。いいですね。

さて、神戸駅に近づきました。

神戸駅 駅

ここにいるのは元東武1720系特急列車。

列車レストラン清流として営業しています。
うーん、ここで食事するってのもよかったかなぁ?
非常に悩みましたが。

というわけで前編はここまで。
後編に続きます。

列車レストラン・清流 グルメ・レストラン