可愛いものだらけの国、春のベルギー6泊8日⑥お土産報告

2019/05/01 - 2019/05/08

＜ベルギー滞在6日目。（6泊8日）＞
ついに来てしまった最終日。
長かった6日間も今日で終わり。
想像以上に良い国でした。

まだ行ってない人、ぜひ遊びに行ってみてください。
今まで行った国の中でトップ3に入るくらいおススメです。

エリア ブリュッセル(ベルギー)

イギリス発のアパレルブランド、スーパードライ。
アバクロのような雰囲気でヨーロッパで見つけると
必ず買い物してしまうほど私が好きなブランドです。
（NYにも店舗あり）

春のベルギーは思ったより寒く、ダウンを着ている人もいました。
あまりに寒いので滞在中はここでアウターとインナーを何着か購入しています。
一定金額以上購入すれば免税対象ですが
商品名の関係で日本には持ち込めないと聞いたことがあります。
ホントのところ、どうなんだろう？

途中見つけた教会に入ってみました。
ステンドグラスの色が濃いのでネオンのように照らされています。

ブリュッセル最高裁判所

最高裁判所 建造物

お城のように豪華な建物でした。

最高裁近くのPassage 125 Blaesにやってきました。
ここは今まで行った中で最高のアンティークショップです。
ショップという言うよりは美術館・博物館のようです。
4階まで建物丸ごとアンティークショップになっていて
じっくり見るには1日かかってしまいそうな量のコレクションが販売されています。

大仏の頭のみも販売されています。

ステンドグラスも丸ごと販売中。
どこかの教会か豪邸にあったものでしょうか。

なぜかカナダの国旗。

とても綺麗な色合い。

中東チックな雰囲気。

真ん中は吹き抜けになっています。
外観から、まさか内部がこんな風になっているとは思いもしませんでした。

手前の椅子？には値札のようなものがありますが
ほとんどの商品には値札がついていないので毎回聞く必要があります。

1つ20ユーロのこの素敵なグラスをサイズ違いで3つ購入しました。
あまりにも綺麗すぎるので全部買い占めればよかったと後悔。
カードでの購入はオーナーの許可が必要なようで
レジの店員さんが電話で確認していました。

本当に夢のような場所でした。
最終日に行ったのが悔やまれます。
初日に行っていれば毎日通ったでしょう。

HPから店内が確認できます。
https://www.passage125.com/

ジュドバルの蚤の市に再びやってきました。
2日目に行ったときよりもお店が増えています。

ジュ ド バル広場 広場・公園

このバナナの箱はどの店にも置いてありました。
悩んだ末に15ユーロのシルバー製のアクセサリートレイを購入しました。

ベルギーで最後のランチはオーザルムドブリュッセルで。
2日目に寝てしまい行けなかったお店がここです。
懺悔の意味も込めて行ってみました。

HPから日本語での予約可能です。
2日目は予約をしていましたが今回は予約なし。
https://auxarmesdebruxelles.com/en/groups-banquets-bis/

オー ザルム ド ブリュッセル 地元の料理

店内は広く、いくつかの大きな部屋にわかれています。
部屋にはブリュッセルの地区の名前がついており
私たちが案内されたのはイロサクレの部屋。

入り口すぐの部屋はビアホールのような少しチープな感じでアジア人が詰め込まれています。
ちょっと差別を感じてしまいましたが、私たちはそこには案内されなかったのでホッとしました。
私たちのすぐあとに入店した、おそらく添乗員同行ツアーと思われるおばちゃん集団はそこに案内されていました。

パンにはイズニーの発酵バターが添えられています。
これだけでも日本では25gで500円近くします。

店内は高級感にあふれており、デキル人間たちのビジネスランチ集団が多くいました。
私たちのすぐ隣には現地に留学している息子さんとそのお父さんが座っていました。

カルボナード、タルタル、ホワイトアスパラのミモザソース掛け。

ムール貝はクリーム煮をチョイス。
残ったクリームが絶品でした。
序盤にいずにーバターでパンを平らげてしまったので
スプーンですくって飲み干しました。

お行儀が悪いですが、そこまでさせるほど美味しかったです。

1本1本がとても太いホワイトアスパラ。

上品な盛り付けのカルボナード。

タルタルステーキを頼んだ時、
「これは”ステーキ”と名前がついているけど生の牛肉をチョップしたものだよ。大丈夫？」
と聞かれました。
アジア人なのでタルタルを知らないと思われたようです。
しかし馬鹿にしたような言い方ではなく、とても親切に教えてくれました。
その心遣いが嬉しかったのでチップは多めに…。

ヨーロッパ圏はどこに行ってもピクルスが美味しいですね。
1センチくらいの小さな玉ねぎのピクルス（お皿の左）がどこのレストランでもタルタルに添えられていて、とても美味しいのでカルフールで探しましたが見つけられませんでした。

タルタルはスパイスが効いていて上品な味。

ポテトは普通。

想像以上に美味しく、雰囲気も良かったので
2日目に予定通りちゃんと行けばよかったねと夫と2人後悔しました。

ジャンネケ ピス（小便少女） モニュメント・記念碑

最後にギャルリ・サンテュベールのレオニダスでオランジェットを買いました。
店員さんが日本語で「ありがとう」と言ってくれました。

ベルギーでの最後の食事はモカフェで。

夫は最後までビール。私はエスプレッソ。

モカフェ カフェ

店内は空席もありますが店員さんが少ないようで
スムーズにお客さんをさばけていない印象。

席に案内されてからオーダーのため店員を呼びましたが
少し待って、と言われて実際に来るまで10分くらいかかりました。
そのあと隣に座ったお客さんも同じように待たされており
「私たちは10分待ったよ」と言ったらビックリしていました。

まだ食べていなかったブリュッセルワッフル。
季節のフルーツを添えて。

日本に進出しているマネケンはリエージュワッフル。
ふわふわサクサクのブリュッセルワッフルを食べたのはこれが初めてです。

軽い触感なのでたくさん食べられそう。
リエージュ風よりこっちのほうが好みでした。
日本でブリュッセルワッフルの専門店開きたいな…。

カウンターにはケーキもありました。

あとから隣に座った1人のおばあちゃんが
「日本は新しい時代になったね」と声を掛けてくれました。
緑のロングコートに黒のチャンキーヒールのパンプス、真っ赤なベレー帽を纏った彼女は英語、フランス語、ポルトガル語、ドイツ語、オランダ語が喋れるようで日本語は今勉強中とのこと。
近所に住んでいるのでたまにこうやって観光客と交流して楽しんでいるようです。
ここには現在のベルギー国王、フィリップ王も来たことがあると教えてくれました。

空港のビアバーです。

帰国しました。
この荷物、まさかベルギー帰りだとは誰も思わないでしょう。

手前のワッフルはガイドブックに載っていたので
ばらまき土産として購入しましたが、味はマネケンと変わらないし
日本の業務スーパーでベルギー産ワッフルが購入できます。
かさばるのでお土産には不向きです。

戦利品のアンティークたち。

ブルージュでセット買いしたもの。
1900年代の製品なので壊れないか心配でしたが
なんとかヒビかけなく持ち帰ることができました。

ベルギーは想像以上に観光しやすい国でした。
イギリスやフランスと比べると、トラベラーの中ではマイナーな国だと思いますが、なぜ人気がないのかな？

食事も◎公共交通機関もわかりやすく、乗りやすいです。
（スイカやオイスターカードのようなものは当時はありませんがいずれ普及するでしょう）
日本から直行便もあり、空港から中心街までは急行でたったの20分。
思い立ったらすぐ気軽に行けちゃう国です。
差別や、身の危険を感じたことは一度もありませんでした。
女性の一人旅デビューにもダントツおすすめ。

まだ行ってない人、ぜひ遊びに行ってみてください。
今まで行った国の中でトップ3に入るくらいおススメです。
私ももう一度行く予定。